2007年1月6日土曜日

第26号(2007.01.06)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第26号
□───────────────────――2007.01.06─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.026
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。

恒例の忘年会で披露したように今年のテーマは「奇跡を起こす人間力」
です。人間を成長させるには、常に変わって行かなければなりません。
社会の変化に対応できなければ、生物でも会社でも存続はできません。
この一年で、どれだけ変われるか、成長できるかに挑戦しましょう。


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■NGU短信 > 名古屋キャンパスの段
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☆関連サイト:http://www.ngugp.jp/nagoya_campus/

久し振りの名古屋キャンパス情報です。クリスマスの日に建設会社から
引渡しがあり、一応完成という状態です。これから始まるの引越し作業
に四苦八苦すると思います。自宅の引越しでさえ大変ですので、これが
大学ともなるとどうでしょうか?

ちなみに私の研究室は8階の北西側になりました。瀬戸に比べかなり狭く
なります。今の研究室にあるものは全部入りません。捨てる割り切りが
重要です。年末から片づけをしていますが、いかに無駄なものばかりで
捨てられなかったかと半ば呆れています。

引越し作業は2月に行われます。また入学試験も新校舎で実施されます。
新しい建物には胸躍る期待感がありますが、慣れるまでが大変です。
学生の動きを巧みに計算した上で設計されたものではありません。これ
からの課題は、実際の運用で使い勝手を修正していかねばなりません。

名古屋キャンパスで最大の問題は学生の動きでしょう。狭いところから
広い校舎へ行くわけではありません。瀬戸キャンパスでは、平面の動き
でしたが、これは広大なキャンパス故に何とか処理されました。しかし、
4月始めスクールバスや食堂が処理能力を超えていたことは、皆さんの
記憶にあることでしょう。

名古屋キャンパスは8階までの縦の移動が主となります。休み時間での
移動で、エレベーターや階段でのパニックが心配です。また、瀬戸での
合同教室のような大教室はほとんどありません。経済学部が一番人数が
多いので、対応できるカリキュラムに変更し、時間割では学生の動きを
抑えるように編成しました。

これまでの準備がどの程度機能するかが楽しみです。2年半かけて準備
をしてきましたが、これは経済学部だけの対応ですので、他学部の関係
でどうなるか?心配の種は尽きませんが、実際に稼働させて改善を続け、
できるだけ早く落ち着かせることに邁進しましょう。

なお.NETにGoogle Mapをマッシュアップしてもらいましたので、名古屋
キャンパス周辺情報を皆で書き込んで見ましょう。そして、夏のOB会は
名古屋キャンパスの近辺で実施するためにも情報は必要です。その時は
キャンパスも見学をしてもらいましょう。


―――――――――――――――――――――――≪ poet ≫―――
■ 詩の紹介
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新年を迎え、名古屋キャンパス新設にあたり一篇の詩を鑑賞しましょう。
有名な高村光太郎の詩ですが、最近ようやくこの意味を実感することが
できるようになりました。中学時代の国語の教科書(東山魁夷の絵画と)
に出ていましたが、その当時は何も知らない洟垂れ小僧でした。いくつ
もの経験がようやく教えてくれるこの頃です。

――『道程』――
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため


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■最近のゼミから:奇跡を起こす人間力
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☆関連サイト:http://www.tac-net.ne.jp/~momijiya/

ゼミ合宿が無事(?)終了しました。今回は1日目にセントレア見学、
2日目にはえびせんの里というコースでした。(2日目はあいにく雨の
ため野間大坊への初詣は中止となりました)OBや2年生の参加もあり、
大いに盛り上がりました。(OBには差し入れまで頂き、現役生に大きな
刺激となりました。)

2年前の合宿に利用した紅葉屋で投宿。大広間での勉強は生産性も高く、
30名以上の学習空間はとても壮観です。夕方・夜・朝という第3回戦で、
最低7時間の学習時間を確保しながら、集中力も持続できたと思います。

自宅では長続きしない勉強も、皆で終了時間を決めて切磋琢磨すれば
相当密度の高い勉強ができます。このような我慢体験が自信に変わり
人間を強くします。苦しい経験とその対処によって人間力は高められる
ということでしょう。

昨年末に訪れた危機を考えると、ある意味、奇跡のような合宿でした。
皆で頑張れば、必ずできることを確信した合宿です。あとは冬休み明け
の締め切り日までに卒論や研究報告書を完成させてもらうだけです。

帰途には名古屋キャンパスへ寄ってもらいました。おそらくNGUバスが
多くの学生をここへ連れてきたのは初めてと思います。外から新校舎を
眺め、ゼミ達は気持ちを新たにしたことでしょう。松の内にNGUバスで
都心を走り抜けるのは、大いなる飛躍が期待される大学とその学生達の
凱旋と思いながらの帰り道でした。


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■ゼミサイトの話題:オフ会?
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☆関連サイト:http://www.kojima-seminar.net/

OB会による恒例の忘年会は、とても楽しかったですね。また30日の栄の
人出にはビックリです。もはや昔ながらの年末の風情は、なくなりつつ
あるように思えます。

冬の祭典は毎回のことですが、これが凄まじい。 どうして20名しか予約
してない席に33名が集うのか? ちゃんと.NETで予約しなさい!と言いた
いところですが、そこは社会人のOBの所作ですから。また、通路まではみ
出した酒盛り状態もまた一興。

1期生からの卒業生が入り乱れ、職種も話題もさまざまです。良い仕事
をした話、幸せな報告。どれも笑顔の百花繚乱。会の最後は新テーマの
披露とともに一本締め。

これもオフ会でしょうか?

お気づきの方もおられるかも知れませんが、.NETではマッシュアップで
GoogleMapに書き込みができるようになりました。今年の卒論テーマにも
あるホットなテクです。すでに今回の店の情報も記載されていますので、
是非、確認してください。ゼミ関連の情報をここに集約し、皆で楽しい
地図を作りましょう。

また、サブゼミは昨年末からTIESを活用していますが、これをOBにまで
拡大します。もちろんOBの皆さんのIDは学籍番号です。個人パスワード
については追ってお知らせしますが、新たなIT環境を体感してください。

現役ゼミと成長を続けるOBサイトをICTでつなげてみましょう。
IT is interesting!


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■編□集□後□記□
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皆さんにとって昨年はどうでしたか?私にとってまさにドッグイヤー
(戌年)ともいえる年でした。年の前半は後厄の影響か最低・最悪で、
7月になると一転して最高というアップダウンの激しい1年でした。

そのスピードはこれまでの人生で最速だったと思います。犬の1年では
ありませんが、7倍ぐらい仕事や経験をした感覚です。

今年は亥年ですので、昨年ままの勢いで猪突猛進でしょうか?猛進して
も方向を誤まっては意味がありません。そこで夢に日付を入れて目標に
し、これに向かって突っ走ります。

本年もゼミおよびサイトともども、宜しくお願いします。