2007年5月29日火曜日

第30号(2007.05.29)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第30号
□───────────────────――2007.05.29─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.030
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。


先日名古屋キャンパスのチャペル献堂式がありました。讃美歌100という
のはまさにこの式のためにあるとは驚きでした。もし結婚式をするなら、
大きさ・雰囲気ロケーションなどとてもよいと思います。何といっても
結婚式場とは違い本物ですから。名古屋市内ですからパーティ会場を探す
もの楽なのでは?


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■NGU短信 > 新校舎での2ヶ月を振り返りの段
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☆関連サイト:http://www.ngu.jp/dynamic/details.php?key=688&ckey=28&sf=f

4月初め1週間のオリエンテーションが期間が終わり、新キャンパスでの
授業が開始されました。いろいろと不具合が出たものの、混乱もようやく
収束しかかっているように思います。しかし、実態といえば毎年GW過ぎに
見られる学生の出席率が低下したことで、教室に入りきらない状態何とか
しのげているように思います。

学生達も次第に慣れてくると横着になってきます。この時期にいかに指導
するかが重要でしょう。重要なことは、近所の方々にどのように見られて
いるかを感じさせることです。気にし過ぎるのは良くないことは『鈍感力』
がベストセラーになっているとおりですが、名古屋に出て名学大の学生は
「お洒落である」という良い噂が市内を駆け巡るようになれば最高です。
かつて本学はお坊っちゃん学校という評判でしたが、そのイメージを復活
させるにはお洒落や粋という雰囲気を学生や教職員が身なりや行動で醸し
出してゆくことが重要でしょう。

ICカードを利用した出席カードシステムでは、案の定、ヒューマンエラー
が続出でした。学生には管理されているという意識があまりないようで、
ちょっと安心しています。改善に加えて、ICの機能をどのように使うかと
いうことを今後考えてゆかなくてはなりません。

まだ心配はあります。ちょっと怖いのが3000人が一斉通学した時、校舎へ
収容できるかどうか、すなわち定期試験を実施できるかということです。
全1年生が集まったときには、1階のホールが名古屋駅のコンコース状態
でしたので、その3倍となると・・・これが杞憂に終わるといいのですが。

今週の日曜日には、河合塾の模試会場になり、大学展も隣接の国際会議場
で行われ、受験生に知られるところになります。すると人気が出てくると
いうパターンは、八事の大学で実証済みです。加えて、本学の強みは瀬戸
で頑張ってきた経験です。街中の大学に比べて、これまで大きなハンデを
背負っていましたが、これを克服するために皆で努力をして、そして今が
あります。この経験は何事にも負けない強みだと思います。

毎週木曜日に瀬戸で授業をしていますが、あらためて瀬戸キャンパスの
良さを感じます。森に囲まれた美しいキャンパスで、学習するには最高
の環境であることを再発見します。名古屋キャンパスともに素晴らしい
資産なので、これらを活かすような施策を期待します。


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■イベント案内 > 特色GP公開講演会2007
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☆関連サイト:http://www.ngugp.jp/news/03.html

来る6月20日(水)15:30から名古屋キャンパス白鳥学舎で本学主催「特色
GP公開講演会2007」を開催します。名古屋キャンパスではじめて実施する
公開講演会です。詳しくは、関連サイトでご確認ください。


今回の講演会には、独立行政法人メディア教育開発センター理事長である
清水康敬先生にお願いしました。「ICT活用による大学教育の質の向上」と
いう題目でご講演いただきます。難しい話かもしれませんが、新しい大学
の教室で1時間ほど高尚な話を聴くには、絶好の機会であると思います。

この講演に先立って学内教職員向けのIT活用講習会を実施します。準備・
運営で当日は忙殺されることは必至ですので、もし、お越しいただいても
ゆっくりお話しする機会にはならないと思います。予めお知らせします。

なお、この講演会の模様はネットでもライブ配信予定ですので、併せてご
覧ください。http://www.cccties.org/


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■最近のゼミから
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☆関連サイト:http://www.kojima-seminar.net/

基礎演習の担当を再開して4年目です。基礎演習の再開時である4年前には、
これまで2年、3年のゼミで運用していた方法を利用してみましたが、見事に
失敗しました。この背景には次のような理由が考えられます。まず、新入生
同士が知り合いでないこと。大学での授業を経験していないこと、担当者の
ゼミ教員を自分たちで選択していないこと、などなど・・・

その後、試行錯誤を繰り返して、ようやく現在の形に落ち着いています。AO
入試で行った体験授業のノウハウを活かし、興味・関心の喚起、そして大学
の授業へ慣れさせる。そして、大学でのレポートの書き方などの基本を実践
するということです。

恐らくOBの皆さんが受講すると驚愕の内容だと思います。(そこまで丸く
なっちゃってどうしたんですか?と嘆きが聞こえそうです。)しかし、最近
の若者の3割が入社後、数年で辞めてしまうそうです。体育会系が好まれる
のは、精神的な強さよりも組織の中で仕事を続けられるかどうかという点で
重宝されている側面もあるのでしょう。

昔のようにゼミの選択で「根性はあるか?」という問いかけも最近は言葉を
変えて「やる気さえあればよい」になってしまいました。でも、絶対に譲れ
ない「人間力の養成」という視点は不変です。

さて、今年度からの改善です。ゼミの活動報告書は、メーリングリストでの
フローデータから.NETに書いてもらいストックデータとしました。アクセス
が集中してホワイトアウトがでてしまったり、カイゼンは必要ですが・・・
あわせて、3年生ゼミではグループ発表を毎回ビデオ撮影し、Live!TIESで
アップしています。TIESを利用すれば、ゼミのあり方もかなり広げられるの
ではと期待しています。特に、YouTubeの動向を見ていると動画コンテンツが
ますます重要になるように感じます。将来に対応できるように、準備を進め
なくてはなりません。

最後に、大学広報誌『COSMORAMA』77号(p.7)に輝く人という記事があります。
ここに今春卒業したゼミOBの瀧川君が掲載されています。アメリカンフット
ボールで就職をしたということで、野球部の学生とともに特集されています。
また、来年度の受験生用の大学案内2008にゼミ長の小笹君がインタビューを
受けています。あわせてご覧下さい。


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■編□集□後□記□
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今回は記念すべきコジマガ30号です。よく続いたものだと編集している本人が
一番そう思っています。編集裏話ですが、たかだか150行程度の文章に結構、
てこずります。特に、仕上げ作業に時間がかかり、1号発行するのにおおよそ
半日分はかかっていることでしょう。

この原稿は他人にダメ出しをしてもらうわけにいきません。一応、完成させて
から多少時間をおき、フレッシュな気持ちで再読します。それでも誤字・脱字
はなくなりません。送信した後、間違いに気づくことも度々です。これは学生
に卒論作成のアドバイスと同じですが、何を隠そう実体験に基づいたことです。