2008年11月19日水曜日

第47号(2008.11.19)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□―――――――――――――――――――――――――――――
■□□> コジマガ kojimag@    第47号
□───────────────────――2008.11.19─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.047
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。

次期アメリカ大統領はオバマ氏に決まりました。現役のゼミ生で留学中に彼と
握手をした者もいます。オバマ氏の演説にはCHANGEという言葉がよく使われて
いますが、何事もやれば「できる」には同感です。そのエンジンは「人間力」
であり、ゼミではそれを鍛えます。変化を恐れずに前に進むことが重要です。
そこで、今回は名古屋学院大学のチェンジについてご紹介しようと思います。


―――――――――――――――――――――――――――――――
■NGU短信 > NGUチェンジの段
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.ngu.jp/

大学が良い方向へ変わっているという手ごたえがあります。このような動きを
さらに加速するためには、(1)活動の周知、(2)口コミ宣伝、(3)関係者の自信、
などが必要であると思います。一朝一夕にブランド力は向上しませんが、常に
発信し続けることが重要でしょう。OBの皆様にも関心を持ち、お時間が許せば
ご参加いただければ幸いです。

○ペットボトルキャップ
 学生たちの自主的な取り組みとして、ペットボトルキャップをワクチンに
充てるということで約50万個を達成しました。中日新聞などでも取り上げら
れたので、ご存知の方も多いと思いますが、この数字は素晴らしいものです。
1から50万まで数え上げるだけでも大変です。そのように考えるといかにこの
数字が大きいものかを実感できるのではないでしょうか。

○学会の開催
 名古屋へ移転以来、各種学会が本学で開催されるようになりました。学会は
いろいろな分野があり、その規模も世界大会から全国大会・地方大会まで様々
です。交通至便なことから本学での開催が多くなりました。これは学術分野で
名前を高めるにはとても効果があります。また、多くの研究者が来場される
ことで、アカデミックな雰囲気になります。高校までとは決定的に違うので、
学生たちへの効果(自分たちはアカデミックな場所にいるという気持ち)も
徐々に出てくるのではと思います。

○経済学検定と勉強サークル
 経済学検定(ERE)は15年ほど前から実施されています。最初の頃のゼミ生
には案内したかも知れません。当時は相当難しい問題が出題されていた印象が
あります。大学の講義の範囲をかなり超えているので、学生へ強く勧めること
はしませんでした。しかし、最近はEREにもミクロ・マクロの2科目受験という
コースができたり、出題範囲は基礎的な内容からと幅が広くなったということ
です。若手の先生方からカリキュラムのひとつとして取り入れてはという声が
上がりました。そこで、EREのミクロ・マクロで基準以上の成績を取った学生
を学部で単位認定することにしました。また、受験を積極的に勧めることに
なりました。ゼミで紹介したところ、2年のゼミ生がこれに反応しました。
 最近は、彼らが自主的な勉強会を開いて、夜遅くまで頑張っています。この
集まりを勉強サークルとして申請しています。このように大学の施設・制度を
活用する学生がどんどん増えることで、良い外部性が働くはずです。勉強する
のに相応しい環境になることを期待します。

○新棟建設:名古屋キャンパス
 名古屋キャンパスの南側に新棟の建設が決定しました。学生ホールを中心に
5階建ての建造物の予定ですが、居場所がないという学生の声に呼応したもの
でしょう。キャリアセンターも新棟に移転するということで、学生サポートの
色合いが強く出ています。また、クラブハウス増設とともに合宿所も用意する
そうです。希少な学内資源を有効に活用するためにも、頑張っているる学生が
これらに応えてくれることを期待しています。

○地下鉄のポスター:経済学部
 現在、経済学部には企業研究2という授業があります。これは実業界で
活躍している方を講師としてお招きし、オムニバス形式で学生に話をして
もらう授業です。この科目は公開授業ですので、申し込みいただければ、
どなたでも参加可能です。(科目等履修生ではありませんので、単位認定
はされませんが・・・)これを広くPRすべく、今年度は地下鉄の吊広告
ならびにJR金山駅の構内に広告宣伝をしました。先日のサブゼミの飲み会
(詳細は.NET参照)の後、皆で金山駅を通りかかった際にこれを発見して
ビックリです。地下鉄の吊広告もゼミの後、学生と地下鉄に乗車した際に、
チェックすると自然と話題になります。

○その他
 瀬戸グランドの整備:野球場、アーチェリー場、第2グランド人工芝化
(第38号で紹介)
 名古屋キャンパス禁煙化:指定場所の喫煙所新設(2008年4月より)


―――――――――――――――――――――――――――――――
■最近のゼミから
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.kojima-seminar.net/

来年度の3・4年ゼミは開講されませんが、2年生のゼミ選考がありました。
今年は1年生の指定科目「統計学入門」を担当したので、学科生全員が私の
顔を知っています。ということは、応募も多くなるわけで(これは本当か?)、
倍率が2倍を超えてしまいました。これまで通り能力でなく「やる気」さえ
あれば、誰でもウェルカムです。そこで十分にゼミの説明をした後に、選考
課題としてメールにやる気を書いてもらいました。もちろん、この時点で「
やっぱり辞めた」ということは何ら問題ありません。それでも多くの1年生
が真摯な気持ちでメールをくれました。本当に悩んだ選考となりましたが、
彼らの期待に添えるようなゼミにしなくてはなりません。

今年も12月が近づき、卒論の追い込み時期となっています。3年生は卒論の
テーマ選択と作成、4年生は完成へ向けての作業です。毎週火曜日のゼミは
20名ほどの発表を聞いて、コメントをしています。水曜日には残りの学生と
いうように取り組んでいます。

□ゼミ予定 : 毎週火曜日(15時~20時迄):日比野503教室
 サブゼミ : 毎週水曜日(14時~17時頃):白鳥305教室

彼らには毎週のように発表をしてもらっていますが、常に伝えていることは
「自分で進めること」そのためのコーチが担当教員である、ということです。
社会で素晴らしい仕事をするには、目標の設定から下準備・実行、振り返り
が必要です。これまでにそのような経験が乏しい学生ですから、ゼミで皆が
一緒に勉強する環境とペースメーカーである担当教員によって、誰でも困難
は乗り越えられるはずです。

さて、卒業研究発表会も名古屋へ来て、大きくリニューアルしました。今回
より予選決勝という形になりましたので、懸案だった採点問題は解決される
ことでしょう。実施の日程は以下の通りです。初めてのことなのでどのよう
になるか分かりませんので、お時間のある方は、是非、ご参加下さい。

1.卒業研究発表学内審査会(予選)
 12月1日(月),2日(火),4日(木),5日(金)
 4時限目(15:00~)白鳥キャンパス

2.卒業研究発表公開審査会(決勝)
 17日(水)
 国際会議場 224会議室


□ゼミ社会見学・合宿
12月9日(火)
社会見学:CBC(中部日本放送)、15:00 大学出発
宿泊場所:京屋旅館 ダメ出し大会

詳細は.NETにある学生からのお知らせをご覧下さい。

―――――――――――――――――――――――――――――――
■編□集□後□記□
―――――――――――――――――――――――――――――――

.NETのトップページ「お知らせ」はOBの皆さんが投稿可能です。ホーム
→お知らせ(NEWS)→ニュース投稿から書き込み可能です。反映させるには
投稿された内容を管理者側で承認しなくてはなりません。そこで、もし
投稿された場合には、お手数ですが児島までメールでご連絡ください。