2018年10月28日日曜日

第143号(2018.10.28)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第143号
□───────────────────2018.10.28─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.143
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。


同窓会創立50周年ということで、今年は大学祭に合わせたホームカミングは
ありません。代わりに、11月25日(日)に名古屋マリオットアソシアホテル
で、大きなパーティが開催されます。すでに申し込みは終了しているようです
が、児島も参加予定ですので、出席予定のゼミ卒業生とお会いしたいと思い
ます。また、同窓会会報へ児島ゼミの記事を寄稿しましたので、手元に届い
たらご笑覧いただければ幸いです。

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■NGU短信 > 次年度から時間割変更の段
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☆関連サイト:http://www.sis.nagoya-u.ac.jp/curriculum/class.html

名古屋キャンパスでは、1時間目の開始時間が午前9時10分になっています。
来年度から10分早まって中途半端なスタート時間は解消されます。そして、
全体の時間割が次のように変更され、すでに在学生に通知されています。

【2019年度からの授業時間】
 1時限 09:00~10:30
 2時限 10:45~12:15 昼休み 45分間
 3時限 13:00~14:30
 4時限 14:45~16:15
 5時限 16:30~18:00
 6時限 18:10~19:40

他大学を見ると、名古屋大学は8時45分が始業時間であり、本学の新たな
時間割よりも15分早い開始です(リンク先を参照)。また、愛知学院大学
の名城キャンパスは同時刻の始業時間で、6時限制も同じです。土曜日の
レギュラー授業はありませんが、これで本学も都市型大学のような運営が
できそうです。

今回の授業時間帯の変更には、さまざまな背景があります。大きな理由と
して、リハビリテーション学部の名古屋移転と6時限目の必要性の高まり
が挙げられます。名古屋キャンパスでは、曜日時限によっては教室稼働率
がほぼ100%という異常事態が続いています。なぜ異常かといえば、教室
の設備機器に不具合が起こった場合、代わりとなる教室がないので対応が
できないからです。授業の担当教員や受講生に多大な迷惑をかけてしまう
可能性があります。喩えるなら、満室のホテルで客室の空調が故障した時、
宿泊客に我慢させるという選択肢はありえません。

今秋から新たに大宝学舎が稼働しましたが、ここには十分といえるだけの
教室数は確保されていません。来年度は日比野学舎へリハビリ学部が移転
し、さらに教室のニーズは高まるので、抜本的な対策が必要です。そこで、
ひとつの解決方法は授業時間帯の変更なのです。

授業時間帯に新たに6時限が設置されるわけですが、従来フル活用されて
いなかった5時限目を埋めることで、ある程度の改善は見込めます。また、
開講クラスを1~5時限目にうまく散らすことができれば、授業が特定の
曜日時限に集中することが回避でき、現状は大きく改善します。

学生の帰りが遅くなることを心配する意見があります。夕方からのバイト
や習い事で夜遅くなることと基本的には変わらないという見解もあります。
たとえ必修の授業が入ったとしても、毎日の終了時間が6時限目ではなく、
週1回程度です。また、春学期は日が長く、午後7時過ぎまで外は明るいと
いうこともあるでしょう。さらに、遠方通学により1限目の出席が厳しい
学生やどうしても朝が苦手という学生にとっては新たな選択肢を得たこと
になると思います。

人間は変化を嫌います。慣れてしまうまでの適応期間が大変ですが、自分
のルーティンにできれば、不平や不満も少なくなることが予想されます。
ただし、瀬戸キャンパスはこれまでと変更はありません。瀬戸で卒業した
皆さんには、馴染みがある懐かしい時間帯でこれからも運用されます。


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■最近のゼミから > 主体的学修の秋学期スタートの段
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☆関連サイト:https://www.nagoya-stock-exchange.com/

秋学期も6週目が経過しましたが、それまでに何人かの卒業生がゼミに来て
くれました。今学期のゼミは以下の時限と教室で行っています。卒業生の
皆さんによる直接の参観やFacebookなどからの激励を歓迎します。

 2年 専門基礎演習(2年):14名  金曜2限 曙館507教室
 3年 専門演習(3年):18名 木曜4限 曙館405教室
 4年 専門演習(4年):18名 木曜5限 曙館405教室

秋からゼミ教室が変更になりました。アクティブラーニングとして307教室
に設置されていたAVステーションや電子黒板・可動式の机や椅子はGlobal 
Linksへ移設されました。405教室は日比野学舎にあったデスクトップPCを
移設した教室です。座席配置を変えるアクティブラーニングには不向きです
が、代わりにプリンタがあり印刷は便利です。卒論など日本語のチェックと
いう紙での作業はやりやすくなりました。

秋学期は4年生の卒論指導が大仕事です。今年の4年生には3か月の通学定期
を購入して臨むよう指導しています。サブゼミを中心に進めれば年内修了も
可能ということを説明し、3か月のスケジュールを示しました。まず最初の
1か月でストーリーを作り上げる(卒業研究発表会申込締切日まで)。次に、
しっかりした結論と提言を作る(卒業研究発表会学内発表まで)。最後に、
完成した全体の内容をWordで表現する(年内)という目標を掲げました。

しかし、これまでのサブゼミの参加状況からするとスタートダッシュに失敗
した感じです。そこで、昨年度のサブゼミ参加状況実績表から「このままだ
と前轍を踏むことになる」と檄を飛ばしました。前年の参加データを元に、
取り掛かりの遅い人は必ず完成が遅くなるという現実を示しました。

卒論作成はマラソン競技と同じで、誰も自分の代わりに走ってくれません。
一人で走るとコースが分からなくなり、脇道に逸れるなど無駄な走りをして
しまいがちです。そうならないためには常にコーチのアドバイスが必要です。
また、孤独なランナーの中には途中で心が折れたり、最悪はリタイアして
しまう者もでてきます。しかし、皆で走れば互いの激励で少しでも前へ進む
意欲が出てきます。たとえ苦しい道のりでも、必ず走り切ることが可能です。

3年生には、先輩たちが頑張っている姿を見て、自分たちの来年に活かして
もらいたいと願っています。SPIにも自主的に取り組み就職活動の準備をする
よう指導しています。例年通り、夏休みの宿題として自学自習を課しましたが
自分のことなのにやらされ感が漂うゼミ生もおり、心配の種は尽きません。

2・3年ゼミは名証株式投資コンテストを通じて、企業研究と金融リテラシー
の修得がメインになります。今回で名証株式投資コンテストは第9回目を迎え、
10月22日より開催されました。今年から一般の参加はなくなり、学生だけの
コンテストになりました。約2ヶ月にわたって、大学対抗の熱い戦いが全国で
繰り広げられることを期待します。

児島ゼミから参加しているチームは以下の通りです。チーム戦の成績表から
後輩たちの成果をご確認いただければと思います。なお、4年生は卒論作成に
集中してもらいたいので、有志のみの参加としています。

 2年:Sou、チームケイスケホンダ、Shimatani、さとGEN
 3年:HACHIROKU、名証好きな人と繋がりたい、
    りさちゃんとゆかいな仲間たち、9/20(くがつはつか)

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■編□集□後□記□
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スポーツの秋です。2年前から将来の筋肉貯金として日常的に運動するように
なりました。これまでのゴルフに加え、ランニングとヨガから体幹を鍛えて、
身体のレベルアップに取り組んでいます。これまでのマラソンは10㎞程でした
が、今シーズンはハーフマラソンを中心にエントリーし、月1程度のレースを
目標に据えながら自分の気持ちが萎えないようマネジメントしています。

また、自分自身の活動をデジタル化・可視化することに興味を持っています。
スポーツの練習から結果までを記録するだけでなく、日々の行動もリスト型
活動計で確認しています。スマホと連携できるので、睡眠の質からWorkoutを
すぐにチェックできます。活動実績の数値は今後の改善の指標となるために
継続しようというモチベーションに繋がります。


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