2011年10月16日日曜日

第84号(2011.10.16)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第84号
□───────────────────――2011.10.16─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.084
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。


今夏はゼミOB会の開催が見送られたこともあり、来るホームカミングデーでお目
にかかりたいと思います。学園祭の当日で昼のパーティですから、参加しやすい
と思います。また、追加情報はMLはじめ.NETやfacebookなどから流れるかも知れ
ません。

日時: 10月30日(日) 12:00~
場所: 名古屋キャンパス 白鳥学舎 1階


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■NGU短信 > 「浦島太郎」の段
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☆関連サイト:http://www.ngu.jp/

在外研修中であっても、学内の事情はメールの他、CCSやグループウェアなどを
通じて、逐次、入っていました。しかし実際に現場に戻ってみると微妙な違和感
は拭えません。

例えば、教授会です。4月に新任者3名が加わりました。退職者3名と学長就任
で計4名が抜け、さらに自分と入れ替わりで在外研修に出られた先生が1名です。
そして、計8名の交代があったわけで、教授会の光景は1年前と比べればかなり
異なります。また、各種委員会のメンバも交代しているので、報告をされる先生
の姿にも、少なかれ驚くことがあります。

さらに、大学にも細かな変化が目につきます。職員の人事異動や新任人事もあり、
いつもの場所に見慣れぬ人が座っているように感じます。名古屋キャンパスには
曙館の3階に教育支援センターができています。今秋、1階にセブンイレブンが
オープンし、丸善が翼館へ移動したり配置も変わっています。ただ、残念なこと
は研修期間中に二人の先生が病気で在職中に亡くなられたことでしょう。

また、地元の様変わりに驚きます。すでに知っていても実感がないこととして、
愛知県知事が代わっています。交通系ではナマカが導入され、地下鉄は徳重まで
延伸しています。自動車道では名古屋高速東海線の六番北が完成し、環状2号も
かなり伸びているようです。

街並みでは、名古屋駅の周辺は松坂屋ナゴヤエキ店の閉店にともない、地下街
の様相も変わっています。大名古屋ビルヂング裏にある第一ホテルがクローズ
されており、飲み屋街が広がっていることにビックリです。栄地区は大津通の
歩行者天国が始まったこと、シティバンクが移転してApple Storeを彷彿させる
ような作りになっていることです。

その他、新たなスポットでは科学館の巨大プラネタリウム、リニア鉄道博物館
ができています。地上デジタル放送への移行で、自分の部屋にあったアナログ
テレビが見られなくなっていました。「めざましテレビ」のキャスターが交代、
「ぴーかんテレビ」が終了しています。これを機会として、これからはテレビ
と少し距離を置いて生活しようかと思案中です。

ホテル業界では全日空ホテルがCROWNE、サイプレスがメルキュールと提携して、
ワールドワイドな展開に驚きです。一方、丸の内東急インが休業になっている
のを見てビックリです。

これらもたった1年の変化です。


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■最近のゼミ・講義から
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☆関連サイト:http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/

一年ぶりの授業となると、なかなか調子が上がらないものです。授業前に教卓の
鍵を忘れたり、タブレットのペンを置いてきたり、これまでやらないようなミス
が頻発です。授業中でも、自分の喋りが学生にうまく伝わっていないというズレ
ている(いわゆるスベっている)感覚になったり、どうも納得いきません。

また、今学期は不慣れな科目を担当しています。在外研修から帰国すると担当の
コマ数の関係で、どうしてもそのようになるために仕方がありません。ひとつは
「マクロ経済学入門」です。この科目の準備に頭を悩ましていると、学長が以前
担当しており、その時のレジュメや練習問題を拝借できました。これで、何とか
凌ぐことができ、とてもラッキーです。もうひとつの「経済数学入門」は学生の
レベルがバラバラなだけにかなり苦労しています。

授業に使っているノートPCでタブレットペンの操作、慣れないMSオフィスのUIの
ために要らぬ苦労を強いられています。加えて、昨年春から大学院の授業もあり
今年いっぱいは大変かもしれません。しんどいことも度々ですが、毎回、楽しみ
ながら臨むようにしています。

さて、いよいよ次年度のゼミ募集が始まりました。今年はゼミ生の再募集となる
ので、学内にゼミ在籍する学生はいません。2年生は留学直前の春学期に講義を
受けた学生もいるので、多少は情報があるという感じです。しかし、1年生には
児島ゼミだけでなく、児島の存在さえも知られていない状況です。授業が開始し
2週間ほどしか経過していない中での募集なので、それも当然でしょう。

ゼミ内容を記した演習要項はCCSから事前に提示されており、それをよく読んで
応募してくる学生にはやる気が感じられます。というのも今回の演習要項は、
例年の加筆でなくアメリカで全面的に書き直したので、教える側の真意が必ず
伝わるような表現になっています。それを元に意思決定をしたというプロセスを
考えれば、確かに意欲を汲み取ることができます。さらに今回からは、アメリカ
で使われているルーブリックを提示しています。久しぶりにゼミのサイトを更新
し、ここからダウンロードできるようにしました。(在外研修中に学内ネット
ワークシステムが更新されたので、FTPの設定もやり直しでした)


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■編□集□後□記□
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先日、読売新聞が連載をしているコーナーに掲載するための取材を受けました。
こちらからネタをいろいろ提供しましたが、記者は経済学部で取り組んでいる
コア6に興味を示したようです。もうすぐ記事になるようですが、掲載される
日が判明次第、連絡します。