2018年5月7日月曜日

第141号(2018.05.07)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第141号
□───────────────────2018.05.07─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.141
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。


気づけば、ゴールデンウイークが終わっていました。来年は改元が実施されて、
新たな元号となっているはずですが、今は全く想像ができません。元号の先頭の
イニシャルはM,T,S,Hではないそうですが、実際はどうなるのでしょう。今から
楽しみです。

元号といえば、新入社員は平成生まればかりです。今春、教務課へ配属になった
職員と話をしたところ、彼の父親と小生が同い年という事実に唖然・・・。昭和
世代も働き盛りですが、10年もすると次第に舞台の片隅へと追いやられることに
なるのでしょうか。また、来年度はいよいよ2001年生まれが大学生となるので、
20世紀(前世紀)生まれという括りができることでしょう。


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■NGU短信 > YoutubeのNGUチャンネルの段
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☆関連サイト:https://www.youtube.com/watch?v=1Dv-I8Jlde0
☆関連サイト:https://www.youtube.com/user/NagoyaGakuinUniv

前号ではプレイスメントの話題を取り上げましたが、そこで出てきたビデオに
ついて紹介します。昨年度、主に履修ガイダンスで利用するために「履修要項」
で全学に関係する部分をビデオクリップにしました。これらをNGUチャンネルに
置き、Youtubeからでも視聴できるようにしました。昨年だけでも6000回以上の
再生があり、まずまずの成果になりました。特に、履修ガイダンス期間では一日
500アクセスほどあり、新入生へリーチできるメディアとなりました。

今年もプレイスメントテスト時にチラシを配付し、入学予定者に案内しました。
来るべき大学生活に興味がある時に、学修のルールを示し、早めの理解を促する
ための素材としています。入学後は各部署から理解しきれないほど多くの説明を
受けるので、学生としては困惑ばかりです。さらに大学側は、説明の漏れがない
ようにするため内容が膨らんでしまいます。一度に説明されても理解できません
ので、繰り返しが必要な内容はオンディマンドでの説明が最も効率的です。

授業において、今年度は「経済データ分析」でも解説ビデオ(学内限定)をCCS
の授業ページに提示し、履修生の理解の助けとなるようにしています。いずれは
「反転授業」にも挑戦したいと考えています。

また、NGUチャンネルには、経済学部紹介動画もありますので、お時間があれば
ご視聴ください。現在、経済学部の特色ある教育として一押しのプログラムは
「企業連携プログラム紹介ムービー(名古屋学院大学経済学部)」としてNGU
チャンネルで説明しています。どうぞご覧ください。


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■最近のゼミから > 2018年度ゼミスタートの段
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☆関連サイト:https://www.ngu.jp/news/20170502/

毎年恒例の新歓コンパが5月10日(木)に予定されています。ゼミの新歓コンパで
ルーブリックがあるとするならば、先輩全員と話をする・チーム以外の同級生と
話をする・先生に挨拶する・ビールの正しい注ぎ方ができる、といったCanDo項目
が上がるかもしれません。

昨年から学年間の交流を促進するため、3・4年全員の名札が用意されています。
同学年だけで18名おり、先輩も合わせると40名弱になるコンパです。名前と顔が
一致しないので、自分たちの周りだけで話をしておしまいになりがちです。就活
に向けて「人間力」を養成するためには、他人と関わる力が求められます。声を
かける心理的な障壁を少しでも除くためには、良いアイディアだと思います。

卒業生でお時間がある方のご参加をお待ちしています。以下の案内はFacebookに
掲載されていますので、併せてご確認ください。

 場所 萬珍館
 集合 金山南口 18:30
 開始 19:00
 料金 3,680円

また、今年度の全学年のゼミは以下のようです。ゼミ卒業生の皆さんによる直接
の参観やFacebookなどからの激励を歓迎します。

 1年 基礎セミナー(1年):18名  金曜1限 曙館507教室
 2年 専門基礎演習(2年):14名  金曜2限 曙館507教室
 3年 専門演習(3年):18名 木曜4限 曙館307教室
 4年 専門演習(4年):18名 木曜5限 曙館307教室

今年は、3・4年の本ゼミがアクティブラーニングの教室で行われています。
ここにはAVステーションに加えて、電子黒板がありますし、机や椅子も自由に
動かさせるので、チーム活動に適した学習環境です。また、ホワイトボードが
多数用意されており、協働作業の効率が上がると思われます。

本ゼミでは3年ゼミの終わり15分ほどを使って、各チームに4年生が加わって
アドバイスを与える時間としています。アドバイスから3年生はチーム研究の
進め方が改善できると同時に、4年生の顔を覚えます。4年生は昨年の経験を
思い出して、
秋からの卒論研究の進め方を再確認することにつながります。相互にメリット
のある時間を共有することから、ゼミ活動の活性化を期待しています。

さて、今年の3年生の研究テーマは、「特定エリアの活性化策を産業と絡めて
提言する。特に情報技術(IoTやAI)を利用したアイディアで」として、以下の
エリアごとでチーム分けをしました。

 A) 名古屋港・堀川エリア
 B) 名古屋城・名城公園エリア
 C) 名駅・円頓寺商店街エリア
 D) 瑞穂運動場エリア

どのような切り口で進めるかはチームごとのセンスですが、活性をイベントで
考えることも可能です。例えば、Aはレゴランドが注目されがちですが、昨今の
豪華客船のクルージングやインバウンド客向けの整備も考えられます。Bでは、
名古屋城の天守閣の木造再建だけでなく、愛知県体育館でのBリーグ・大相撲と
いったイベントにも注目できるはずです。Cでは、パロマ瑞穂スタジアムを活用
した国際イベント(誘致・実施)としてスペシャルオリンピックス2018やアジア
大会2026などがあります。Dでは2027年リニア中央新幹線開通により、駅が拡大
し街がどう変わるかも興味深いトピックスです。

4テーマに共通する事項には、集客政策でのMICEがあります。また、実際に自分
たちで訪問可能な地区ばかりだけに、現地で感じる課題や問題点を捉えるのが
よいでしょう。さらに統計データや新聞記事などを調査して、自分たちの提言
を具体化してもらいたいものです。

金曜日の2年ゼミは、1回目の「自己紹介ゲーム」に続き、タイピング能力向上
や経済学コア6に挑戦中です。Excelに自分のデータを記録して、統計処理から
自分の努力と成果を可視化する課題に取り組ませています。毎年、学生のゼミ
に対する態度はゼミ応募状況によって大幅に変動しますが、今年度のゼミ生の
状況を見る限り、昨年よりも期待できそうです。とはいえ、始まったばかりで
センシティブな時期なので、焦らず毎回の成果を確実に蓄積する指導とします。

同曜日の1年ゼミは、初回の街歩きの後に基礎セミナー活動会へ向けたチーム
研究を行いました。経済学部のすべての1年ゼミが街歩きから課題を発見して、
学部生に報告するイベントです。今年は、4月25日(水)の3限に発表会が開催
されました。今年度は、多くのゼミの中から優秀賞(準優勝)に選ばれました。
大いに期待できる基礎セミナーです。提示のリンク先は昨年度の基礎セミナー
活動報告会の内容になっていますが、ご参照ください。今後の基礎セミナーは
「まちづくり提言コンペ」へ向けての準備が中心になります。


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■編□集□後□記□
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Facebookの児島ゼミグループ(非公開)の登録者も192名となり、次年度には
200名を突破する見込みです。未登録の方が同級生にいましたら、グループへ
ご招待ください。ちなみに、コジマガはFacebookからだけで案内しています。
Viewは1号につき約150程度です。現在は累計8300ほどですが、このペースで
いけば、来年あたりに1万の大台を達成する見込みです。


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