2005年10月26日水曜日

第16号(2005.10.26)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第16号
□───────────────────――2005.10.26─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.016
*等幅フォントでご覧ください。

 来週は大学祭&「ホームカミングディ」ですね。私も参加しますので、
OBとゆっくり話ができることを楽しみにしております。

コジマガ第12号で「デラファンタジアは電気ネズミ達によるぼったくり
パーク」と書きましたが、評価すべき点が抜けておりましたのでご紹介
します。最新技術の試みとして、サテライト会場には無線LAN利用できま
した。端末は任天堂DSを使い、釣りゲームをダウンロードして会場内で
ポケモンをゲットするというサービスでした。今の子供の遊びに新たな
提案をしており、将来には大きなビジネスとして育つのかも知れません。

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■NGU短信 > 講義用ホームページの段
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☆関連サイト:http://www.ngu.ac.jp/~kkojima/pcstat/
「パソコンで学ぶ経済・経営データ処理」

 これまで加筆・修正を繰り返し続けているWEBページといえば、講義用
サイトでしょう。最初に講義用として作成を開始したのは、もうすでに
9年以上にも前になります。(Netscapeで学習したのを覚えている人も
多いのでは・・・)当時は学内LANの回線も細く、リクエストが殺到する
と画像を表示するのに時間がかかったり、タイムアウトで表示できなか
ったりと大変苦労をした時代でした。(今のようなブロードバンド時代
からは考えられません。)

 そのために学内ネット環境に対応したバージョン(画像の削減や内容
を数回分まとめたり)へ変更しました。それに合わせ教える内容の充実
や学生の質の変化へ対応しながら、その都度、手を加えてきました。

 今でも、Yahoo!など検索エンジンへは登録していません。というのも
当時はコンテンツがきわめて少ない時代なので、大学教員の運営サイト
は、いろいろな質問が寄せられるからです。(大学の社会活動としては
必要なのかもしれませんが、それ以上の余裕は当時の私にはありません
でした。)このようにこっそり運営しても外部からの質問メールは来ま
した。また、著作権問題などにも明るくないので、自分の授業としての
充実(オリジナリティ)だけを心掛けていました。

 しかし最近では、どの大学の講義でも使えるようにということで汎用
性・弾力性を考えながらリニューアルを試行しています。現在、運用中
のバージョンでは、スタイルシートを採用し、例題は少しずつ整理しな
がらサイトとして少しはマシなものへ改編してみました。お暇な諸兄は
一度ご覧下さい。(教える内容の難易度は、以前より全く難化していま
せんので、ご心配なく。)

 現在は、Flash全盛時代なので見た目の寂しさを覚えますが、最新技術
にはついて行けてません。いずれ公開内容としての不具合に修正を加え
たら電子著作権コンテンツとして登録をしようと思います。これまでの
自分の足跡として、纏めることの必要性を痛感するこの頃です。


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■最近のゼミから
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☆関連サイト:
http://www.ritsumei.ac.jp/~satokei/StudyGuide/hogaku_7ronbun.html
http://www.ngu.ac.jp/white/Semi/a9402/zemi/ronbun.html

 自分の名前で検索をしたことはありますか?久しぶりにgoogleで試し
てみました。沢山ヒットする結果に見覚えのないサイトがありました。
立命館大学法学部の先生が、学生向けの学習リンクとして私のページが
勝手にリンクされていました。これはかなり以前(2001年)に作成した
サイトなので、ちょっと恥ずかしい感じがします。

 これはゼミ生の卒論作成の参考にと思い作成しているので、決して外
向けコンテンツではありません。ゼミの中で気づいたときに加筆・修正
を加えていますので、最新版が最も充実しています。(最新版はゼミの
サイトから確認ください)上記の「講義用ホームページ」とともに、近
いうちにまとめなければと思います。

 ぼちぼちですがサブゼミらしくなってきました。これも3年生の意識
の変化が大きいと思われます。特に、インターンシップが功を奏したの
ではと思います。また、3年生には自分でやらなければならないという
ことを徹底しています。日テレ系の「女王の教室」ではありませんが、
ゼミでの口調は「いい加減、目覚めなさい。」のような感じです。実際、
目覚めた学生の伸び方には凄いものがあります。(これは毎年のゼミ生
何人かで実証済みですね。)

 今年度の3年ゼミの応募状況はまずまずです。最近は、CCSで応募する
ので学生側から状況が判ります。経済学科で3,4番目であればよしと
しましょう。(ちなみに一番人気は、おのずと知れたO先生です。)

【行事案内】 詳しくは.NETのスケジュールを参照下さい。
・図書館ガイダンス
 【日付】11月1日(火曜日)
 【場所】図書館2階

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■ 本の紹介
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☆関連サイト:http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31440937

『大人のための文章教室』、清水義範、講談社現代新書、\720
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 「週刊現代」で連載をまとめた内容だそうで、今も連載は継続中です。
寝転がって読むには、良い本であると思います。

この本は卒論を書いた人、これから書く人すべてに必読の本です。著者
は愛知県出身で、パティーシュという分野の第一人者です。難しそうに
聞こえますが、一言では「おもしろい!」です。著者の本は以前より読
んでいましたが、偶然、本屋で見つけたので手にとって見ました。ゼミ
の日本語のトレーニングに非常に役立つことが判りました。他にも、私
はケータイメールあまり評価をしていませんでしたが、「現代の和歌」
と評価したことに目から鱗です。


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■ゼミサイトの話題:
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☆関連サイト:http://www.kojima-seminar.net/

 ゼミサイトの.NETに触発されて自分もXOOPSで立ち上げたOBの実践力
には、正直びっくりしています。仕事もあり忙しいはずですが、やはり
興味・関心の強さでしょう。興味がなければ、時間があってもやらない
ことは、現役のゼミ生を見れば分かります。このようなすばらしい成果
をみると、卒業生にも卒業後教育を続けて行きたいと思っています。
(NETでの卒業後教育については、また別途報告します。)

【利用案内】(07) 談話室(フォーラム)編
会員専用としてこの機能があります。現在、ゼミ用として6スレッドが
たっています。また世代別として各学年が利用できるスレッドがありま
すが、専用ではありませんので、誰でも遠慮なく書き込んで下さい。ま
た、最新の書き込みはトップページに表示されます。
 お気づきかもしれませんが、ゼミの内容やサブゼミの状況を記録する
ようにしました。関心がある話題がでてきましたら、ツッコミをいれて
あげると書き込んだ学生もうれしいかと思います。


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■編□集□後□記□
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 春学期の卒業式は厳粛なものです。今年も1名9月末に卒業生を送り
出しましたが、栄光館でのざわついた雰囲気よりもチャペルで厳かに挙
行される式には重みが感じられます。本物のチャペル・パイプオルガン
・司祭ですので結婚式にどうでしょうか?街にあるチャペルで挙式する
には、講習会を何度も受けたり、式は自分でいろいろと手配をするなど
とても大変です。(経験者は語る。)自分の母校ではこのような煩雑さ
は多少軽減できるのでお勧めです。ただし、名古屋の都心から遠いのが
難点ですね。