2011年12月24日土曜日

第86号(2011.12.24)


□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第86号
□───────────────────——2011.12.24─——
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.086
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。

Merry Christmas!

今年はクリスマスが近づくに連れ、急に寒くなって来ました。読者の
諸氏は風邪などひかぬようにご注意ください。自分は、幸いこの数年、
風邪をこじらせることなく過ごせています。冬に気をつけている習慣
といえば、喉に違和感を覚えた時、直ちに葛根湯を頓服することです。
ただし、こじらせてからではあまり効き目がないように思います。

さて、恒例の児島ゼミOB会の忘年会が開催されます。時間の許す方は、
是非ご参会ください。アメリカ土産を持参しますので、抽選会で配り
ましょう。

 集合:19:00 名鉄瀬戸線栄町駅改札口前
 場所:世界の山ちゃん本店
 時間:19:30〜


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コジマガ第81号で紹介したfacebookですが、少しずつ機能が分かって
きました。グループと公式ページとの違いや使途を覚えたところです。
基本を理解するにも、実際に使ってみなければ分かりません。しかし、
FBの進化が続いているので、マニュアルと画面が違うこともあって、
できるはずが上手くいかないことも度々です。そこで、FBを登録した
ばかり(しただけ)の人に向けて簡単に説明します。

まず、グループはメンバ以外には非公開として設定してます。メンバ
登録は「児島ゼミ」を検索してもらい、<グループへの参加を希望>
をクリックしてください。するとリクエストが管理人に送信されて、
承認を得た後にメンバとなります。また、すでに児島ゼミのグループ
に所属している友人が(勝手に?)追加してしまうこともあります。
現在、FBの児島ゼミに31名のメンバがおり、彼(女)らは自分の友達
を追加できます。登録方法は、グループの画面からページ右段にある
<+グループに友達を追加>へ友人の名前を入力すればOKです。

一方、「Kojima-Seminar.NET」のfacebookページ(旧、ファンページ)
はFBに登録していない人にも公開されています。これは、企業や商品
などが「公式ページ」として利用するもので、今やFB内で多くの企業
がこれをマーケティングツールとしています。ユーザに「いいね!」
ボタンを押してもらうことで、広く知ってもらえる「クチコミ」機能
が注目されています。ゼミでは、すでに小林君が作成してくれたので、
一度、参照ください。ウォールには忘年会の案内が掲示されています。

先日、公式ページにiframeを設定しました。初めてページを訪問した
人には「Welcome」ページが表示されるという機能です。このページに
対して「いいね!」ボタンを押すと、次回からは最初に「Welcome」の
ページトップページが表示されなくなります。これはFB用のアプリを
作成・登録するものですが、facebookページの種類によっては、機能
しないようです。

さて、コジマガは8年余りで86号に至りました。バックナンバーは.NET
にアーカイブしていたので、後日参照するのに大変便利でした。また
アメリカ研修中ではWeb2.0ツールの試みとして、コジマガ配信記事を
URLを短縮してTwitterで流し、アクセスログをチェックしてみました。
帰国後、facebookを活用するOBが増えきたので、コジマがの在り方も
再考しなければならないと感じました。

そこで、メルマガをBloggerにまとめる作業に着手しました。コピペの
作業は至って快適でしたが、1日の投稿数が50を超えると発信規制が
かかります。また、Bloggerでは新たにファビコンが利用できるように
なったので、これを設定してみました。ここでファビコン画像が他の
ブログとは共有できないことを発見しました。

ブログが完成すると情報はかなり整理されます。当然ですが、時系列
表示なので1年毎の発信数が明示されます。また、ラベルを付ければ、
記事の分類が可能です。この機能によって「本の紹介」の記事だけを
まとめることができ、20冊以上を紹介してきたことも分かりました。

必要な記事を探す苦労がなくなったので、参照は大変楽になりました。
名古屋学院大学の図書館が発行している「栞輪(しおりん)」という
読書ブログがあります。ここで本に関する記事を募集していたので、
コジマガのブログリストを活用してはどうでしょうと連絡をしました。
すると早速、記事にしてくれました。これまで書き綴ってきた記事が、
改めて活用されることを目の当たりにし、感慨深い体験です。

Web2.0ツールの威力を改めて実感するこの頃です。


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ゼミ募集も終わり、次年度の3年生メンバの構成がほぼ固まったので、
内定者を一堂に集めてゼミの事前指導をしました。来年度はアメリカ
で覚えたルーブリックに基づいて指導する予定なので、すでに渡した
書類にチェックさせて回収です。1年後には就職活動が始まるだけに、
4月からスタートしていては実質9ヶ月しかありません。長期休暇を
無駄にせず、ロケットスタートができるよう指示を出しました。

さて、経済学部2年次ゼミを対象にして12月15日よりゼミ対抗コア6
コンペという学部イベントが行われました。これは約30のゼミで授業
時間でコア6に関する小テストを実施するものです。CCSの小テスト
機能を利用して30問を出題します。どれほど正答を得られるかをゼミ
ごとに競いました。このイベントの詳細については、次回コジマガで
報告することにしましょう。

また、コンペでは名古屋証券取引所が主催する株式投資コンテストを
授業の中で紹介し、学生に参加を求めました。名証のセントレックス
にある銘柄が取引の中心なので、これは地元企業名や業績を知る機会
となります。経済学部にとっては、現実の地元経済の動きを学習する
だけでなく、キャリア教育としても意味があります。さらにICTを使う
オンライン・トレード(バーチャル取引)を学生時代に体験すること
も、悪いことではありません。

さらに名古屋学院大学も参加しているTIESでは、大学川柳コンテスト
の一次選考が修了し、一般投票が行われています。このようにネット
でイベントに参加すること、評価に加わるすることを体験することは
情報社会の中では貴重な経験です。

学生へ参加を促し、このようなコンテストを通じて、興味関心を高め
る機会が増えてきたように思います。「何もそこまで」という意見も
あるかも知れません。しかし、現実の経済社会の動きに対して興味が
希薄な学生は多いだけに、そのような経済学部生を大学が社会へ送り
出してはならないと思います。

成績優秀者に対する賞品が、参加のインセンティブとして十分に機能
しているかといえば、思った以上には効果はありません。興味関心が
広がらない大学生に対して、少しでも関心を喚起させる仕掛けが必要
です。山本五十六の言葉「やってみせ、いって聞かせて、させてみて、
褒めてやらねば人は動かじ」は、まさにその通りです。学生を自主的
に参加するように仕向けることの難しさを実感するこの頃です。

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■編□集□後□記□
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☆関連サイト:http://www9.nhk.or.jp/sakanoue/

年末の大河ドラマとして2年前から始まった『坂の上の雲』がいよいよ
佳境を迎えています。この作品は私が大学時代に読んで、感動した作品
のひとつです。(当時、司馬遼太郎作品にはまっていました。)ドラマ
化されることをとても楽しみにしていました。

放映前年に伊予松山へ行く機会がありました。すでにその時にはロケが
進んでおり、街中にも大きな垂れ幕が目に付きました。スケジュールに
余裕がなかったために、市内観光はほとんどできませんでした。しかし、
朝早起きをして、道後温泉での入浴をした帰りに、秋山兄弟ゆかりの地
へ足を伸ばして、その銅像を写真に収めたことを思い出します。