2004年10月5日火曜日

第08号(2004.10.05)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□―――――――――――――――――――――――――――――
■□□> コジマガ kojimag@    第8号
□───────────────────――2004.10.05─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.008
*等幅フォントでご覧ください。

コジマガもようやく8号ということで、今回は「マルハチ」の名古屋
に関する話題を取り上げます。ちなみに名古屋の日は8月8日だそうで
すが、それに間に合うように発行できなかったのはちょっと情けない。

さて、10月15日(金)は本学の創立記念日です。下記のように創立40
周年記念特別講演会が開催されます。総合政策部(nguec@ngu.ac.jp)
が実施主体ですので、ご参加希望の方は各自お問合せて下さい。

             記

特別講演会  北川正恭 前三重県知事
     「次なる40年に向かって-新価値の創造-」

日時:2004年(平成16年)10月15日(金)15:00~16:30
場所:名古屋国際会議場レセプションホール

詳しくは、以下のサイトから

◇ 公式ホームページ お知らせ
http://www.ngu.ac.jp/oshirase/index.html
◇ シティーカレッジ2004
http://www.ngu.ac.jp/extension/citycollege/kouza/k15.html


―――――――――――――――――――――――――――――――
■NGU短信 > 熱田区白鳥の段
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.ncvb.or.jp/ncc/

 名古屋新キャンパスが設置されるという熱田区の白鳥・日比野地区に
ついて児島が報告します。地元の方に語るのは失礼かと思いますが、多
くのOBにとってあまり馴染みのない場所です。私も名古屋で40年生活
しておりますので、多少は知っているということでお許しください。

本学が名古屋キャンパスを予定している地区は、堀川の貯木場であった
場所を1989年に名古屋デザイン博覧会のメイン会場として再開発した
地区です。

今では、名古屋国際会議場として、コンサートのセンチュリーホールや
展示会・国際学会などにも利用され、よく知られていることと思います。
その後も南側に増築され、名古屋が自慢できるような立派な会場になっ
ています。新幹線からも見えますので、チェックしてみてください。

地下鉄名古屋港線の日比野駅は、デザイン博の最寄駅ということで新し
くなりました。さらに博覧会の関連催事として「ナゴヤ電飾船パレード」
が一昨年まで実施されていました。夏に電飾船が堀川を名古屋城の近く
まで北上し、多くの見物客を集めまていました。最近の経済不況によって
事業の継続できなくなったのは、残念なことです、
(私も近所なので毎年見ておりましたが、中止とは何とも残念)

堀川には美しい橋がかけられ、東側には熱田球場などのスポーツ施設が
あり、緑豊かな閑静な場所です。さらに東へゆけば、もうすぐ環状化と
なる地下鉄の西高蔵駅・神宮西駅があり、とても便利です。その先には
名鉄神宮前と交通アクセスも大変良い場所です。もちろん、川東地区は
由緒正しい熱田神宮があり、名古屋でも最も古い街のひとつです。

中日の優勝時に納屋橋で警官が飛び込みを防止していました。これは今
の堀川は「くさい・きたない・きけん」だからです。(道頓堀川以上に
汚いかもしれません)経済発展とともに汚れてしまった堀川は名古屋城
から名古屋中心街を流れています。この川の再生こそが名古屋の文化の
再生と思っています。

また南側には、白鳥庭園(http://www.ncvb.or.jp/kankou/16/)があり
この春、見に行きましたが大変きれいな庭園です。

いつもゼミ生に言っているように、何事も体験による勉強が一番です。
一度、熱田のあたりを散策してみてはいかがでしょうか?経済とはヒト・
モノ・カネの動きです。街はその動きと蓄積を歴史的に表しています。
このように歴史のある街の探検は面白いのでは。

新しい地区へ行くには、その街を理解しなくてはなりません。さらに受け
入れられるには、それなりの準備と努力が必要でしょう。本学はこの街に
うまくとけ込めるでしょうか?ちょっと心配なところです。


―――――――――――――――――――――――――――――――
■ 最近のゼミから
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/

 秋学期は3,4年ともに卒業論文を仕上げるという目標を持って、実施
しています。(もちろん3年生は半分程度ですが)個人でのPowerpointに
よる発表、そしてWordで仕上げ、日本語のダメ出しという恒例の作業が待
っています。

現役のゼミ生諸君には、日本語能力の向上とともにWord・Excelはじめ
コンピュータ技術の実践で鍛え上げます。これを通じて、社会人として
通用するレベルまで引き上げなければなりません。

きわめて多忙な予定ですが、これをこなすことでさらにレベルアップすることは
卒業生の皆さんが証明してくるでしょう。

すでに3年ゼミの予定として、文献調査のための図書館ガイダンス(10/12)、
ゼミ単位での就職ガイダンス(10/26)、栄サテライトでのゼミと飲み会
(11/9)、恒例の卒研発表会(12/7)、OB会・忘年会(12/30)と予定します。

以下のような日時・場所で実施していますので、卒業生の方で大学に
お越しになる参考にしてください。

 2年 専門演習I  火曜2限 JG教室
 3年 専門演習II 火曜4限 JG教室
 4年 卒業研究  月曜4限 JF教室
 サブゼミ 主に金曜4時頃から マルチメディア実習室


―――――――――――――――――――――――――――――――
■ 編□集□後□記□
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.itswc2004.jp/japanese/index.html

 いよいよ今月、名古屋ITS会議がポートメッセなごやで開催されます。
これまで卒論のテーマとして何回も取り上げられていたので、関心を持っ
ていた卒業生も多いかと思います。10/20(水)には、ITS市民会議が開催
されるので、現役ゼミ生も何人か参加するようです。

今月開業する「あおなみ線」に乗って実際に体験してみるスタイルは実に
好感が持てます。(たとえ成果が得られなかったとしても、少なくとも
自分の体験としては残りますから・・・)

2004年8月6日金曜日

第07号(2004.08.06)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□―――――――――――――――――――――――――――――
■□□> コジマガ kojimag@    第7号
□───────────────────――2004.08.06─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.007
*等幅フォントでご覧ください。

 やっとメルマガ「kojimag@」も創刊1周年です。一番恐れていた3号
雑誌にならずにすんだという安堵感があります(3号雑誌については、
創刊号を参照)。しかし、今号までにしばらく間が空いてしまったこと
は、大きな反省でした。

今年は昨夏と違い記録的に暑い夏ですが、日本経済にとって個人消費が
好調でよかったのではないでしょうか。来夏は、いよいよゼミ10周年
ということで気合も入ります。10年一昔は、来年に思い返すことにし、
一歩でも先に進めるよう頑張ってゆきましょう。


―――――――――――――――――――――――――――――――
■NGU短信 > 名古屋キャンパス新設の段
―――――――――――――――――――――――――――――――

 すでにご存知の方も多かろうと思いますが、7月の連休明けの中日
新聞の一面トップに名古屋学院大学移転の記事が掲載されました。
名古屋地区に住んでいない方には、何のことやらと思うでしょうが、
熱田区の国際会議場の南に名古屋キャンパスを設置する構想があると
いうことが報じられました。

本来ならば、学内の説明会などがあっての記事でしょうが、公式説明
は報道発表後ですので、新聞社によるすっぱ抜きの記事のようです。
大学での説明会では、(1)名古屋市から正式な使用許可はまだない、
(2)9月末には結論が出るので、大学として正式な説明ができる、と
のこと。したがって、一教員の私に対して説明を求められても、何も
答えられないといった状況であることを、まずご理解いただきたいと
思います。

ただ新聞の見出しにある「移転」という表現は誤りであり、正確には
「名古屋キャンパス新設」ということです。現在の瀬戸キャンパスは
なくなりません。07年には複数のキャンパスとなり、どのような形で
運用されるかは白紙のままですが、いずれはっきりしてくるでしょう。

恐らく、ゼミOB諸氏の多くも感じていると思いますが、キャンパスが
複数になった場合には、ITを積極的に活用することが何より重要です。
「情報の活用」をテーマとしてきたゼミですから、この重要性はすぐ
に感じられることと思います。その昔、コンピュータは数値演算能力
の向上からその利用がスタートし、業務の効率化に貢献をしています。
今では、ITソリューションという言葉に代表されるように、ITを活用
することで、さまざまな問題解決ができるようにまでなりました。

これらをうまく活用できれば、新キャンパスの開設は名古屋学院大学
の大きな飛躍の足がかりとなるでしょう。


―――――――――――――――――――――――――――――――
■ 最近のゼミから:タイピングという基本能力
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.e-typing.ne.jp/

 最近、タイピングに凝っています。といっても自分がタイプをするの
でなく、学生のタイピング能力の向上に関心を持っています。名学大で
の1年生必修科目である「情報処理入門」だけでなく、基礎ゼミ・2年
以上のゼミほか、非常勤先でも実践しています。

もちろん、こればかりやらせているわけではありませんが、時間の許す
限り、練習をさせています。タイピングスコア100ptを最低合格条件とし
て、受講生にはっぱをかけています。

OBの皆さんは体験していると思いますが、金田先生が英語の時間にタイ
ピングを学生にやらせていました。CAI教室でQBで開発したソフト
を利用して、タイピング能力の開発をしていました。今から考えてみる
と、名学大の学生の能力開発に大きく役立っていたように思えてなりま
せん。まず、知識よりも技術からスタートし、自分の能力が向上し楽し
くなるという「学ぶ喜び」が、そこにはあったように思います。誰でも
乗れる自転車の運転のように、最初は大変ですが、コツをつかみ慣れれ
ば、どこでもいけるようになります。

次のような事例でみてみましょう。学内で派遣スタッフの募集をしたそ
うです。派遣会社への条件として、Word,Excelは最低条件として、2つ
の部署で要求した条件で異なるのは、タッチタイピングだけだそうです。
採用結果は、2人のパソコン能力には大変な開きがあったとのことです。
タッチタイピングができる人は、Office系ソフト以外にも、ある程度の
ことならば、何でもできるそうです。一方、できない人は要求されてい
る条件にある仕事さえも、いっぱいいっぱいという状態だそうな・・・
やはり、基本が大きいと思います。

ショートカットをマスターしている方が、圧倒的に仕事が速いでしょう。
マウスに頼っているだけでは進歩発展はありません。DOS時代にはマウス
などありませんから、自然とキーボードに触れることで、基本が身につ
いたと思います。GUIの時代になり、全体として基本がおろそかになって
いるような気がします。今一度、基本を見直して見ようと思います。


ゼミの行事が事前に連絡できず、申し訳ありませんでした。しかしながら
卒業生も何人かご参加いただき、ありがとうございました。

□第7回ボウリング大会 6月22日:東名ボウル
結果は、http://www.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/bowling2004.html
を参照。

□ゼミ夏合宿 7月13日,14日:サンパレア瀬戸(旧労働者研修センター)
次の日は1限の授業(リレー講義)があり、とてもつらい。

□名古屋学院大学校歌のサイトを作成
http://www.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/songs.html


―――――――――――――――――――――――――――――――
■ 編□集□後□記□
―――――――――――――――――――――――――――――――

よくあることですが、同じ名前のファイルを上書きしてしまった経験は
ありませんか。このつらい経験は痛いほどわかっているにもかかわらず
またやってしまいました。実は、メルマガの原稿を上書きしてしまい、
折角、書いた原稿がなくなってしまいました。(トホホ)

7月のゼミ合宿前には、発行しておこうとコラムを2つ書き上げたのが
忙しさにほっておいたらこのざまです。(反面教師にしてください。)

12日には、いよいよOB会の「夏の祭典」飲み会があります。また、
そのときにでもお会いしましょう。

2004年4月26日月曜日

第06号(2004.04.26)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□―――――――――――――――――――――――――――――
■□□> コジマガ kojimag@    第6号
□───────────────────――2004.04.26─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.006

 2004年度も始まり早3週間目に突入しています。年々、新入生向けの
行事が充実するとともに、ヘトヘトになるといった状況が続いています。
今年度は、商・外国学部で「オリエンテーション合宿」が行われました。
私も参考にとサンパレア瀬戸で商学部の見学をさせてもらいました。
いま多くの大学で除籍退学者が増加し、頭を痛めているとのことです。
一人でも多くの新入生が挫折することなく、NGUの生活を満喫し
クラブや学習に充実した日々を過ごせるよう期待する春です。


―――――――――――――――――――――――――――――――
■NGU短信 > 新入生オリエンテーションの段
―――――――――――――――――――――――――――――――

 今の高校4年生はわかりません。あえて大学1年生とは書きません。
行動が妙にギクシャクしており初々しいものの、やはり大人とは程遠く
いつも新入生を見ると子供だなぁと感じます。とはいえ、自分も含め
皆そうだったのでしょう。新入生から見れば、私は彼らの親の世代に
近づきつつあり(松浦亜弥の父親は私より年下という事実にショック
は隠せない。)寂しくなることがあります。どんどん年が離れて行き、
次第に学生の生態がわからなくなる・・・

きっと彼(女)らの考えていることは「免許が欲しい」「車が欲しい」
「自慢できるカッコいいケータイが欲しい」「素敵なステディが欲しい」
「旅行へいきたい」などでしょうか。当時、自分が何をしたかったか?
ということを思い出すと、何と稚拙でつまらないものかと恥ずかしくな
りますが、これも若さゆえの行動だったのでしょう。(ちなみに僕らは
80年代というバブル成長とともに過ごしてきました。)

さて、私が考える大学のオリエンテーションとは、大学への愛着を育成
することではないかと思います。大学での友人作り、先生との付き合い
などは基本ですが、それ以上の大学にある付加価値を如何に効果的に与
えるかが重要と考えます。

今の学生にとって自分の大学で何が自慢できるかを考えると、例えば、
活躍するOBの存在があります。現在ブレイク中の芸人「青木さやか」
(中国語学科卒)や名古屋地区では「ブロードキャスト」といった面々
の存在は、まず親しみの取っ掛かりとして有効かと思います。新入生に
とって、きっと他大学の友達に自慢できる話となるでしょう。

でも、自慢できるものは与えられるものでなく、4年間で自分で見つけ
自分にとってかけがえのないものとなるが本当でしょう。恐らく読者は
自分で自慢できるものを見つけ、身につけていると思います


―――――――――――――――――――――――――――――――
■ 最近のゼミから
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/

 4月では「ゼミ=講義」という学生もおり、既成概念を取り除くには
多くの時間と努力が必要です。今年のグループ研究のお題は以下の通り
です。ゼミテーマとして、産業界におけるインターネットとデジタルID
の活用、また、サブタイトルとして活用事例とその効果および限界です。
分野は以下の4つ。
 1.旅客・運輸業界
 2.食品業界(生産・加工・流通)
 3.通信・放送業界
 4.行政(業界ではないが、公務員志望向け)

2、3年の前期は同じ内容で進めています。OBで有休などがとれて
聞いてみたい、現役生を苛めてみたいと思う人は、下記の時間・教室で
お待ちしています。

 1年 基礎ゼミ  月曜1限 203教室
 2年 専門演習I  火曜2限 JG教室
 3年 専門演習II 火曜4限 JG教室

2月よりCCS(詳しくは創刊号参照)のコミュニティの中で、ゼミ生
との情報交換ができあがっています。参加する前は、2チャンネル状態
になるのでは・・・と心配していましたが、一大決心で「☆★児島完二
と愉快な仲間たち★☆」でスタートをしました。ここでHNは使わず、
実名で勝負をしています。ゼミ生のネット実践道場として活用できれば
と思います(情報共有の大切さがわかれば結構です)また他のゼミ生で
ネットに慣れた学生が、これを見て刺激を受けてくれれば(外部経済)
と期待しています。

○今後のゼミ行事予定
 新歓コンパ(MLよりコピー)
 日時 4月27日(火) 19:00~
 場所 ハイカラ屋 丸ノ内店
 集合場所 名鉄瀬戸線栄町駅前
 集合時間 18:30(時間厳守)

―――――――――――――――――――――――――――――――
■ 編□集□後□記□
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.ngu.ac.jp/

いつも春には卒業式でゼミ生を送り出します。気分は感無量です。
それと同時に、また新しい学生を迎えるという不安がつきまといます。
どの学年でも結果としてうまくまとまってくれるのですが、やはり毎年
不安が先になります。一日でも早く自分達で進めてくれるよう、そして
充実した日々にしてくれるよう細心の注意は払っているのですが・・・

いよいよ来年はゼミナール10周年です。そろそろ準備をと思っている
と夏になり、やがて秋・・・焦るといった構図でしょう。ゼミ10周年
の記念行事としてドメイン取得があります。また、ここ3年間録画して
いるゼミの発表会風景をDVDにして記念品としようなどとも考えてい
ます。何かよいアイディアがあれば、お知らせください。

当の本人は依頼されたことをすっかり忘れており、申込終了後の連絡に
なってしまいましたが、「シティーカレッジ2004」で講師をすることに
なりましたのでお知らせます。タイトルは、「ブロードバンド時代にお
ける情報活用のために-情報社会に求められるもの-」という統一題目
で、私の内容は「ブロードバンド活用e-learningの現状と問題点」です。
日時は、6/14(月)14:30~16:30です。場所は、さかえサテライトで行
います。詳しくは、大学の公式サイトから確認ください。

2004年2月17日火曜日

第05号(2004.02.17)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□―――――――――――――――――――――――――――――
■□□> コジマガ kojimag@    第5号
□───────────────────――2004.02.17─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.005

 2004年を迎え初めてのメルマガ発行です。昨年末以来、掲げている
今年のゼミの目標は「人間力を高める」です。この人間力とは何かと
いうことですが、体力や学力ではなく、総合的な力、まさしく人間と
しての力です。人が持っている潜在能力は素晴らしく、磨けば磨くほ
ど輝きを増します。卒論を仕上げた人は体験していると思いますが、
追い込まれたときには、自分の能力以上のものが発揮できたはずです。
金八先生ではありませんが「人」という字はお互い差さえあっている
という意味で、さらに人と人の「間」を大切にすることで社会の一員
としてどれだけ貢献できるかということでしょうか。総合力として、
協調融和・気配り・根回し・交渉・粘り・根気・助け合い・企画力など
も含まれるでしょう。

毎日、何か新たな発見や体験とともに、今年も「人間力」を高めるら
れよう頑張りましょう。


―――――――――――――――――――――――――――――――
■NGU短信 > 愛・地球博の恩恵は?の段
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:
http://www.expo2005.or.jp/
http://www.cbr.mlit.go.jp/meishi/mag_info/

 最近、地図を購入しました。東海環状自動車道(MAGロード:リンク
参照)が通り、大学のすぐ近くに瀬戸北ICができるということで、どこ
に繋がるかを見ておりました。東海北陸道から中央自動車道(土岐JCT)
を抜け、東名高速へと繋がり、かなり便利になります。高速を利用すれ
ば40分以内で通学可能なエリアは、美濃加茂、瑞浪、岡崎、豊明など
きわめて広くなります。これらはすべてEXPO2005愛・地球博関連の交通
関連インフラ整備です。

さらに地図を見ているといろいろなことを発見しました。まずは豊田市
に建設中のICが多いことです。万博長久手会場から猿投グリーロードを
通り、MAGロードへ抜けます。豊田JTCから東名高速へ入り、県が建設中
の名古屋瀬戸道路から万博会場へ戻ることができます。これで豊田市の
環状道が完成です。

トヨタ本社からJR名古屋駅へは、豊田東ICから今度完成する伊勢湾岸道
(第2東名にもなる)を利用し、名古屋高速の名古屋南JCT(大高線)へ、
30分弱で到着可能です。現在、名駅前でトヨタビル・毎日ビルが高層
化へ向け建替中で、国際部を東京から名駅前へ移転させるとのこと。
さらに、トヨタ本社から中部新国際空港(来年2月開港)へは、同様に
伊勢湾岸道を利用し大府へ、知多半島道路と半田からの知多横断道路・
中部国際空港連絡道路でそのまま空港ターミナルへ、30分弱で到着で
きます。

地方財政が破綻状況で喘いでいる中、世界の勝ち組企業がこの地方を
牽引しているという状況です。経団連の会長や中部新国際空港の社長も
トヨタ出身です。「すべての道はトヨタに通ず」という状況です。


―――――――――――――――――――――――――――――――
■ 最近のゼミから
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/

 卒業論文がどうなってしまうのかという戦々恐々とした日々もほぼ
終わり、何事も信頼関係が大事ということをつくづく思い知らされた
今年度でした。卒論が選択となって、途中で挫折・放棄はしまいかと
思っていましたが、やはり杞憂でした。4年ゼミ「卒業研究」を履修
する時点で、覚悟ができていたようです。

最近の卒論指導は、相互のダメだし作業により、かなり効率的になった
と思います。このダメだしが実によい。ゼミ生の日本語力が著しく向上
することが判明しました。このようなトレーニング方法を全学に広めな
くては思うこの頃です。

最近はまっているのは、CCSからリンクされている自学自習システム
です。(CCSについては創刊号参照)科目を設定し、5択の問題を
用意すれば、学生はいつでもクイズのように自分で問題を解いてゆく
というまさに自学自習システムです。元々の発想は3期生の鈴木君の
卒論に見られようにゼミ内のアイディアですが、現在では大学の教育
システムの1つとして稼動しています。

問題作りが大変ですので、3年生に就職活動に備えてSPI問題集を
作成してもらいました。現在では、問題数も増えなかなかの量になっ
ています。ゼミ生の学習状況はCCSからチェックでき、さらには
設問の難易度ももデータとして表示されるので、便利なツールです。
ここから小テストも作成でき、ゼミのちょっとした時間を利用して
実施しています。

児島の希望としては、3年生でこれに関わったゼミ生が目に見える成果
を上げて欲しいことです。就職難の昨今ですが、ぜひ頑張っている人に
はよい結果をと祈ってやみません。

○今後のゼミ行事予定

・ 3月15日(月) : 卒業式ならびに追い出しコンパ


―――――――――――――――――――――――――――――――
■ 編□集□後□記□
―――――――――――――――――――――――――――――――

 前号で案内した1月2日のラグビー戦はじつに惜しかった。試合の
盛り上がりはなかなかのものです。大学のフラッグを振り、応援する
ことは何とも愛校心が沸きますよね。おかげでこの正月は、食べ過ぎ
による膨満感に悩まされることも少なく、来年は優勝を期待します。

最近の号からの読者のためにML利用のお願いを再掲します。コジマガ用
のメールアドレスへの返信はしないようお願いします。ゼミのML同様、
大学のMLを使っていますので、見知らぬOBまで連絡がまわります。
リプライなどは個別(ちなみに、児島へはkkojima@ngu.ac.jp)に送信
ください。一方的なご意見・ご感想などもお待ちしています。(レスは
飲み会で)