2005年3月16日水曜日

第10号(2005.03.16)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□ Human Resources ―――――――――――――――――――――
■□□> コジマガ kojimag@              第10号
□ URL http://www.kojima-seminar.net/ ――― 2005.03.16 ―――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.010
*等幅フォントでご覧ください。

ゼミ創立10周年記念イベントの一環としてゼミサイトを新たに構築
しました。ドメインを取得、サイト運営に「XOOPS(ズープス)」を
利用しているのが大きな特徴です。
そこで今回はサイトのリニューアルの話題を取り上げます。XOOPSを
初めて耳にする人もいるので興味を持ってもらえるよう紹介します。

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■NGU短信 > XOOPSの段
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☆関連サイト:http://jp.xoops.org/

一言では、XOOPSというCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)
を導入し、ゼミの新サイトを再構築しました。

ホームページの情報(コンテンツ)を管理(マネジメント)するには、
HTMLなどで作成・アップロードの手続きが必要です。リンクなど設定
も正確にしなければなりません。ホームページの作成経験のあるゼミ
OBにはその手続きや更新作業など煩雑さはよく実感できると思います。

一方、サイトの価値は情報の即時性に大きく左右されます。更新され
ないサイトは次第に淘汰されますが、これもサイト管理の煩雑さによ
るところが原因でしょう。ブラウザから読むだけでなく、書き込みを
できるようにするため、CGIを作成した人はかなりしんどい思いをした
のではないでしょうか?

ゼミのOB会サイトはこれまで小林君の執念で維持管理されてきました
が、あまりにも過大な負担であることが気がかりでした。このような
問題を情報技術で解決する方法(ITソリューション)を実践しました。

CMSは情報管理者を作成・更新の煩わしさから解放してくれるシステム
です。もちろんサーバ側でPHP、MySQLという組み込みシステムは利用
しますが、サイト管理の基本はすべてブラウザでの操作です。掲示板
への書き込みと同じ感覚でサイト管理が可能となりました。

さらに会員登録することで情報の利用範囲を区分できます。これまで
のサイトではゼミOBとそれ以外の来訪者を区別できませんでした。
しかし、IDとパスワードでOB専用ページにアクセス可能となります。
このような機能も容易に設定でき、管理者はメンバーの確認と許可で
済みます。会社などでグループウェアを利用している人はイメージが
湧きやすいでしょう。

その他に各種機能(モジュール)も充実しており、例えば同窓会機能
やアルバム機能もあります。必要な機能だけを付加すればオリジナル
のサイトが実現できます。これまで煩雑だった個人での作業が、簡単
に皆で参加できるコラボレーションツールとなったわけです。


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■最近のゼミから:祝!ドメイン取得
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☆関連サイト:http://www.kojima-seminar.net/

 正式にドメインを取得しました。これも2期生馬淵君のご尽力による
ものでこの場を借りてあらためてお礼申し上げます。ドメイン以外にも
サーバも借りているわけで、こちらが大変だったりしますが・・・

これまではOB会がhttp://www10.plala.or.jp/k-takaki/zemi/index.html
現役学生はhttp://www.ngu.ac.jp/white/~kkojima/seminar/と2つのURL
での運用でしが、今後はkojima-seminar.netという分かり易いドメイン
に集約できるものと期待しています。

是非、ゼミサイトに登録・利用してみて下さい。まず使ってみなければ
その良さは分かりません。何ができるか、何がしたいかというニーズを
反映できるよう意見交換したいと思います。皆が初心者ですので、どの
ような説明が適当かも工夫が必要です。サイトに修正を加えながら、皆
で作り上げるサイトになれば幸いです。

同期ごとにフォーラムを用意していますので、まずは懐かしさで書き込
み、そして学年を超えた異業種交流へと発展すれば、さらなる発展へと
つながることでしょう。ITツールとの出会いにより、自分の抱えた問題
を解決するかもしれません。これがITソリューションです。また新しい
考えが創発されるかもしれません。これが複雑系の考え方です。

ただしサイトへアクセスし快適に利用するには、通信回線やPC処理能力
にある程度のスペックが要求されます。電話回線などのナローバンドで
は厳しいかもしれません。

【利用案内】(01)新規登録・メンバー登録 編
まずサイトのトップページより「新規登録」をして下さい。心配な人は
左側メニューにあるFAQを参考にすると良いでしょう。パスワードとIDを
各自で設定し、ログインを入力すれば、確認のメールが直ちに届きます。
ログイン後には、左側メニューにMember Onlyが追加されます。☆は会員
のみ利用可能ですので、☆児島ゼミメンバーから自分の期で同窓生登録
(他の人の登録を真似てみると良いかも)をします。

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■編□集□後□記□
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ゼミ10周年に向け、いよいよ本格始動といった状況です。ドメイン取得
とCMS導入で、新しいコミュニティの形態を積極的に提案したいと思って
います。時代の先端となる話題も多いので、自己啓発のつもりで試して
はいかがでしょうか。

インターネットは自律型分散システムですが、これをコンテンツまでに
敷衍したのがCMSであり、コラボレーションの礎でしょう。このサイトで
は皆がコンテンツ・エディターです。離れていてもコラボレーションが
可能となり、新しいコミュニケーションの在り方を実践します。