2019年7月3日水曜日

第149号(2019.07.03)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第149号
□───────────────────2019.07.03─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.149
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。


すでに7月ですが、新しい授業時間帯にまだ慣れていません。切りがよく分かり
やすい開始終了時間になったものの、これまでの習慣が染みついており、対応に
苦慮しています。年齢を重ねると適応力が欠如するのを我が身を持って知らされ
ました。変化への対応ができないとなると、目まぐるしい激変の今、取り残され
ることは必至です。体と精神の柔軟性の向上が課題です。


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■NGU短信 > 学びの拠点"knowledgE"の段
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☆関連サイト:https://kojimag.blogspot.com/2018/05/141.html

新学舎である<たいほう>が昨秋に完成し、国際センターや社会連携センターが
しろとりから移転しました。かつての場所をいかに活用するかは、学長の意向で
「学びの拠点」を設置することになりました。法学部は翼館、外国語・国際文化
学部はグローバルリンクスという感じになっているので、経済・商・現代社会の
3学部の学生が集い学べる場所を整備するという構想です。

曙館1階には国際センターがありましたが、旧事務室(南側)の場所は経済学部に
iラウンジ(北側)は商学部に割り当てられました。そして、教育学習センターが
あった曙館3階のアクティブラーニング教室(ここは2018年度春にゼミ教室として
利用しました)は現代社会学部の拠点になりました。愛称は、経済がKnowledgE、
商学部はInc、現代社会学部はOasisとなりました。経済学部を表すため末尾のEが
大文字になっています。

昨秋から続いた改修が終わり、ようやく使える状態になりました。運用は各学部
に任されています。いまだ手探り状態で盛んに活用されている訳ではありません。
経済学部の基本コンセプトは、学部生が自分たちで集い、学習をするという場所
です。そこで、学術情報センターのセミナールームと同じような利用法(食事や
遊びは禁止、キャップ付きの飲み物はOK)を援用しています。なので、学術情報
センターのセミナールームが使えない場合も、KnowledgEで勉強できるようになり
ました。

児島ゼミでは、サブゼミと非常に合っていると思います。すでに3年生がチーム
研究の場所として使ったり、4年生はサブゼミで利用しています。先日、4年生が
Facebookへ写真をポストしたので、ご存じの方も多いと思います。ゼミでもまだ
使い勝手が分からない状況ですが、使用頻度が上がるうちに快適な学習場所へと
進化するに違いありません。かつて、瀬戸キャンパスでのマルチメディア教室が
思い出されます。この教室にはいつもゼミの誰かが勉強していました。

経済学部では、KnowledgEにゼミ紹介のポスターを常設しました。今後は、卒業
研究発表会やゼミ対応コア6コンペのトロフィーやの案内ポスターなどが展示さ
れると思います。また、コア6関連のパンフレットやアイテムを置いたり、BIPに
関する資料も良いでしょう。さらに、持ち出し禁止とすれば、ゼミナールごとに
まとめた過去の卒業論文集を閲覧できれば、貴重な参考資料にになります。この
ようにここに来ると経済学部の特色教育や成果が一瞥できるようなエリアとなる
ことが期待されます。

今春、リハビリテーション学部が名古屋キャンパスへ移転してきました。毎日、
多くの学生が夜遅くまで学習する学部です。既存の他学部が良い影響を受けて、
皆が勉強するようになれば、大学はステージにアップできると思います。学びの
拠点がやる気のある学生を支援する施設になることを願っています。


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■最近のゼミから > 春学期の指導内容の段
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☆関連サイト:

5月の新歓コンパ後は皆がチーム研究に注力しました。今年度は昨年と比べて、
全体に苦労している感じがします。困った時こそ、皆で集まり一所懸命に取り
組み、さらに先輩に尋ねたり、事前にリハーサルをして、見てもらうことなど
が必要でしょう。社会人予備軍としては、これらの習慣を身につけておくべき
だと思います。

3年生のチーム研究のテーマは、昨年と同様に「地域課題とICTソリューション」
としています。地域も同じにしているので、4年生からのアドバイスが期待でき
順調に進むと考えたからです。

 A) 名古屋港・金城ふ頭エリア
 B) 名古屋城・名城公園エリア
 C) 円頓寺商店街エリア
 D) 瑞穂運動場エリア

3年生ゼミでは、まとめの発表に向けて各チームが努力しています。6月中には
チーム発表ではなく、PDCAとして振り返りの時間を設けました。これまで作成
したPowerpointのスライドを確認・印刷させ、論理展開が十分なストーリ作り
の指導をしました。そのために最初に結論を述べ、根拠となる理由を説明する
ようアドバイスをしました。残りのゼミの時間でどこまで完成度を高めてくる
かに期待しましょう。

春学期のゼミ最終日である7月25日には恒例のゼミ発表会を行います。いつもの
ように春学期での成果をビデオ収録し、3か月の成長を確認するとともに今後の
学修につなげます。3年生たちの発表を見てみたいという卒業生の方は、是非、
ご参加ください。その後の慰労会・情報交換会にも参加いただけると幸甚です。
案内はゼミのFacebookにアップされるので、ご確認ください。学生は翌日から
定期試験ですので、飲みはほどほどにということになろうかと思います。

1年ゼミ(基礎セミナー)は、活動報告会が7月2日(火)3限に行われました。
今年度から火曜日3限には授業を設定せず、学生の活動や学部の行事に充てて
います。この時間で、すべてのゼミが「まりづくり」に関する短い発表をしま
した。ありがたいことに、昨年に続き児島ゼミが入賞しました。準備も十分で
ない状況だっただけに、まったく驚きの結果です。

2年ゼミは、例年通り1年次の学びを確実にする内容で、タイピングの基礎から
ビジネスレベルの確認、データ収集から統計による自己分析、効果的な発表を
Powerpointで行っています。今年のメンバは、教えやすいこともあってかなり
進んだ内容までを扱っています。どこまで伸びるかが楽しみです。


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■編□集□後□記□
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東京オリンピックチケットの抽選は見事に外れました。また、神戸マラソン、
大阪マラソンの申し込み抽選も落選。1週間に3つも外れるとガックリします。
とはいえ、これらは大した努力をせず運だけの話です。ふと、4年生の就活を
思い出しました。就活生のお祈りメール(不採用通知)は全力で取り組んだ
にもかかわらず不本意な結果なので、そのダメージはきついものがあります。
就職活動や卒業論文は自分でやらなければ、誰も代わりにやってくれません。
気持ちを奮い立たすには難しいときもあります。これもうまくマネジメント
できるようになると、さらに強くなれることでしょう。


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