□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@ 第5号
□───────────────────――2004.02.17─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.005
2004年を迎え初めてのメルマガ発行です。昨年末以来、掲げている
今年のゼミの目標は「人間力を高める」です。この人間力とは何かと
いうことですが、体力や学力ではなく、総合的な力、まさしく人間と
しての力です。人が持っている潜在能力は素晴らしく、磨けば磨くほ
ど輝きを増します。卒論を仕上げた人は体験していると思いますが、
追い込まれたときには、自分の能力以上のものが発揮できたはずです。
金八先生ではありませんが「人」という字はお互い差さえあっている
という意味で、さらに人と人の「間」を大切にすることで社会の一員
としてどれだけ貢献できるかということでしょうか。総合力として、
協調融和・気配り・根回し・交渉・粘り・根気・助け合い・企画力など
も含まれるでしょう。
毎日、何か新たな発見や体験とともに、今年も「人間力」を高めるら
れよう頑張りましょう。
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■NGU短信 > 愛・地球博の恩恵は?の段
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☆関連サイト:
http://www.expo2005.or.jp/
http://www.cbr.mlit.go.jp/meishi/mag_info/
最近、地図を購入しました。東海環状自動車道(MAGロード:リンク
参照)が通り、大学のすぐ近くに瀬戸北ICができるということで、どこ
に繋がるかを見ておりました。東海北陸道から中央自動車道(土岐JCT)
を抜け、東名高速へと繋がり、かなり便利になります。高速を利用すれ
ば40分以内で通学可能なエリアは、美濃加茂、瑞浪、岡崎、豊明など
きわめて広くなります。これらはすべてEXPO2005愛・地球博関連の交通
関連インフラ整備です。
さらに地図を見ているといろいろなことを発見しました。まずは豊田市
に建設中のICが多いことです。万博長久手会場から猿投グリーロードを
通り、MAGロードへ抜けます。豊田JTCから東名高速へ入り、県が建設中
の名古屋瀬戸道路から万博会場へ戻ることができます。これで豊田市の
環状道が完成です。
トヨタ本社からJR名古屋駅へは、豊田東ICから今度完成する伊勢湾岸道
(第2東名にもなる)を利用し、名古屋高速の名古屋南JCT(大高線)へ、
30分弱で到着可能です。現在、名駅前でトヨタビル・毎日ビルが高層
化へ向け建替中で、国際部を東京から名駅前へ移転させるとのこと。
さらに、トヨタ本社から中部新国際空港(来年2月開港)へは、同様に
伊勢湾岸道を利用し大府へ、知多半島道路と半田からの知多横断道路・
中部国際空港連絡道路でそのまま空港ターミナルへ、30分弱で到着で
きます。
地方財政が破綻状況で喘いでいる中、世界の勝ち組企業がこの地方を
牽引しているという状況です。経団連の会長や中部新国際空港の社長も
トヨタ出身です。「すべての道はトヨタに通ず」という状況です。
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■ 最近のゼミから
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☆関連サイト:http://www.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/
卒業論文がどうなってしまうのかという戦々恐々とした日々もほぼ
終わり、何事も信頼関係が大事ということをつくづく思い知らされた
今年度でした。卒論が選択となって、途中で挫折・放棄はしまいかと
思っていましたが、やはり杞憂でした。4年ゼミ「卒業研究」を履修
する時点で、覚悟ができていたようです。
最近の卒論指導は、相互のダメだし作業により、かなり効率的になった
と思います。このダメだしが実によい。ゼミ生の日本語力が著しく向上
することが判明しました。このようなトレーニング方法を全学に広めな
くては思うこの頃です。
最近はまっているのは、CCSからリンクされている自学自習システム
です。(CCSについては創刊号参照)科目を設定し、5択の問題を
用意すれば、学生はいつでもクイズのように自分で問題を解いてゆく
というまさに自学自習システムです。元々の発想は3期生の鈴木君の
卒論に見られようにゼミ内のアイディアですが、現在では大学の教育
システムの1つとして稼動しています。
問題作りが大変ですので、3年生に就職活動に備えてSPI問題集を
作成してもらいました。現在では、問題数も増えなかなかの量になっ
ています。ゼミ生の学習状況はCCSからチェックでき、さらには
設問の難易度ももデータとして表示されるので、便利なツールです。
ここから小テストも作成でき、ゼミのちょっとした時間を利用して
実施しています。
児島の希望としては、3年生でこれに関わったゼミ生が目に見える成果
を上げて欲しいことです。就職難の昨今ですが、ぜひ頑張っている人に
はよい結果をと祈ってやみません。
○今後のゼミ行事予定
・ 3月15日(月) : 卒業式ならびに追い出しコンパ
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■ 編□集□後□記□
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前号で案内した1月2日のラグビー戦はじつに惜しかった。試合の
盛り上がりはなかなかのものです。大学のフラッグを振り、応援する
ことは何とも愛校心が沸きますよね。おかげでこの正月は、食べ過ぎ
による膨満感に悩まされることも少なく、来年は優勝を期待します。
最近の号からの読者のためにML利用のお願いを再掲します。コジマガ用
のメールアドレスへの返信はしないようお願いします。ゼミのML同様、
大学のMLを使っていますので、見知らぬOBまで連絡がまわります。
リプライなどは個別(ちなみに、児島へはkkojima@ngu.ac.jp)に送信
ください。一方的なご意見・ご感想などもお待ちしています。(レスは
飲み会で)