2005年9月28日水曜日

第15号(2005.09.28)

□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第15号
□───────────────────――2005.09.28─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.015
*等幅フォントでご覧ください。

 愛・地球博も無事終わり、ポスト万博としてその成果が議論される
ことでしょう。私も1度だけですが万博へ行ってきました。感想を求
められれば「でかい!」の一言です。さすが国家事業ですね。

【重要なお知らせ!】
コジマガの登録内容を編集します。メアドの変更・廃止で配信不能の
メールが徐々に増えてきました。私もそうですが、不便しない場合は
変更届は出さないものです。

そこで、パーティで集約したデータを元にメアドの更新・登録をします。
サーバから英文メールが届くかもしれませんが、ウィルスでは?と驚か
ないようお願いします。

なお、受信したメアドでは困るという方やコジマガの登録不要という
方は児島(kkojima@ngu.ac.jp)までメールください。


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■NGU短信 > 「世の中は広い」の段
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 先日、他大学の先生とテレビ会議に挑戦してみました。「何を今さら」
というパワーユーザはOBの中にいると思いますが、大学という狭い世界
では、先進的なものに挑戦するユーザはそれほど多くいません。

情報化で一番遅れている社会人がいるとすれば、大学教員ではないかと
思います。ちなみに携帯を持っていない教員は数知れず、若手でさえも
持っていない教員もいます。自分の時間が惜しい、邪魔されるのがイヤ
という人種ですから仕方がないかも知れません(←自己反省を含む)

これまで通り「教育の情報化」というテーマに関しては、孤独な挑戦を
継続しています。ようやく「情報」というツールは世間では認知される
ようになってきましたが、やはりまだまだ誤解を生んでいるようです。
特に、大学の教員には理解できない人が多く(評論家のような態度に
問題あり)、情報化を進める上で大きな足かせになります。

企業は変わらないと生きてゆけません。社会も徐々に変化しています。
一番変わらないのが大学でしょう(そもそも変わってはいけないのだと
真剣に思っているのかも知れません)。しかし、最近は国の方針が変わ
ったため、慌てて右往左往する大学も多いように思います。

名古屋学院大学はご存知のようにITの取組に関しては、他の大学と比較
して相当のレベルにあります。この「強み」である方向をさらに延ばし、
育ててゆくためにはどうすればよいか?がわからなくなることがありま
す。おかれている周辺事情や環境などにより閉塞感を覚えていました。

しかし、世の中には凄い人たちがいるもので、2歩も3歩も先にいる人
がいます。この人たちとの協働により、陰鬱感から解放されると同時に
大いに刺激され、久しぶりに前向きな気持ちになっています。ここに至
るまでには、ほんの些細なことや出会いがきっかけでした。

いずれ具体的に話ができるようになりましたら、コジマガで報告したい
と思います。「世の中は広く、自分の視野は狭い」ということに気づか
されたこの頃です。


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■最近のゼミから
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☆関連サイト:http://www.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/

 ようやく大学は秋学期が始まりました。(いつまで休んどんじゃ!と
いう声が聞こえてきそうですが・・・)カリキュラムの変更により4年
ゼミが選択になって以来、試行錯誤で3年が過ぎました。ようやく秋の
ゼミの段取りは落ち着きをみせています。その方法は以下の通りです。

3年生は、就職準備として徹底してしごく【怒:優=8:2】
・ インターンシップなどで就職の意識を高める
・ 日本語能力、コンピュータリテラシーの向上を目指す
・ 卒論をできるだけたくさん書かせる

4年生は、大人として扱う【怒:優=1:9】
・ 3年生での貯金を活かし、授業時間内で終了させる
・ 「でき抜け」により早く終わらせる
・ サブゼミなどで柔らかくフォローする

3年生にとっては、ゼミ行事などやるべき課題を明示して、期限までに
成果を出すようにします。実質稼動は3ヶ月しかありませんので、当然
のことながら厳しくなってしまいます。

すでに4年生はつらい就職活動を多かれ少なかれ経験し、自分を見つめ
直す機会を多く持っています。自分にとって必要なことや大学で学ばな
ければならないことは、十分感じていると思います。そのような学生に
もはやムチは必要でなく、ゼミは自分の責任で卒業論文をすすめる手伝
やペースメーカーであれば良いと思います。

【行事案内】詳細は.NETをご覧下さい。
・09月28日(水) 春学期卒業式 チャペル
・10月11日(火) 3年ゼミ:就職ガイダンス
・11月01日(火) 3年ゼミ:卒論のための図書館ガイダンス


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■ゼミサイトの話題:フローとストック
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☆関連サイト:http://www.kojima-seminar.net/

 現役生への連絡手段として、MLや.NETをどのように位置付けるかは
次のように指導しています。

・フロー :ML(kojima_zemi@mgw.ngu.ac.jp)
・ストック :.NET

経済学部で学んだ皆さんならばお分かりでしょうが、経済の仕組みは
フローとストックです。経済財と同じく情報にも価値があり、同様に
みなすのが適当でしょう。これをうまく使わないと「めんどうくさい」
や「不便」ということになってしまいます。ツールは所詮、使ってこそ
ナンボですから、使い方を間違えてはいけません。

学生への指導として、ゼミ行事はMLで流すとともに.NETに書き込ませて
います。その他、ゼミ旅行先などの意向分布調査はアンケートを利用、
卒論テーマなども書き込みをしてメモとして残しておくとともに、広く
意見を求める。といったことを指導しています。

肩に力が入らなくとも気軽に書けるようなサイトであれば「人が育つ」
サイトになると思いますが、これは期待し過ぎでしょうか?

【利用案内】(06) ユーザー検索編
左メニューにあるユーザー検索でいろいろなことができます。例えば、
「3日以内にログインしている」という検索条件を設定してみると、
メンバーリストが表示されます。コジマガを発行したり、イベントの
後などは、アクセス数が多くなる傾向が見て取れます。「書き込みが
少ない」といっても見ている人はいるということがデータとして証明
できるわけです。これはITでなければできないことで、その素晴らしさ
であることを強調しておきます。

*各メンバーの[アカウント情報]を元に検索しています。これをうまく
 利用すれば、ゼミOB会での同好会も設立可能となります。


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■編□集□後□記□
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幸せなことに、この夏はパーティをはじめとして多くのOBと再会する
機会を得ました。かつては皆、大学生という括りで同じようであったの
も、時が経つにつれ「人生いろいろ」という感じになってきました。

幸せな人、辛い人、耐えてひたすら頑張る人、不満をためている人・・・

いづれ状況は変わるでしょう。自分たちも変わっているに違いありません。
そして、私もOBや学生に元気づけられ、励ましてという構図です。

万博会場もどのように変わってゆくのでしょうか?ヒト・モノ・カネを
対象とする経済学を学ぶ者として、興味を持って見守って行きたいと
思います。

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