2012年8月29日水曜日

第94号(2012.08.29)


□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@    第94号
□───────────────────2012.08.29─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.094
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。


東京近辺に在住の皆さん、第2回目となる東京でゼミOB会を行ないます。
是非、ご参加下さい。参加予定の方はFBより、申し込み下さい。

 日時:9月3日(月) 18:30~ENDLESS
 場所:ドイツ料理のクライネヒュッテ(新宿南口から徒歩5分)
    http://www.kleine-hutte.com/

ゼミOB会主催のの夏の恒例イベントは、あいにくゲリラ豪雨に見舞われて、
東海道線を利用した皆さんは足止めされたようです。とはいえ、いつもの
会場だけに電車が遅れてもさほど迷うことはありません。それもこれまで
積み重ねの結果でしょう。今回は結婚の報告もあり、楽しいものでした。

さて、次回は年末開催となりますが、それまでの行事が少し増えています。
まず、上記の東京ゼミOB会の他、ゴルフやホームカミングなどイベントが
多彩になりました。活動状況はFBにアップしながら、楽しくそして有益な
時間としたいと考えています。さらに、ゼミの中で異業種ネットワークを
広げてゆきたいものです。

そして、年末までの目標はFBの児島ゼミの登録数を80名にすることです。
コジマガの読者でFBのユーザはグループへ参加ください。加入済みの方は
ゼミの友人を招待・登録することができます。OBやOGの消息把握にご協力
下さい。現在、ゼミナールの名簿には272名ですが、3年間の募集停止期間
があるので、おおよそ300名が児島ゼミに登録可能な人数と思われます。


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■NGU短信 > 『少しだけ、無理をして生きる』の段
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☆関連サイト:http://www.cccties.org/blog/event/2012_0809/

学生が夏休みに入ると、大学教員は採点などの仕事を片付けて、ようやく
自分の研究活動に入ります。8月初めは学会・研究会の出張で京都と札幌
に出かけました。1週間に2箇所での発表は少しタイトなスケジュールで
したが、その週末はOB会だったので張り切って出張に臨みました。

最初の出張先は、京都大学での学会です。偶然ですが、新幹線の京都駅で
ノーベル賞学者である益川さんの姿を見かけました。会場では知り合いの
先生方と情報交換し、自分の発表も持ち時間通り、無事に終了できました。
こうして自分の仕事は無難に完了です。

出張で時間があると、市内散策に出かけますが、あまりの暑さに中止です。
夜は知り合いの先生方とともに河原町あたりで食事です。鴨川には川床が
立ち並び日曜日の夜といえど、すごい人出でした。ここでも関西のパワー
を見せつけられました。

次の出張は一日おいて札幌です。今回、ANA株主として初めて株主優待券を
使いました。プレミアムシートでも株主優待を使うと通常料金より格安で、
さらにいくつもの特典がつきます。ゆったりとした座席の他、軽い食事や
優先搭乗など、コストパフォーマンスは最高です。いつもビジネスクラス
という人にとっては当然でしょうが、小市民的な幸せを感じる時間でした。
一方、帰りは猛暑の名古屋へのエコノミー便だったので、よりテンション
が下がった搭乗時間でした。

3年ぶりの札幌ですが、駅前の西武がなくなっているなどいろいろな変化
に気づきます。仕事の合間に、よつ葉牛乳が運営するパフェを堪能したり、
夕食はサッポロビール園でのジンギスカンとリフレッシュさせてくれます。
札幌大通り公園では、ビール各社が大規模なビアガーデンを開催しており、
凄まじい人出でした。とりわけ人気があるのはキリンビールです。ここは
1mほどの高さがあるタワー型のガラスピッチャーで提供しています。透明
の容器なので、どれだけ飲んだかが一目瞭然です。隣のグループとの競争
意識まで生まれ、思わず大量に飲んでしまうそうです。残念ながら実際に
ビールタワーは体験できませんでしたが、名古屋でもこのようなイベント
の実現を望みます。

旅行中に誕生日を迎えていよいよ年男です。1週間に2箇所で2つの発表
はちょっとしんどい仕事でした。また、いずれの夜も遠方の知人達と飲み
続けるのは、胃袋にもちょっとハードでした。しかし、独り研究室で仕事
しているのと違って、かなりインスパイアされた濃密な時間でした。

札幌へ向かう時、セントレアの本屋に立ち寄り城山三郎の本を買いました。
『少しだけ、無理をして生きる』というタイトルの短編です。これを旅行
中に読了しました。この本から、私利私欲ではなく、興味と信念を持って
進むことの大切さを思い出しました。居心地の良い環境や慣れた人間関係
だけにいるのでなく、いつでも緊張感や初々しさを持って人に接する姿勢
の重要さに再び気づかされました。

今回も世いろいろな場所で、いろいろな人と知り合いながら、語り合って
勉強できるのは何ともありがたい限りです。さて、9月にも発表依頼を2件
ほど頂戴しているのでこれらも全力で頑張りましょう。少しだけ、無理を
してみたいと思います。


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■最近のゼミから
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☆関連サイト:http://www.nagoya-stock-exchange.com/results/

3年ゼミ生の半数近くが東日本大震災のボランティへ出かけるようです。
鳴子温泉をベースにした活動だそうです。是非、元気に楽しく過ごせる
よう、頑張ってほしいものです。

前回コジマガで取上げた名古屋証券取引所の「第3回株式投資コンテスト」
は開催期間が残り1月になりました。先日、名証から本学の参加者に限定
した中間報告をいただきました。

8月27日現在、トップ100(上記URL)に本学の学生22名がランクインして
います。仮想の手持ち資金300万円を100万円以上増やしている学生は3名
おり、最高額は280万円ほどゲインしています。名証の担当者からかなり
すごいレベルという評価をいただいています。

本学のドメイン(ngu.ac.jp)で登録した本学関係者は1,252名です。内、
930名が1年生で、教員は4名(経済:3名、商:1名)で職員も数名います。
仮想売買の結果、資産が動いているのは393名です。

以上の結果から、とてつもない学生の存在が判明しましたが、大学全体
として参加具合は低調です。これはeラーニングと同じで、教員が利用し、
学生に促さないと参加率は伸びません。使い方の例として、ゼミで競争
させたり、テストに出題するという具体策の提示が必要と痛感しました。
山本五十六の名言「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめて
やらねば 人は動かじ」を思い出させます。

一方、ゼミではかなり盛り上がっており、100位内にゼミ生だろうという
ハンドルネームを使っている者がランクインしています。(確認下さい)
このようにゼミ生同士で競い合い、遊び心(ゲーミフィケーション)を
きっかけに何か掴んでもらえれば、それで大成功です。


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■編□集□後□記□
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先日の飲み会で1期生と話している時に思い出しました。ゼミが再開し、
初めてのゼミ合宿が16年前の合宿と日付がまったく同じということです。
今年はロンドン・オリンピックの開催前でしたが、当時はアトランタ・
オリンピックで、合宿の翌日は開会式でした。このような偶然はメモを
残しておかねばなりません。これもゼミのひとつの歴史です。

2015年はゼミ20周年だそうですが、あと3年後です。


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