2012年10月30日火曜日
第95号(2012.10.30)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@ 第95号
□───────────────────2012.010.30─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.095
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
9月21日から秋学期が始まり慌ただしい毎日で、2ヶ月ぶりのコジマガです。
10月最後の週末に恒例の大学祭が行われて、2日目にはホームカミングが
催されました。あいにくの雨でしたが、児島ゼミのOB/OGも12名ほど参加、
和やかな時間を過ごすことができました。子供が楽しめるイベントが多く、
家族連れで参加しても存分に楽しむことができます。今回は卒業以来15年
ぶりに再会というOBも登場し、人の輪がさらに広がっている感があります。
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■NGU短信 > 社会とのつながり(名証・中経連)の段
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☆関連サイト:http://www.chukeiren.or.jp/outline/committee/coalition/coalition.html
☆関連サイト:http://www.ngu.jp/system/article/detail/2828
新学長になり、さまざまなポリシーが打ち出されています。そのひとつが
大学としての地域貢献、とりわけ産業界とのつながりを深めることを強く
意識されています。開かれた大学になるには地元の経済界に本学の存在を
認知してもらうことが必要です。そこで、中部経済連合会へいち早く加盟
しました。地元国公立大学の名大・名工大・名市大とともに本学が当初の
メンバです。現在の加盟大学は16校ですが、今年は最初の4大学を中心に
産学連携フォーラムNEXT30を運営しています。
NEXT30は、今後の30年後を見据え、大学の若手研究者と企業の中堅社員の
将来にわたるつながりをつくることが目的です。4大学それぞれから数名の
教員が集まり、このフォーラムのコアメンバを構成しています。本学から
小生と商学部の先生が初年度のメンバになっています。
NEXT30フォーラムは2ヶ月に1度開催され、9月は小生も発表を行いました。
授業とも学会とも違う空間での発表は初めての体験でした。また、同じ回
で発表されたのが、医学部の先生で「サマーレスキュー」を実践している
方です。放映中であったテレビドラマの話だけに、話題提供という点では
かなり辛い立場でした。しかし、異質な話(とはいえ「ひとづくり」では
共通しています)なので、あまり比較されこともありませんでした。
さて、大学と地元経済とのつながりとして名証株式コンテストがあります。
9月25日(火)に名古屋証券取引所「第3回株式投資コンテスト」が終了し
ました。前回のコジマガでも簡単に報告しましたが、以下が最終成績です。
【名古屋学院大学の最終成績概要】
1. 大学からの参加者は1,256名
2. コンテンスト全体で2096名人中、100位内に21名がランクイン
3. 学生の最高額は4,089,933円のゲイン達成
(元手の300万円を7,089,933円にした)
4. 100万円以上ロスした学生は8名
10月17日(水)には名証の執行役員をお招きし、表彰式を大学チャペルで
礼拝形式にて執り行いました。表彰対象者は本学で上位100名の学生です。
式の聖書朗読はマタイの福音書25「タラントの教え」をお願いしました。
株式投資へ参加した学生だけに、この原文はさぞビックリしたと思います。
儲けた者が褒められ、損をしないよう蓄えていた者が叱咤される内容です。
これは、主から与えられたもの(才能:タレント)を活かしなさいという
教えです。取材に来ていた記者さんはかなり驚かれていましたが、これで
キリスト教と経済学・地元企業・ICT教育・人材育成をうまくつなげること
に成功しました。
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■最近のゼミから > フォロワー制度
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☆関連サイト:
夏休みに大挙して東北へボランティア活動へ出かけたゼミ生たち。秋学期
には、皆元気な顔で再集結しました。その他、インターンシップやクラブ
活動・短期留学などそれぞれの場所で頑張っているようです。また、ゼミ
生も何人かが、名証株式投資コンテストで優秀な成績を修めてくれました。
このような体験・勉強えお通じて逞しくなってゆく姿は頼もしい限りです。
さてゼミが再開し、いよいよ長期に渡る個人戦が始まりました。ゴールは
卒業論文の完成です。毎週、全員に約5分間の発表を課しているので、21名
が終えるには4時間以上が必要です。これを効率化する仕掛けに挑戦中です。
まず、ゼミ開始前に今日の発表順を全員が自分で黒板に書きます。同時に
発表予定時間も記載して、どの程度準備してきたを開示します。そして、
発表進行は司会者が、発表記録はタイムキーパーを兼ねた書記が務めます。
これまで5回ほど発表して、自分のテーマに関連する近いゼミ生が明らかに
なっています。そこで、今年度から自分の発表スライドのダメ出しや内容
に関して質問してもらう「フォロアー制度」を導入しました。
学生は、つい自分の卒論ばかりに気を取られがちになります(このような
傾向が強い学生ほど進度が遅いと経験則があります)。そこでフォロワー
制度を思いつきました。フォローする人の発表は必ずコメントしなければ
ならず、他人に迷惑をかけるので、おいそれとサボるわけにもいきません。
他人との関わり(協力・協働)を重視したしかけです。この制度がうまく
いくかどうか今後注目です。
また、秋学期早々に新ゼミ生の応募が始まりました。第1次応募で3年ゼミ
(定員:20名)へ32名の学生が申し込んでくれました。ゼミ募集要項には
ゼミの現状をありのまま書いているので、一読すればかなりしんどいゼミ
という予想がつきます。にもかかわらず、応募した意気込みには応えたい
と思っています。しかし、選考して何人かの学生には、お断りしなくては
ならないのは辛い作業です。やる気とその継続さえあれば、誰でも何とか
なるだけにかなり惜しいことです。
これまで多くの学生に接して、たくさんのことを学びました。ゼミに入る
まで、いい加減に過ごしていても、突然やる気を出し、期待以上の成果を
あげる学生も少なくありません。もちろん、こちらがそのように仕掛けた
訳ではありません。その学生との波長が合い、タイミングが良かったので
しょう。このような学生がいるだけに、ゼミ選考はさらに難しくなります。
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■編□集□後□記□
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この秋も、いろいろな場所でたくさんの人とお会いする機会がありました。
まず、9月3日には第2回目となる「東京児島ゼミOB会」が開催され、新宿
で卒業生らと深夜まで酒を酌み交わしました。異業種交流会で業界裏話を
聞けただけに、非常に楽しいひと時でした。準備をしてくれたOB諸氏には
感謝します。そして、仕事関係以外にも、上記のホームカミングやNEXT30
などで新たな出会いや再会があります。
最近はFace to Faceだけで終わることなく、ネットでのつながりによって
その後のフォローが可能です。これもSNSのおかげです。SNSは普及途上に
あって、今後どうなるかという予測は困難ですが、たしかに便利なツール
ですから、なくなることはないでしょう。どのように活用すべきかを示す
のは、イノベータの役割でしょう。
FBの話題をいくつか取り上げます。まず「児島ゼミ」グループ(非公開)
の登録者が68名になりました。前回のコジマガ同様、今年中に80名を達成
したいと思います。未登録の3年生や内定した学生などが加われば、今冬の
忘年会までに達成できる数字です。FBから学生が自主的にゼミOB会などへ
参加できるようになることを望んでいます。
また、まったく予想外の人づてにゼミOBの消息が判明して、FBでつながり
ました。これも何かの縁でしょう。さらに名古屋学院大学の公式Facebook
ページが開設されました。公式ページのアドレスは下記の通りです。
http://www.facebook.com/NagoyaGakuinUniversity
是非、「いいね!」のクリックから母校とのつながりを深めて下さい。
以上、今回のコジマガのテーマは「つながり」でした。
次号をお楽しみに。
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