□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第134号
□───────────────────2017.07.19─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.134
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
前号発行から3ヶ月が経過してしまいました。気づけば、季節はすでに夏。
これまでのブログのデータを見ると、春学期中の投稿は2回程度というのが
一般的でした。どうやら春学期にはメルマガ執筆が滞るようです。自主的な
活動とはいえ、ルーティーンにして、定期的に出せるように心がけなければ
なりません。
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■NGU短信 > 父母懇談会が秋から春への段
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☆関連サイト:
例年では9月に開催する父母懇談会が、今年は6月17日(土)に実施されま
した。毎年、6月に父母会総会が行われており、会の後半ではご参会の父母
と教員部長が学食で食事を取りながら簡単な懇談をしています。その意味で
実際にはプチ父母懇談会になっていました。今回、父母向けの大学説明や
就職や修学相談といった相談ブースを設けることで、実質的な父母懇談会に
なりました。
表向きには父母会総会と父母懇談会を一緒にして、合理化したように見える
かもしれません。しかし、それだけの理由ではありません。例えば、春学期
につまづいた学生を救い上げるには、9月の秋学期が始まる前よりも、学期の
授業期間である方が少しでも救済できる可能性が高いと思われます。また、
4年生の就活に関しては、一番辛い時期に当たります。親御さんとって心配な
だけに大学との相談の場が必要です。家族と本学のキャリアサポートで苦戦
している4年生をバックアップするには、適切な時期であると思います。
初めての試みで、いろいろな面が見えてきました。大学からご父母へ一方的
に説明するだけでなく、大学と家庭で学生を多面的にサポートできるような
機会になるような改善が求められます。その意味で、今回の開催時期の変更
は良い試みかも知れません。
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■最近のゼミから > OfficeソフトのTipsの段
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☆関連サイト:
春学期も最終週となり、いよいよ期末試験の季節を迎えます。この時期の
3年ゼミと言えば、チーム発表を4回終えて、各テーマに対して結論や提言
をどのようにまとめるかということで悩む時期です。月末の発表会(昔は
合宿でしたね)に向けて各チームが頑張っているところです。4月に比べて
Powerpointの技術は確実に向上しており、今後は発表内容のレベルアップ
が期待されるところです。重要な視点は「課題発見」「課題解決」が発表
にうまく含められるかでしょう。
明日に迫っていますが、発表会と飲み会は以下のようです(Facebookから
引用)。お時間の許す卒業生の参加をお持ちします。
1.春の研究成果発表会
日時:7月20日(木) 14時55分~
場所:名古屋学院大学白鳥キャンパス 曙館101階
テーマ:クラウド化で、経済社会はどうなるのか
2.3年生の発表慰労飲み会
日時:7月20日(木) 19時~
場所:個室鉄板dining 鉄神 金山店
料金:2980円
集合:金山駅南口18時30分
さて、今年度から春学期の4年ゼミはかなり趣向を変えています。全員
の就活報告とゼミ後の個別相談は例年通りですが、タイピングスキルの
再確認やSPIの小テストはほとんど扱っていません。。それに代わりICT
ビジネスの最先端用語(シンギュラリティ、ブロックチェーンなど)を
簡単に解説するとともに、卒業論文の作成で必要となるOfficeソフトの
Tipsを教えています。3年次に作成した研究報告書の原稿を元に、自分で
実際に試しながら確認させています。およそ1時間程度の実習内容ですが、
完全に消化するには適当な学習量だと思います。
例年、これらは秋学期のサブゼミで扱っていました。しかし、決まって
サブゼミに参加しない学生がおり、その学生ほど必要となる知識や技術
が遅れてしまいます。時間が経過するに従って、ゼミ生の進捗の格差が
拡大します。加えて、キャッチアップさせる必要があるので、他の学生
に大きな迷惑をかけてしまいます。これは遅れた学生個人の問題ですが、
ゼミ全体の進捗に大きく影響するのでうまくありません。それならば、
春のレギュラーゼミで扱っておけば、少しでも悲惨な状況から少しでも
脱却できるのではないかと思い始めました。
これまで扱った内容は以下の通りです。ただし、すべてではありません。
00)ルーラー表示・編集記号の表示
01)Wordの見え消し修正(ON/OFF)、コメント挿入、承認
02)Wordの表編集(中央配置・セルの余白)、図表番号と図表目次
03)Wordの図の貼付(リンク貼付・図として貼付)、図のファイル形式
04)脚注の挿入
05)Wordの見出し設定と目次更新、段落の操作、フォントと行間開け
06)Tabキー、小数点のインデント
07)コピー:HTML貼付、テキスト(文字列)、書式のコピー
08)図形のトリミング
09)類似グラフのサイズの完全一致:プロパティボックスでの制御
10)PPTのグラフでのアニメーション
11)図やグラフの調整:キーボードでの操作
12)ショートカットキー:Winキー+P, +D
13)目次の応用と行頭文字:ダメ出し
14)デフォルトとしての游明朝体(フォントサイズ変更, Ctrl+])
15)高度な検索、置換(Ctrl+F)
16)リボンのメニューで復習
17)キーボード:右クリックメニュー+矢印
18)Excelでの散布図と近似曲線
比較的簡単な内容からWord中級レベルまでさまざまですが、全部できる
ゼミ生はほとんどいません。とはいえ、重要なのは仕事で使えることに
意味があり、卒業論文という大きな統合的能力が試される作業を通じて
実践から身につけてもらいたいと願っています。そして、これらのTips
を他人に教えられれば完全に身につきます。また一度理解しておけば、
卒論完成間近の追い込み時期に思い出すことでしょう。
現在、4年ゼミ長が内容をWordにまとめてTipsマニュアルを作成中です。
今後は改訂を繰り返して、ゼミの秘伝書となることを期待しています。
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■編□集□後□記□
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春学期の15回の授業も終わり、いよいよ夏休みに入ります。毎年思うこと
ですが、学生諸君には、この期間を有意義に活用し、さまざまな体験をし、
逞しくなってもらいたいと切に願っています。
留学(海外旅行でも)・インターンシップ・資格取得(自動車免許でも)
はじめ、何でも構いません。非日常を経験し、見聞を広めてもらいたい
と思います。ただし、生命の危険があるようなリスクは避けてください。
一番残念な過ごし方は、バイトやゲームで終始してしまう夏休みです。
時間は投資です。特に、若い頃の時間はリターンが多いので、是非、自分
への積極的な投資を試みてください。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2017年4月28日金曜日
第133号(2017.04.28)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第133号
□───────────────────2017.04.28─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.133
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
2017年度が始まりました。ゼミも22年目がスタートしました。コジマガを
出さねばと思っていたら連休になってしまいました。多忙ですが、やはり
準備を怠らないようにゼミや授業のマネジメントをしていかねばなりません。
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■NGU短信 > 学位授与式と卒業パーティの段
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☆関連サイト:
3月21日(火)に学位授与式が名古屋国際会議場で挙行されました。お天気は
あいにくの雨で、晴れ着で列席した女学生とご家族には同情します。せっかく
の晴れ姿なので、大学としても好天で送り出したいと願っていました。また、
6年間にわたり学長をお務めいただいた木船先生も最後の祝辞となりました。
今回の式典では、巨大プロジェクターを使った演出がありました。画面が投影
されると会場の卒業生らの喧騒が収まります。久しぶりに再会した仲間と談笑
したい学生の気持ちはわかりますが、ザワザワしていてはセレモニーが台無し
です。そこで、かつては職員が「静粛に」と記載された札を持って注意を喚起
していました。しかし、今回は参加者の意識が画面に移ったので、会場全体が
静粛に向かいました。スクリーンによる演出はこのような副次的効果もあり、
スマートな方法と感じました。
実は、他大学の式典でこのような仕掛けがあり、木船学長にお伝えしたところ
2年後に実現してくださいました。やはり視覚に訴えるような一味違った演出は
場を共有する人々の注目を集めます。大きなイベントでは工夫が求められます。
近畿大学は入学式に卒業生のつんくを招いていますが、話題性以上に臨席者の
心に残るものがあると思います。
式典終了後は、想い出のゼミ教室(曙406)で卒業生ひとりずつに学位記を渡し
ました。ここで皆で撮った写真はFacebookにアップされていますので、ご確認
ください。また、製本された力作揃いの卒業論文集を筆者たちに回覧しました。
そして、卒業生からは記念品をプレゼントしてもらいました。小生の似顔絵が
刻印されたゴルフボール(1ダース)です。これはゴルフ場で紛失できませんが、
それだけ上手くなれという教え子からの励ましでしょうか。
経済学部は、午後2時から金山のANAクラウンプラザホテルで卒業パーティです。
就職先の関係で参加できないゼミ生もいましたが、児島ゼミはほとんど参加し、
抽選会ではいろいろな景品をゲットしていました。一方、他のゼミでは不参加の
卒業生も相当いるようで、学部教育の課題を見つけたようです。例えば、4年前
に基礎セミナーで教えた学生でも、パーティ会場にいない学生が多いようです。
彼ら彼女らには「4年生になったら卒業研究発表会に出場するよう」激励してい
ました。それどころか、同級生や教員が揃う最後の機会にも参加しない学生らを
思うと、寂しい限りです。所属ゼミで大学への愛着が薄れたのでしょうか?学生
時代の仲間を生涯に渡って大切にしたいと思える大学にしなければならない思い
を強くしました。
卒業パーティの後に卒業生とカラオケに行きました。ゼミ生とは2年ぶりです。
最近は、カラオケ専業のチェーン店に立ち寄ることはほとんどありませんので、
店内の仕組みやシステムも大変参考になりました。世の中のどこでも技術革新や
進化発展がみられるものです。興味津々で、とても勉強になりました。
21期生は卒業しました。学長指名で引き受けた教務部長という役職も3年で彼ら
とともに卒業するはずでした。ところが、留任となり本年度もまた慌ただしい年
となりそうです。同じ業務ですが、新たに課題発見・課題解決に取り組みたいと
思います。
───────────────────────
■最近のゼミから > ゼミでも男女共同参画社会の段
───────────────────────
☆関連サイト:http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/
春は、4年生が就職活動で忙しい時期なので、早めに歓迎準備をしているようです。
恒例の新歓コンパは連休明けの5月11日(木)なので、卒業生でお時間がある方は
奮ってご参加ください。案内はFacebookに掲載されていますので、詳しくはFBで
ご確認ください。
さて、今年度のゼミは以下のようです。ゼミ卒業生の皆さんによる直接の参観や
Facebookなどからの激励を歓迎します。
1年 基礎セミナー(1年):18名 金曜1限 曙館507教室
2年 専門基礎演習(2年):14名 金曜2限 曙館507教室
3年 専門演習(3年):18名 木曜4限 曙館408教室
4年 経済演習(4年):19名 木曜5限 曙館408教室
今年度の特色は「男女共同参画社会」です。経済学部の女子率は10%ほどですが、
全4学年に女子学生が所属することになりました。1年:3名、2年:2名、3年:2名、
4年:3名という内訳で、これはかなり珍しい状況です。そして、3年ゼミ長がゼミ
史上初めて女子学生になりました。副ゼミ長らと共にゼミをしっかり運営できて
おり、今後の期待が高まります。もはや世の中も「男女共同参画社会」へ進んで
いるで、決して驚くべきことではありません。
また、例年のように春の3年ゼミでは4チームに分かれ、それぞれの研究テーマに
取り組みます。メインテーマは「クラウド化で経済社会はどうなるか?」として、
サブタイトルは「IoTやAIによる2020年の地元東海地区を予測:伸びる企業・
サービス、沈む業界」としました。以下の業界・企業を調査します。
1. タクシー業界
2. 宿泊業
3. 教育業
4. 健康福祉
なお、チーム名はそれぞれ、タクシー、アンビリバボー、小林組、SUZUKIに決定
しました。すでに第1回目の発表が始まっていますが、4年生が各チームへ助言を
するといった光景が見られ、まずまずのスタートだと思います。そして、4年ゼミ
は就活支援・情報共有とともに、今年度は卒論作成に向けた指導(Tips)を盛り
込んでいます。
約70名のゼミ生たちの成長にご期待ください。
───────────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────────
☆関連サイト:http://kiefer-neu.jp/kfn1608c/
今春は名古屋で多くの施設が開業しました。金城埠頭のレゴランド・ジャパンと
名古屋駅のバスターミナルが4月1日にできました。JRゲートウェイタワーモール
が7日にオープンし、高島屋の拡張も17日に行われています。個人的には、駅前に
巨大な本屋ができて嬉しい限りです。
春は気分を新たにさせてくれます。自分自身はリニューアルできませんが、今春
は通勤カバンを数年ぶりに新調しました。これをもっていると見慣れた通勤風景
でさえワクワクを感じます。街並みの花や若芽が、さらに前向きな気持にさせて
くれます。
Evergreen
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2017年度が始まりました。ゼミも22年目がスタートしました。コジマガを
出さねばと思っていたら連休になってしまいました。多忙ですが、やはり
準備を怠らないようにゼミや授業のマネジメントをしていかねばなりません。
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3月21日(火)に学位授与式が名古屋国際会議場で挙行されました。お天気は
あいにくの雨で、晴れ着で列席した女学生とご家族には同情します。せっかく
の晴れ姿なので、大学としても好天で送り出したいと願っていました。また、
6年間にわたり学長をお務めいただいた木船先生も最後の祝辞となりました。
今回の式典では、巨大プロジェクターを使った演出がありました。画面が投影
されると会場の卒業生らの喧騒が収まります。久しぶりに再会した仲間と談笑
したい学生の気持ちはわかりますが、ザワザワしていてはセレモニーが台無し
です。そこで、かつては職員が「静粛に」と記載された札を持って注意を喚起
していました。しかし、今回は参加者の意識が画面に移ったので、会場全体が
静粛に向かいました。スクリーンによる演出はこのような副次的効果もあり、
スマートな方法と感じました。
実は、他大学の式典でこのような仕掛けがあり、木船学長にお伝えしたところ
2年後に実現してくださいました。やはり視覚に訴えるような一味違った演出は
場を共有する人々の注目を集めます。大きなイベントでは工夫が求められます。
近畿大学は入学式に卒業生のつんくを招いていますが、話題性以上に臨席者の
心に残るものがあると思います。
式典終了後は、想い出のゼミ教室(曙406)で卒業生ひとりずつに学位記を渡し
ました。ここで皆で撮った写真はFacebookにアップされていますので、ご確認
ください。また、製本された力作揃いの卒業論文集を筆者たちに回覧しました。
そして、卒業生からは記念品をプレゼントしてもらいました。小生の似顔絵が
刻印されたゴルフボール(1ダース)です。これはゴルフ場で紛失できませんが、
それだけ上手くなれという教え子からの励ましでしょうか。
経済学部は、午後2時から金山のANAクラウンプラザホテルで卒業パーティです。
就職先の関係で参加できないゼミ生もいましたが、児島ゼミはほとんど参加し、
抽選会ではいろいろな景品をゲットしていました。一方、他のゼミでは不参加の
卒業生も相当いるようで、学部教育の課題を見つけたようです。例えば、4年前
に基礎セミナーで教えた学生でも、パーティ会場にいない学生が多いようです。
彼ら彼女らには「4年生になったら卒業研究発表会に出場するよう」激励してい
ました。それどころか、同級生や教員が揃う最後の機会にも参加しない学生らを
思うと、寂しい限りです。所属ゼミで大学への愛着が薄れたのでしょうか?学生
時代の仲間を生涯に渡って大切にしたいと思える大学にしなければならない思い
を強くしました。
卒業パーティの後に卒業生とカラオケに行きました。ゼミ生とは2年ぶりです。
最近は、カラオケ専業のチェーン店に立ち寄ることはほとんどありませんので、
店内の仕組みやシステムも大変参考になりました。世の中のどこでも技術革新や
進化発展がみられるものです。興味津々で、とても勉強になりました。
21期生は卒業しました。学長指名で引き受けた教務部長という役職も3年で彼ら
とともに卒業するはずでした。ところが、留任となり本年度もまた慌ただしい年
となりそうです。同じ業務ですが、新たに課題発見・課題解決に取り組みたいと
思います。
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春は、4年生が就職活動で忙しい時期なので、早めに歓迎準備をしているようです。
恒例の新歓コンパは連休明けの5月11日(木)なので、卒業生でお時間がある方は
奮ってご参加ください。案内はFacebookに掲載されていますので、詳しくはFBで
ご確認ください。
さて、今年度のゼミは以下のようです。ゼミ卒業生の皆さんによる直接の参観や
Facebookなどからの激励を歓迎します。
1年 基礎セミナー(1年):18名 金曜1限 曙館507教室
2年 専門基礎演習(2年):14名 金曜2限 曙館507教室
3年 専門演習(3年):18名 木曜4限 曙館408教室
4年 経済演習(4年):19名 木曜5限 曙館408教室
今年度の特色は「男女共同参画社会」です。経済学部の女子率は10%ほどですが、
全4学年に女子学生が所属することになりました。1年:3名、2年:2名、3年:2名、
4年:3名という内訳で、これはかなり珍しい状況です。そして、3年ゼミ長がゼミ
史上初めて女子学生になりました。副ゼミ長らと共にゼミをしっかり運営できて
おり、今後の期待が高まります。もはや世の中も「男女共同参画社会」へ進んで
いるで、決して驚くべきことではありません。
また、例年のように春の3年ゼミでは4チームに分かれ、それぞれの研究テーマに
取り組みます。メインテーマは「クラウド化で経済社会はどうなるか?」として、
サブタイトルは「IoTやAIによる2020年の地元東海地区を予測:伸びる企業・
サービス、沈む業界」としました。以下の業界・企業を調査します。
1. タクシー業界
2. 宿泊業
3. 教育業
4. 健康福祉
なお、チーム名はそれぞれ、タクシー、アンビリバボー、小林組、SUZUKIに決定
しました。すでに第1回目の発表が始まっていますが、4年生が各チームへ助言を
するといった光景が見られ、まずまずのスタートだと思います。そして、4年ゼミ
は就活支援・情報共有とともに、今年度は卒論作成に向けた指導(Tips)を盛り
込んでいます。
約70名のゼミ生たちの成長にご期待ください。
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■編□集□後□記□
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今春は名古屋で多くの施設が開業しました。金城埠頭のレゴランド・ジャパンと
名古屋駅のバスターミナルが4月1日にできました。JRゲートウェイタワーモール
が7日にオープンし、高島屋の拡張も17日に行われています。個人的には、駅前に
巨大な本屋ができて嬉しい限りです。
春は気分を新たにさせてくれます。自分自身はリニューアルできませんが、今春
は通勤カバンを数年ぶりに新調しました。これをもっていると見慣れた通勤風景
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2017年3月11日土曜日
第132号(2017.03.11)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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□───────────────────2017.03.11─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.132
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今年度の学位授与式(卒業式)は3月21日(火)です。年末から卒論完成
まで、多くの時間を共有した4年生との再会を楽しみにしています。
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■NGU短信 > 豊明花卉での市場見学の段
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☆関連サイト:http://www.toyoake.or.jp
2月20日(月)にゼミ2期生の久野くんが勤務している豊明花卉(き)を
訪問しました。ゼミ1期生の梅村くんとともに見学させてもらい、朝早く
から花の市場取引を目にすることができました。昔のゼミでは、年1回程
の社会見学を実施していましたが、ここ数年はできずじまいです。どこか
至便な場所はないかと(中央卸売市場は大学の周辺にありますが・・・)
思っていました。豊明花卉は名鉄豊明駅の目の前にあり、交通至便です。
国道23号と1号線に囲まれ伊勢湾岸道豊明ICの横にあり、物流面で優位性
が高い場所です。
普段、観賞用の花の流通や市場価格を気にかけることは、関係者以外で
はないと思います。お花屋さんが直接、農家で買うと思っているゼミ生
もいました。また、教室での学びでなく、アクティブラーニングとして
地元の企業や業界を訪ねる機会も重要です。さらに、キャリア学習でも
関連する業界がいかに広いかという知識も必要です。もちろん、経済学
の中心テーマである市場の見学は、教室での学びと繋げる意味で貴重な
体験となります。
価格決定は経済学の市場メカニズムの肝です。実際の市場では、いかに
値段が決まるかが目に見えます。消費者に販売する買付業者(買い手)が
朝から市場に集まって、複数のレーンから流れてくる花々を品定めします。
通常のオークションでは最高価格で入札した人が購入します。これは一般
的な「せり上げ方式」(イングランド方式)です。しかし、大量の取引が
あり、時間が十分にかけれられない場合、「せり下げ」方式を採用します。
この方式はオランダ式のダッチオークションと呼ばれ、豊明花卉ではせり
下げによるオークション取引が見られます。
例えば、高価な胡蝶蘭が取引レーン流れてくると、20000円からスタート
し、瞬く間に価格が下がっていきます。1000円単位で下がるので見学者は
大きな下がりように少し面食らいます。きっと売り手と買い手には大体の
市場価格(均衡点)の範囲を知っているので、こうした動きになると思い
ます。花屋さんは希望価格でボタンで落札します。しかし、もっと下がる
まで待ち過ぎると他人に買われてしまいます。理論的には、誰からも入札
がなければ、価格が下がり続けて原価割れになってしまいます。現実には、
ある程度の下限価格で、市場の方が取引をストップします。限られた市場
参加者での長期的な取引なので、原価割れするような価格で無理に取引を
成立させる必要はありません。無理をすると、売り手はその市場へ出品を
避けるようになってしまいます。
理論的な話題は『オークションの人間行動学』(日経BP社)を参照して
ください。この本にも、オランダの花市場の事例が出ています。最近は、
ネットオークションが盛んなので、こうした研究も進んでいます。
現場の見学後、花業界に関する説明をしてもらいました。市場の参加者は、
550程の買い付け業者(花屋さん)とその10倍の販売者(農家)とのこと。
取引のピークは5月の母の日直前で、見学日の取引はピーク時の1/4程度だ
そうです。寒い2月や暑い8月は取引が少ないそうです。農作物と同様に花
は長期保管ができず、質やサイズとも全く同じ商品はありません。また、
生活必需品でなく奢侈財という性質もあります。すなわち、買い手は余裕
のあるときでないと購入しません。
説明を受けながら、花の市場で面白い研究テーマが見つかると感じました。
例えば、消費者が花を選ぶようになる方策は?消費大国のロシアや香港で
考える、といったテーマです。また、日本人がどのような機会や場所で花
を購入するか?花をもらった時の効用水準に関するアンケート調査もあり
でしょう。さらに、今後のICTでの取引(ネットやICタグでの管理、需要
予測、AIでの価格設定)はどのようになるか?といったテーマは市場関係
者から直接、話を聞くことができるので、中身の濃い研究ができるように
思います。
日本には、古来、生花や供花といった花を愛でる文化があります。しかし、
消費経済が最優先されたことで、花も商品としてしか考えられなくなった
のかも知れません。GDPでなく幸せを基準に経済活動を測るのであれば、
花の取引量は大きく寄与するすることになるでしょう。
────────────────≪ books ≫─
■本の紹介 > やり抜く力
───────────────────────
☆関連サイト:http://www.diamond.co.jp/book/9784478064801.html
『やり抜く力 GRIT』(2016年)
アンジェラ・ダックワース 、ダイヤモンド社
前号に引き続き、最近の話題となっている本を紹介します。本屋さんで
平積みになっているので、知っている方も多いと思います。本の主張は
「成功するのは、IQや才能ではなく、やり抜く力」です。これと反対の
視点で書いているのが、橘玲氏の『言ってはいけない』(新潮新書)と
思います。こちらもベストセラー本ですが、読んでも内容が腑に落ちず、
途中で読むのをやめました。
「やり抜く力」は「情熱」と「粘り強さ」の2つの要素でできていると
主張してします。児島ゼミのテーマが「好奇心と情熱」なので、親近感
を覚えます。ゼミとしては『やり抜く力』の主張を支持します。最近は
主にKindleで読書しており、気になった箇所はKindleのハイライト機能
を使っています。ハイライトした一部を以下に紹介します。
・大変なことをするには、「ルーティン」にまさる手段はない
・赤ちゃんや幼児は、失敗から学ぶことが苦にならない
・天職との出会いは、完成したものを見つけることではありません。
受け身の姿勢ではなく、自分から積極的に行動することが大事
・大学生でも楽観的な学生のほうが、成績がよく中退率が低かった
・どの調査においても「成長思考」と「やり抜く力」は比例する
・「成長思考」でいると、逆境を楽観的に受けとめられるようになり、
そのおかげで粘り強くなれる。
また、本の後半には「やり抜く力」を鍛えるくだりもあります。鍛錬法
にはグリットの高い集団に身を置くという提案があります。まとまりを
維持発展させるにはスローガンも必要であるそうです。児島ゼミの理想
は、一生涯に渡って志を高く持ち続ける集団です。「好奇心と情熱」を
積極的に使っていくべきかとも思いました。
なお、この本はTEDでの6分間のプレゼン後に書かれたそうです。興味
のある方は、まずネットでTEDをご覧ください。著者の風貌や話し方
が伝わりますので、読みやすくなるかもしれません。
───────────────────────
■最近のゼミから > ゼミでの「やり抜く力」の段
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私事で恐縮ですが、昨秋の10月から早朝のジョギングを始めています。
ちょうど4年生が卒論に着手した時期です。卒論作成は、ルーティンの
作業にしたり、皆で取り組むことから辛い時期を乗り切るように指導
していました。彼らに言うだけでなく、自分でも新たに困難なことを
やってみると説得力は増すかもと思いたちました。
昔、ジョギングで膝を痛めた経験があり、正直、続ける自信はゼロ。
朝の寒さが厳しくなるだけに諦めるのは時間の問題と思っていました。
そこで、自分の弱さを克服するための対策をとりました。周囲の人に
宣言する、スマホアプリの活用で成果を目に見えるようにする、無理
をしないでしんどい時は歩く、雨や体調不良の日は走らない、生活の
ルーティンなので必要以上に努力をしない、などです。
お陰で、体を痛めることもなく、5ヶ月以上週3日以上のペースで継続
できています。また、目に見える成果(筋力・スピードなど)がでて
います。毎日30分程度ですが、続けることの重要性に改めて気づいた
次第です。前号の『LIFE SHIFT』での主張する100年ライフを健康に
生き抜くために、また、不健康から周りに迷惑をかけなることのない
よう、自分の体調管理を目標にしておきたいと思います。
───────────────────────
■編□集□後□記□
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☆関連サイト:http://kojimag.blogspot.jp/2011/03/7320110330.html
ちょうど6年前に東日本大震災がありました。その時、アメリカ留学
でしたが、第一報を聞いた時のショックは、今でもはっきりと脳裏
に焼き付いています。当時のコジマガ(ブログ)を読み返すと自分が
どのように考えていたかを再認識できます。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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■□□> コジマガ kojimag@ 第132号
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□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.132
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
今年度の学位授与式(卒業式)は3月21日(火)です。年末から卒論完成
まで、多くの時間を共有した4年生との再会を楽しみにしています。
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■NGU短信 > 豊明花卉での市場見学の段
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☆関連サイト:http://www.toyoake.or.jp
2月20日(月)にゼミ2期生の久野くんが勤務している豊明花卉(き)を
訪問しました。ゼミ1期生の梅村くんとともに見学させてもらい、朝早く
から花の市場取引を目にすることができました。昔のゼミでは、年1回程
の社会見学を実施していましたが、ここ数年はできずじまいです。どこか
至便な場所はないかと(中央卸売市場は大学の周辺にありますが・・・)
思っていました。豊明花卉は名鉄豊明駅の目の前にあり、交通至便です。
国道23号と1号線に囲まれ伊勢湾岸道豊明ICの横にあり、物流面で優位性
が高い場所です。
普段、観賞用の花の流通や市場価格を気にかけることは、関係者以外で
はないと思います。お花屋さんが直接、農家で買うと思っているゼミ生
もいました。また、教室での学びでなく、アクティブラーニングとして
地元の企業や業界を訪ねる機会も重要です。さらに、キャリア学習でも
関連する業界がいかに広いかという知識も必要です。もちろん、経済学
の中心テーマである市場の見学は、教室での学びと繋げる意味で貴重な
体験となります。
価格決定は経済学の市場メカニズムの肝です。実際の市場では、いかに
値段が決まるかが目に見えます。消費者に販売する買付業者(買い手)が
朝から市場に集まって、複数のレーンから流れてくる花々を品定めします。
通常のオークションでは最高価格で入札した人が購入します。これは一般
的な「せり上げ方式」(イングランド方式)です。しかし、大量の取引が
あり、時間が十分にかけれられない場合、「せり下げ」方式を採用します。
この方式はオランダ式のダッチオークションと呼ばれ、豊明花卉ではせり
下げによるオークション取引が見られます。
例えば、高価な胡蝶蘭が取引レーン流れてくると、20000円からスタート
し、瞬く間に価格が下がっていきます。1000円単位で下がるので見学者は
大きな下がりように少し面食らいます。きっと売り手と買い手には大体の
市場価格(均衡点)の範囲を知っているので、こうした動きになると思い
ます。花屋さんは希望価格でボタンで落札します。しかし、もっと下がる
まで待ち過ぎると他人に買われてしまいます。理論的には、誰からも入札
がなければ、価格が下がり続けて原価割れになってしまいます。現実には、
ある程度の下限価格で、市場の方が取引をストップします。限られた市場
参加者での長期的な取引なので、原価割れするような価格で無理に取引を
成立させる必要はありません。無理をすると、売り手はその市場へ出品を
避けるようになってしまいます。
理論的な話題は『オークションの人間行動学』(日経BP社)を参照して
ください。この本にも、オランダの花市場の事例が出ています。最近は、
ネットオークションが盛んなので、こうした研究も進んでいます。
現場の見学後、花業界に関する説明をしてもらいました。市場の参加者は、
550程の買い付け業者(花屋さん)とその10倍の販売者(農家)とのこと。
取引のピークは5月の母の日直前で、見学日の取引はピーク時の1/4程度だ
そうです。寒い2月や暑い8月は取引が少ないそうです。農作物と同様に花
は長期保管ができず、質やサイズとも全く同じ商品はありません。また、
生活必需品でなく奢侈財という性質もあります。すなわち、買い手は余裕
のあるときでないと購入しません。
説明を受けながら、花の市場で面白い研究テーマが見つかると感じました。
例えば、消費者が花を選ぶようになる方策は?消費大国のロシアや香港で
考える、といったテーマです。また、日本人がどのような機会や場所で花
を購入するか?花をもらった時の効用水準に関するアンケート調査もあり
でしょう。さらに、今後のICTでの取引(ネットやICタグでの管理、需要
予測、AIでの価格設定)はどのようになるか?といったテーマは市場関係
者から直接、話を聞くことができるので、中身の濃い研究ができるように
思います。
日本には、古来、生花や供花といった花を愛でる文化があります。しかし、
消費経済が最優先されたことで、花も商品としてしか考えられなくなった
のかも知れません。GDPでなく幸せを基準に経済活動を測るのであれば、
花の取引量は大きく寄与するすることになるでしょう。
────────────────≪ books ≫─
■本の紹介 > やり抜く力
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☆関連サイト:http://www.diamond.co.jp/book/9784478064801.html
『やり抜く力 GRIT』(2016年)
アンジェラ・ダックワース 、ダイヤモンド社
前号に引き続き、最近の話題となっている本を紹介します。本屋さんで
平積みになっているので、知っている方も多いと思います。本の主張は
「成功するのは、IQや才能ではなく、やり抜く力」です。これと反対の
視点で書いているのが、橘玲氏の『言ってはいけない』(新潮新書)と
思います。こちらもベストセラー本ですが、読んでも内容が腑に落ちず、
途中で読むのをやめました。
「やり抜く力」は「情熱」と「粘り強さ」の2つの要素でできていると
主張してします。児島ゼミのテーマが「好奇心と情熱」なので、親近感
を覚えます。ゼミとしては『やり抜く力』の主張を支持します。最近は
主にKindleで読書しており、気になった箇所はKindleのハイライト機能
を使っています。ハイライトした一部を以下に紹介します。
・大変なことをするには、「ルーティン」にまさる手段はない
・赤ちゃんや幼児は、失敗から学ぶことが苦にならない
・天職との出会いは、完成したものを見つけることではありません。
受け身の姿勢ではなく、自分から積極的に行動することが大事
・大学生でも楽観的な学生のほうが、成績がよく中退率が低かった
・どの調査においても「成長思考」と「やり抜く力」は比例する
・「成長思考」でいると、逆境を楽観的に受けとめられるようになり、
そのおかげで粘り強くなれる。
また、本の後半には「やり抜く力」を鍛えるくだりもあります。鍛錬法
にはグリットの高い集団に身を置くという提案があります。まとまりを
維持発展させるにはスローガンも必要であるそうです。児島ゼミの理想
は、一生涯に渡って志を高く持ち続ける集団です。「好奇心と情熱」を
積極的に使っていくべきかとも思いました。
なお、この本はTEDでの6分間のプレゼン後に書かれたそうです。興味
のある方は、まずネットでTEDをご覧ください。著者の風貌や話し方
が伝わりますので、読みやすくなるかもしれません。
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■最近のゼミから > ゼミでの「やり抜く力」の段
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私事で恐縮ですが、昨秋の10月から早朝のジョギングを始めています。
ちょうど4年生が卒論に着手した時期です。卒論作成は、ルーティンの
作業にしたり、皆で取り組むことから辛い時期を乗り切るように指導
していました。彼らに言うだけでなく、自分でも新たに困難なことを
やってみると説得力は増すかもと思いたちました。
昔、ジョギングで膝を痛めた経験があり、正直、続ける自信はゼロ。
朝の寒さが厳しくなるだけに諦めるのは時間の問題と思っていました。
そこで、自分の弱さを克服するための対策をとりました。周囲の人に
宣言する、スマホアプリの活用で成果を目に見えるようにする、無理
をしないでしんどい時は歩く、雨や体調不良の日は走らない、生活の
ルーティンなので必要以上に努力をしない、などです。
お陰で、体を痛めることもなく、5ヶ月以上週3日以上のペースで継続
できています。また、目に見える成果(筋力・スピードなど)がでて
います。毎日30分程度ですが、続けることの重要性に改めて気づいた
次第です。前号の『LIFE SHIFT』での主張する100年ライフを健康に
生き抜くために、また、不健康から周りに迷惑をかけなることのない
よう、自分の体調管理を目標にしておきたいと思います。
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■編□集□後□記□
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☆関連サイト:http://kojimag.blogspot.jp/2011/03/7320110330.html
ちょうど6年前に東日本大震災がありました。その時、アメリカ留学
でしたが、第一報を聞いた時のショックは、今でもはっきりと脳裏
に焼き付いています。当時のコジマガ(ブログ)を読み返すと自分が
どのように考えていたかを再認識できます。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2017年2月7日火曜日
第131号(2017.02.07)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第131号
□───────────────────2017.02.07─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.131
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
2017年になって初めてのコジマガです。節分も終わり、今年も1ヶ月以上が
経ちました。年明けには卒論指導や大学院の修論審査、学期末試験や入試が
あり、気忙しい日々が続きました。これから新年度を迎えるまでにも追試・
再試から卒業判定という教務事項、中期・後期の入試業務があります。また、
卒業関連では学位授与式と卒業パーティもあります。さらに教務部長の業務
として、全学のFD研修会やプレイスメントテストなどが控えています。
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■NGU短信 > 新学長決定の段
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☆関連サイト:
すでに新聞記事にもなりご存じの方もおられますが、次期学長が決まり
ました。現代社会学部の学部長の小林甲一教授です。これまで経済学部
で社会保障論を担当されていましたので、先生の授業を受けた卒業生も
多いかと思います。
木船学長時代の後半3年間で、教務部長として業務改善に着手しました。
取り組みの難易度はさまざまでしたが、一定の成果を残すことができた
と自負しています。任期も決まっていますので、その期間内での見通し
を立てて実行しました。それ故、特段のやり残しはないと思っています。
4月に新体制がスタートしますが、教務部長として留任することになり
ました。今回の続投はまさに青天の霹靂だったので、次年度に何をする
かが全く見えない状況です。戸惑いながら、さてどうしようかと思案を
重ねる日々が続きます。
────────────────≪ books ≫─
■本の紹介 > LIFE SHIFT
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☆関連サイト:https://store.toyokeizai.net/books/9784492533871/
『LIFE SHIFT(ライフ・シフト): 100年時代の人生戦略』(2016年)
リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット 、東洋経済新報社
この本の内容については、卒論指導のサブゼミで何度か紹介しました。
問題意識は「寿命が100歳まで伸びる時代でどのように生きるか」です。
最初に、寿命がいかに長くなっているかが、統計データや科学的な知見
を元に説明されています。確かに、日本の平均寿命は男性が80歳、女性
は87歳を超えています。30年前には100歳以上の高齢者は稀でしたが、
現在では6万人以上が100歳を超えています。
医学や健康科学が進歩し、スポーツや食生活でも健康的な生活に価値が
高まり、アンチエイジング関連の市場が広がっています。致死率が高い
病気も、早期発見技術やゲノム解析により、昔ほど恐れる病でなくなる
と予想されています。驚くべきは、今の20歳以下の世代は2人に1人が
100歳まで生きると主張している点です。自分が100歳まで生られると
誰が考えているでしょうか?ほとんどの人が、今の平均寿命(ピリオド
平均寿命)で考えると思います。コーホート平均寿命である100歳まで
生きられるならば、80歳からのさらなる20年間をどう過ごすべきかは
大きな課題となります。
すると2つの問題が出てきます。老後の生活資金と充実した毎日を送る
ための人間関係です。現在でも老後資金への備えを啓蒙していますが、
さらに20年伸びるのであれば、有形資産の蓄えは必要性は高まります。
経済的問題は解決できたとしても、時間の使い方、とりわけ生きがい
に気を配る必要が出てきます。家族や友人、仕事仲間などの人的関係
が重要で、これを無形の資産と呼んでいます。
一生を通じて、どのように有形資産と無形資産を形成すべきかを本で
は指南しています。これまでは、人生を教育(20代前半まで)、仕事
(60代半ばまで)、引退という3つのステージで考えてきました。
しかし、寿命の伸長や社会の変化によって従来の生き方では対応でき
ないとしています。先が見えない将来に対して、マルチステージでの
生き方をこの本は提言しています。
新しいステージには、エクスプローラー、インディペンデント・プロ
デューサー、ポートフォリオ・ワーカーが紹介されていますが、詳細
は本を参照ください。ここで気になったのは、エクスプローラーの訳
を探検家でなく、冒険者としています。将来への不安やリスクを考え
れば、訳者の選択である冒険者がぴったりきます。
読後の感想は、将来に不安を感じる反面、自分もあと50年も生きられる
のであれば、いろいろ挑戦できるという前向きな気持ちになりました。
───────────────────────
■最近のゼミから > 卒論指導の2極化の段
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☆関連サイト:http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/
卒論指導がほぼ終わりました。今年度の特徴は2極化だったといえます。
ほぼスケジュール通りに修了できた先行集団がいた反面、先の見通しや
自己管理が極めて甘く、かつ病気といった不意のアクシデントへの備え
が不十分で遅れてしまった集団に二分されました。結果として、昨年と
終了時期が同じになってしまいました。今年度は、全員が1月中に修了
できると大きな期待を持っていただけに、落胆も大きくなりました。
「はじめに」「おわりに」などの赤ペン指導の回数は延べ60回以上に
なりました。ただし、昔に比べてしんどさは激減しています。その理由
は3つあります。第1に、昨年から導入したFeedback用のルーブリック
で、よくあるミスの指摘を一人ひとりに記載する必要がなくなったこと
です。第2に、進度が2極化したため一度に大量の赤ペン指導がなくなり
ました。指導も急かされると精神的に疲れがたまりますが、そのような
事態がほぼなかったので質の高い個別指導ができたと思います。第3に、
ゼミ生のダメ出し能力がかなり向上したことです。先行したゼミ生への
ダメ出し指導内容が、遅れた学生の文章を添削するという実践を通じて
日本語能力が著しく向上しました。彼らのチェックにより、些末なミス
を指摘するケースが減り、本質的な論文指導ができました。その意味に
おいて、大きな成果があったように思います。
期限内にきっちり仕上げた卒業論文は論文集として製本され、卒業式
当日にお披露目できる予定です。巻頭言を付けていますので、併せて
読んでもらえればと思います。論文集は研究室に置いておきますので、
卒業後に大学へ訪問した際に見てもらうのもよいでしょう。
───────────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────────
すでにFacebookで連絡されていますが、2月9日(木)に卒業予定の
4年生の追い出しコンパが開催されます。卒論が終わった直後なので、
この時期の追いコンもいいものです。3年生は先輩らの苦労話をよく
聞いて、早めに取り組んで欲しいと願っています。いつか年内に全員
がしっかりした卒論を提出してくれるのが目標です。やればできます。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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■□□> コジマガ kojimag@ 第131号
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2017年になって初めてのコジマガです。節分も終わり、今年も1ヶ月以上が
経ちました。年明けには卒論指導や大学院の修論審査、学期末試験や入試が
あり、気忙しい日々が続きました。これから新年度を迎えるまでにも追試・
再試から卒業判定という教務事項、中期・後期の入試業務があります。また、
卒業関連では学位授与式と卒業パーティもあります。さらに教務部長の業務
として、全学のFD研修会やプレイスメントテストなどが控えています。
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ました。現代社会学部の学部長の小林甲一教授です。これまで経済学部
で社会保障論を担当されていましたので、先生の授業を受けた卒業生も
多いかと思います。
木船学長時代の後半3年間で、教務部長として業務改善に着手しました。
取り組みの難易度はさまざまでしたが、一定の成果を残すことができた
と自負しています。任期も決まっていますので、その期間内での見通し
を立てて実行しました。それ故、特段のやり残しはないと思っています。
4月に新体制がスタートしますが、教務部長として留任することになり
ました。今回の続投はまさに青天の霹靂だったので、次年度に何をする
かが全く見えない状況です。戸惑いながら、さてどうしようかと思案を
重ねる日々が続きます。
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『LIFE SHIFT(ライフ・シフト): 100年時代の人生戦略』(2016年)
リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット 、東洋経済新報社
この本の内容については、卒論指導のサブゼミで何度か紹介しました。
問題意識は「寿命が100歳まで伸びる時代でどのように生きるか」です。
最初に、寿命がいかに長くなっているかが、統計データや科学的な知見
を元に説明されています。確かに、日本の平均寿命は男性が80歳、女性
は87歳を超えています。30年前には100歳以上の高齢者は稀でしたが、
現在では6万人以上が100歳を超えています。
医学や健康科学が進歩し、スポーツや食生活でも健康的な生活に価値が
高まり、アンチエイジング関連の市場が広がっています。致死率が高い
病気も、早期発見技術やゲノム解析により、昔ほど恐れる病でなくなる
と予想されています。驚くべきは、今の20歳以下の世代は2人に1人が
100歳まで生きると主張している点です。自分が100歳まで生られると
誰が考えているでしょうか?ほとんどの人が、今の平均寿命(ピリオド
平均寿命)で考えると思います。コーホート平均寿命である100歳まで
生きられるならば、80歳からのさらなる20年間をどう過ごすべきかは
大きな課題となります。
すると2つの問題が出てきます。老後の生活資金と充実した毎日を送る
ための人間関係です。現在でも老後資金への備えを啓蒙していますが、
さらに20年伸びるのであれば、有形資産の蓄えは必要性は高まります。
経済的問題は解決できたとしても、時間の使い方、とりわけ生きがい
に気を配る必要が出てきます。家族や友人、仕事仲間などの人的関係
が重要で、これを無形の資産と呼んでいます。
一生を通じて、どのように有形資産と無形資産を形成すべきかを本で
は指南しています。これまでは、人生を教育(20代前半まで)、仕事
(60代半ばまで)、引退という3つのステージで考えてきました。
しかし、寿命の伸長や社会の変化によって従来の生き方では対応でき
ないとしています。先が見えない将来に対して、マルチステージでの
生き方をこの本は提言しています。
新しいステージには、エクスプローラー、インディペンデント・プロ
デューサー、ポートフォリオ・ワーカーが紹介されていますが、詳細
は本を参照ください。ここで気になったのは、エクスプローラーの訳
を探検家でなく、冒険者としています。将来への不安やリスクを考え
れば、訳者の選択である冒険者がぴったりきます。
読後の感想は、将来に不安を感じる反面、自分もあと50年も生きられる
のであれば、いろいろ挑戦できるという前向きな気持ちになりました。
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■最近のゼミから > 卒論指導の2極化の段
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卒論指導がほぼ終わりました。今年度の特徴は2極化だったといえます。
ほぼスケジュール通りに修了できた先行集団がいた反面、先の見通しや
自己管理が極めて甘く、かつ病気といった不意のアクシデントへの備え
が不十分で遅れてしまった集団に二分されました。結果として、昨年と
終了時期が同じになってしまいました。今年度は、全員が1月中に修了
できると大きな期待を持っていただけに、落胆も大きくなりました。
「はじめに」「おわりに」などの赤ペン指導の回数は延べ60回以上に
なりました。ただし、昔に比べてしんどさは激減しています。その理由
は3つあります。第1に、昨年から導入したFeedback用のルーブリック
で、よくあるミスの指摘を一人ひとりに記載する必要がなくなったこと
です。第2に、進度が2極化したため一度に大量の赤ペン指導がなくなり
ました。指導も急かされると精神的に疲れがたまりますが、そのような
事態がほぼなかったので質の高い個別指導ができたと思います。第3に、
ゼミ生のダメ出し能力がかなり向上したことです。先行したゼミ生への
ダメ出し指導内容が、遅れた学生の文章を添削するという実践を通じて
日本語能力が著しく向上しました。彼らのチェックにより、些末なミス
を指摘するケースが減り、本質的な論文指導ができました。その意味に
おいて、大きな成果があったように思います。
期限内にきっちり仕上げた卒業論文は論文集として製本され、卒業式
当日にお披露目できる予定です。巻頭言を付けていますので、併せて
読んでもらえればと思います。論文集は研究室に置いておきますので、
卒業後に大学へ訪問した際に見てもらうのもよいでしょう。
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■編□集□後□記□
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すでにFacebookで連絡されていますが、2月9日(木)に卒業予定の
4年生の追い出しコンパが開催されます。卒論が終わった直後なので、
この時期の追いコンもいいものです。3年生は先輩らの苦労話をよく
聞いて、早めに取り組んで欲しいと願っています。いつか年内に全員
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2016年12月24日土曜日
第130号(2016.12.24)
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□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.130
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
12月30日は恒例のゼミOB/OGによる忘年会です。利害関係がなく世代を超えた
飲み会もそれほど多くありません。現役学生には貴重な機会になると思います。
また、久しくお会いしていない方々には、是非、お目にかかりたいものです。
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■NGU短信 > 今年のコンペの成果の段
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☆関連サイト:http://nagoya-stock-exchange.com/results/?type=3
この秋、ゼミで参加した教育イベントの成果が12月7日(水)に3つ同日に
発表されました。
まず、名証株式投資コンテストの最終結果です。学生部門におけるトップ
3チームは以下の通りでした。
順位 大学名(チーム名) 収益率
1位 追手門学院大学(さはれ且つ且つETF)+169.85%
2位 中央大学(CIC金融投資研究会)+141.11%
3位 金城学院大学(チーム昆布)+104.46%
ちなみに、12月21日(水)には上位5位以内の入賞者に対して名証ホールで
表彰式が行われたそうです。今回も式に出席できず、残念至極です。
なお、本学の参加チームで上位50位以内にランクインしたのは、以下の
チームです。
7位 シビック(3年ゼミ) +68.16%
9位 チーム406(3年ゼミ) +30.52%
13位 児島組(3年ゼミ) +18.92%
20位 じゃんだらりん(2年ゼミ) +11.92%
22位 ナポリタン(3年ゼミ) +10.96%
39位 エコノミックアニマルズ(2年ゼミ) +5.85%
42位 チームみぎたか(2年ゼミ) +5.52%
とはいえ、ゼミ生で表彰される機会がないのも寂しいと思い、名証株式
投資コンテストにおいて児島ゼミ(2年から4年)の中で、各部門の上位
5人のゼミ生に対して、賞品を用意しました。優勝者には、マクドナルド
の株主優待です。ほとんどの学生は優待チケットを見たこともないはず
なので、これも勉強かと思い準備しました。使ってみることで、新たな
体験になるでしょう。
次に、卒業研究発表会(公開審査会)の結果です。ゼミ生たちの成果は
以下の通りでした。
経済学部長賞(2位) 浅田くん
審査員特別賞(3位) 谷口くん
奨励賞(4位) 近藤くん
最後に、2年ゼミ対抗コア6コンペの結果は以下の通りです。
参加ゼミ数 : 21ゼミ (100.0%)
参加学生 : 266人 ( 85.3%)
平均点 : 14.49 (30点満点)
1)基準G賞(幾何平均) :7位
1位 : 阿部ゼミ
2位 : 早川ゼミ
3位 : 家本ゼミ
2)基準A賞(上位5名) :8位
1位 : 早川ゼミ
2位 : 阿部ゼミ
3位 : 伊沢ゼミ
3)個人賞 :本ゼミから該当者なし
以上、3つのコンペでいずれも一等賞を逃してしまいましたが、ゼミ生らが
しっかり参加できた点は高く評価したいと思います。結果までのプロセスは、
頑張った本人にとって貴重な経験となったに違いありません。
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■最近のゼミから > 卒論マラソンのラストスパートの段
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☆関連サイト:
ゼミの卒論指導が佳境に入っています。
今年度の卒論指導では、クリスマスまでに「はじめに」と「おわりに」の赤ペン
指導を受けた学生が6名おり、全部で25回の添削を行いました。また、卒論本文
をほぼ書き上げている学生も何名かいます。これだけ早い進捗状況は、ゼミが
始まって以来だと思います。卒業研究発表会の開催時期が早まったことも影響
しているように思います。かつて、学生論文コンクールへ応募したゼミ生にも
年内修了のチャンスがありましたが、卒論とコンクール論文は別の内容でなく
てはならないため、年内での完成はかないませんでした。
6名についてはゴール目前ですので、年明けにある最後の本ゼミの時間で論文を
ゆっくりと見直しする余裕があります。年内にまだサブゼミと補講を行うので、
おそらく30回以上の添削が実施されることになるでしょう。調べてみたところ
2015年度が11回、2014年度は20回ですので、今年のペースがいかに早いかが
わかります。さらに、サブゼミで相互のダメ出しがしっかりなされているので、
些末なミスがかなり少ないのも特徴的です。これは、一人あたりの赤ペン指導
回数が減っていることに表れています。最後の本ゼミで何人が完成させられるか
楽しみです。
こうして振り返ると、あらためて卒業論文の作成はマラソンであると思います。
まず、先頭集団を形成させること、それを引っ張るペースメーカーが必要です。
次に、落伍者を出さないこと、遅れてしまうと追いつくのはなかなか大変です。
時には、コースアウトをしてしまう学生や走るのを止めてしまう者までいます。
4ヶ月に渡る長丁場に対する忍耐力が備わっている学生は少ないので、ゼミの
皆と励ましあえば乗り越えられることも確認できしました。
毎年のように新しい方法を試しています。これまでも、卒論指導ではすべての
ゼミ生と対話をしながら、指導方法を改善してきました。ゼミ生の互いの進捗
を意識させながら、切磋琢磨できるように、相互扶助できるよう、本人の成長
を確認できる方法を組み込んでいます。この数年間で、ゼミでのコーチングは
さらに変化したと自覚しています。
───────────────────────
■編□集□後□記□
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12月23日(金)夜、名古屋学院大学主催のクリスマス・ミサに参列しました。
瀬戸キャンパスのチャペルでのミサは、2度ほど出席したことはありますが、
名古屋キャンパスのチャペルでは初めてでした。ほとんどの場合、サブゼミ
や仕事などがあり、ミサに気づかないままでした。今年は、学情センターの
セミナールームが午後5時で閉鎖になってしまったので、時間がとれた次第
です。この2週間あまり忙し過ぎたこともあって、チャペルでのオルガンの
賛美歌や暗闇の中でのローソクの灯り、ゆったりと流れる時間が、しばしの
癒やしになりました。皆さんが温かで幸せなクリスマスを迎えられますよう。
Merry Christmas!
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12月30日は恒例のゼミOB/OGによる忘年会です。利害関係がなく世代を超えた
飲み会もそれほど多くありません。現役学生には貴重な機会になると思います。
また、久しくお会いしていない方々には、是非、お目にかかりたいものです。
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■NGU短信 > 今年のコンペの成果の段
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この秋、ゼミで参加した教育イベントの成果が12月7日(水)に3つ同日に
発表されました。
まず、名証株式投資コンテストの最終結果です。学生部門におけるトップ
3チームは以下の通りでした。
順位 大学名(チーム名) 収益率
1位 追手門学院大学(さはれ且つ且つETF)+169.85%
2位 中央大学(CIC金融投資研究会)+141.11%
3位 金城学院大学(チーム昆布)+104.46%
ちなみに、12月21日(水)には上位5位以内の入賞者に対して名証ホールで
表彰式が行われたそうです。今回も式に出席できず、残念至極です。
なお、本学の参加チームで上位50位以内にランクインしたのは、以下の
チームです。
7位 シビック(3年ゼミ) +68.16%
9位 チーム406(3年ゼミ) +30.52%
13位 児島組(3年ゼミ) +18.92%
20位 じゃんだらりん(2年ゼミ) +11.92%
22位 ナポリタン(3年ゼミ) +10.96%
39位 エコノミックアニマルズ(2年ゼミ) +5.85%
42位 チームみぎたか(2年ゼミ) +5.52%
とはいえ、ゼミ生で表彰される機会がないのも寂しいと思い、名証株式
投資コンテストにおいて児島ゼミ(2年から4年)の中で、各部門の上位
5人のゼミ生に対して、賞品を用意しました。優勝者には、マクドナルド
の株主優待です。ほとんどの学生は優待チケットを見たこともないはず
なので、これも勉強かと思い準備しました。使ってみることで、新たな
体験になるでしょう。
次に、卒業研究発表会(公開審査会)の結果です。ゼミ生たちの成果は
以下の通りでした。
経済学部長賞(2位) 浅田くん
審査員特別賞(3位) 谷口くん
奨励賞(4位) 近藤くん
最後に、2年ゼミ対抗コア6コンペの結果は以下の通りです。
参加ゼミ数 : 21ゼミ (100.0%)
参加学生 : 266人 ( 85.3%)
平均点 : 14.49 (30点満点)
1)基準G賞(幾何平均) :7位
1位 : 阿部ゼミ
2位 : 早川ゼミ
3位 : 家本ゼミ
2)基準A賞(上位5名) :8位
1位 : 早川ゼミ
2位 : 阿部ゼミ
3位 : 伊沢ゼミ
3)個人賞 :本ゼミから該当者なし
以上、3つのコンペでいずれも一等賞を逃してしまいましたが、ゼミ生らが
しっかり参加できた点は高く評価したいと思います。結果までのプロセスは、
頑張った本人にとって貴重な経験となったに違いありません。
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■最近のゼミから > 卒論マラソンのラストスパートの段
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☆関連サイト:
ゼミの卒論指導が佳境に入っています。
今年度の卒論指導では、クリスマスまでに「はじめに」と「おわりに」の赤ペン
指導を受けた学生が6名おり、全部で25回の添削を行いました。また、卒論本文
をほぼ書き上げている学生も何名かいます。これだけ早い進捗状況は、ゼミが
始まって以来だと思います。卒業研究発表会の開催時期が早まったことも影響
しているように思います。かつて、学生論文コンクールへ応募したゼミ生にも
年内修了のチャンスがありましたが、卒論とコンクール論文は別の内容でなく
てはならないため、年内での完成はかないませんでした。
6名についてはゴール目前ですので、年明けにある最後の本ゼミの時間で論文を
ゆっくりと見直しする余裕があります。年内にまだサブゼミと補講を行うので、
おそらく30回以上の添削が実施されることになるでしょう。調べてみたところ
2015年度が11回、2014年度は20回ですので、今年のペースがいかに早いかが
わかります。さらに、サブゼミで相互のダメ出しがしっかりなされているので、
些末なミスがかなり少ないのも特徴的です。これは、一人あたりの赤ペン指導
回数が減っていることに表れています。最後の本ゼミで何人が完成させられるか
楽しみです。
こうして振り返ると、あらためて卒業論文の作成はマラソンであると思います。
まず、先頭集団を形成させること、それを引っ張るペースメーカーが必要です。
次に、落伍者を出さないこと、遅れてしまうと追いつくのはなかなか大変です。
時には、コースアウトをしてしまう学生や走るのを止めてしまう者までいます。
4ヶ月に渡る長丁場に対する忍耐力が備わっている学生は少ないので、ゼミの
皆と励ましあえば乗り越えられることも確認できしました。
毎年のように新しい方法を試しています。これまでも、卒論指導ではすべての
ゼミ生と対話をしながら、指導方法を改善してきました。ゼミ生の互いの進捗
を意識させながら、切磋琢磨できるように、相互扶助できるよう、本人の成長
を確認できる方法を組み込んでいます。この数年間で、ゼミでのコーチングは
さらに変化したと自覚しています。
───────────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────────
12月23日(金)夜、名古屋学院大学主催のクリスマス・ミサに参列しました。
瀬戸キャンパスのチャペルでのミサは、2度ほど出席したことはありますが、
名古屋キャンパスのチャペルでは初めてでした。ほとんどの場合、サブゼミ
や仕事などがあり、ミサに気づかないままでした。今年は、学情センターの
セミナールームが午後5時で閉鎖になってしまったので、時間がとれた次第
です。この2週間あまり忙し過ぎたこともあって、チャペルでのオルガンの
賛美歌や暗闇の中でのローソクの灯り、ゆったりと流れる時間が、しばしの
癒やしになりました。皆さんが温かで幸せなクリスマスを迎えられますよう。
Merry Christmas!
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2016年12月1日木曜日
第129号(2016.12.1)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第129号
□───────────────────2016.12.01─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.129
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
10月に始まった名証株式投資コンテストは、11月末をもって終了しました。
学生チーム戦の順位を見ると昨年度の優勝チームを上回る成績を収めている
大学があり、白熱した戦いで面白い展開でした。今秋はアメリカ大統領選挙
の結果で、トランプショックからトランプラリーへと相場は乱高下で大荒れ
でした。ドル円相場も大きくぶれ、ダイナミックなマクロ経済の変動が体験
でき、投資コンテストに参加した学生には大変勉強になったかと思います。
また、企業再編の事例では、トヨタグループがミサワホームを傘下に収める
ニュースがあり、ミクロ的な視点でも良い例でした。今回の最終結果発表は
12月7日16時だそうなので、楽しみにしましょう。
───────────────────────
■NGU短信 > 卒業研究発表会から卒論作成への段
───────────────────────
☆関連サイト:
今年も卒業研究発表会が開催されています。初回の2001年の卒業論文発表会
から数えて15回目となります。毎年、運営にはさまざまな改良が加えられ、
近年は学内審査会と公開審査会の二本立てになっています。これにより評価
の公平性が担保でき、公開審査会でのクオリティが維持できるようになりま
した。また、昨年度から参加学生の評価をマークシートで集計し反映させる
試みがなされています。
スケジュールは学内審査会が例年より1週間ほど早くなり、会場と3年ゼミの
参加者数は下記の通りでした。
11月17日(木) 152人 曙101
11月18日(金) 111人 希201
11月21日(月) 140人 曙101
11月22日(火) 112人 曙201
準備が必要な発表者にはタイトですが、早めにストーリーや結論および提言
ができあがり、発表会では気づきを与える質問や有益なコメントがもらえる
ので、素晴らしい卒論ができるのではないかと思います。研究内容が深まる
ことで、次のステップであるWordの作文がいっそう楽になると思います。
さて、今年はゼミから7名がエントリーしました。いずれの発表者も入念な
準備ができました。Powerpointによる10分の発表だけでなく、Wordでの執筆
を意識しながら作成しているので、年内での卒論完成も視野に入っています。
準備期間は彼らの発表に付き合う機会も多く、数週間でかなり成長した感が
あります。また、自分たちでの助け合いが自然とできるようになっており、
夏頃のサブゼミとは見違えるようです。このようなゼミ生の進化が卒論指導
の醍醐味です。
公開審査会は12月7日(水)午後2時30分よりクラインホールで開催されます。
昨年まで公開審査会に参観者が少なかったこともあり、今回から2年生ゼミの
通常授業の1回を振替えることになりました。ホールが満員の状況での発表が
予想されるので、いつも以上の盛り上がりが期待できます。決勝戦には5名が
出場しますが、うち3名が児島ゼミ生(浅田くん、近藤くん、谷口くん)から
選ばれています。お時間のある方はクラインホールの見学を兼ねて、ご来場
いただければ幸いです。ゼミ生らがどこまで頑張ってくれるかが楽しみです。
今年のゼミの卒論完成日は12月25日に目標設定し、「宣言効果」として4年生
もゼミで常に完成予定日を公言してもらっています。実際に完成できるかは、
能力の問題でなく、自分のマネジメント能力次第でしょう。当初の目標を達成
できそうなゼミ生が何人かいます。うまくいけばゼミの成功実績にもなるので、
何とか実現できるよう後押ししています。しかし、秋から冬にかけては何かと
障害も多く、マラソンに喩えるなら障害物競走の要素も加わります。インフル
エンザや体調不良、忘年会シーズンでのバイトの募集、仲間内の宴会の誘い、
寒い朝の二度寝、降雪や北風、寒くて暗い下校道、などです。
人は、面倒と思うことを後回しにするプロクラスティネータ(procrastinator)
になりがちです。遅れがちなゼミ生も社会人予備軍ですから悪習慣からいち早く
脱却させたいと思います。しかし、本人が気付かなければ、何ともなりません。
いつもゼミ生に伝えているように「卒論作成はマラソンの如し、走るのは君達
で、先生はコーチ」自分で走り出さなければ、一向に進みません。そこで先を
走っているゼミ生らに叱咤激励、教えてもらいながら進めるしかありません。
卒業研究発表会へ出場した7名が、遅れがちなメンバを引っ張ってもらいたいと
願っています。さしずめ「21期生の七人の侍」といったところでしょう。ひとり
ぼっちで研究するには辛い状況になります。ですが、頑張っているゼミの仲間が
傍にいるだけで、困難と思われることも乗り越えられる勇気になるでしょう。
───────────────────────
■最近のゼミから > ゼミのキャッチフレーズの段
───────────────────────
☆関連サイト:
11月3日(木)のゼミ終了後、秋の飲み会を行いました。それぞれが就活や卒論
完成に向けて努力してもらえれるよう願っています。児島ゼミの強みはひとり
でなく、皆で頑張ることに最大の特長がありますから皆で支え合ってもらえる
ことを期待しています。
さて、次年度に向け経済学部では独自のパンフレットを作ることになりました。
その中で、ゼミ生が先生やゼミを一言でどう表現するかという意見募集の依頼
がありました。そこで、3年生からもらったアイディアを以下に紹介します。
(順不同、原文のまま)卒業生の皆さんはどのように感じますか?
・社会に出ても強い人になれる教育をします。
・将来必要になってくる知識が全て揃ってます。
・人生設計がしっかりできます。
・意識高い系じゃないよ、意識高いんだよ。
・あとおししてくれる
・自分の決断で自分の勉強を
・自分たちの好きなように伸び伸びやらしてくれる。
・自分の生き方がダメだと、ちゃんとしなきゃと焦らされる。
・自分を高めるチャンスです。
・大変だけどためになる!
・「真実に向かおうとする意志」を与えてくれる人
・知識は増えるが授業は大変
・つながりが大事!!
・将来に役立つゼミ
・とにかくパソコンが上手くなる
・生徒のことを一番に考えてくれている先生
・マネジメントが大切
・ゼミはもちろん、先輩との交流を大事にする
・先生が主体じゃなくて学生がメインのゼミ
さて、4年生の状況については、上記のコラムで記載したとおりです。3年生は
「研究報告書」の作成です。ゼミでは、各自の経済社会に対する興味関心を
中心にまとめるよう指導します。業界や企業について調査し、市場規模などを
加えレポートの体裁から、日本語のダメ出し、Wordの基本機能を修得します。
関心あるテーマでの「課題発見・解決」は4年生で行います。3年生で扱っても
構いませんが、時間不足で中途半端で終わってしまいます。4年生でやり直しに
なるので、3年次はこの範囲に留めておく予定です。
───────────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────────
2016年も残すところ1ヶ月になりました。思い返せば、新年に「申年は荒れる」
といわれている通りになりました。とりわけ、国際政治のBrexitとアメリカ
大統領の選挙結果には驚きを禁じえませんでした。その他、芸能やスポーツの
分野でもスクープ連発、オリンピックで話題に事欠かない状況でした。来年は
穏やかな年であるように祈念します。
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10月に始まった名証株式投資コンテストは、11月末をもって終了しました。
学生チーム戦の順位を見ると昨年度の優勝チームを上回る成績を収めている
大学があり、白熱した戦いで面白い展開でした。今秋はアメリカ大統領選挙
の結果で、トランプショックからトランプラリーへと相場は乱高下で大荒れ
でした。ドル円相場も大きくぶれ、ダイナミックなマクロ経済の変動が体験
でき、投資コンテストに参加した学生には大変勉強になったかと思います。
また、企業再編の事例では、トヨタグループがミサワホームを傘下に収める
ニュースがあり、ミクロ的な視点でも良い例でした。今回の最終結果発表は
12月7日16時だそうなので、楽しみにしましょう。
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今年も卒業研究発表会が開催されています。初回の2001年の卒業論文発表会
から数えて15回目となります。毎年、運営にはさまざまな改良が加えられ、
近年は学内審査会と公開審査会の二本立てになっています。これにより評価
の公平性が担保でき、公開審査会でのクオリティが維持できるようになりま
した。また、昨年度から参加学生の評価をマークシートで集計し反映させる
試みがなされています。
スケジュールは学内審査会が例年より1週間ほど早くなり、会場と3年ゼミの
参加者数は下記の通りでした。
11月17日(木) 152人 曙101
11月18日(金) 111人 希201
11月21日(月) 140人 曙101
11月22日(火) 112人 曙201
準備が必要な発表者にはタイトですが、早めにストーリーや結論および提言
ができあがり、発表会では気づきを与える質問や有益なコメントがもらえる
ので、素晴らしい卒論ができるのではないかと思います。研究内容が深まる
ことで、次のステップであるWordの作文がいっそう楽になると思います。
さて、今年はゼミから7名がエントリーしました。いずれの発表者も入念な
準備ができました。Powerpointによる10分の発表だけでなく、Wordでの執筆
を意識しながら作成しているので、年内での卒論完成も視野に入っています。
準備期間は彼らの発表に付き合う機会も多く、数週間でかなり成長した感が
あります。また、自分たちでの助け合いが自然とできるようになっており、
夏頃のサブゼミとは見違えるようです。このようなゼミ生の進化が卒論指導
の醍醐味です。
公開審査会は12月7日(水)午後2時30分よりクラインホールで開催されます。
昨年まで公開審査会に参観者が少なかったこともあり、今回から2年生ゼミの
通常授業の1回を振替えることになりました。ホールが満員の状況での発表が
予想されるので、いつも以上の盛り上がりが期待できます。決勝戦には5名が
出場しますが、うち3名が児島ゼミ生(浅田くん、近藤くん、谷口くん)から
選ばれています。お時間のある方はクラインホールの見学を兼ねて、ご来場
いただければ幸いです。ゼミ生らがどこまで頑張ってくれるかが楽しみです。
今年のゼミの卒論完成日は12月25日に目標設定し、「宣言効果」として4年生
もゼミで常に完成予定日を公言してもらっています。実際に完成できるかは、
能力の問題でなく、自分のマネジメント能力次第でしょう。当初の目標を達成
できそうなゼミ生が何人かいます。うまくいけばゼミの成功実績にもなるので、
何とか実現できるよう後押ししています。しかし、秋から冬にかけては何かと
障害も多く、マラソンに喩えるなら障害物競走の要素も加わります。インフル
エンザや体調不良、忘年会シーズンでのバイトの募集、仲間内の宴会の誘い、
寒い朝の二度寝、降雪や北風、寒くて暗い下校道、などです。
人は、面倒と思うことを後回しにするプロクラスティネータ(procrastinator)
になりがちです。遅れがちなゼミ生も社会人予備軍ですから悪習慣からいち早く
脱却させたいと思います。しかし、本人が気付かなければ、何ともなりません。
いつもゼミ生に伝えているように「卒論作成はマラソンの如し、走るのは君達
で、先生はコーチ」自分で走り出さなければ、一向に進みません。そこで先を
走っているゼミ生らに叱咤激励、教えてもらいながら進めるしかありません。
卒業研究発表会へ出場した7名が、遅れがちなメンバを引っ張ってもらいたいと
願っています。さしずめ「21期生の七人の侍」といったところでしょう。ひとり
ぼっちで研究するには辛い状況になります。ですが、頑張っているゼミの仲間が
傍にいるだけで、困難と思われることも乗り越えられる勇気になるでしょう。
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11月3日(木)のゼミ終了後、秋の飲み会を行いました。それぞれが就活や卒論
完成に向けて努力してもらえれるよう願っています。児島ゼミの強みはひとり
でなく、皆で頑張ることに最大の特長がありますから皆で支え合ってもらえる
ことを期待しています。
さて、次年度に向け経済学部では独自のパンフレットを作ることになりました。
その中で、ゼミ生が先生やゼミを一言でどう表現するかという意見募集の依頼
がありました。そこで、3年生からもらったアイディアを以下に紹介します。
(順不同、原文のまま)卒業生の皆さんはどのように感じますか?
・社会に出ても強い人になれる教育をします。
・将来必要になってくる知識が全て揃ってます。
・人生設計がしっかりできます。
・意識高い系じゃないよ、意識高いんだよ。
・あとおししてくれる
・自分の決断で自分の勉強を
・自分たちの好きなように伸び伸びやらしてくれる。
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・自分を高めるチャンスです。
・大変だけどためになる!
・「真実に向かおうとする意志」を与えてくれる人
・知識は増えるが授業は大変
・つながりが大事!!
・将来に役立つゼミ
・とにかくパソコンが上手くなる
・生徒のことを一番に考えてくれている先生
・マネジメントが大切
・ゼミはもちろん、先輩との交流を大事にする
・先生が主体じゃなくて学生がメインのゼミ
さて、4年生の状況については、上記のコラムで記載したとおりです。3年生は
「研究報告書」の作成です。ゼミでは、各自の経済社会に対する興味関心を
中心にまとめるよう指導します。業界や企業について調査し、市場規模などを
加えレポートの体裁から、日本語のダメ出し、Wordの基本機能を修得します。
関心あるテーマでの「課題発見・解決」は4年生で行います。3年生で扱っても
構いませんが、時間不足で中途半端で終わってしまいます。4年生でやり直しに
なるので、3年次はこの範囲に留めておく予定です。
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■編□集□後□記□
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2016年も残すところ1ヶ月になりました。思い返せば、新年に「申年は荒れる」
といわれている通りになりました。とりわけ、国際政治のBrexitとアメリカ
大統領の選挙結果には驚きを禁じえませんでした。その他、芸能やスポーツの
分野でもスクープ連発、オリンピックで話題に事欠かない状況でした。来年は
穏やかな年であるように祈念します。
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2016年10月31日月曜日
第128号(2016.10.31)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.128
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10月末のハロウィーンは、ようやく日本に定着した感があります。古くは映画
「E.T.」でのシーンが思い出されますが、当時はハロウィーンを詳しく知って
いる人も少なかったのではと思います。2010年にアメリカに滞在していた時、
ハロウィーン当日、研究所や図書館のスタッフが仮装をして仕事をしていた姿
を見て実感したことはありました。帰国した翌年は、日本で今年のような騒ぎ
ではありませんでしたので、この3年ほどに大流行したと思われます。背景には
TwitterやInstagramなどのSNSの普及が関係しているように推察しています。
───────────────────────
■NGU短信 > 新設のBuy and Hold部門の段
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☆関連サイト:http://nagoya-stock-exchange.com/about/
第7回目となる名証株式投資コンテストが開催されています。これまでコジマガ
で何度も取り上げましたので、バックナンバーを参照いただければと思います。
これまでの「Active trade(いつでも売買)部門」に加えて、今年から新たに
「Buy and Hold(1回こっきり)部門」ができました。株式投資コンテストに
エントリーをすれば、自動的に両部門へ参加できます。ただし、Buy and Holdは
10月16日までに購入が必要です。(ですから今年の参加は締切られています。)
ランキングは、個人戦・チーム戦(学生の部)・保有部門の3つになりました。
コンテストの期間内であれば、保有銘柄を好きなタイミングで売却できるのが、
Active Tradeです。新たなBuy and Holdでは、最初に購入した銘柄を最終日まで
持ち続ける必要があります。具体的には、名証単独上場の銘柄を3銘柄以上購入
し、一度購入した銘柄は最後まで持っていなければなりません。何度も売買が
できないだけに、結果は運任せという要素が強いゲームです。実際には、この
ような保有形態の方が圧倒的ですが・・・。
さて、10月21日(金)の取引終了後、小生のポートフォリオが保有部門で1位に
なりました。瞬間的とはいえ、4,000名以上の参加者の中で1番になることなど
夢にも思っていませんでした。もしこのまま終了ならば、名証から賞品として
2万円のギフト券がもらえます。今回の具体的な戦略は、ボラティリティの高い
銘柄を中心に大きく偏った資金配分(資金300万円中、残金は9,000円のみです)
としました。当れば儲けは大きく、ハズれてしまうと最悪という資産選択です。
まかり間違っても自分のリアルなお金では組むことはありません。
一瞬の結果から体験できたのが、1番になるという快感です。これまで学生らが
チーム戦でランキングを気にして、一所懸命に売買している姿を見てきました。
彼らも1位となる快感を覚えたいのが、大変よくわかりました。いつもは大学の
ランキングにゼミや本学のチームがどうなったかが気になっていますが、人間
なのでやはりBuy and Hold部門の動向も気がかりです。Buy and Hold部門では、
何もできませんが、もし次の手を打てるのであれば、きっと努力を惜しまないと
思います。まさか、この歳になって自分がゲーミフィケーションを体験するとは
思いもよりませんでした。
今年もゼミでチームを編成し、9チームが参加しています。以下がチーム名です
ので、ランキングをチェックして応援ください。なお、4年生は「もっこり森嶋」
だけが参加しています。卒業論文作成に集中してもらうため、今回から任意参加
としました。
【3年生】
1. チーム406
2. 児島組
3. ナポリタン
4. シビック
【2年生】
1. じゃんだらりん
2. チーム右高
3. エコノミックアニマルズ
4. NGU金融投資会
ゼミでの研究活動は、株価に関する基本知識(日経平均ほかPER・ROEの財務指標)
から、地元企業と業界に関する調査を行っています。あわせて、上場企業の適時
開示などという情報の重要性を教えています。また、スマホアプリ「あすかぶ」
を推奨しています。これは、毎日ひとつの企業をピックアップし、明日の株価の
上げ下げのみを予想するゲームです。何%の人が上がると予想しているといった
ヒントが画面に表示されます。簡単なクイズですが、重要なポイントは「参加者
がどのように考えているか?」が見えるという点です。学生にはケインズのいう
「美人投票(Beauty Contest)」がこの画面から理解できるかを期待しています。
超短期に株で儲けるには、自分が良い企業と判断するのはダメです。どれほどの
投資家が買いだと判断するかという予測が重要です。
ケインズによるミスコンの例え話はとても有名です。グランプリとなる候補者に
投票した人に賞金がもらえるコンテストにおいて、自分が最も美人と思う候補者
に投票してはいけません。皆が一番だと思う人にこそ投票することが最適な戦略
であり、これは短期の株式投資と同じことであると、ケインズは「美人投票」で
説明しました。このような話題から少しでも経済学に興味を持ってもらえれば、
幸いです。
───────────────────────
■最近のゼミから > 卒論に向けたサブゼミの段
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☆関連サイト:http://nagoya-stock-exchange.com/results/?type=3
11月3日(木)のゼミ終了後に秋の飲み会が開催されます。卒業生の皆さんの参加
もお待ちしております。この狙いは、ゼミ生相互の懇親とともに秋学期の目標達成
(卒論完成・就活準備)に向けて、皆で頑張ろうという意味があります。かつては
「卒論ガンバロー合宿」も行われました。今では、3年生が先輩の就活情報を聞く
機会で、4年生はダメ出し作業で後輩たちの協力も必要となるだけに、互いをよく
知っていなければなりません。
ゼミのFacebookグループで確認できるように、卒論対策としてサブゼミが開催され
て、その頻度も上がってきました。ただ、出席のバラツキが大きく、個人の進捗差
が広がり始めています。全員が適切な進度ならば結構ですが、学習習慣ができてい
ない、または面倒なことを後回しにする癖がある学生はかなり遅れています。卒論
を仕上げた経験のある卒業生ならよくわかっていますが、しっかりやれば誰でも
達成できることだけに、早めに取りかかるのがベストな選択です。
さて、今年の指導の特長は、まず個人の興味関心に「課題発見・解決」を設定する
ことに注力していることです。テーマにおいて何が問題で、どのように解決するか
というストーリーは誰が聞いても理解しやすいはずです。そこで、自分の興味関心
において、課題を発見するように指導しています。
また、今年の4年生には「年内に卒論を完成させる」という目標を持たせています。
毎年、遅れながらもほぼ全員が完了できるタスクですが、なぜか最後の学生は2月を
過ぎてしまいます。なぜ遅れてしまうのかは、個人の能力の問題というよりも、先を
見通す力と意志の強弱に関係しています。具体的には、自分の4ヶ月後を予想して、
計画的に行動することができれば十分に達成可能でしょう。マネジメント能力から
生じた結果をテーマにしたのが、イソップ寓話「アリとキリギリス」です。やはり
コツコツと実践できる力を身につけて欲しいと願っています。
秋はイベントが多く、慌ただしい季節です。イベントでは日頃の成果やこれまでの
努力を体現する機会となるだけに、しっかり準備して臨んでもらいたいものです。
結果はともかく、プロセスにおける努力は必ず自分の糧となります。大学のゼミに
関わるものだけでも、以下のようなイベントがあります。ゼミ生は計画性をもって
イベントに臨んでもらいたいものです。
名証株式投資コンテスト:2年生・3年生
ゼミ対抗コア6コンペ:2年ゼミ
卒業研究発表会(学内選考):4年生・3年生
卒業研究発表会(公開審査):4年生・2年生
最後に、現在は次年度のゼミ生を選考中です。3・4年次ゼミは定員18名に対して、
30名の応募がありました。応募者である今の2年生は、1年次に基礎セミナーを担当
しなかったので、定員を満たすことはできないと思っていました。予想に反して、
やる気のある学生が応募してきてくれたのが、嬉しい限りです。
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■編□集□後□記□
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10月23日(日)に開催された今年のホームカミングデーでは、多くの卒業生らと
再会できました。パーティ会場では山村くん(19期生)、青木くん(4期生)と
懇談しました。その後も太田くん(4期生) が梅村くん(1期生) に連れられて
研究室まで来てくれました。彼からようやく税理士になったという嬉しい報告を
もらい、彼を1階まで送った後、志知くんと中村くん(15期生)と遭遇しました。
しばらく彼らと研究室で話をしていると、安田くんと榊原くん(20期生)が来て
くれました。互いを紹介でき、今後の展開が楽しみな一日となりました。
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10月末のハロウィーンは、ようやく日本に定着した感があります。古くは映画
「E.T.」でのシーンが思い出されますが、当時はハロウィーンを詳しく知って
いる人も少なかったのではと思います。2010年にアメリカに滞在していた時、
ハロウィーン当日、研究所や図書館のスタッフが仮装をして仕事をしていた姿
を見て実感したことはありました。帰国した翌年は、日本で今年のような騒ぎ
ではありませんでしたので、この3年ほどに大流行したと思われます。背景には
TwitterやInstagramなどのSNSの普及が関係しているように推察しています。
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第7回目となる名証株式投資コンテストが開催されています。これまでコジマガ
で何度も取り上げましたので、バックナンバーを参照いただければと思います。
これまでの「Active trade(いつでも売買)部門」に加えて、今年から新たに
「Buy and Hold(1回こっきり)部門」ができました。株式投資コンテストに
エントリーをすれば、自動的に両部門へ参加できます。ただし、Buy and Holdは
10月16日までに購入が必要です。(ですから今年の参加は締切られています。)
ランキングは、個人戦・チーム戦(学生の部)・保有部門の3つになりました。
コンテストの期間内であれば、保有銘柄を好きなタイミングで売却できるのが、
Active Tradeです。新たなBuy and Holdでは、最初に購入した銘柄を最終日まで
持ち続ける必要があります。具体的には、名証単独上場の銘柄を3銘柄以上購入
し、一度購入した銘柄は最後まで持っていなければなりません。何度も売買が
できないだけに、結果は運任せという要素が強いゲームです。実際には、この
ような保有形態の方が圧倒的ですが・・・。
さて、10月21日(金)の取引終了後、小生のポートフォリオが保有部門で1位に
なりました。瞬間的とはいえ、4,000名以上の参加者の中で1番になることなど
夢にも思っていませんでした。もしこのまま終了ならば、名証から賞品として
2万円のギフト券がもらえます。今回の具体的な戦略は、ボラティリティの高い
銘柄を中心に大きく偏った資金配分(資金300万円中、残金は9,000円のみです)
としました。当れば儲けは大きく、ハズれてしまうと最悪という資産選択です。
まかり間違っても自分のリアルなお金では組むことはありません。
一瞬の結果から体験できたのが、1番になるという快感です。これまで学生らが
チーム戦でランキングを気にして、一所懸命に売買している姿を見てきました。
彼らも1位となる快感を覚えたいのが、大変よくわかりました。いつもは大学の
ランキングにゼミや本学のチームがどうなったかが気になっていますが、人間
なのでやはりBuy and Hold部門の動向も気がかりです。Buy and Hold部門では、
何もできませんが、もし次の手を打てるのであれば、きっと努力を惜しまないと
思います。まさか、この歳になって自分がゲーミフィケーションを体験するとは
思いもよりませんでした。
今年もゼミでチームを編成し、9チームが参加しています。以下がチーム名です
ので、ランキングをチェックして応援ください。なお、4年生は「もっこり森嶋」
だけが参加しています。卒業論文作成に集中してもらうため、今回から任意参加
としました。
【3年生】
1. チーム406
2. 児島組
3. ナポリタン
4. シビック
【2年生】
1. じゃんだらりん
2. チーム右高
3. エコノミックアニマルズ
4. NGU金融投資会
ゼミでの研究活動は、株価に関する基本知識(日経平均ほかPER・ROEの財務指標)
から、地元企業と業界に関する調査を行っています。あわせて、上場企業の適時
開示などという情報の重要性を教えています。また、スマホアプリ「あすかぶ」
を推奨しています。これは、毎日ひとつの企業をピックアップし、明日の株価の
上げ下げのみを予想するゲームです。何%の人が上がると予想しているといった
ヒントが画面に表示されます。簡単なクイズですが、重要なポイントは「参加者
がどのように考えているか?」が見えるという点です。学生にはケインズのいう
「美人投票(Beauty Contest)」がこの画面から理解できるかを期待しています。
超短期に株で儲けるには、自分が良い企業と判断するのはダメです。どれほどの
投資家が買いだと判断するかという予測が重要です。
ケインズによるミスコンの例え話はとても有名です。グランプリとなる候補者に
投票した人に賞金がもらえるコンテストにおいて、自分が最も美人と思う候補者
に投票してはいけません。皆が一番だと思う人にこそ投票することが最適な戦略
であり、これは短期の株式投資と同じことであると、ケインズは「美人投票」で
説明しました。このような話題から少しでも経済学に興味を持ってもらえれば、
幸いです。
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■最近のゼミから > 卒論に向けたサブゼミの段
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11月3日(木)のゼミ終了後に秋の飲み会が開催されます。卒業生の皆さんの参加
もお待ちしております。この狙いは、ゼミ生相互の懇親とともに秋学期の目標達成
(卒論完成・就活準備)に向けて、皆で頑張ろうという意味があります。かつては
「卒論ガンバロー合宿」も行われました。今では、3年生が先輩の就活情報を聞く
機会で、4年生はダメ出し作業で後輩たちの協力も必要となるだけに、互いをよく
知っていなければなりません。
ゼミのFacebookグループで確認できるように、卒論対策としてサブゼミが開催され
て、その頻度も上がってきました。ただ、出席のバラツキが大きく、個人の進捗差
が広がり始めています。全員が適切な進度ならば結構ですが、学習習慣ができてい
ない、または面倒なことを後回しにする癖がある学生はかなり遅れています。卒論
を仕上げた経験のある卒業生ならよくわかっていますが、しっかりやれば誰でも
達成できることだけに、早めに取りかかるのがベストな選択です。
さて、今年の指導の特長は、まず個人の興味関心に「課題発見・解決」を設定する
ことに注力していることです。テーマにおいて何が問題で、どのように解決するか
というストーリーは誰が聞いても理解しやすいはずです。そこで、自分の興味関心
において、課題を発見するように指導しています。
また、今年の4年生には「年内に卒論を完成させる」という目標を持たせています。
毎年、遅れながらもほぼ全員が完了できるタスクですが、なぜか最後の学生は2月を
過ぎてしまいます。なぜ遅れてしまうのかは、個人の能力の問題というよりも、先を
見通す力と意志の強弱に関係しています。具体的には、自分の4ヶ月後を予想して、
計画的に行動することができれば十分に達成可能でしょう。マネジメント能力から
生じた結果をテーマにしたのが、イソップ寓話「アリとキリギリス」です。やはり
コツコツと実践できる力を身につけて欲しいと願っています。
秋はイベントが多く、慌ただしい季節です。イベントでは日頃の成果やこれまでの
努力を体現する機会となるだけに、しっかり準備して臨んでもらいたいものです。
結果はともかく、プロセスにおける努力は必ず自分の糧となります。大学のゼミに
関わるものだけでも、以下のようなイベントがあります。ゼミ生は計画性をもって
イベントに臨んでもらいたいものです。
名証株式投資コンテスト:2年生・3年生
ゼミ対抗コア6コンペ:2年ゼミ
卒業研究発表会(学内選考):4年生・3年生
卒業研究発表会(公開審査):4年生・2年生
最後に、現在は次年度のゼミ生を選考中です。3・4年次ゼミは定員18名に対して、
30名の応募がありました。応募者である今の2年生は、1年次に基礎セミナーを担当
しなかったので、定員を満たすことはできないと思っていました。予想に反して、
やる気のある学生が応募してきてくれたのが、嬉しい限りです。
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■編□集□後□記□
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10月23日(日)に開催された今年のホームカミングデーでは、多くの卒業生らと
再会できました。パーティ会場では山村くん(19期生)、青木くん(4期生)と
懇談しました。その後も太田くん(4期生) が梅村くん(1期生) に連れられて
研究室まで来てくれました。彼からようやく税理士になったという嬉しい報告を
もらい、彼を1階まで送った後、志知くんと中村くん(15期生)と遭遇しました。
しばらく彼らと研究室で話をしていると、安田くんと榊原くん(20期生)が来て
くれました。互いを紹介でき、今後の展開が楽しみな一日となりました。
■コジマガ・バックナンバー
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