□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□―――――――――――――――――――――――――――――
■□□> コジマガ kojimag@ 第82号
□───────────────────――2011.08.30─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.082
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
この研修期間でアメリカから発信する最後のコジマガです。研修最後の20日間は、
お盆に家人がアメリカへ来るのに加え、帰国の準備でかなりバタバタしています。
アパートメントの引き払い、レンタル家具の搬出予定、車の売却および携帯電話
や保険契約の解除などがあります。何事も最後が慌ただしくなって、名残惜しさ
を味わう余裕もありません。
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■アメリカ短信 > Water Parksの段
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☆関連サイト:http://disneyworld.disney.go.com/parks/
お盆の期間を利用して、家人がオーランドへ遊びきていました。そこで10日間
ほどの夏休みをとりました。WDW中心のバケーションでしたが、お盆だけあって
WDWでは日本人の姿をちらほら見かけました。すでにWDWについては、コジマガ
第76号で取り上げましたので、今回はパークでもWater Parksを紹介します。
フロリダの夏はたしかに暑いのですが、家人によれば、日差しはかなりキツい
けれども、蒸し暑さが少ない分だけフロリダの方が過ごしやすいとのことです。
5月から10月までの半年は、プール遊びをするには適した暑さなので、これを
利用した観光施設が多くあります。オーランドでは、ウェッティン・ワイルド
やシーワールドのアクアティカなどがあります。
ディズニーは、WDWの敷地に2つのWater Parkとしてタイフーン・ラグーンと
ブリザードビーチを持っています。今回、両方へ行ってみましたが、第一印象
としては、ナガシマスパーランドにディズニーの要素を盛り込んでいるという
感じです。いくつかのスライダーがありますが、スリル感だけでなくテーマを
ふんだんに盛り込んでいます。また、家族連れでも遊べるようなリゾート的な
特徴もあるので、他のWater Parkとはかなり差別化されてるように思いました。
これらの駐車場は駐車料金は不要ですが、テーマパークと比べると多少狭い分、
開場時間にあわせて行くか、午後に訪れるのか良いようです。
さて、2つのパークには、それぞれディズニーのテーマパークにつきものの
シンボルがパークの中心に配置されています。タイフーン・ラグーンは台風で
難破した船が火山の上に突き刺さっています。そして、ブリザードビーチでは
フロリダに雪が降ったらということを想定したテーマで作られており、中心に
雪山があり、スキーのジャンプ台の模型が作られています。
これらの周りにプール・スライダー・ショップなどが配置されています。流水
プールには浮き輪が用意されており、一周するのに20分以上かかります。皆が
塗っている日焼け止めクリームで、プールの水は心なしか濁っているのが気に
なります。子供が遊べるエリアもあって、家族で楽しめるようになっています。
また、プールにはカメラマンがおり、写真をとってくれます。「フォトパスを
もっているか?」と聞いてきます。これは記念の写真をネットから販売すると
いうなかなか上手なビジネスモデルです。すでにWDWのパークでもらっています
が、さすがにプールの中まで持ってくるはずはありません。すると、腕輪が
着いた小さなフォトパスをくれました。
またWater Parksらしいサービスがあります。バーコード付きのリフィルカップ
(9ドルくらい)を購入すると、レストランの横に設置されているジュースの
サーバーが一日飲み放題となるサービスです。そこで、昼食にリフィルカップを
購入しました。レストランでも炭酸飲料はおかわり自由な国ならではのサービス
のように思いました。また、ロッカーを13ドルで借りると、返却時にデポジット
として記念のボトルがもらえます。
一番印象的なアトラクションは、タイフーン・ラグーンのBig Waveです。ボワッ
という轟音とともに大きな波が立ち上がリます。するとあちこちで悲鳴のような
驚きの声が上がり(初めて見ると間違いなく声が出ます)、2メートルあまりの
水の壁が迫ってきます。プールにいる人達はその大波に乗れるように泳いだり、
飲み込まれたりとそれぞれが楽しんでいます。この大波の発生装置はどのような
仕組みなのかが、とても気になります。
フロリダの夏につきものの雷が近づくとスライダーは一時的に中止になります。
ニュースの説明によれば、フロリダでは年平均9人が落雷で亡くなるそうです。
日没近く(夜8時)近くまで開園していますが、一日中いるとさすがに暑さに
疲れてしまいます。
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■UCFから > Goodbye Partyの段
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☆関連サイト:http://engage.ucf.edu/v/p/RXaKtxM
8月第4週目は関係者への帰国の挨拶ばかりでした。まず副学長から始まって、
研究所の仲間や日本人の先生へとお礼をしていました。週末の26日の金曜日は、
研究所へ通う最後の日となりました。1年間お世話になった研究所と使わせて
もらったオフィスともお別れです。机の周りの片付けを終えると、CDLが用意
してくれたお別れパーティです。
午後3時から皆が会場に集まってきます。自分の為にパーティを開いてもらう
のは、大変恐縮してしまいます。CDLのスタッフの多くはメインキャンパスで
仕事をしているので、わざわざ研究所まで来ていただくだけでも感激です。
パーティは、皆がそれぞれ食べ物を持ち寄るというスタイルですので、自分も
日本のお菓子を持参しました。(やはりポッキーが人気があるようです。)
ボブがビデオを流して、パーティが始まりました。彼とKSC近くまでFishingに
行った時のビデオで、短く編集されています。次に、トムから記念のplaqueを
頂きました。そこにはCDLからの言葉が英語と日本語で彫られています。思い
がけないプレゼントで感動から言葉も出ない状態です。そうした状況で最後の
スピーチを求められました。当初、考えていたストーリーも吹っ飛んで、頭の
中は真っ白です。何を英語で喋っかのか自分でもわからない状態でした(が、
何とか伝わったとのことです)。
パーティの最初から最後まで、お世話になった方々が、皆、声をかけて下さい
ました。バーバラに聞くとこの組織で1年間もいたのは初めてのケースらしく、
これまで2ヶ月が最長だったそうです。パーティへ30名以上の人が来てもらい、
いつもの研究所のメンバーほか、わざわざ名誉教授のチャックや副学長まで
駆けつけて頂きました。この人達のホスピタリティは生涯忘れられぬものに
なりました。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■編□集□後□記□
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☆関連サイト:http://ecollege.cccties.org/
連絡を忘れていましたが夏恒例の「みんなのTIES eカレッジ」が開催中です。
お盆過ぎから9月30日まで公開してますので、ご覧ください。
2011年8月9日火曜日
第81号(2011.08.09)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□―――――――――――――――――――――――――――――
■□□> コジマガ kojimag@ 第81号
□───────────────────――2011.08.09─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.081
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
日本ではお盆が近づき、夏の甲子園大会も盛り上がる頃です。世界に目を
向ければ、欧米の財政不安の連鎖によって、株安と史上空前の円高水準に
なっています。日本の財政状況もそれ以上に悪いにもかかわらず、日本が
買われることに首を傾げているこの頃です。
すでに帰りの航空券も手配し、帰国へのカウントダウンとなってきました。
とはいえ、未だ抱えているタスクもあって、最後までバタバタしそうです。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■アメリカ短信 > facebookの段
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.facebook.com/
前回はTwitterに関する話でしたので、今回はfacebook(FB)を取り上げます。
「大学生の『ソーシャル・ネットワーキング・サービス』に関する意識調査」
によれば、国際基督教大学(ICU)が学生比率では一番利用が多いそうです。
また、アメリカ留学から帰国した学生のほとんどがFBを使っています。外国人
とのつながりができると当然、FBがマストアイテムになるだけにアンケートの
結果にはうなずけます。たしかに、アメリカではコミュニケーションツールと
して皆が使っています。大学生は無論のこと、12歳の少年に尋ねてもYESです。
UCFのスタッフも年齢を問わず、個人的写真などのシェアに利用しているよう
です。このようにアメリカではFBが完全に社会に溶け込んでいます。
思い返せば、初めてFBの名前を聞いたのは、UCFの副学長らが来日し、東京
での講演会(2008年8月)でした。「学生達は皆、喜んでアクセスしている」
という話でしたので、どんなツールかと早速、調べて登録したことを覚えて
います。当時、日本ではmixiが大流行中だったので、きっとそのようなもの
だろうと思っていました。しかし、基本的に情報はオープンであって、実名
登録など運用の根本的発想が全く異なります。当時、使い方がよく分からず
(今も同じです)、放ったらかしの状態でした。たまにFBの友達リクエスト
をもらいましたが、コンピュータにかなり強い知り合いか海外に友人がいる
ような人からでした。また、日本語よりも英語が公用語であって、参入には
敷居が高い感があったのも覚えています。
2011年に日本での映画「ソーシャル・ネットワーク」の封切りを契機として
FBが多くのビジネス誌に取り上げられました。その影響でしょうか、年明け
頃から友達リクエストが増えてきました。様子見ユーザなので、基本的には
こちらから友達リクエストをしません。にもかからわらず、現在まで友達は
50名を超えており、ビックリしています。これも知己がFB内で同級生を探す
活動をしてくれたことが影響してるのでしょう。
そこで、自分でも検索をかけてみると知り合いの名前がぞくぞくと現れます。
流行とはいえ、2年前の結果とは格段の差です。日本ではハンドルネームが
好まれるので、実名でのSNS活動は難しいのではないかと予想していました。
日経の記事によれば、今年1月からの半年で200万人が加入したそうですが、
これだけの人たちが実名で登録するとは全く驚きです。
また、検索から全く無関係と思われる知り合い同士が友人であることを発見
しました。リアルな世界でも稀にそのようなケースに遭遇しますが、今回は
本人達に確認しなくてもネットだけでわかるところが極めて妙な感覚です。
ネットワーク理論では6次の隔たりで、世界中の人々と繋がっているといい
ます。いわゆる「友達の友達」を6回続ければ、全世界の人と繋がることを
意味しています。その指標に「ベーコン指数」があり、これは俳優ケビン・
ベーコンへは何人を経由すれば到着するかというものです。日本国内に限定
すれば、4次の隔たりで日本在住者全員をカバーできるかも知れません。
FBの最近の動向として、佐賀県武雄市が公式サイトをFBへ移行したニュース
(http://t.co/PMOTC3A )があります。行政機関がソーシャル的なツールを
積極的に使い、市民の中へ飛び込んでゆく姿勢は個人的に高く評価をします。
ICUや九州大学はFBに公式ページを持っていますが、これも先進的な取組では
ないかと考えます。公式サイトだけで情報発信するだけでなく、より多くの
人が集まっている場に出かけ、情報を共有してもらえるような努力が見られ
るからです。
だたし、ここでもメディア・リテラシーを巡る不安はあります。SNSを利用
する場合は、それなりの思慮深さが求められます。以下は、それに関連した
お話です。ある知り合いからFBの友達リクエストをもらいました。今、これ
を承認するかどうか迷っているところです。というのも、学生時代にかなり
軽率な振る舞いで周囲を混乱させていた過去が承認をためらわせる一因です。
そこで、現在、どんな人が友達なのかかをチェックしてみました。かなりの
友達の数ですが、残念ながら共通の知り合いは見当たりません。一方、TVで
見かける有名政治家などがずらっと並んでおり(もちろん、そんな繋がりは
ないはずですので)、案の定という思いです。
実名登録のFBだけにそこに掲載される内容は、等身大でなければならないと
思います。過去の行動から現在に至るすべてから値踏みされています。また
SNSの利用者増にともなってスパムも増えているだけに、行動は慎重になら
ざるを得なくなります。経済取引では相手の信用が重要ですし、人間関係は
信用・信頼が基盤になっています。警戒心と信用は裏腹なものだけに、自分
としては信用される人物でありたいと願っています。
今、ビジネスSNSとしてアメリカではLinkedIn(リンクトイン)が流行して
います。これを使えば、必要とする人物を容易に探せるだけでなく、自分の
キャリアをPRする場にもなります。このような場において、自分の虚像では
通用しないと思います。LinkedInが日本語対応を準備しており、いずれ日本
の中にもビジネスにSNSが接近してきます。新しいツールを有効に活用する
ためにも、ユーザーひとり一人のメディア・リテラシーが問われます。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■UCFから > Google+の段
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://plus.google.com/
先日、UCFのスタッフとSNSの話題になった折、FBとGoogle+の熾烈なバトルの
現状について教えてもらいました。アメリカのSNS市場では、F→Gへの移行が
増えているそうです。Fでのデータが一括でごっそりGへ持って行かれるのに、
さすがにFも黙ってみているわけにいかずいろいろと策を講じているそうです。
また、あわせてGoogle+に招待してもらいました。これまで、記事でしか見た
ことのなかったGoogle+なだけに、これでいよいよ使えると思い、喜び勇んで
ログインしました。日本語対応もできているので、不便さも感じないだろう
と期待が高まります。しかし、使い始めてはたと気づいたのが、これはSNSだ
ということです。知り合いのユーザと連携しなければ、このサービスは全く
機能しません。さらに利用法を参考にしようとしても、アクティブユーザが
いない状況では何ともなりません。
先日、大学生が使うSNSはmixiが多数であるというデータが発表されました。
日本では、mixiをfacebookとGoogle+が追う展開になりそうですが、どこまで
オープンなSNSへとシフトするのかが見ものです。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■編□集□後□記□
―――――――――――――――――――――――――――――――
FBではゼミOBから友達リクエストに応じます。FBは友達という括りが大きく、
どんな関係であろうと友達です。自分は古い人間なのか「先生が友達?」と
いうことに違和感を覚えます。その点、Google+ではサークルという概念を
使っているので、スッキリしています。しかし、毎春卒業式で話すことです
が、もはや同じ社会人としてライバルでもあるわけですから、SNSでの情報
交換は望むところです。お互いメディア・リテラシーを高めながら、生産的
な活動ができれば幸いです。
□―――――――――――――――――――――――――――――
■□□> コジマガ kojimag@ 第81号
□───────────────────――2011.08.09─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.081
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
日本ではお盆が近づき、夏の甲子園大会も盛り上がる頃です。世界に目を
向ければ、欧米の財政不安の連鎖によって、株安と史上空前の円高水準に
なっています。日本の財政状況もそれ以上に悪いにもかかわらず、日本が
買われることに首を傾げているこの頃です。
すでに帰りの航空券も手配し、帰国へのカウントダウンとなってきました。
とはいえ、未だ抱えているタスクもあって、最後までバタバタしそうです。
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■アメリカ短信 > facebookの段
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☆関連サイト:http://www.facebook.com/
前回はTwitterに関する話でしたので、今回はfacebook(FB)を取り上げます。
「大学生の『ソーシャル・ネットワーキング・サービス』に関する意識調査」
によれば、国際基督教大学(ICU)が学生比率では一番利用が多いそうです。
また、アメリカ留学から帰国した学生のほとんどがFBを使っています。外国人
とのつながりができると当然、FBがマストアイテムになるだけにアンケートの
結果にはうなずけます。たしかに、アメリカではコミュニケーションツールと
して皆が使っています。大学生は無論のこと、12歳の少年に尋ねてもYESです。
UCFのスタッフも年齢を問わず、個人的写真などのシェアに利用しているよう
です。このようにアメリカではFBが完全に社会に溶け込んでいます。
思い返せば、初めてFBの名前を聞いたのは、UCFの副学長らが来日し、東京
での講演会(2008年8月)でした。「学生達は皆、喜んでアクセスしている」
という話でしたので、どんなツールかと早速、調べて登録したことを覚えて
います。当時、日本ではmixiが大流行中だったので、きっとそのようなもの
だろうと思っていました。しかし、基本的に情報はオープンであって、実名
登録など運用の根本的発想が全く異なります。当時、使い方がよく分からず
(今も同じです)、放ったらかしの状態でした。たまにFBの友達リクエスト
をもらいましたが、コンピュータにかなり強い知り合いか海外に友人がいる
ような人からでした。また、日本語よりも英語が公用語であって、参入には
敷居が高い感があったのも覚えています。
2011年に日本での映画「ソーシャル・ネットワーク」の封切りを契機として
FBが多くのビジネス誌に取り上げられました。その影響でしょうか、年明け
頃から友達リクエストが増えてきました。様子見ユーザなので、基本的には
こちらから友達リクエストをしません。にもかからわらず、現在まで友達は
50名を超えており、ビックリしています。これも知己がFB内で同級生を探す
活動をしてくれたことが影響してるのでしょう。
そこで、自分でも検索をかけてみると知り合いの名前がぞくぞくと現れます。
流行とはいえ、2年前の結果とは格段の差です。日本ではハンドルネームが
好まれるので、実名でのSNS活動は難しいのではないかと予想していました。
日経の記事によれば、今年1月からの半年で200万人が加入したそうですが、
これだけの人たちが実名で登録するとは全く驚きです。
また、検索から全く無関係と思われる知り合い同士が友人であることを発見
しました。リアルな世界でも稀にそのようなケースに遭遇しますが、今回は
本人達に確認しなくてもネットだけでわかるところが極めて妙な感覚です。
ネットワーク理論では6次の隔たりで、世界中の人々と繋がっているといい
ます。いわゆる「友達の友達」を6回続ければ、全世界の人と繋がることを
意味しています。その指標に「ベーコン指数」があり、これは俳優ケビン・
ベーコンへは何人を経由すれば到着するかというものです。日本国内に限定
すれば、4次の隔たりで日本在住者全員をカバーできるかも知れません。
FBの最近の動向として、佐賀県武雄市が公式サイトをFBへ移行したニュース
(http://t.co/PMOTC3A )があります。行政機関がソーシャル的なツールを
積極的に使い、市民の中へ飛び込んでゆく姿勢は個人的に高く評価をします。
ICUや九州大学はFBに公式ページを持っていますが、これも先進的な取組では
ないかと考えます。公式サイトだけで情報発信するだけでなく、より多くの
人が集まっている場に出かけ、情報を共有してもらえるような努力が見られ
るからです。
だたし、ここでもメディア・リテラシーを巡る不安はあります。SNSを利用
する場合は、それなりの思慮深さが求められます。以下は、それに関連した
お話です。ある知り合いからFBの友達リクエストをもらいました。今、これ
を承認するかどうか迷っているところです。というのも、学生時代にかなり
軽率な振る舞いで周囲を混乱させていた過去が承認をためらわせる一因です。
そこで、現在、どんな人が友達なのかかをチェックしてみました。かなりの
友達の数ですが、残念ながら共通の知り合いは見当たりません。一方、TVで
見かける有名政治家などがずらっと並んでおり(もちろん、そんな繋がりは
ないはずですので)、案の定という思いです。
実名登録のFBだけにそこに掲載される内容は、等身大でなければならないと
思います。過去の行動から現在に至るすべてから値踏みされています。また
SNSの利用者増にともなってスパムも増えているだけに、行動は慎重になら
ざるを得なくなります。経済取引では相手の信用が重要ですし、人間関係は
信用・信頼が基盤になっています。警戒心と信用は裏腹なものだけに、自分
としては信用される人物でありたいと願っています。
今、ビジネスSNSとしてアメリカではLinkedIn(リンクトイン)が流行して
います。これを使えば、必要とする人物を容易に探せるだけでなく、自分の
キャリアをPRする場にもなります。このような場において、自分の虚像では
通用しないと思います。LinkedInが日本語対応を準備しており、いずれ日本
の中にもビジネスにSNSが接近してきます。新しいツールを有効に活用する
ためにも、ユーザーひとり一人のメディア・リテラシーが問われます。
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■UCFから > Google+の段
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☆関連サイト:http://plus.google.com/
先日、UCFのスタッフとSNSの話題になった折、FBとGoogle+の熾烈なバトルの
現状について教えてもらいました。アメリカのSNS市場では、F→Gへの移行が
増えているそうです。Fでのデータが一括でごっそりGへ持って行かれるのに、
さすがにFも黙ってみているわけにいかずいろいろと策を講じているそうです。
また、あわせてGoogle+に招待してもらいました。これまで、記事でしか見た
ことのなかったGoogle+なだけに、これでいよいよ使えると思い、喜び勇んで
ログインしました。日本語対応もできているので、不便さも感じないだろう
と期待が高まります。しかし、使い始めてはたと気づいたのが、これはSNSだ
ということです。知り合いのユーザと連携しなければ、このサービスは全く
機能しません。さらに利用法を参考にしようとしても、アクティブユーザが
いない状況では何ともなりません。
先日、大学生が使うSNSはmixiが多数であるというデータが発表されました。
日本では、mixiをfacebookとGoogle+が追う展開になりそうですが、どこまで
オープンなSNSへとシフトするのかが見ものです。
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■編□集□後□記□
―――――――――――――――――――――――――――――――
FBではゼミOBから友達リクエストに応じます。FBは友達という括りが大きく、
どんな関係であろうと友達です。自分は古い人間なのか「先生が友達?」と
いうことに違和感を覚えます。その点、Google+ではサークルという概念を
使っているので、スッキリしています。しかし、毎春卒業式で話すことです
が、もはや同じ社会人としてライバルでもあるわけですから、SNSでの情報
交換は望むところです。お互いメディア・リテラシーを高めながら、生産的
な活動ができれば幸いです。
2011年8月3日水曜日
第80号(2011.08.03)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@ 第80号
□───────────────────――2011.08.03─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.080
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
8月になりました。コジマガも80号になりました。アメリカ滞在中に発行したのは
これで21号目となります。約半月に1度という、通常の倍以上のペースで配信して
きました。アメリカでの研修は残り1ヶ月弱ですが、メルマガのネタが豊かになる
よう、少しでも知見を広げておきたいと思います。その原動力となるのが好奇心
でしょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■アメリカ短信 > なでしこの活躍とメディア・リテラシーの段
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://twitter.com/
女子ワールドカップサッカーの決勝戦が行われた7月17日は、アメリカ知人宅で
ホームパーティがあり、ここで世紀の一戦を観戦しました。対戦相手がアメリカ
だけに完全なアウェー状態の応援でしたが、なでしこジャパンの驚異的な粘りに
巨大テレビの前で熱くなります。同時間帯にコパ・アメリカの準々決勝が行われ
ていました。パーティのゲストに南米出身者が多く、パラグアイ・ブラジル戦が
大きな注目を集めています。1階ではコパアメリカ、2階ではワールドカップを
楽しむという、さながらスポーツバーといった状況です。
PK戦の劇的な幕切れにとても感動です。アメリカ応援団は大きなため息と共に、
階下へ降りていきました。iPhoneでTwitterをチェックすると、日本は早朝にも
かかわらず、相当数のつぶやきが流れていました。翌日のネットニュースでは
「サッカー女子W杯決勝でTwitterが毎秒7196ツイートの新記録達成」だそうです。
今をときめくなでしこジャパンだけにその動向は万人から注目されます。歓喜の
瞬間からそれほど時を経ずして、ネットで事件が起こりました。飲み会で大学生
の思慮に欠ける投稿がネットで祭り状態になってしまいました。これに対して、
本人はアカウントを削除し、大学側が謝罪をしたそうです。
5月27日にツィートした「若者の何気ないつぶやきには心配」という発言が現実
になってしまいました。クローズなSNSであるmixiでも不適切な投稿内容は世間
にさらされるだけに、Twitterであれば炎上する危険性は極めて高いと言えます。
加えて拡散のスピードが速いだけに、関係者の事後の対応には的確さと迅速さが
求められます。
これまでタイムラインから学生諸君のツィートを眺めていると、公な場所と私的
な範囲との区別がかなり曖昧な発言が多いことを懸念していました。また、他人
のタイムラインも表示できる(http://bit.ly/lNAtnY)そうなので、一層の注意
が必要と感じていました。というのも採用人事の担当者ならば、応募者のタイム
ラインも参考にするかも知れないからです。さらに検索結果にTwitterの発言が
ヒットしますので、己の発言は誰の目にも触れるのだという意識は常に必要です。
Twitterは衆人にさらしたライフログの一部となるだけに、安易な利用に警鐘を
鳴らしたつもりでした。
このような事件が起こると各マスコミはいろいろなコメントを紹介してくれます。
そのようなニュースを読み「Twitterは危険だから、やらない方がよい」という
考えを強める人達もいることでしょう。しかし、その考え方には首肯できません。
なぜなら、今は新技術が社会へ浸透する過程にあると思うからです。すなわち、
新たなコミュニケーション手段の仕組みや有効性とその限界が理解されないまま
無造作に活用している利用者がいるということです。その意味では、メディア・
リテラシーの問題に帰着するかも知れません。
今後もこうしたメディア・リテラシーに起因した事件が起こる可能性はあります。
Twitterはどこからでもツィート可能なので、大学の授業などでのちょっとした
軽口が露にされることも考えられます。文脈がないつぶやき(一方的な発言)が
独り歩きして、問題を引き起こさないとも限りません。携帯電話が教室にあると
いうことは、ボイスレコーダー・カメラ・ビデオが用意されていることでもあり、
常に外部とコネクトされている状態です。今春に発生した入試問題の不正投稿も
このフレームワークで起こっています。技術の普及によって学習空間も進化して
いるだけに、それに合わせて学校側も柔軟に対応しなければならないでしょう。
周知の通り、Twitterは瞬時にフォロワーへ配信され、本文にはサイトの引用や
写真なども活用できるツールです。リツィートも簡単なので、興味ある記事は
あっという間に拡散します。この機能が東日本大震災の直後に活躍したことは
記憶に新しいところです。また、140文字という文字制限は、いかに伝えるかと
いう書き手の文章力が試されます。字数制限はある意味で、短歌や俳句と似て
いるので、日本語文化には馴染むツールかも知れません。表現が豊かな日本語
を駆使し、実践トレーニングするには最適なツールではないかもと考えるよう
になりました。
マルチメディアに対応した通常のブログと、制限付きとはいえ即時性が長所の
Twitter。ツールの使い分けを覚えてゆけば、情報発信に長けた人材になれるや
も知れません。もちろん、どちらも文字として残るので投稿前には必ず原稿の
再チェックが必要です。原稿を書く時は、真夜中やお酒が入ると筆(表現)が
荒れるので、避けたほうが無難と言われます。自分もそんな状況で作文をして、
翌朝に読み返して恥ずしい思いをした経験があります。その意味で、夜の酒宴
をTwitterで実況するのは、危険極まりない行為でしょう。
いろいろと考えさられる事件です。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■UCFから > クラウドアプリの段
―――――――――――――――――――――――――――――――
☆関連サイト:http://www.evernote.com/about/intl/jp/
UCFでの体験を記事としてまとめるそうなので、メインキャンパスまで出向き
インタビューを受けました。1時間弱のインタビューでしたが、この研修での
振り返りという良い機会になりました。日頃からブログやメルマガでまとめて
おいたことが大変役に立っています。これもひとつのeポートフォリオの効用
でしょう。
このインタビューの前後の時間、スタッフの皆さんといろいろと情報交換です。
聞きたい内容は、アメリカでのEvernoteの普及状況です。これまで尋ねた人は
「知らない。それは日本のものか?」と切り返されて、ビックリしていたから
です。結論として、スマートフォンを使っている人以外は、Evernoteをあまり
知らないということです。たしかに、これまで質問した人がスマートフォン・
ユーザではありませんでした。そこで、日本での応用事例としてEvernote連携
商品「ショットノート」やスキャナーとの連動、デジタルペンの活用事例の話
をしました。非常に日本的な事業展開なだけに、大変興味深そうであったのが
印象的でした。
最近は、EvernoteよりもSpringPadが良いという話も聞きました、というのは、
サイトにある情報のメモ書きの利便性が高いからという理由だそうです。また、
今アメリカで人気アプリであるFoursquareやYelpの存在を教えてもらいました。
10年以上前ならば、アメリカのビジネスモデルを日本流にアレンジすることで、
大成功を収めた話をよく耳にしました。最近はグローバル化が進み、流行関連
の情報も速いので、きっとこのような新ビジネスに着手している企業もいると
思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■編□集□後□記□
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研修も終わりが近づいてくると、自分の仕事のペースも上げざるを得ない状況
になります。まるで夏休みの終わりに宿題に追われる学生のようですが、切迫
した悲壮感が少ないのは、出発前に自分で決めた目標だからかも知れません。
さらにゴールも見えかけているだけに、ちょっとした充足感もあります。
日本にいるより自分の自由な時間があり、タイムマネジメントしながら仕事を
進めることができる今の環境に満足しています。
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■□□> コジマガ kojimag@ 第80号
□───────────────────――2011.08.03─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.080
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
8月になりました。コジマガも80号になりました。アメリカ滞在中に発行したのは
これで21号目となります。約半月に1度という、通常の倍以上のペースで配信して
きました。アメリカでの研修は残り1ヶ月弱ですが、メルマガのネタが豊かになる
よう、少しでも知見を広げておきたいと思います。その原動力となるのが好奇心
でしょう。
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女子ワールドカップサッカーの決勝戦が行われた7月17日は、アメリカ知人宅で
ホームパーティがあり、ここで世紀の一戦を観戦しました。対戦相手がアメリカ
だけに完全なアウェー状態の応援でしたが、なでしこジャパンの驚異的な粘りに
巨大テレビの前で熱くなります。同時間帯にコパ・アメリカの準々決勝が行われ
ていました。パーティのゲストに南米出身者が多く、パラグアイ・ブラジル戦が
大きな注目を集めています。1階ではコパアメリカ、2階ではワールドカップを
楽しむという、さながらスポーツバーといった状況です。
PK戦の劇的な幕切れにとても感動です。アメリカ応援団は大きなため息と共に、
階下へ降りていきました。iPhoneでTwitterをチェックすると、日本は早朝にも
かかわらず、相当数のつぶやきが流れていました。翌日のネットニュースでは
「サッカー女子W杯決勝でTwitterが毎秒7196ツイートの新記録達成」だそうです。
今をときめくなでしこジャパンだけにその動向は万人から注目されます。歓喜の
瞬間からそれほど時を経ずして、ネットで事件が起こりました。飲み会で大学生
の思慮に欠ける投稿がネットで祭り状態になってしまいました。これに対して、
本人はアカウントを削除し、大学側が謝罪をしたそうです。
5月27日にツィートした「若者の何気ないつぶやきには心配」という発言が現実
になってしまいました。クローズなSNSであるmixiでも不適切な投稿内容は世間
にさらされるだけに、Twitterであれば炎上する危険性は極めて高いと言えます。
加えて拡散のスピードが速いだけに、関係者の事後の対応には的確さと迅速さが
求められます。
これまでタイムラインから学生諸君のツィートを眺めていると、公な場所と私的
な範囲との区別がかなり曖昧な発言が多いことを懸念していました。また、他人
のタイムラインも表示できる(http://bit.ly/lNAtnY)そうなので、一層の注意
が必要と感じていました。というのも採用人事の担当者ならば、応募者のタイム
ラインも参考にするかも知れないからです。さらに検索結果にTwitterの発言が
ヒットしますので、己の発言は誰の目にも触れるのだという意識は常に必要です。
Twitterは衆人にさらしたライフログの一部となるだけに、安易な利用に警鐘を
鳴らしたつもりでした。
このような事件が起こると各マスコミはいろいろなコメントを紹介してくれます。
そのようなニュースを読み「Twitterは危険だから、やらない方がよい」という
考えを強める人達もいることでしょう。しかし、その考え方には首肯できません。
なぜなら、今は新技術が社会へ浸透する過程にあると思うからです。すなわち、
新たなコミュニケーション手段の仕組みや有効性とその限界が理解されないまま
無造作に活用している利用者がいるということです。その意味では、メディア・
リテラシーの問題に帰着するかも知れません。
今後もこうしたメディア・リテラシーに起因した事件が起こる可能性はあります。
Twitterはどこからでもツィート可能なので、大学の授業などでのちょっとした
軽口が露にされることも考えられます。文脈がないつぶやき(一方的な発言)が
独り歩きして、問題を引き起こさないとも限りません。携帯電話が教室にあると
いうことは、ボイスレコーダー・カメラ・ビデオが用意されていることでもあり、
常に外部とコネクトされている状態です。今春に発生した入試問題の不正投稿も
このフレームワークで起こっています。技術の普及によって学習空間も進化して
いるだけに、それに合わせて学校側も柔軟に対応しなければならないでしょう。
周知の通り、Twitterは瞬時にフォロワーへ配信され、本文にはサイトの引用や
写真なども活用できるツールです。リツィートも簡単なので、興味ある記事は
あっという間に拡散します。この機能が東日本大震災の直後に活躍したことは
記憶に新しいところです。また、140文字という文字制限は、いかに伝えるかと
いう書き手の文章力が試されます。字数制限はある意味で、短歌や俳句と似て
いるので、日本語文化には馴染むツールかも知れません。表現が豊かな日本語
を駆使し、実践トレーニングするには最適なツールではないかもと考えるよう
になりました。
マルチメディアに対応した通常のブログと、制限付きとはいえ即時性が長所の
Twitter。ツールの使い分けを覚えてゆけば、情報発信に長けた人材になれるや
も知れません。もちろん、どちらも文字として残るので投稿前には必ず原稿の
再チェックが必要です。原稿を書く時は、真夜中やお酒が入ると筆(表現)が
荒れるので、避けたほうが無難と言われます。自分もそんな状況で作文をして、
翌朝に読み返して恥ずしい思いをした経験があります。その意味で、夜の酒宴
をTwitterで実況するのは、危険極まりない行為でしょう。
いろいろと考えさられる事件です。
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■UCFから > クラウドアプリの段
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☆関連サイト:http://www.evernote.com/about/intl/jp/
UCFでの体験を記事としてまとめるそうなので、メインキャンパスまで出向き
インタビューを受けました。1時間弱のインタビューでしたが、この研修での
振り返りという良い機会になりました。日頃からブログやメルマガでまとめて
おいたことが大変役に立っています。これもひとつのeポートフォリオの効用
でしょう。
このインタビューの前後の時間、スタッフの皆さんといろいろと情報交換です。
聞きたい内容は、アメリカでのEvernoteの普及状況です。これまで尋ねた人は
「知らない。それは日本のものか?」と切り返されて、ビックリしていたから
です。結論として、スマートフォンを使っている人以外は、Evernoteをあまり
知らないということです。たしかに、これまで質問した人がスマートフォン・
ユーザではありませんでした。そこで、日本での応用事例としてEvernote連携
商品「ショットノート」やスキャナーとの連動、デジタルペンの活用事例の話
をしました。非常に日本的な事業展開なだけに、大変興味深そうであったのが
印象的でした。
最近は、EvernoteよりもSpringPadが良いという話も聞きました、というのは、
サイトにある情報のメモ書きの利便性が高いからという理由だそうです。また、
今アメリカで人気アプリであるFoursquareやYelpの存在を教えてもらいました。
10年以上前ならば、アメリカのビジネスモデルを日本流にアレンジすることで、
大成功を収めた話をよく耳にしました。最近はグローバル化が進み、流行関連
の情報も速いので、きっとこのような新ビジネスに着手している企業もいると
思います。
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■編□集□後□記□
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研修も終わりが近づいてくると、自分の仕事のペースも上げざるを得ない状況
になります。まるで夏休みの終わりに宿題に追われる学生のようですが、切迫
した悲壮感が少ないのは、出発前に自分で決めた目標だからかも知れません。
さらにゴールも見えかけているだけに、ちょっとした充足感もあります。
日本にいるより自分の自由な時間があり、タイムマネジメントしながら仕事を
進めることができる今の環境に満足しています。
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