□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@ 第120号
□───────────────────2015.10.16.─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.120
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
約2ヶ月ぶりのコジマガです。今回で120号になりました。盛夏は過ぎ去り、
秋が深まりつつあります。8月8日のゼミ記念パーティ後からのお話です。
まず、9月3日の夜、児島の東京出張に合わせて御茶ノ水でゼミの飲み会が
開催されました。1期生から19期生の8名とともに、2次会まで楽しい時間を
過ごしました。これはゼミ創立20周年記念パーティからスピンアウトした
企画です。準備をしてくれた皆さんには感謝申し上げます。ちなみに今回の
出張目的は発表報告でしたが、その内容は以下のコラムに関係しています。
また、9月13日にはゼミの卒業生らと木曽御岳までゴルフへ出かけました。
懸案だったスポーツイベントでようやく実現です。これでゼミ同窓会は次の
ステージへ移行した感があります。ゴルフは歳を重ねてもできるので、今後
30年のコミュニケーションと健康増進の機会を得たことになります。ゴルフ
に精進している方や挑戦してみたい方は、いつか一緒にラウンドしましょう。
さらに、大学同窓会よりホームカミングデーの案内をいただきました。来る
10月25日(日)に名古屋キャンパスで開催されますので、お時間が許す方は
是非お出かけください。同窓会のご厚意により、歓談できるスペースを用意
いただいたので、ゆっくりお話できるかと思います。
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■NGU短信 > 名証株式投資コンテストの段
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☆関連サイト:https://www.nagoya-stock-exchange.com/
今回で第6回目となる名証株式投資コンテストが、10月1日より開催されて
います。今年も2ヶ月間にわたって、熱い戦いが繰り広げられることを期待
します。コンテストの開始直前イベントとして、9月30日に「学生向け株式
投資セミナー」が名証ホールで催されました。
このセミナーへは、金城学院大学をはじめ多くの大学生が参加しました。
今回は昨年の反省を活かして、いくつかの工夫が施されています。まず、
IR企業からノベルティグッズを学生に提供いただきました。学生にとって
企業のグッズは印象が強く、認知度アップにつながります。
また、IRとしての企業紹介にコメ兵さんが登場しました。学生にも馴染みの
ある企業としてBtoCが必要であることで実現しました。業務の内容が分かり
易いことに加え、インバウンドによる売上増加という視点は学生には勉強に
なったと思います。さらに、今回のセミナーでは四季報の見方や株式指標の
見方についても説明してもらいました。
学生チーム戦は3名以上でチームを編成できます。そこで、ゼミでは各学年
4チームとして、児島ゼミで計12チームが参戦しています。各人の仮想資金
である300万円は、次のように3分するよう指示しています。
1.チーム株:チームで決めた銘柄で最後まで保有する
2.業界株:チームや個人で決めた業界で株を動かす
3.投機株:投機的な売買を繰り返す
そして、毎週のゼミでチームの成績(損益)を報告します。
毎年、参加者のレベルが上がっているようなので、今年はどれほどの成績を
修めてくれるでしょうか?あわせて、ゼミ生が地元企業に関心を深め、経済
の勉強に興味を持ってくようになることを期待します。就職へ意識を深めて
くれれば、何も言うことはありません。
経済学で扱うテーマは現実的なはずですが、どうも学生諸君には関心が薄い
ように思います。自分の大学時代を振り返ると、数学や統計学と経済学との
つながりが不明で、重要な科目であるにもかかわらず興味がないままでした。
しばらくして授業が理解できるようになり、経済分野に興味が湧いて初めて
経済学を勉強する気になりました。そのような自分の経験から、学生に対し
できるだけ解りやすい授業を心がけています。とはいえ、全員が理解でき、
満足できる授業は大変難しい課題です。
教室で教員がひたすら説明するのでなく、自分たちで考えさせ答を導き出す
形態、いわゆるアクティブラーニングが有効であるように思えてなりません。
課題をチームで取り組み、皆で助け合いながら、互いを高め合うという方法
です。これまで3年ゼミの春学期に実施しているチーム研究が、それに相当
します。極度に人見知りが強い学生にとっては厄介な学習方法ですが、体験
した学生は確実に実力が身につけられる方法です。
今回の名証株式投資コンテストは、Webでのイベントを利用した学生チーム戦
というアクティブ・ラーニングの範疇に入ります。チームの仲間で助け合い、
チーム同士で成績を競い合うことから興味関心が深まるよう指導しています。
この2年間、ゼミで試行錯誤しながらチーム戦の指導をしてきましたが、ある
程度、良好な結果が得られたので、これに関する発表を東京で行いました。
参加大学やチームが増えることを期待しています。
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■最近のゼミから > 秋学期スタートの段
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☆関連サイト:http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/
昨年と同様、3/4年のゼミ生には夏休みの宿題を出しました。3年生には読書
およびその要約(インプットとアウトプット)、SPIの自学自習として就活に
ターゲットを絞っています。また、4年生は卒論のプレゼンと文書ファイルを
提出するよう指示しました。締切りは、秋学期のゼミが再スタートする1週間
と設定しました。
今年から就活スケジュールが大きく変更されたので、4年生でなかなか卒論に
取り掛かれないという人もいます。とはいえ、卒論の締切は待ってくれない
ので、うまいタイムマネジメントから年内に仕上げてもらいたいものです。
Facebookからおわかりのように今年のサブゼミはかなり早めに動いています。
全体では大変よい傾向ですが、参加者に大きな偏りがある点が気がかりです。
サブゼミに現れない一部の学生が取り残されている状況にあります。卒業生
ならば体験済みなので理解できるでしょうが、卒業論文は時間をかければ誰
でもできます。気が進まないからといって後回しにすると、それだけ自分が
しんどくなります。自分以外に誰も卒論は書いてくれないので、自分が自ら
進めなければなりません。さらに皆のペースから遅れてしまうと、フォロー
するゼミの仲間までに迷惑をかけてしまいます。
卒論作成は仕事と同じかもしれません。社会人予備軍としてトレーニングと
思って進めてほしいと願っています。何と言っても、早めに準備する計画性
やタイムマネジメントが重要です。全員が自主的にサブゼミを開催・参加し、
遅れている仲間をフローできる態勢を整えると皆がハッピーになるでしょう。
さて、10月15日にはゼミ終了後、飲み会が金山の鳥貴族で開催されました。
3/4年生が混じっての情報交換から有益な情報が得られたようです。就活の
準備や卒論・研究報告書への意識も高まったと思います。
10月14日からゼミ紹介ポスターが曙館2階に展示されています。これで経済学
部と商学部のゼミ募集が始まったことが分かります。ちなみに、児島ゼミの
ポスターは昨年度から少しばかり変えてみました。機会があれば、一度ご覧
ください。
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■編□集□後□記□
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皆さんにとってこの夏はいかがだっだのでしょう。大きな成果を上げた人や
有意義に過ごせた人もいると思います。児島といえば、創立20周年パーティ
がピークとなり、その後は少しばかりロス状態でした。他の仕事は満足ゆく
ものではありませんでした。それなりに結果は出していますが、納得がゆく
には至っていません。恐らく、皆との再会で多くのパワーをもらったことが
原因です。自分のアウトプットの低さでバランスが崩れたのでしょう。
9月に入ると状況は一転します。大学全体のFD研修を運営したり、東京や周防
大島へ出張で刺激的な時間を過ごしました。あまりお会いできない方々にも
面会できました。秋学期の開始で、授業が始まると卒論指導や教務の仕事も
本格化して、少しばかり大変です。何事も早めに準備をして、収穫の時期を
迎えたいと思います。
最後に卒業生が大学へ訪ねてくれる際に参照してもらうべく、秋学期の授業
予定を記しておきます。ただし、会議や出張・イベントなどで変更の可能性
もあるのでご注意ください。(事前連絡はとても助かります。)
火曜 1限: 経済データ分析 曙203教室
木曜 2限: 特別演習 曙514教室
木曜4/5限: ゼミ(3・4年) 曙406教室
金曜 2限: ゼミ(2年) 曙509教室
金曜 3限: 大学院 学情センター
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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