□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@ 第107号
□───────────────────2014.07.07─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.107
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
あっという間に今年も半分が終わり、梅雨模様の七夕です。服装は
クールビズが推奨されており、3.11以降、省エネルギーへの意識が
さらに高まり、超クールビズが進みました。学生ならば自由な服装
でよいのでしょうが、社会人はそうはいきません。
クールビズには出遅れ感があり、ワードローブが不十分で、今でも
苦手です。30代までなら若さがカバーするので、どんな服を着ても
それなりに映えます。しかし、歳を重ねるとルーズな服装はまさに
くたびれ感が際立つだけに気配りが必要です。特に、首周りには要
注意です。なので、暑さも構わずネクタイに頼ってしまいがちです。
消費を牽引するには、暑い夏が一番です。また、日頃から頑張って
いる自分へのご褒美として、夏対策商品の購入やレジャーでの奮発
をお勧めします。
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■NGU短信 > 新学部新学科増設の段
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☆関連サイト:http://www.ngu.jp/juken/index.html
4月から新しい職務に就任し、3ヶ月が経過してようやく仕事の全貌が
見えてきました。昔から「3日、3週間、3ヶ月、3年」というように、
環境が変わると時間とともに周りの状況が飲み込めてくるものです。
この言葉は卒業時にゼミ生へする話のネタのひとつです。3年すれば
キャリアになるので、「とりあえず3年ぐらいは頑張ってみなさい」と
伝えたい時に使っています。
今回、与えられたミッションの中で何より重要なのは、次年度の円滑な
授業運営です。すでに大学の広報誌「コスモラマ」や広告にも出ている
のでご存じの方も多いと思いますが、来年度には大学に2つの学部と1つ
の学科が誕生します。名古屋キャンパスには、総合政策学科を元に創設
する「現代社会学部」と外国語学部の2学科を元に「国際文化学部」が
設立します。そして、瀬戸キャンパスにあるスポーツ健康学部に「こども
スポーツ教育学科」が新設される予定です。
計画通りに進めば、来春には名古屋キャンパスが6学部8学科へ、瀬戸の
キャンパスは2学部3学科となります。大学50周年の目玉事業で、学部増
により多彩な人材を輩出でき、名古屋地区における大学の存在感や魅力
もアップするでしょう。既存の学部の学生も刺激を受けて、切磋琢磨に
よって、より多くの学修成果を積んでくれることが期待されます。
増設後に重要となるのは、まず支障なく授業を運営することです。昨年
とは前提条件が異なっているので、従来通りという訳にはいきません。
授業運営を効率化するだけでなく、時にはゼロベースで考える必要さえ
あります。これはビジネスの世界でも同じです。限りある学内の資源を
最大限に活かして、効果の高い教育が展開できる環境を整備することが
今回の仕事です。
これに関連する話題として、フロリダでお世話になった先生のお話です。
大学にとって意識しなければならないお客は誰であるか?という問いに、
日本の大学関係者は決まって「学生」と答えるそうです。それに対して、
アメリカでは「学生を雇用してくれる企業」との返答ばかりだそうです。
アメリカの大学生はキャリアアップを目指し、貴重な時間と多くの費用
を自分に投資して大学で学びます。当然、投資のリターンとして給与が
高く将来性のある就職先を求めます。そして、学生の願いが叶いやすい
大学が選ばれるだけに、名声を高めたい大学としては企業が求める人材
の育成に力を入れます。
入学した学生に教育課程でいかに力を付けさせることができるか、また
企業が喜んで採用するような学生を育成できるかが重要です。企業なら、
自社の製品やサービスの付加価値を高め、より高額で買ってもらう狙い
と同じです。大学の研究や教育に対して、上述のような考え方ばかりが
支配的になる風潮には懸念する側面もあります。しかし、グローバル化
が進行する世界で、有用な人材を日本から輩出するには重要な視点です。
フロリダの大学では、毎年、企業がどのような人材を必要としているか、
また、学生にどのような能力を求めているかをヒアリング調査するそう
です。それを元に、常に学部のカリキュラムを見直し、教育方法も変更
するそうです。当然、学生の就職率や満足度にも直結します。まるで、
専門学校のようですが、これは実際にアメリカの州立大学で行われてい
ることなのです。
本学の教育プログラムにはかなり特徴があり、優れた取り組みも少なく
ありません。近隣の他大学と比べても、学生の潜在能力を引き出す教育
プログラムは充実しています。教職員の新陳代謝が進み、今後、さらに
これらが強化されるはずです。うまく組織化して効果的に実施すれば、
大きな成果が得られると期待されます。それには、アメリカ的な方式が
必要かもしれません。例えば、データ指標による現状分析や業務改善が
求めれるでしょう。これからは、成果の「可視化」がキーワードです。
────────────────≪ books ≫─
■ 本の紹介
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☆関連サイト:http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/112578.html
『国家はなぜ衰退するのか』,D.アセモグル,J.ロビンソン,早川書房
なかなか紹介できずじまいでしたが、春休みに読んで面白かったKindle
本を紹介します。今回の本は2分冊なので読了するには、少しばかり時間
がかかります。
書き出しは、アメリカとメキシコの国境隣接地の経済格差を事例にして、
国家体制によっていかに格差が生じるのかという問題提起から始まります。
この本にはいくつもの事例が出ているので、全部を理解するのは困難です。
ですから興味ある箇所を読んでいくのもよいでしょう。
自分にとって、最も印象的な部分はスペインの南米侵略です。マヤ文明や
アステカ文明など先住民族から卑劣で残虐極まりない手段で強奪した話は
読んでいて気分が悪くなるほどです。高校時代に世界史で習ったコルテス
やピサロの話は、表面的になぞっただけのような気がします。一方、南米
に比べて、当時のアメリカには奪うほど価値ある財宝がないためスペイン
は重視していませんでした。
土地は未開拓のままで、奴隷となりうる労働力はインディアンだけなので
侵略者としては魅力的ではありません。もちろん、フロリダ州はスペイン
やイギリスの支配を受けましたが、政治経済の中心になりえませんでした。
自分も1年間フロリダに暮らた経験から、そのあたりの事情がよくわかり
ました。
その後、イギリスの産業革命に至るストーリーも興味深く書かれています。
そして、なぜ民主的な政治経済体制が経済発展するのかについて、過去の
いくつもの国の例を引き合いに説明しています。民主的な国家、内戦状態
である国家、破綻した国家などにも触れています。
また、日本では明治維新の例も出ています。幕末の封建制度から近代化へ
を短期間に成し遂げた日本が、奇跡的な事例であったかをあらためて理解
させてくれます。
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■最近のゼミから > 春学期のまとめの段
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☆関連サイト:
5月8日(木)に開催された3年ゼミの新歓コンパには、昨年度の卒業生2名
が参加してくれました。年齢が近い社会人の視点から現役ゼミ生に向けた
アドバイスはありがたい限りです。今の学生にはSNSやLINEでの繋がりが
ありますが、やはり飲み会で実際のコミュニケーション機会は重要です。
単なる仲良しグループでなく、先輩や社会人を交えての空間をどのように
過ごすかは、今後のトレーニングとして重要です。そこでの気配りや立ち
振舞いを振り返ることで社会人基礎力も付くことでしょう。
さて、すでにFBから案内されているように7月17日(木)に3年生の発表会
が行われます。今年も春学期のまとめを15時過ぎから名古屋キャンパスの
曙503教室で実施しますので、お時間があれば、是非、見学下さい。今回の
発表会は1年や2年のゼミへも案内をしており、広く公開します。先輩から
の叱咤激励を与えてもらえると助かります。発表会後、18時から金山周辺
で春学期の打ち上げや反省会を兼ねた飲み会が予定されています。卒業生
の皆さんもご参加下さい。
今学期のゼミは、翌週の7月24日が最終の15回目です。今年度から授業回数
はきちんと15回を実施することになりました。定期試験はそれ以降に行わ
るので、15年程前に比べると3週間あまり長くなっていると思います。今が
厳しいというよりも、昔がルーズであったという方が適切でしょう。最後
のゼミでは、自己評価とルーブリックでの振り返り、夏休みの宿題を提示
する予定です。
このように春学期の予定は一昔前とは少しばかり異なっていますが、学生
やその活動、ゼミの雰囲気など一度ご覧頂きたいと思います。
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■編□集□後□記□
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卒業生がネットで新しいチャレンジをしています。自分の仕事があるにも
かかわらず、その情熱に敬意を覚えます。それだけに、将来の人材である
ゼミ生をしっかり鍛えなければなりません。同時によいコンテンツも提供
したいと考えています。このコジマガもその一助になればと思います。
いつか、連載したコジマガ全部をしみじみと読み返す日が来るはずなので、
それを楽しみに書き綴っていきます。読者の皆さんにもう飽きたと思われ
ないよう、新しい話題を提供してゆくつもりです。
第107号は07月07日、七夕に発行しました。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2014年7月7日月曜日
2014年5月3日土曜日
第106号(2014.05.03)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@ 第106号
□───────────────────2014.05.03─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.106
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
2014年度がスタートし、すでに1ヶ月が経過しました。今年も入学式で
1000名以上の新入生を迎え、オリエンテーション期間を経て授業も開始
されています。小生にとっては、これが名古屋学院大学で20回目の春と
なりました。
経済学部は、4年間の激務を終えられた伊沢学部長から大石新学部長へと
交代し、新体制となりました。これまで続けてきた教育力を向上させる
経済学部の積極的な取組は、新リーダーの元で今後も発展してゆくこと
でしょう。
4年ゼミ生が準備をしている3年生の新歓コンパが、5月8日(木)に開催
されます。OB/OGの皆さまで参加可能な方はFacebookからご連絡下さい。
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■NGU短信 > CCSのさらなる進化の段
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☆関連サイト:http://kojimag.blogspot.jp/2012/05/9120120521.html
CCSは2002年にリリースして以来、進化を続けています。当時の名称は
キャンパス・コミュニケーション・システムでしたが、2012年の更新で
サービスに変更しました。この時は、データベース自体を替えるという
大規模なバージョンアップで、ユーザインタフェースも一新しました。
その後も当初の予定通り、数回に分けて機能を追加しています。
まず、昨年末に就職関連(キャリア)のページが刷新されました。この
ページには学生サポートの機能に加え、学部毎の内定率や学生の就活や
内定の状況がスタッフ間で共有されるようになりました。一部にはやり
過ぎという声もありましたが、決してそうとは思いません。というのも、
ゼミ生がどのような状況であるかを確認できなければ、適時に適切な声
をかけることはできません。サービスなのでICTで管理をするのでなく、
学生のケア・サポートを第一に構成されています。
かつての就職関連情報は、紙ベースでゼミ生の活動状況が年に数回ほど
届いていました。これは教員が学生の状況を確認し指導するのでなく、
困っている学生をキャリアセンターへ来させてもらいたいという取組で
あったように思います。紙ベースの情報は出力・配付・確認・伝達など
からタイムラグが大きく、必ずしも精度が高いデータではありませんで
した。教員から見て、使える情報という感じはしませんでした。
今回の更新で、ゼミ生がキャリアセンターでの相談状況がわかるように
なりました。お陰で、就活が停滞して困っている学生へのアプローチが
しやすくなりました。こうして部署との連携が迅速になりました。大学
全体でのデータによる「見える化」が進展したので、学部やゼミごとの
内定状況もわかります。どこをテコ入れすればよいかも明らかになって、
データに基づく対策が可能になりつつあります。
次に、今回の連休中に追加された機能のひとつはスマホ向けアプリです。
今年度の新入生アンケート調査結果では、スマホ所有率は95%でした。
1年生は新生活のために、4年生は就職活動を理由に買い替えが進行して、
今や学生のほとんどがスマホを持っています。この数年はガラケーから
スマホへの過渡期であり、OSや端末の進化が著しかったので、全面的な
対応への準備をしていました。スマホ対応サイトや単機能アプリの試作
にとどめていました。いよいよ本格的に参入し、今回のアプリが学生に
どれだけ支持されるかが注目です。
今回、CCSで拡張された機能は小テストです。この10年ほどで自学自習を
使って勉強させる方法が名古屋学院大学で定着しました。学習量の確認
には、学習データをチェックで可能ですが、それよりテストを実施する
方が、知識としての定着具合を確認できます。また、学生も試験の方が
緊張感もあって、学習のモチベーションが上がります。
最近は、大教室での講義でもCCSの小テストやアンケートなどが利用可能
になりました。スマホからCCSへアクセスできますし、持っていない学生
もノートパソコンを持参し、学内の無線LANからCCSへアクセスできます。
こうして100名以上の授業でも学生の参加型授業が簡単に実現できるよう
になりました。
所有端末の普及からこのような学習方法が可能で、これをサポートする
のが新しい小テスト機能です。以前では小テストの準備が面倒でしたが、
今回から簡単な準備で済むようになりました。加えて、複数のクラスで
小テストの成績を競う機能が追加されました。テストの成績を管理する
だけでなく、コンペ形式から楽しく競い合いをすることで、新しい学習
空間が実現できるようになりました。
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■最近のゼミから > 2014ゼミ始動の段
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☆関連サイト:https://www.facebook.com/
毎年の新入生オリエンテーション行事では、基礎セミナーを元にした
クラス活動があります。新しい環境だけにアイスブレイクが必要です
から、全員と話をする「自己紹介ゲーム」を行います。これで友人を
作ってもらい、スムーズに大学生活に移行できるよう意図しています。
各クラスには上級生のSA(Student Assistant)が付いて、担当教員と
一緒に学生をフォローします。
クラス活動の2日目は熱田周辺のウォークラリーでした。昨年度は大学
がCOC事業に採択されたので、ただ懇親するというだけでなく、地元を
歩いてよく地域を観察する重要な機会になりました。今年の1年生には
「まちづくり提言コンペ」に参加させる予定なので、授業課題の一環
となりました。基礎セミナーには共通テキストが用意され、この中に
地元を知るための題材が用意されています。このように数年前の基礎
ゼミやオリエンテーションとは大きく様相が変わっています。
さて、2年生のゼミでも第1回目は「自己紹介ゲーム」を使ってアイス
ブレイクをしました。しかし、そこに経済学のエッセンスを含む内容
にしています。まず、全員と話をするには何回必要かを考えさせます。
ペアを作って全員と話をするわけですから、ペア探しは(人数N-1回)
で終わるはずです。最初にその説明をして、その通りに進むかを意識
させます。全体を偶数にするので、一人があぶれることはありません。
また、必ず相手は自分を探し、自分も探すというマッチングですから、
N-1回で済むだろうとほとんどの学生が信じ込みます。しかし、実際は
理論のように上手くいきません。実際にそうならない時に「何故か?」
を考えさせて、このゲームが実際の市場経済の暗喩であることを説明
します。求めているのに足りず、ある場所ではダブついているような
話をしました。仲間づくりだけでなく、実際の経済社会に興味を抱く
ようになってもらえればと願っています。
今年度のゼミは以下のように実施されています。卒業生の見学ならび
に激励などを歓迎します。
1年 基礎セミナー:17名 金曜1限 曙館617教室
2年 演習(2年):17名 金曜2限 曙館617教室
3年 経済演習(3年):14名 木曜4限 曙館406教室
4年 経済演習(4年):20名 木曜5限 曙館406教室
春学期は例年のごとく、テーマごとに4名程度に分かれての研究です。
かつてはグループ研究と呼んでいましたが、チームに変更しました。
というのも、それぞれに愛称をつけてチームワークを円滑にすること
と、秋の名証株式投資コンテストでチーム名を使うためです。今年の
2,3年ゼミのチーム研究は、ICTによって業界はどのように変化するか
を研究します。
CCSでは同じ学年の繋がりしかできないので、縦のつながり手段として
Facebookにある児島ゼミグループ(非公開)にゼミ3年生を登録させて
います。現在、登録数は102名となりましたが、もう少し増えると思い
ます。ここから現役生に対し、発表のアドバイスやゼミ同窓会の行事
などを案内いただけると助かります。
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■編□集□後□記□
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日銀の異次元の金融緩和や消費税の8%への増税と最近は経済に関する
話題に事欠きません。物価だけでなく、給与が上昇するかが注目され
ています。フィリップス曲線が存在するならば、物価上昇にともない
失業率は低下します。これは一例ですが、大学で学んだ経済学という
視点で、現実の経済の動きを捉えてみると面白い時代になっています。
マスコミの記事の受け売りでなく、自分の頭で考えてみること、その
ためのトレーニングは一生続けるものと改めて感じるこの頃です。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2014年3月21日金曜日
第105号(2014.03.21)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@ 第105号
□───────────────────2014.03.21─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.105
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
2013年度もあと10日です。新しい環境へ移行するOB/OGも多い時期ですので、
健康はに留意して、気持ちを新たに取り組んで下さい。さて、大学も次年度
から授業時間の確保がいっそう厳しくなります。また、これまで学位授与式
は3月15日前後でしたが、次年度は2015年3月21日(土)となり、一週間ほど
遅くなるそうです。時代の変化に対応できるだけの柔軟性が求められます。
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■NGU短信 > 学位記と授与式の段
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☆関連サイト:
3月14日(土)に卒業式が名古屋国際会議場にて行われました。正式名称
は学位記授与式で、すでに数年前から名称変更されています。学士課程を
修了した学部生と修士課程を修了した大学院生が参加します。所定の課程
教育を修了した者に学位を授与するという重要なイベントです。
一般的に学位取得には、決められた課程の要件をクリアすることが必要と
なります。多くは論文を課す場合があり、卒業論文・修士論文・博士論文
と呼ばれます。通常は、課程の最終年度に体裁を満たした論文を提出して、
査読者がこれをチェックし、学位授与に値するかを審査します。修士論文
や博士論文では指導教員の他、副査の教員つくパターンが多いようです。
研究内容に関する公開セミナーが必須であったり、口頭試問という試験を
する場合も少なくありません。もちろん不合格となることもあります。
審査や試験の評価には、査読者からの指摘箇所を加筆・修正することから
合格というケースもあります。研究機関によって対応は多少異なりますが、
以上の手続きを予備審査として、本審査へ進ませるという大学もあります。
教授会などで最終評価を決定し、ようやく学位が取得できます。こうした
面倒と思われる手順は、論文の水準を維持するために必要です。
すでにお気づきだと思いますが、ゼミでの卒論指導は一般的な学位論文に
従っています。まず、研究内容をプレゼンにまとめ、これをビデオに収録
します。卒業論文を執筆するのに内容が足りているかどうかを判断します。
次に論文の形式や体裁を整え、定められた期限までに提出します。その後、
ダメ出しを受けて、内容や体裁のクオリティを高めた結果、合格できると
いう手順になっています。すなわち、一般的な大学院での学位論文の作成
プロセスに倣っています。
大学卒業後、さらに大学院で研究したいという卒業生が増えていますので、
このような一般的なプロセスを体験することは有意義です。実際、本学の
大学院以外にも、働きながら早稲田大学大学院や名古屋工業大学大学院で
学び直すという高い志を持ったOBもいます。学位を取ることだけが、目的
になっては本末転倒ですが、アカデミックキャリアは国際的な仕事をする
上では重要です。こうした研鑽する機会から真の実力をつけてもらいたい
と願っています。自らを鍛え、自分の未知なる可能性を切り拓こうとする
姿勢が大事であることを卒業生からも学生に伝えてもらいたいと願います。
────────────────≪ books ≫─
■本の紹介 > イノベーション・オブ・ライフ
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☆関連サイト:http://books.shoeisha.co.jp/book/b101868.html
『イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ
君たちへ』,クレイトン・クリステンセンほか,翔泳社
春休みには授業がありませんが、その代わりに自分の研究活動などで忙しく
なります。研究時間でいろいろな文献を読みます。専門的な論文だけでなく、
これまで積ん読してあった本にも目を通します。最近は電子書籍を購入して
おり、かさばらないので出張時にも持って出かけられて便利です。
さて、積ん読本のひとつが『イノベーション・オブ・ライフ』です。著者の
クリステンセン教授は「破壊的イノベーション」で世界的に有名な学者です。
ハーバード大学のビジネススクールの大学院生たちへの教育や研究から得た
助言が含まれています。学生たちに伝えたいことが本にまとめれています。
超一流のアカデミックキャリアを身につけた人すべてが成功するわけでなく、
中には、ふとしたきっかけで転落の人生を歩んでいる事実があります。なぜ
望んでいない結果になってしまったのか?高い理想や高潔な人生を歩みたい
と思っていた有能な人物であったのに・・・という疑問から生まれた本です。
ともすると啓発本かも知れませんが、内容は経営学に深く関わっています。
最初に思い描いた通りの人生にはならないけれども、努力を続けることから
思わぬ道が拓けてくる可能性がある。実は、それが自分の天職であるという
こともあり、これを「創発的プロセス」として理論に重ねあわせながら説明
しています。実体験の少ない20代では、内容がわかりづらいかもしれません。
しかし、年齢を重ねるほど、クリステンセン教授の理論に基づく説明に納得
できるはずです。そのためには、多くの挫折と少しの成功という経験が必要
でしょう。
ちなみに、「破壊的イノベーション」とはそれまでライバルを寄せつけない
圧倒的な企業も、厄介なイノベーションが登場すると正しい戦略をとっても
優位性を保つことができず、滅んでしまうという理論です。かなり端折った
説明ですので、クリステンセン氏の『イノベーションのジレンマ』を読むと
良いと思います。また、日本語訳版での正しい理解を促すために以下の本を
推薦します。中嶋航一先生の『千と千尋の経済学:資本主義の「化け物語」』
です。Amazonの電子書籍からしか購入(\400)できませんが。大変面白い本
ですので、一読を薦めます。
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■最近のゼミから > 経済学部卒業パーティとゼミ追コンの段
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☆関連サイト:http://www.anacrowneplaza-nagoya.jp/
卒業式の後、経済学部の卒業パーティが金山のANAクラウンプラザホテル
グランコートで開催されました。学部にとって初めてのホテル開催になり
ました。思い返せば、初のゼミ生を送り出した時は、卒業式後のパーティ
もありませんでした。2期生から学部で卒業パーティが開催され、3期生
はその幹事役を引き受けました。以来、学内のカフェテリアで、教授会の
主催するパーティが続いていました。他学部がホテルで開催し始めても、
経済学部は1学年450名と人数も多く、会場探しなどで躊躇していました。
名古屋へ移転した後も同じように実施していましたが、ようやく今年度は
ホテル開催となり、これで全学部がホテルでのパーティ形式になりました。
確かに学生や大学に経済的な負担が増えることになります。でも、やはり
人生の節目にはきちっとした行事も必要と考えます。さらに、社会人とも
なれば当然、社交場へ出る機会も多くなります。その際、最低限のマナー
や立ち振舞ができないのは、あまりにも大きな損失です。若いうちは所作
や身だしなみを覚える必要があります。ゼミの卒業生諸君には、華やかな
舞台で自らを磨いてもらいたいと願って止みません。
パーティでの抽選会では、黄金の右腕でゼミ生への当たりくじを引き当て
ました。その夜、金山でゼミの追い出しコンパが始まりました。3年生は
就職活動の真っ最中ですが、彼らが先輩である4年生をもてなす役割です。
追コンは数年ぶりの開催でしたが、ゼミの時間やサブゼミ・数度の飲み会
を経ているので、学年を超えてコミュニケーションがとれるような雰囲気
になっていました。上下の学年に接点を持たせる従来のやり方が、今でも
踏襲されています。相互に言葉や記念品を交わし、とても温かなコンパと
なったのは言うまでもありません。
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■編□集□後□記□
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自分にとって40代最後の春となりました。思い返せば、名古屋学院大学に
奉職して以来、20年が経過しようとしています。最初の10年はただ走って
きただけという感があり、自分では十分な成果がなかったように思います。
勤続表彰という制度が大学にありますが、10年目でこれを受けた時には、
正直恥ずかしい気持ちが強かったのを今でも覚えています。ゼミや授業の
教育面では、手を抜くことなく努力した自負はありましたが、それ以外の
仕事に対して忸怩たるものがあったのでしょう。論語の「三十而立」とは
ほど遠く、経済的に自立したものの、自らの仕事に満足できる状態であり
ませんでした。
それに比べて後半は本当に激動の10年間だったように感じます。厄年とも
重なり厳しい40代のスタートでした。その後、状況は一転し、少なからぬ
成果を得られたのも、多くの人のお陰です。そこには、さまざまな出会い
や別れがあり、幸運にも恵まれました。そして、ようやく自分のライフ・
ワークのひとつを見つけることができました。やはり孔子の「四十而不惑」
どころではなく迷ってばかりでしたが、面倒がらず動き見て聞いて体験し、
頭で考えた結果が実を結んだと思います。
さて、次の10年はどのようになるのでしょうか。論語では「五十而知天命」
ということですが、おそらく天命を知ることもないまま過ごしてしまうと
思います。ただ、これまで自分が頂いた御恩を次の世代へ送ることだけは
やらねばなりません。新年度から新らしい仕事が始まるだけに、これにも
新鮮な気持ちで取り組んでいきたいと思います。大きな目標を持ちながら
頑張れば、いつか「創発的プロセス」がやってくるはずです。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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■□□> コジマガ kojimag@ 第105号
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□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.105
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
2013年度もあと10日です。新しい環境へ移行するOB/OGも多い時期ですので、
健康はに留意して、気持ちを新たに取り組んで下さい。さて、大学も次年度
から授業時間の確保がいっそう厳しくなります。また、これまで学位授与式
は3月15日前後でしたが、次年度は2015年3月21日(土)となり、一週間ほど
遅くなるそうです。時代の変化に対応できるだけの柔軟性が求められます。
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■NGU短信 > 学位記と授与式の段
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3月14日(土)に卒業式が名古屋国際会議場にて行われました。正式名称
は学位記授与式で、すでに数年前から名称変更されています。学士課程を
修了した学部生と修士課程を修了した大学院生が参加します。所定の課程
教育を修了した者に学位を授与するという重要なイベントです。
一般的に学位取得には、決められた課程の要件をクリアすることが必要と
なります。多くは論文を課す場合があり、卒業論文・修士論文・博士論文
と呼ばれます。通常は、課程の最終年度に体裁を満たした論文を提出して、
査読者がこれをチェックし、学位授与に値するかを審査します。修士論文
や博士論文では指導教員の他、副査の教員つくパターンが多いようです。
研究内容に関する公開セミナーが必須であったり、口頭試問という試験を
する場合も少なくありません。もちろん不合格となることもあります。
審査や試験の評価には、査読者からの指摘箇所を加筆・修正することから
合格というケースもあります。研究機関によって対応は多少異なりますが、
以上の手続きを予備審査として、本審査へ進ませるという大学もあります。
教授会などで最終評価を決定し、ようやく学位が取得できます。こうした
面倒と思われる手順は、論文の水準を維持するために必要です。
すでにお気づきだと思いますが、ゼミでの卒論指導は一般的な学位論文に
従っています。まず、研究内容をプレゼンにまとめ、これをビデオに収録
します。卒業論文を執筆するのに内容が足りているかどうかを判断します。
次に論文の形式や体裁を整え、定められた期限までに提出します。その後、
ダメ出しを受けて、内容や体裁のクオリティを高めた結果、合格できると
いう手順になっています。すなわち、一般的な大学院での学位論文の作成
プロセスに倣っています。
大学卒業後、さらに大学院で研究したいという卒業生が増えていますので、
このような一般的なプロセスを体験することは有意義です。実際、本学の
大学院以外にも、働きながら早稲田大学大学院や名古屋工業大学大学院で
学び直すという高い志を持ったOBもいます。学位を取ることだけが、目的
になっては本末転倒ですが、アカデミックキャリアは国際的な仕事をする
上では重要です。こうした研鑽する機会から真の実力をつけてもらいたい
と願っています。自らを鍛え、自分の未知なる可能性を切り拓こうとする
姿勢が大事であることを卒業生からも学生に伝えてもらいたいと願います。
────────────────≪ books ≫─
■本の紹介 > イノベーション・オブ・ライフ
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☆関連サイト:http://books.shoeisha.co.jp/book/b101868.html
『イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ
君たちへ』,クレイトン・クリステンセンほか,翔泳社
春休みには授業がありませんが、その代わりに自分の研究活動などで忙しく
なります。研究時間でいろいろな文献を読みます。専門的な論文だけでなく、
これまで積ん読してあった本にも目を通します。最近は電子書籍を購入して
おり、かさばらないので出張時にも持って出かけられて便利です。
さて、積ん読本のひとつが『イノベーション・オブ・ライフ』です。著者の
クリステンセン教授は「破壊的イノベーション」で世界的に有名な学者です。
ハーバード大学のビジネススクールの大学院生たちへの教育や研究から得た
助言が含まれています。学生たちに伝えたいことが本にまとめれています。
超一流のアカデミックキャリアを身につけた人すべてが成功するわけでなく、
中には、ふとしたきっかけで転落の人生を歩んでいる事実があります。なぜ
望んでいない結果になってしまったのか?高い理想や高潔な人生を歩みたい
と思っていた有能な人物であったのに・・・という疑問から生まれた本です。
ともすると啓発本かも知れませんが、内容は経営学に深く関わっています。
最初に思い描いた通りの人生にはならないけれども、努力を続けることから
思わぬ道が拓けてくる可能性がある。実は、それが自分の天職であるという
こともあり、これを「創発的プロセス」として理論に重ねあわせながら説明
しています。実体験の少ない20代では、内容がわかりづらいかもしれません。
しかし、年齢を重ねるほど、クリステンセン教授の理論に基づく説明に納得
できるはずです。そのためには、多くの挫折と少しの成功という経験が必要
でしょう。
ちなみに、「破壊的イノベーション」とはそれまでライバルを寄せつけない
圧倒的な企業も、厄介なイノベーションが登場すると正しい戦略をとっても
優位性を保つことができず、滅んでしまうという理論です。かなり端折った
説明ですので、クリステンセン氏の『イノベーションのジレンマ』を読むと
良いと思います。また、日本語訳版での正しい理解を促すために以下の本を
推薦します。中嶋航一先生の『千と千尋の経済学:資本主義の「化け物語」』
です。Amazonの電子書籍からしか購入(\400)できませんが。大変面白い本
ですので、一読を薦めます。
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■最近のゼミから > 経済学部卒業パーティとゼミ追コンの段
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☆関連サイト:http://www.anacrowneplaza-nagoya.jp/
卒業式の後、経済学部の卒業パーティが金山のANAクラウンプラザホテル
グランコートで開催されました。学部にとって初めてのホテル開催になり
ました。思い返せば、初のゼミ生を送り出した時は、卒業式後のパーティ
もありませんでした。2期生から学部で卒業パーティが開催され、3期生
はその幹事役を引き受けました。以来、学内のカフェテリアで、教授会の
主催するパーティが続いていました。他学部がホテルで開催し始めても、
経済学部は1学年450名と人数も多く、会場探しなどで躊躇していました。
名古屋へ移転した後も同じように実施していましたが、ようやく今年度は
ホテル開催となり、これで全学部がホテルでのパーティ形式になりました。
確かに学生や大学に経済的な負担が増えることになります。でも、やはり
人生の節目にはきちっとした行事も必要と考えます。さらに、社会人とも
なれば当然、社交場へ出る機会も多くなります。その際、最低限のマナー
や立ち振舞ができないのは、あまりにも大きな損失です。若いうちは所作
や身だしなみを覚える必要があります。ゼミの卒業生諸君には、華やかな
舞台で自らを磨いてもらいたいと願って止みません。
パーティでの抽選会では、黄金の右腕でゼミ生への当たりくじを引き当て
ました。その夜、金山でゼミの追い出しコンパが始まりました。3年生は
就職活動の真っ最中ですが、彼らが先輩である4年生をもてなす役割です。
追コンは数年ぶりの開催でしたが、ゼミの時間やサブゼミ・数度の飲み会
を経ているので、学年を超えてコミュニケーションがとれるような雰囲気
になっていました。上下の学年に接点を持たせる従来のやり方が、今でも
踏襲されています。相互に言葉や記念品を交わし、とても温かなコンパと
なったのは言うまでもありません。
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■編□集□後□記□
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自分にとって40代最後の春となりました。思い返せば、名古屋学院大学に
奉職して以来、20年が経過しようとしています。最初の10年はただ走って
きただけという感があり、自分では十分な成果がなかったように思います。
勤続表彰という制度が大学にありますが、10年目でこれを受けた時には、
正直恥ずかしい気持ちが強かったのを今でも覚えています。ゼミや授業の
教育面では、手を抜くことなく努力した自負はありましたが、それ以外の
仕事に対して忸怩たるものがあったのでしょう。論語の「三十而立」とは
ほど遠く、経済的に自立したものの、自らの仕事に満足できる状態であり
ませんでした。
それに比べて後半は本当に激動の10年間だったように感じます。厄年とも
重なり厳しい40代のスタートでした。その後、状況は一転し、少なからぬ
成果を得られたのも、多くの人のお陰です。そこには、さまざまな出会い
や別れがあり、幸運にも恵まれました。そして、ようやく自分のライフ・
ワークのひとつを見つけることができました。やはり孔子の「四十而不惑」
どころではなく迷ってばかりでしたが、面倒がらず動き見て聞いて体験し、
頭で考えた結果が実を結んだと思います。
さて、次の10年はどのようになるのでしょうか。論語では「五十而知天命」
ということですが、おそらく天命を知ることもないまま過ごしてしまうと
思います。ただ、これまで自分が頂いた御恩を次の世代へ送ることだけは
やらねばなりません。新年度から新らしい仕事が始まるだけに、これにも
新鮮な気持ちで取り組んでいきたいと思います。大きな目標を持ちながら
頑張れば、いつか「創発的プロセス」がやってくるはずです。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2014年2月9日日曜日
第104号(2014.02.09)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第104号
□───────────────────2014.02.09─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.104
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
2014年になり、初めてのコジマガです。年が明けてからいよいよ卒論
指導が大詰めを迎えたので、発行するタイミングを逸していました。
ようやく一段落したので、久しぶりのメルマガとなりました。今年は、
名古屋学院大学と児島が誕生して50年を迎えます。また、大学に就職
してから20年目となります。個人の年賀状にそのようなことを記載し、
節目の年に気持ちを引き締めました。
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■NGU短信 > 卒業論文指導が終了の段
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☆関連サイト:http://blog.ngu.ac.jp/kgakusyu/2013/12/bridgeno3.html
去る2月7日に、児島ゼミナールの2013年度の卒論指導が終了しました。
秋学期の成績開示日に、ゼミ生全員が完成したことで安堵しています。
ゼミ生たちの焦る姿様子は、12月中旬あたりから徐々に出てきました。
直に先輩たちの苦労する姿を見ていないことと、初めての経験だった
だけに、作成に臨む態度が甘かったり、自分の能力への過信が遅れに
つながったように思います。
今年度は1月15日が経済学部としての提出期日で、そこから論文内容の
チェックをし、2月初旬までに成績評価を提出しなければなりません。
毎度のことですが、論文のチェックと加筆修正には大変な労力が必要
です。多くの学生が抱える表面的な課題は以下の2点です。1)他人に
読ませる日本語が書けない、2)ワープロをはじめデジタルツールが
うまく使いこなせない。
まず、大学に3年以上も在籍しているにもかかわらず、文章が書けない
ことは大問題です。どうやって単位取得できたのか、認定した教員側
にも問題があるかも知れません。その中には、成績優秀者として表彰
された学生も含まれているから驚きです。
また、Wordでの作文となると悲惨さは増します。機能を知らないので、
体裁はバラバラでどうして整えるのかわからない学生も見られます。
本学は全学生にノートパソコンを持たせ、情報処理リテラシーの授業
を実施しています。にもかかわらず、この有り様です。単位の取得と
本物の実力はまったく違うということを示す好例かもしれません。
卒論作成プロセスを、社会で生き抜く本物の実力を養成する教育機会
とする必要があります。効果的な実践とするには、教員が一人で学生
を相手にするのでなく、ゼミ生同士の相互扶助を進めることでしょう。
前に表面的な課題を挙げましたが、根本的な問題はマネジメント能力
です。目標を達成するには、いかに行動するかを自ら計画しなければ
なりません。面倒な仕事になるほどこの能力が必要なので、ゼミ生に
求める一番の能力です。
今年度は「はじめに」「おわりに」などの赤ペン指導によって約2本
の赤ペンインクがなくなりました。また、ダメ出し原稿はPDFにして、
CCSのフリーフォルダにアップしました。ファイルの総数は80を超えて
います。提出された完成原稿を元に製本準備しています。毎回、序文
を書いていますので、これを完成させれば準備完了です。新たな試み
としては、今年度からEPUBでの電子書籍化に挑戦する予定です。
18期生たちの指導は終わりました。これで、今年度も無事に終わった
達成感があります。今回もいろいろな挑戦をしました。3年ゼミから
卒論完成まで2年間でルーブリックを使ってきました。このプロセス
でどれだけの力がついたのかを可視化することに成功しました。この
結果には満足しています。また、卒論指導の最中に教育学習センター
からインタビューを受けました。その中で、ゼミ指導の話題にも触れ
ましたら、ブログ記事にまとめてもらいました。もしお時間があれば
ご笑覧ください。
────────────────≪ books ≫─
■ 本の紹介 > 希望のつくりかた
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☆関連サイト:http://book.asahi.com/reviews/column/2011071700414.html
『希望のつくりかた』,玄田有史,岩波文庫
著者は東京大学で、労働経済学を研究している経済学者です。2001年に
出版された『仕事のなかの曖昧な不安 揺れる若年の現在』(中央公論
新社)は、サントリー学芸賞及び日経経済図書文化賞を受賞しています。
若者の不安を研究する中で、人が将来へ希望を持つにはどうあればよい
かという課題が、筆者を「希望学」への研究へと駆り立てたのでしょう。
現状を客観的に分析するだけでなく、どのようにすべきかという政策的
な提言をするためには、希望とは何か、どうすれば希望を抱くのか、と
いう視点での研究が必要です。そして、国民が将来への希望を持ること
ができる社会を実現するにはどうあるべきかという研究に繋がります。
例えば、筆者は現地調査で数度にわたり岩手県釜石市を訪問しています。
かつて鉄鋼産業が繁栄していた頃は、釜石市は大きな賑いを見せていま
した。ラグビーの新日鉄釜石は全国制覇するなど、その名は全国的にも
知られています。しかし、アジア諸国のキャッチアップがあって、鉄鋼
産業が傾いてくると主要産業に依存していた町に活気がなくなります。
とはいえ、その土地で生計を立てて、町の振興に力を注ぐ人々は少なく
ありません。そのような人たちとの関わりから「希望とは」何かを探る
ようなアプローチをしています。ご存知のように釜石市は東日本大震災
で甚大な被害を受けました。それ以前にこの本は出版されています。
さて、この本で心に残った部分は「Weak Ties(弱い紐帯)」の話です。
この用語は、社会学はじめ情報システムやネットワーク理論でも扱われ
ており、マーケティングでも応用されています。ここでも登場したこと
に驚きましたが、確かに役立つ話です。普段から自分の周りにいる人間
は同じ類型であって、広がりに欠けるところがあります。しかし、全く
異なる集団であれば、多様性に富み自分の求めているものと出会う確率
が高まります。例えば、毎日顔を合わせるような組織よりも同窓会など
弱いつながりの方が、新たな機会が広がるということです。
最近はSNSを対象としてネットワーク構造の研究が進んでいます。周りに
いる家族や友人、会社などの強い関係だけでなく、極めて緩い繋がりが
SNSで実現できています。多忙な日常を過ごしていると、周りの世界だけ
で手一杯です。一生という長期的な視点で見れば、緩やかな人間関係を
保っておくことも重要であることを示唆しています。
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■最近のゼミから > ゼミサイト更新の段
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☆関連サイト:http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/
年末にゼミのサイトを更新しました。個人情報に対応し、暫定版のまま
でしたが、今回の変更では、基本的なデザインは残しながらも、情報を
取捨選択し、必要な情報を全面に出すようにしました。
今日では毎日のように利用するネット上のツールが増えています。授業
ではCCS、SNS(Facebook、Twitter)の他、ゼミOB会でのCMS(XOOPS)、
コジマガのブログ(Blogger)、メーリングリスト(kojimag@)と多様
です。どれを使うべきかは難しい選択ですが、関心あるユーザにとって
ポータルがしっかりしており、手間いらずならばどれでも構わないはず
です。サイトの構成に正解はありませんが、今回の更新では時代の流れ
を取り入れてみました。主な変更点や構成内容は以下のとおりです。
まず、ヘッダー部分には外部サイトへのリンクとして、大学公式サイト
facebook(大学・児島ゼミ)、ゼミOBサイトとしました。タイトル名の
背景色は本学のスクールカラーにして、ファビコンも付けました。
次に、左カラムです。20年に渡るゼミのデータやゼミ運営のノウハウを
掲載しています。これらを蓄積して公開する場所は、ゼミのサイトしか
ありません。確かにFacebookやメルマガ、Twitterは即時性があります
が、ゼミで必要なTipsをここから探すには不向きです。また、CCSでは
学年ごとにクローズであり、1年限りなので長期継続するゼミでは問題
があります。アーカイブとしての機能に優れるのは、ゼミのWebサイト
です。そこで、クリエイティブ・コモンズでのゼミ教材を中心に再構成
しました。4年生の卒論指導に関するファイルは、ここから誰でも入手
できるようにしました。さらに、ゼミでの新たな指導法や活動記録は、
年に2回程度、更新できればよいと考えています。
2015年にはゼミが創立20周年となりますので、そろそろ過去のデータを
纏めておかなければ散逸してしまう恐れがあります。そこで、サイトの
更新にあわせて、クロニクルの整理をしました。■になっている部分が
わからなくなっている部分です。写真に日付が入っている行事は本当に
便利でした。卒業生の皆さんは、お手持ちの資料から調査してもらえる
と助かります。
そして、右カラムにコジマガの見出しを最新号から順に提示しています。
2010年にコジマガをブログでも保存し始めたことで、このようなリスト
をRSS機能で自動作成することができました。これで最新号も自動的に
表示され、手間いらずです。コジマガとうまく共存できるような構成と
しました。なお、最下段は、児島がアメリカ留学でお世話になったUCF
とCDLのリンクが張ってあります。
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■編□集□後□記□
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昨年末(12月30日)にゼミOB会の主催による忘年会が開催されました。
多くの出席者があり、遠方より駆けつけてくれた卒業生もいて、いつも
のように楽しい会となりました。3・4年の現役生の参加もあり、きっと
彼らには大きな刺激になったように思います。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2013年12月28日土曜日
第103号(2013.12.28)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第103号
□───────────────────2013.12.28─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.103
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
今年もゼミOB会の忘年会が12月30日(月)に開催されます。いつも準備をして
下さるOBには頭が下がります。また、卒業生の元気な顔に会えるが楽しみです。
参加される皆さんは、是非、今年一年で成長した話を聞かせて下さい。それが
ゼミとしての元気の源です。
また、ゼミ生らによる忘年会が12月19日(木)に行われました。何かと忙しい
師走なので、忘年会の企画は初めてかもしれません。3年生にとって先輩たち
から就活の苦労話や卒論との葛藤を聞くことができるよい機会になったように
思います。
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■NGU短信 > 教育イベントの振り返りの段
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☆関連サイト:http://www.ngu.jp/news/list02.html
学生が参加する一連の教育イベントが終了しました。前号でも紹介した卒業研究
発表会や名証株式投資コンテストの他、政策学科を対象とした政策フォーラムや
ゼミ対抗コア6コンペ(2年)が行われました。中部インターゼミも行われ、勉強
での他大学との交流という行事もありました。さらに商学部による教育イベント
が12月21日(土)に開かれました。3年ゼミが複数チームに分かれ発表するのは、
児島ゼミで班ごとに発表する夏の合宿と似ています。異なる点は、各ブロックで
一番となった発表だけが決勝に進めるので、まさにガチンコ勝負です。決勝での
優勝チームへ日経ビジネス杯という大きなトロフィが贈られます。また参加者は
100名程で、大きな賞品もあるだけにかなり盛り上がっていました。
さて、上記イベントの結果報告です。まず、卒業研究発表会では決勝へ進むこと
ができましたが、残念ながら入賞を逃しました。これまで卒業研究発表会では、
絶対的な強さを発揮していましたが、もはや栄光の時代は終焉を迎えています。
ここ数年の発表水準は著しく向上しているので、学内審査会を突破するだけでも
一苦労です。かつてはプレゼンが大きな成功要因でしたが、それよりも分析力が
問われるようになっています。テーマ設定に加え、課題への踏み込み具合や接近
方法など、じっくり時間をかけた研究が高い評価を受けるようになっています。
これも若い先生方を中心として、ゼミ生との関わりを深めた指導とその成果です。
発表会でそれが存分に現れていたように感じました。今回、児島ゼミでの指導が
足りなかったことを真摯に受け止めています。また、ゼミで反省会を開いたので、
来年はリベンジしてくれることでしょう。(倍返しは必要ありませんが・・・)
次に、ゼミ対抗コア6コンペは児島ゼミが2連覇できるかどうかです。来年早々、
結果発表となります。2年ゼミでは相当な時間をコア6に費やしてきましたので、
素晴らしい結果となることを信じています。
そして、第4回名証株式投資コンテストです。初となる学生対抗のチーム戦では、
名古屋学院大学のチームが優勝しました。リーダーは4年ゼミ生の福島君で他の
メンバ(経済学部2年生の2名)と力をあわせて、収益率117%を達成しました。
12大学1高専の53チーム(202人)が参加し、最終結果は以下のように上位6チーム
がすべて違う大学という大激戦でした。
順位 チーム 学校名 収益率
1位 なんちゃって選抜 名古屋学院大学 +117.27%
2位 いたちまんず 東京家政大学 +93.49%
3位 森の動物園 中京大学 +82.03%
4位 ぱぷりかん 金城学院大学 +65.72%
5位 チームよつば 名古屋大学 +56.25%
6位 タザワふぁ~んどぉ~ 武蔵大学 +55.52%
(データ出所 http://www.nagoya-stock-exchange.com/results/?type=3)
上記のような教育イベントでは、教育機関ならではの光景が見られます。勉強
は独りでするものですが、一緒に力を合わせ、ゴールに向かって皆で競い合う
場は学校が適しています。他人の頑張りを意識することで、自分もさらに努力
したという経験は誰でもお持ちかと思います。例えば、学術情報センター4階は
発表準備をする学生たちで混雑します。特に、ガラス張りのセミナールームは
頻繁に利用されました。ここは学生たちの活動が外から丸見えです。まさに、
教育の可視化・透明化(Transparency)に大きく寄与しています。一所懸命、
取り組む学生の姿は何よりも代えがたいものです。入れ替わり多くの学生が
切磋琢磨する経験を積むことで、良い影響が大学全体へ拡散してゆきます。
「イベントでは頑張ったなぁ」という仲間との思い出が大学への愛着となり、
さまざまな経験をすることで豊かな人間形成にも繋がります。大学も少しずつ
ですが、良い方向へと進んでいます。
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■最近のゼミから > 赤ペンダメ出し指導再開の段
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☆関連サイト:http://blog.ngu.ac.jp/kgakusyu/2013/12/bridgeno3.html
いよいよ年末です。ゼミ生の卒業研究発表のビデオ収録が終わり、全4年生が
研究のストーリ展開と結論を固めることができました。全員が次の段階である
Wordでの論文作成に着手して、「はじめに」「おわりに」の赤ペン指導という
佳境に入ってきました。
留学前は、赤ペンでダメ出した原稿をPDFにしてビデオとともにTIESにアップ
していました。しかし、リニューアルした新生TIESでは従来の方法では難しい
と判断し、やり方を一変しました。CCSの授業ページにあるフリーフォルダを
利用しています。フォルダにあるファイルは履修生が相互に参照できるので、
そこにPDFをアップすれば、ダメ出し原稿を全員が参照できます。また、最近
スキャナは安価でかつ便利になり、PDF化も実にスムーズな作業です。(課題
は対象学年しか参照できないので、後輩たちに見せられないことです。)
あわせて、ゼミの可視化や透明化を実施しています。これまでは、なかなか
サブゼミの場所を固定できず迂余曲折していましたが、学術情報センターの
4階で毎日のように開催されています。(その熱心さにセンターのスタッフが
感心しています。)ここで、ゼミ生らが遅れている友人を手伝っている姿に
遭遇します。このプロセスを経て各人が成長するだけに心打たれる光景です。
さて、これまでの赤ペン指導で最も印象的だったのは卒業生のT君です。彼が
最初に提出した文章は、極めてよく書けていました。大学生の文章としては、
かなりの水準でした。ゼミを通じて、学生一人ひとりの能力をおおよそ把握
していたつもりでしたが、それ以上の出来映えに驚きました。成果を褒める
と同時に、その訳を聞かせてもらいました。
「周りの友人が受けたダメ出し原稿や先輩の完成した文章を読み込みました」
という超優等生の答えが返ってきました。彼の方法こそがゼミに臨む態度で
あり、将来の仕事もうまくこなせる秘訣です。もしゼミ生全員が彼のように
取り組んでくれれば、赤ペンを持つ右手が腱鞘炎になることもなく、ひどい
文章にめまいを覚えることもなく、遅々として論文を進めない態度に苛立つ
こともなく、そしてゼミ生も怒られる(と本人は思っているはず)ことなく
済みます。皆がハッピーになれる方法はICTでのプロセス公開にありました。
これには学生自身の「気付き」が必要です。まず、第一段階として、自分の
遅れを気づかせることです。昔「皆の卒論はどんな状況ですか?」と聞いた
愚かな学生は少なくありません。そもそも、教員に訊ねる質問ではないこと
は誰でもわかります。皆との連絡が不足し、協力してないことが明白です。
今では、ICTによって自分の置かれている状況が明らかになります。
第二段階は、サブゼミで一緒に作業をすれば、互いの状況が把握でき、自分
の作業が飛躍的に進むことに気づかせます。家でひとりは勉強できないこと
も確認させます。そして、自分ができるようになった能力を明示するために
ルーブリックを用います。以前の自分ではできなかったことが、卒論作成で
できるようになったことを確認させ、満足感を高めます。
第三段階は、すべての教育プロセスを振り返ることができるeポートフォリオ
です。現在のCCSの機能でも、ある程度の役割を発揮しますが、さらなる進化
が必要です。学生が自分の成長を確かめられる機能としてレポジトリ機能が
充実すれば、これまでの卒論指導の履歴(発表ビデオやダメ出しから本文)
を簡単に蓄積できるようになります。さらに、後輩たちへの教材として活用
できるます。成功事例として、T君のような卒論作成の支援法を展開すれば、
大きな教育成果を得ることができます。また、ICT活用なので全学への広がり
も期待できます。
このように、大学での学修を効果的にする方法としてICT活用があります。
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■編□集□後□記□
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秋から冬にかけて、5人のOBが大学へ来てくれました。松田くん、久野くん
櫛田くん、田中くん、垣下くんです。各々、来学時期も目的もバラバラで
したが、現役ゼミ生に紹介する機会があれば、彼らの時代のサブゼミなど
の話をしてもらいました。直接の先輩からの話は、現役生にもイメージが
湧くようです。一人ではできないので、皆で助け合うことがいかに大事か
を少しでも分かってもらいたいものです。ゼミのDNAを引き継ぐためには、
情熱的な語り部が必要なのかもしれません。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2013年11月20日水曜日
第102号(2013.11.20)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@ 第102号
□───────────────────2013.11.20─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.102
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
17日(日)の夕刻より名古屋学院大学同窓会の創立45周年記念講演会・懇親会
が行われました。FacebookでゼミOB・OG向けに案内がありましたが、アイリス
愛知でカリスマ予備校講師である林修氏による講演会の後、懇親会が開催され
ました。著名人の講演なので、今回は300名限定という催しでした。
講師の軽快な語り口だけに、1時間があっという間という楽しい講演会でした。
余談ですが、氏は高校時代の1年下の後輩で抜群の秀才ぶりは多くの知人から
伺っています。また、懇親会はゼミOBの数名が集まったので、いつものごとく
貴重な語らいの場となりました。(Facebookの記事もご覧ください。)
年末にはOB会による忘年会も企画されるようです。現役生も年内最後のゼミに
忘年会を準備しています。お時間があれば、是非、ご参加下さい。いずれかの
機会でお会いできれば幸いです。
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■NGU短信 > 大学生対抗株式投資コンテストの段
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☆関連サイト:http://www.nagoya-stock-exchange.com/
今年も名証株式投資コンテストが始まりました。昨年は6月末スタートの3ヶ月
程度の開催期間でした。第4回目となる今年は多くの趣向を加えており、主な
変更点は以下の通りです。
開催期間:10月30日(水)からスタートし、12月18日(水)まで(7週間)
チーム戦:従来の個人戦に加え、大学生のチーム戦(3名~10名)が新設
デザイン:コンテストのWeb画面が一新
就活行事:イベント終了後、上場企業就職フェアが開催
名古屋学院大学では、昨年と同様に経済学部の1年生は「データ表現技法」の
実習時間内に個人戦の登録をしました。また、多くのゼミが大学対抗チーム戦
にエントリーしています。毎日、コンテストのサイトでは各成績が更新されて
おりで、順位が気になりチェックしてます。なお、最新順位は以下のようです。
順位 チーム名 大学名
1位 なんちゃって選抜 名古屋学院大学
2位 いたちまんず 東京家政大学
3位 チームよつば 名古屋大学
4位 後ろの3人 名古屋学院大学
5位 八日目の蝉 鈴鹿高専
名古屋証券取引所からの連絡によれば、11月15日現在で11大学と1高専の合計
48チームが参加しているそうです。順位は毎日変動しているので、最終結果が
楽しみです。トップチームの収益率は20%弱ですから、大逆転の可能性も高い
ので、児島ゼミの各チームの活躍を期待しています。学生聞けば、チーム内で
儲かっている者と足を引っ張っているメンバが混在しており、なかなか難しい
ようです。しかし、学生同士でこれからのポートフォリオを相談している姿を
見ると嬉しくなります。というのも、このイベントを通して地元企業を知って、
業界研究や就活、そして将来の仕事につなげてもらいたいからです。受け身で
勉強するだけでなく、皆でワイワイガヤガヤと意見を交換することで、本当の
力も身につくでしょう。
なお、1位のチームはギフト券(5万円分)がもらえ、5位以上のチームには
賞品があるそうです。皆で知恵を集めて頑張れば、ちょっとしたお小遣いにも
なるだけに、是非、本学のメンバにゲットしてもらいたいものです。
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■最近のゼミから > 経済学部教育イベントの段
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☆関連サイト:http://www.ngu.jp/system/article/detail/3588
今年で第12回目となる卒業研究発表会(学内審査会)が11月21日(木)から
4日間にわたって行われます。これまで通り3年生のゼミ時間を利用して、4年生
が研究成果を発表します。今回は学部全体で32件の発表となり、過去最大規模
です。1会場で最大5件の発表としたために、発表時間は12分に短縮されました。
当然、決勝戦である公開審査会(12月4日)への出場は難しくなっていますし、
学生を鍛えるゼミが増えているので、いっそう精進しないと勝ち抜けません。
児島ゼミも3年ぶりに卒業研究発表会へ、以下の3名の発表者を送りました。
11/21(木)クラインホール 福島くん「株式投資と生きた経済学」
11/25(月)曙503教室 八木くん「ITによる仮想経済の現実化」
11/26(火)曙503教室 加藤くん「クラウドサービス発展における
音楽配信市場の変遷」
いずれも4時限目の授業時間ですので、15時05分からのスタートです。OB/OGの
皆さんもお時間があれば、是非ともご見学ください。全員が決勝に進めるよう
頑張っていますが、どうなるかはこれからの追い込み次第でしょう。
また、大会に出場しない残りのゼミ生も自分の卒業研究の発表準備に集中して
います。発表内容をビデオ撮影をすることから、研究の結論をしっかり固める
作業をします。今の4年生に対し申し訳ないのが、実勢に先輩たちの努力する姿
を見せられなかったことです。そのため周りのダルな雰囲気に流されてしまい、
徐々に進捗の遅れが目立っています。とはいえ、彼らのチーム力や踏ん張りを
期待して止みません。
学生の学びの意欲を発奮するためには、このようなイベントに参加することが
一番かもしれません。先日(16日)に、政策学科で初となる「政策フォーラム」
が開催されました。これは政策学科のすべての3年ゼミが研究成果を発表する場
です。ポスターセッションと5分間のプレゼンから評価を受けて、優秀な発表を
選定します。学生たちのみならず、指導した先生方も大変ご苦労されたように
想像します。この前の週には、学術情報センターで多くの学生が研究発表の準備
をしている姿が見られました。この時期に学生らが皆で研究に取り組む光景は、
明らかに数年前とは違います。
少しずつですが、学部全体が前に進んでいる感じがします。児島ゼミもかつての
ように大学の発展に貢献できるような存在となれるよう努力します。
───────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────
☆関連サイト:http://kojimag.blogspot.jp/2013/10/10120131023.html
コジマガ101号で紹介した「ガイダンスとゼミ紹介ポスター」の結果が出ました。
昨年度より35%近くの改善となりました。数値として成果が表れる取組だけに、
当初の目標がクリアでき、久しぶりに味わう会心の出来映えでした。企画から
スタートにかけてネガティブなご意見をいただいて、ひたすら耐えてきましたが、
今年の流行語「倍返し」をしたような結末でした。(もちろん土下座など相手を
たたきのめす乱暴な行為はしていません。)
大学祭の時に、ご覧いただいたOB/OGもいたようですが、やはりすべてのゼミが
ポスターとして整然と陳列される光景はインパクトがあります。ポスターの前で
学生同士が、どうしようかとあれこれ相談をする姿が多く見られ、主催者の狙い
通りでした。
立ちはだかる壁があっても、何か解決策はあるものです。
“Every wall is a door.” ― Ralph Waldo Emerson
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第102号
□───────────────────2013.11.20─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.102
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
17日(日)の夕刻より名古屋学院大学同窓会の創立45周年記念講演会・懇親会
が行われました。FacebookでゼミOB・OG向けに案内がありましたが、アイリス
愛知でカリスマ予備校講師である林修氏による講演会の後、懇親会が開催され
ました。著名人の講演なので、今回は300名限定という催しでした。
講師の軽快な語り口だけに、1時間があっという間という楽しい講演会でした。
余談ですが、氏は高校時代の1年下の後輩で抜群の秀才ぶりは多くの知人から
伺っています。また、懇親会はゼミOBの数名が集まったので、いつものごとく
貴重な語らいの場となりました。(Facebookの記事もご覧ください。)
年末にはOB会による忘年会も企画されるようです。現役生も年内最後のゼミに
忘年会を準備しています。お時間があれば、是非、ご参加下さい。いずれかの
機会でお会いできれば幸いです。
───────────────────
■NGU短信 > 大学生対抗株式投資コンテストの段
───────────────────
☆関連サイト:http://www.nagoya-stock-exchange.com/
今年も名証株式投資コンテストが始まりました。昨年は6月末スタートの3ヶ月
程度の開催期間でした。第4回目となる今年は多くの趣向を加えており、主な
変更点は以下の通りです。
開催期間:10月30日(水)からスタートし、12月18日(水)まで(7週間)
チーム戦:従来の個人戦に加え、大学生のチーム戦(3名~10名)が新設
デザイン:コンテストのWeb画面が一新
就活行事:イベント終了後、上場企業就職フェアが開催
名古屋学院大学では、昨年と同様に経済学部の1年生は「データ表現技法」の
実習時間内に個人戦の登録をしました。また、多くのゼミが大学対抗チーム戦
にエントリーしています。毎日、コンテストのサイトでは各成績が更新されて
おりで、順位が気になりチェックしてます。なお、最新順位は以下のようです。
順位 チーム名 大学名
1位 なんちゃって選抜 名古屋学院大学
2位 いたちまんず 東京家政大学
3位 チームよつば 名古屋大学
4位 後ろの3人 名古屋学院大学
5位 八日目の蝉 鈴鹿高専
名古屋証券取引所からの連絡によれば、11月15日現在で11大学と1高専の合計
48チームが参加しているそうです。順位は毎日変動しているので、最終結果が
楽しみです。トップチームの収益率は20%弱ですから、大逆転の可能性も高い
ので、児島ゼミの各チームの活躍を期待しています。学生聞けば、チーム内で
儲かっている者と足を引っ張っているメンバが混在しており、なかなか難しい
ようです。しかし、学生同士でこれからのポートフォリオを相談している姿を
見ると嬉しくなります。というのも、このイベントを通して地元企業を知って、
業界研究や就活、そして将来の仕事につなげてもらいたいからです。受け身で
勉強するだけでなく、皆でワイワイガヤガヤと意見を交換することで、本当の
力も身につくでしょう。
なお、1位のチームはギフト券(5万円分)がもらえ、5位以上のチームには
賞品があるそうです。皆で知恵を集めて頑張れば、ちょっとしたお小遣いにも
なるだけに、是非、本学のメンバにゲットしてもらいたいものです。
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■最近のゼミから > 経済学部教育イベントの段
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☆関連サイト:http://www.ngu.jp/system/article/detail/3588
今年で第12回目となる卒業研究発表会(学内審査会)が11月21日(木)から
4日間にわたって行われます。これまで通り3年生のゼミ時間を利用して、4年生
が研究成果を発表します。今回は学部全体で32件の発表となり、過去最大規模
です。1会場で最大5件の発表としたために、発表時間は12分に短縮されました。
当然、決勝戦である公開審査会(12月4日)への出場は難しくなっていますし、
学生を鍛えるゼミが増えているので、いっそう精進しないと勝ち抜けません。
児島ゼミも3年ぶりに卒業研究発表会へ、以下の3名の発表者を送りました。
11/21(木)クラインホール 福島くん「株式投資と生きた経済学」
11/25(月)曙503教室 八木くん「ITによる仮想経済の現実化」
11/26(火)曙503教室 加藤くん「クラウドサービス発展における
音楽配信市場の変遷」
いずれも4時限目の授業時間ですので、15時05分からのスタートです。OB/OGの
皆さんもお時間があれば、是非ともご見学ください。全員が決勝に進めるよう
頑張っていますが、どうなるかはこれからの追い込み次第でしょう。
また、大会に出場しない残りのゼミ生も自分の卒業研究の発表準備に集中して
います。発表内容をビデオ撮影をすることから、研究の結論をしっかり固める
作業をします。今の4年生に対し申し訳ないのが、実勢に先輩たちの努力する姿
を見せられなかったことです。そのため周りのダルな雰囲気に流されてしまい、
徐々に進捗の遅れが目立っています。とはいえ、彼らのチーム力や踏ん張りを
期待して止みません。
学生の学びの意欲を発奮するためには、このようなイベントに参加することが
一番かもしれません。先日(16日)に、政策学科で初となる「政策フォーラム」
が開催されました。これは政策学科のすべての3年ゼミが研究成果を発表する場
です。ポスターセッションと5分間のプレゼンから評価を受けて、優秀な発表を
選定します。学生たちのみならず、指導した先生方も大変ご苦労されたように
想像します。この前の週には、学術情報センターで多くの学生が研究発表の準備
をしている姿が見られました。この時期に学生らが皆で研究に取り組む光景は、
明らかに数年前とは違います。
少しずつですが、学部全体が前に進んでいる感じがします。児島ゼミもかつての
ように大学の発展に貢献できるような存在となれるよう努力します。
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■編□集□後□記□
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☆関連サイト:http://kojimag.blogspot.jp/2013/10/10120131023.html
コジマガ101号で紹介した「ガイダンスとゼミ紹介ポスター」の結果が出ました。
昨年度より35%近くの改善となりました。数値として成果が表れる取組だけに、
当初の目標がクリアでき、久しぶりに味わう会心の出来映えでした。企画から
スタートにかけてネガティブなご意見をいただいて、ひたすら耐えてきましたが、
今年の流行語「倍返し」をしたような結末でした。(もちろん土下座など相手を
たたきのめす乱暴な行為はしていません。)
大学祭の時に、ご覧いただいたOB/OGもいたようですが、やはりすべてのゼミが
ポスターとして整然と陳列される光景はインパクトがあります。ポスターの前で
学生同士が、どうしようかとあれこれ相談をする姿が多く見られ、主催者の狙い
通りでした。
立ちはだかる壁があっても、何か解決策はあるものです。
“Every wall is a door.” ― Ralph Waldo Emerson
■コジマガ・バックナンバー
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2013年10月23日水曜日
第101号(2013.10.23)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第101号
□───────────────────2013.10.23─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.101
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
9月20日に秋学期が始まりました。秋は春学期と違って何かと慌ただしい学期です。
原因は、まず、大学での行事が多いことです。大学祭やクラブの公式試合をはじめ、
ゼミ関連では次年度の応募・選考、卒業研究発表会、卒論の仕上げ、卒業写真撮影、
就活準備のキャリアガイダンスなど盛りだくさんです。次に、季節変わりの影響も
少なくありません。台風や降雪の影響で休講になることもあります。寒くなると朝
の授業は遅刻者が増えますし、風邪をひく学生が多くなります。インフルエンザが
流行すると授業進度に大きな障害を与えます。加えて、単位数が十分な3・4年生は
履修している教科も少なく、大学離れが進む学期ともいえます。本来、学生は就活
準備や卒論への取り組みで繁忙期なのですが、残念ながら高い意識の学生が少ない
のが現状です。これは日本の大学教育の弱点でしょう。(ちょっとした意識の差が、
将来での大きな差になってしまうように思えます。)
いずれにせよ、ゼミではマネジメント能力を高めて充実した秋学期を目指します。
卒業生が大学へ訪ねてくることもあるので、秋学期の授業予定を記しておきます。
ご参考までに(出張やイベントなどもあって、この限りではありません)。
火曜1限: 経済データ分析 曙203教室
火曜3限: 大学院 828研究室
木曜1限: 公共政策特別演習 曙611教室
木4/5限: ゼミ(3・4年) 曙406教室
金曜2限: ゼミ(2年) 曙516教室
───────────────────
■NGU短信 > COC採択の段
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☆関連サイト:http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/coc/
http://www.ngu.jp/system/article/detail/3406
前号で簡単に紹介しましたが、本学はCOCに採択されました。そもそも「地(知)の
拠点整備事業(大学COC事業)」とは以下のようです。
大学等が自治体と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を進める
大学を支援することで、課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域
コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的としています。
(以上、文部科学省サイトから引用)
すなわち、地元と協力したまちづくりだけでなく、教育や研究成果を地域に還元し、
貢献するという取り組みです。特に、申請にあたっては自治体との連携が強く求め
られており、公的書類が必要となります。1県1大学といった目安なので、採択は
かなりの競争率になりました。愛知県の大学は本学と中部大学のみで、名古屋市と
提携で事業を進めるのは本学のみです。
この採択で公的支援を受けながら事業を進めることができます。地元の名古屋市と
瀬戸市との連携をさらに深められるでしょう。今後は、地域に関連した授業科目が
増えてゆきます。教室内での授業だけでなく、地域を教育現場としたアクティブ・
ラーニングも増えてきそうです。これまでは経済学部を中心とした「まちづくり」
という特色が、大学全体の強みへと発展してゆく取り組みです。
このような活動は、大学内の活性化にも寄与するはずです。新政権でも大学改革が
需要課題のひとつに取り上げられているので、大学のプレゼンスを上げるチャンス
と捉えるべきかもしれません。
────────────────≪ books ≫─
■ 本の紹介
───────────────────────
☆関連サイト:http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-9988699883
『ファスト&スロー : あなたの意思はどのように決まるか?』,
ダニエル・カーネマン,早川書房 ,2012年
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
著者は行動経済学のパイオニアで、2002年にノーベル経済学賞を受賞しています。
有名なプロスペクト理論が本人の平易な文章で書かれており、秋の夜長の読書には
お勧めの一冊です。ヒトの脳にはシステム1とシステム2があることから始まり、
読者を徐々に行動経済学へと誘っていきます。
日本語訳は上下2巻ですが、適度な文量の章立てとなっています。また、各章末には
まとめが出ているので、読みやすくなっています。今年、Kindle Whitepaperを購入
したので、この本も電子書籍版で読みました。紙の本と比べると1冊あたり300円ほど
安くなります(日本語版)。英語版で驚くのが、Kindleではなんと800円ほどで購入
できました。再販制度がないと本の価格は弾力的に動きます。
───────────────────
■最近のゼミから > ガイダンスとゼミ紹介ポスターの段
───────────────────
☆関連サイト:https://www.facebook.com/NagoyaGakuinUniversity
本年度は学部内で教務の仕事を拝命しています。主に授業関連の仕事なので
「無事これ名馬」のごとく、事なきを得るのが一番であるのかもしれません。
とはいっても自分の性格を考えれば、事なかれという態度でいられるはずが
ありません。現状維持が第一でなく、さらに良くする方法を模索しています。
すなわち、最小限の投入コストでこれまで以上の成果を挙げられる仕掛けを
目指しています。
取り組みのひとつが「ゼミ募集ガイダンス」と「ゼミ紹介ポスター展示」です。
ご存知のように、次年度のゼミを応募する際は演習要項をもらい(最近では
CCSからダウンロードし)、友人たちとあれこれ相談して選択したのではない
でしょうか。かねてより学生が持っているゼミに関する情報がかなり少ない
ことが気にかかっていました。また、近年では2年生以上の学生全員に向けた
教務的内容のガイダンスがほとんど実施されていません。CCSからの連絡だけ
になっており、連絡情報をチェックしそびれた学生は、大学から切り離されて
しまっているのではないかと危惧していました。
深刻なデータは、ゼミに応募しない学生の増加です。昔から応募し忘れる学生
はいましたが、事態の重要性に気づかないまま過ごしている学生が増えている
ことに危機感を覚えます。もちろん、これは学生だけの問題ではありません。
自戒を込めて言うならば、アナウンスが業務になっていると同時に、ネットに
依存し過ぎています。学生にとって、大学の動きがキャンパス内で目や耳など
から感じられないことにも原因があるように思います。大学の活性化は、学生
同士がスムーズに情報交換ができ、相互に働きかけをすることにあります。
10月18日(金)、学科別に学生を大教室へ集めてガイダンスを実施しました。
ここから正確な情報を発信することで、学生の注意が一時的に喚起されます。
ただし、ゼミを選択する材料がネット上だけでは、学生同士の話題として継続
しません。そこで、ガイダンスの教室を出た場所にゼミ紹介ポスターを展示し、
ここでワイワイガヤガヤと話ができる空間を作りました。(記事と写真はNGUの
公式Facebookページに掲載されています。)
このようにゼミが募集中であることを目に見えるようにすれば、自ずと学生間
で話題となります。視覚的イメージや最小限のゼミ内容はポスターから分かる
ようにし、詳しくはWeb(CCS)でという流れとしました。ゼミ応募の期間中に
学生たちがポスターの前であれこれ話をしながら、自分の将来を考える機会に
なればと期待しています。
なお、このゼミ紹介ポスターは10月30日まで白鳥学舎の曙館2階の通路端に展示
されています。学園祭で大学に来る機会があれば、是非、チェックして下さい。
いくつになっても挑戦は止めたくありません。
───────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────
ゼミOBサイトとSNSの連携という試みが続いています。ご尽力いただいている
OBの小林君や馬渕君にはお礼を申し上げます。Web技術の進展や情報端末の普及
により、昔とは違った情報発信のあり方が求められています。Face to Faceの
基本的なコミュニケーションは変わりませんが、便利な道具はいつも「破壊的
イノベーション」にさらされているように感じます。
さて、卒業生からおめでたい話題をもらったりと、ありがたい限りです。次回、
お目にかかる機会があれば、いろいろな話を聞かせて下さい。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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■□□> コジマガ kojimag@ 第101号
□───────────────────2013.10.23─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.101
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
9月20日に秋学期が始まりました。秋は春学期と違って何かと慌ただしい学期です。
原因は、まず、大学での行事が多いことです。大学祭やクラブの公式試合をはじめ、
ゼミ関連では次年度の応募・選考、卒業研究発表会、卒論の仕上げ、卒業写真撮影、
就活準備のキャリアガイダンスなど盛りだくさんです。次に、季節変わりの影響も
少なくありません。台風や降雪の影響で休講になることもあります。寒くなると朝
の授業は遅刻者が増えますし、風邪をひく学生が多くなります。インフルエンザが
流行すると授業進度に大きな障害を与えます。加えて、単位数が十分な3・4年生は
履修している教科も少なく、大学離れが進む学期ともいえます。本来、学生は就活
準備や卒論への取り組みで繁忙期なのですが、残念ながら高い意識の学生が少ない
のが現状です。これは日本の大学教育の弱点でしょう。(ちょっとした意識の差が、
将来での大きな差になってしまうように思えます。)
いずれにせよ、ゼミではマネジメント能力を高めて充実した秋学期を目指します。
卒業生が大学へ訪ねてくることもあるので、秋学期の授業予定を記しておきます。
ご参考までに(出張やイベントなどもあって、この限りではありません)。
火曜1限: 経済データ分析 曙203教室
火曜3限: 大学院 828研究室
木曜1限: 公共政策特別演習 曙611教室
木4/5限: ゼミ(3・4年) 曙406教室
金曜2限: ゼミ(2年) 曙516教室
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■NGU短信 > COC採択の段
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☆関連サイト:http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/coc/
http://www.ngu.jp/system/article/detail/3406
前号で簡単に紹介しましたが、本学はCOCに採択されました。そもそも「地(知)の
拠点整備事業(大学COC事業)」とは以下のようです。
大学等が自治体と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を進める
大学を支援することで、課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域
コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的としています。
(以上、文部科学省サイトから引用)
すなわち、地元と協力したまちづくりだけでなく、教育や研究成果を地域に還元し、
貢献するという取り組みです。特に、申請にあたっては自治体との連携が強く求め
られており、公的書類が必要となります。1県1大学といった目安なので、採択は
かなりの競争率になりました。愛知県の大学は本学と中部大学のみで、名古屋市と
提携で事業を進めるのは本学のみです。
この採択で公的支援を受けながら事業を進めることができます。地元の名古屋市と
瀬戸市との連携をさらに深められるでしょう。今後は、地域に関連した授業科目が
増えてゆきます。教室内での授業だけでなく、地域を教育現場としたアクティブ・
ラーニングも増えてきそうです。これまでは経済学部を中心とした「まちづくり」
という特色が、大学全体の強みへと発展してゆく取り組みです。
このような活動は、大学内の活性化にも寄与するはずです。新政権でも大学改革が
需要課題のひとつに取り上げられているので、大学のプレゼンスを上げるチャンス
と捉えるべきかもしれません。
────────────────≪ books ≫─
■ 本の紹介
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☆関連サイト:http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-9988699883
『ファスト&スロー : あなたの意思はどのように決まるか?』,
ダニエル・カーネマン,早川書房 ,2012年
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著者は行動経済学のパイオニアで、2002年にノーベル経済学賞を受賞しています。
有名なプロスペクト理論が本人の平易な文章で書かれており、秋の夜長の読書には
お勧めの一冊です。ヒトの脳にはシステム1とシステム2があることから始まり、
読者を徐々に行動経済学へと誘っていきます。
日本語訳は上下2巻ですが、適度な文量の章立てとなっています。また、各章末には
まとめが出ているので、読みやすくなっています。今年、Kindle Whitepaperを購入
したので、この本も電子書籍版で読みました。紙の本と比べると1冊あたり300円ほど
安くなります(日本語版)。英語版で驚くのが、Kindleではなんと800円ほどで購入
できました。再販制度がないと本の価格は弾力的に動きます。
───────────────────
■最近のゼミから > ガイダンスとゼミ紹介ポスターの段
───────────────────
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本年度は学部内で教務の仕事を拝命しています。主に授業関連の仕事なので
「無事これ名馬」のごとく、事なきを得るのが一番であるのかもしれません。
とはいっても自分の性格を考えれば、事なかれという態度でいられるはずが
ありません。現状維持が第一でなく、さらに良くする方法を模索しています。
すなわち、最小限の投入コストでこれまで以上の成果を挙げられる仕掛けを
目指しています。
取り組みのひとつが「ゼミ募集ガイダンス」と「ゼミ紹介ポスター展示」です。
ご存知のように、次年度のゼミを応募する際は演習要項をもらい(最近では
CCSからダウンロードし)、友人たちとあれこれ相談して選択したのではない
でしょうか。かねてより学生が持っているゼミに関する情報がかなり少ない
ことが気にかかっていました。また、近年では2年生以上の学生全員に向けた
教務的内容のガイダンスがほとんど実施されていません。CCSからの連絡だけ
になっており、連絡情報をチェックしそびれた学生は、大学から切り離されて
しまっているのではないかと危惧していました。
深刻なデータは、ゼミに応募しない学生の増加です。昔から応募し忘れる学生
はいましたが、事態の重要性に気づかないまま過ごしている学生が増えている
ことに危機感を覚えます。もちろん、これは学生だけの問題ではありません。
自戒を込めて言うならば、アナウンスが業務になっていると同時に、ネットに
依存し過ぎています。学生にとって、大学の動きがキャンパス内で目や耳など
から感じられないことにも原因があるように思います。大学の活性化は、学生
同士がスムーズに情報交換ができ、相互に働きかけをすることにあります。
10月18日(金)、学科別に学生を大教室へ集めてガイダンスを実施しました。
ここから正確な情報を発信することで、学生の注意が一時的に喚起されます。
ただし、ゼミを選択する材料がネット上だけでは、学生同士の話題として継続
しません。そこで、ガイダンスの教室を出た場所にゼミ紹介ポスターを展示し、
ここでワイワイガヤガヤと話ができる空間を作りました。(記事と写真はNGUの
公式Facebookページに掲載されています。)
このようにゼミが募集中であることを目に見えるようにすれば、自ずと学生間
で話題となります。視覚的イメージや最小限のゼミ内容はポスターから分かる
ようにし、詳しくはWeb(CCS)でという流れとしました。ゼミ応募の期間中に
学生たちがポスターの前であれこれ話をしながら、自分の将来を考える機会に
なればと期待しています。
なお、このゼミ紹介ポスターは10月30日まで白鳥学舎の曙館2階の通路端に展示
されています。学園祭で大学に来る機会があれば、是非、チェックして下さい。
いくつになっても挑戦は止めたくありません。
───────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────
ゼミOBサイトとSNSの連携という試みが続いています。ご尽力いただいている
OBの小林君や馬渕君にはお礼を申し上げます。Web技術の進展や情報端末の普及
により、昔とは違った情報発信のあり方が求められています。Face to Faceの
基本的なコミュニケーションは変わりませんが、便利な道具はいつも「破壊的
イノベーション」にさらされているように感じます。
さて、卒業生からおめでたい話題をもらったりと、ありがたい限りです。次回、
お目にかかる機会があれば、いろいろな話を聞かせて下さい。
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