□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@ 第60号
□───────────────────――2010.09.06─――
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.060
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
残暑お見舞い申し上げます。
お待たせしました。半年ぶりのコジマガ第60号です。コア6や留学の準備
やらに忙殺され、後回しにしてしまいました(反省です)。今回ようやく
コジマガを発行する時間的余裕ができましたので、まずはこれまでの半年
をまとめておきます。
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■NGU短信(1) > 2010年度前半の段
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☆関連サイト:http://www.ngu.jp/system/article/detail/1108
新年度がスタートして半年が経過しました。経済学部には定員以上の学生を
迎え、名古屋での4年目をスタートしています。これで現在の学生は、全員
名古屋キャンパス育ちということになります。
すでに.NETで報告されたように年度末には翼館がオープンしました。曙館の
南側に建てられた6階建ての新棟です。この一階にはアメニティ施設として
コンビニ(デーリーヤマザキ)やコーヒー店が入り、寛ぐ場所としてはよい
環境になっています。また、2階にはキャリアセンタが移設され、同時に
資格センタと学生支援センタ(Sプラッツ)が新設されています。また茶室
「翼庵」もあり、国際交流などの行事に利用されています。
秋にはCOP10が隣接の名古屋国際会議場で行われる予定です。本学は、今年に
なって愛知環境賞を受賞し、これまでの環境への取り組み姿勢が評価されて
います。さらに、新棟の屋上には太陽光パネルを設置したり、養蜂への取り
組み(ミツバチ・プロジェクト)も始まり注目を集めています。
また、瀬戸キャンパスには室内プールが完成するなど、時代とともに大学も
大きく変わっています。「百聞は一見に若かず」ですので、OBの皆さんには
大学祭(ホームカミング)などで一度、来学してください。
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■NGU短信(2) > コア6スタートの段
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☆関連サイト:http://www.ngu.jp/gp/index.html
新年度とともにスタートしたのが「コア6」です。「何じゃそれ?」という
声が聞こえてきそうですが、昨年度に採択された教育GPの取り組み名称です。
(詳細はコジマガ55号を参照)
平たく言えば、1・2年生の24ヶ月間で経済学部生としての必要な基本的知識
と考え方を身につけさせる取り組みです。まず、4月22日に第1回目の課題を
CCSから全1年生へ配信しました。春学期には3ヶ月間に渡って実施しました。
試験期間である7月はお休みでしたが、8月から再開しています。
1年生は毎月のテーマに沿った60問を解くことになります。設問は自学自習の
ような択一式だけでなく、穴埋め式も用意されています。また、解説はPDFの
他、ビデオクリップでの説明もあります。キャラクタ「コア博士」が学生を
誘います。2年生が終了するまで、20ヶ月のテーマをこなすことで、3年ゼミ
選択や卒論作成にも役立ててもらうのも狙いのひとつです。
さて、9月2日には特設サイト(関連サイトを参照)で「コア6プロジェクト
ストーリー」がアップされました。どのようにしてここまで進んできたのか
が記事になっていますので、是非ご参考ください。(制作会社の趣味なのか、
妙にプロジェクトX風なのが気になるところですが・・・)また、システムに
どのような機能を付帯しているかについては「事例紹介」をご覧ください。
ここで「経済学コア6」の苦労話をしましょう。まず、テーマに沿って関連
設問を60題揃えるにはかなり苦労します。今月のテーマとして学生に身近な
トピックスを取り挙げていますが、テーマに関して6分野に対して各10題と
いうのは難しい作業です。理論・政策・事情・歴史・データ処理・法制度の
6分野全部をひとりで網羅することは、ほぼ不可能です。
また、教員でも専門と違う分野となると細かい説明に自信がなくなります。
教員の相互チェックが求められ、これが実施までのハードルを上げています。
加えて、制度の変更や用語の統一にも気を遣います。例えば「銀行と利子」
というテーマでは公定歩合といった用語が出てきます。しかし、今はこれは
使わないなど、制度が大きく変更になっていたりします。
テーマが専門に近い先生のご担当であるとても安心です。しかし、私もその
ような傾向がありますが、この場合、逆に専門的になり過ぎるということで
学生には難問となってしまうこともあります。
さらに今回の取り組みは新規のシステム開発を含んでいたので、PMのような
働きが求められました。システム開発の打ち合わせは数十回に及び、結構、
大変でした。しかし、そのお陰でコア6プラスなど面白そうな仕掛けもでき、
満足しています。
いずれにせよこのような取り組みは、他大学ではやっていないことなので、
これらの苦労もいつか花咲く時がくるでしょう。
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■最近のゼミ・講義から
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☆関連サイト:http://ecollege.cccties.org/
2010年度は、基礎セミナー(本年度より「基礎演習」から名称変更)もなく
講義ばかりの半期でした。担当した科目は「日本経済入門」「情報経済論」、
「統計学」「統計学入門」などです。新規の授業は大学院の授業科目です。
「情報経済論研究」という講義に院生が1人と学部生が3人登録しました。
(現行カリキュラムでは成績優秀者は大学院の授業を「上級経済学」として
履修できます。)彼らの授業はTIESを使ったフルオンラインで実施しました。
自宅から授業を受けている彼らも最初は違和感があったようですが、慣れる
と結構できるものです。
これまでは、NPO法人CCC-TIESと産経新聞との連携で「産経eカレッジ」を
夏に開催してきました。(コジマガ44、54号を参照)今年度からはNPO法人
CCC-TIESが主催する「みんなのTIES eカレッジ」としてリニューアルして
開催しています。期間は以下の通りです。
期間:8/20(金)~9/30(木)
関連サイトのURLからアクセスできますので、是非、チェックいただきます
ようお願いします。私も「データ表現技法」の2回分を公開していますが、
従来と違って、クロマキーを使って撮影して、背景に編集を加えています。
「コア6」でも利用している解説コンテンツです。
次に、第2回全国大学対抗TIESタイピング大会が創価大学で行われました。
名古屋学院は、個人部門・大学対抗準優勝でした。
(以下のURLを参照:http://www.ngu.jp/system/article/detail/1106)
戦略的大学連携(戦略GP)では、ネットでの完全単位互換を目指しています。
連携6大学がコンテンツを出し合って、これを相互に単位互換するものです。
本学経済学部から提供するコンテンツとしては、やはり本学の特色が出せる
ニッチなものである必要があります。そこで「陶磁器産業とまりづくり」と
して、古池先生にコース構想のお願いをして、ビデオや写真などでデジタル
素材の収集を開始しています。もし、このまま時間が経つと廃れてしまい、
二度と手に入らない技術やなどを記録するだけでも大きな意味があります。
きっと1年後には素晴らしいコンテンツが蓄積されることでしょう。
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■編□集□後□記□
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半年間も記録しておかないと忘れてしまいます。Googleカレンダーなどを
見ながら何をしてきたかを思い出してみました。
さて、恒例の夏の飲み会(8月14日)ではいろいろとお世話になりました。
いつもは1次会でヘロヘロになり失礼しますが、久しぶりに2次会にも顔を
出して、楽しい時間を過ごすことができました。
スマートフォンからツイッターで発信しているOBも多く、彼らに触発され
私も少しずつですがつぶやいています。ただ、ミニブログという割には、
あまりにブログ的でないのに違和感を覚えてなりません。
(そのうちに慣れることかも知れませんが・・・)
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