□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□────────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第114号
□──────────────────────2015.03.28─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.114
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
年度末が近づき、今年度のまとめや次年度の準備に何かと気ぜわしいこの頃
です。加えて、今やっておかねばならない作業にはゼミ20周年の準備があり
ます。時間を見つけて、過去の卒業論文や発表ビデオなどを整理しています。
そして、書き溜めたコジマガも節目に編集しておかねば、さらに大変な状態
となってしまいます。毎年、ある程度は処理したつもりでしたが、チェック
してみると、年度ごとで体裁が違っていたり、散逸した箇所も見つかるなど
まとめるのも一苦労です。
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■NGU短信 > 教育学習センター(ESC)と卒論製本の段
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☆関連サイト:http://blog.ngu.ac.jp/kgakusyu/
教務部長に関わる部署は教務課(曙館1階)だけでなく、教育学習センター
(Educational Support Center、ESCと略)もあります。ですからほぼ毎日
のように2つの部署へ顔を出します。(もっともサブゼミへ出かける際に、
立ち寄るパターンが多かったのですが・・・)
ESCは、瀬戸3学部時代に設立された「基礎教育センター」が端緒です。今の
主な業務は、学生の教育に関する多面的な支援です。具体例として、新入生
向けプレースメントテストや毎学期の授業アンケート運営業務があります。
また、これまでコジマガで紹介した内容では、卒業研究発表会のサポート、
ゼミ紹介用のポスター掲示の準備など多岐にわたります。さらに大学へ営業
訪問してくる教育関連業者の話をESCで聞いたりします。これまでESCは曙館
3階にありましたが、2月に新校舎の希館1階へ移転しました。新しい場所は
Sプラッツ(学生支援センター)と一緒になって、より総合的な学生支援を
担う部署となりました。
さて、ESCは卒業論文を製本化するための受付窓口でもあります。完成した
卒論を教員が整理した上でESCへ持参すると、卒業式前には立派な論文集と
なって返却されます。これまで商学部は学部として製本化に取り組んでいる
ので、多くのゼミが行っていますが、残念ながら経済学部で卒論をまとめる
ゼミはほとんどありませんでした。というのも、個別で製本依頼すると処理
すべき項目が増え、このような手間も広がらない原因のひとつでした。
今回でゼミの卒業論文集は6冊目となり、研究室に保管されています。ゼミ
創設の時代(1・2期生)と近年(13・14・18・19期生)があります。それ
以外の学年が製本できなかったのには理由があります。一時期、紙よりも
PDFファイルを中心にしていたことと、また進捗が遅い学生を待っていると
納品期日までに間に合わないという事情からでした。
教育成果を製本してまとめおくことは重要であると感じています。ゼミの
論文集の巻頭には、必ず児島が所感を書いています。このまとめは年度の
指導記録とともに反省となり、今後のよりよい指導につながります。また
今、これを読み返しても往時がすぐに思い出されます。
今年、ようやく経済学部も学部として製本作業が推奨され、他ゼミも希望
をすれば簡単に製本できる体制ができました。まだ製本へ至るゼミは多く
ありませんが、教育のエビデンスという面で重要な役割を担っています。
卒業論文は教育成果のひとつなので、後輩が参考できるようにすべきです。
昨年から文部科学省の指導により博士論文はインターネットで公開が義務
付けられました。これは論文の剽窃や盗用あるいはデータ改竄などが頻発
している影響かもしれません。(そもそも公刊した著作物を見せたくない
ことの方が問題だと思いますが・・・)いずれ、この流れは修士論文へも
広がり、さらに学士の卒業論文もという可能性は否定できません。なので
全学で卒業論文の製本化を推進する教学環境を準備しています。もちろん、
目指すべき最終型は、電子化した論文のリポジトリです。
児島ゼミの場合、製本化や電子化にも改善に挑戦しています。まず、今年
から最終堤出の原稿を両面印刷としました。これで本の厚みは従来の半分
となり、扱いやすく読みやすくなりました。次に、卒業論文集のPDF版が
完成しました。どのように公開するかを検討中です。さらに、将来の展望
として、電子書籍版に向けてEDUPUBでの発刊を視野に入れています。
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■最近のゼミから > 卒論指導の振り返りの段
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☆関連サイト:
今年度の最後のゼミは1月15日であり、大学の公式の提出日(授業終了日)
が1月21日だったので、従来とは順番が逆になりました。今年の成果は、
最後のゼミ(1月15日)までに修了できた学生がいたことです。これまで
の最速ペースです。また、公式の提出日(1月21日)までに修了した学生
も5名いました。そして、例年通り学位論文の審査のように提出後も論文
の指導は毎日続き、2月5日(木)に今年度の卒論指導が終了しました。
これは、昨年よりも2日早いペースでした。
赤ペン指導のピークは1月21日で、さすがに疲れ果てました。遅れている
ゼミ生を見てやろうにも教える側も焦っているので、指導のクオリティが
低下している自覚がありました。余裕がないと十分な対応もできないので、
事前のアドバイス通り、早めに指導を受けてもらいたいものです。各ゼミ
生の意識の持ち方次第では、全員が年内に終わることも可能であると思え
ました。やはり他のゼミやバイトなどにマイナスの影響を受けているよう
です。マネジメントの実践はこれからのゼミの課題です。
また、秋から1週間のサブゼミシートを作成し、各人のサブゼミへの参加
状況(月~土)を記録しました。そこにプレゼン終了の日付や赤ペン指導
で点数を記入し、一人ひとりの進捗度を「見える化」することで個別指導
に役立てました。特に赤ペン指導段階では、出来具合を点数化したので、
「はじめに」「おわりに」「要旨」がどこまで進んでいるかをシートから
一瞥できました。その結果、サブゼミへの参加度合いと卒論の進捗具合い
には強い相関関係があることが分かりました。やはり、卒論作成は個人の
能力でなく、地道な努力や皆で協力する態度や姿勢に依存しています。
次年度の課題は、ゼミのテキストに指定した『伝わるデザイン』をもっと
活用させることです。たしかに、この書籍はPowerpointでは積極的に利用
されましたが、Wordになってからは振り向かれる機会が少なかっただけに
少し残念です。文字フォントや作表への留意事項が記載されているので、
もったいない気がしました。さらに、将来のビジネスパーソンに対しては
Wordの「見え消し修正」をもっと体験させるべきかとも思います。(以前
は2・3年生時に教えていた内容です。)
一方、2年ゼミでは年末恒例の「ゼミ対抗コア6コンペ」で基準Gの部門で
見事優勝しました。基準Gは得点率と参加率の幾何平均なので、ゼミでの
チームワークが求められます。コンペ当日は全員出席だったので、スコア
の向上要因となりました。得点率に関しては、例年に比べ、ゼミ時間内に
十分練習させていなかったので少し不安でした。しかし、期待通りの成果
が出たので安堵しています。ちなみに、基準A(上位5名の単純平均)での
優勝は早川ゼミでした。
対抗コンペ優勝のご褒美として、最後のゼミでピザパーティをしました。
ネットから20名以上のピザを注文したのは、初めての経験です。当日、
デリバリーで届けられたピザは結構な量でしたが、若いゼミ生らが全部
平らげたのを見て、育ち盛り世代の勢いを感じました。
今年度もゼミを終えました。次年度への準備が必要です。秋のゼミ募集は、
いずれの学年も定員を満たしましたので、4月からはゼミ生と切磋琢磨の
日々が続くことでしょう。
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■編□集□後□記□
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コジマガの発行が約3ヶ月ぶりとなってしまいました。気づけば季節は
春になり、数多の別れがやってきました。今春はかなり多くの教職員が
退職します。特記すべきは、48年間大学で教鞭をとられた坪田暢允先生
がご定年を迎えられたことです。ゼミOB/OGの中でも先生のスポーツの
授業を受けたことがある人も多いと思います。大学は創立50年ですので
大学の歴史そのものといえます。そして体力的にも、人格的にも「真の
レジェンド」と呼ぶにふさわしい先生でした。
新年度から学部増や欠員補充に伴って、20名以上の教職員が加わります。
前号にも書きましたが「大経済学部」時代が終わります。いよいよ8学部
11学科という新しい時代が始まります。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2015年1月4日日曜日
第113号(2015.01.04)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□────────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第113号
□──────────────────────2015.01.04─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.113
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
新年あけましておめでとうございます。2015年が始まりました。今年4月には、
児島ゼミが創立20年を迎えますので、記念すべき一年になりそうです。現在、
いろいろな記念イベントが構想されており、10年に一度という催事も企画され
ているようなので、是非、ご参加下さい。
さて、恒例の年末のOB/OGによる忘年会は、20年の歴史を感じさせるメンバー
構成でした。30代後半の卒業生と現役生の年代の2大グループがメジャーで
あり、世代の差が広がりました。例えば、3期生から見れば、児島(50歳)と
現役生(21歳周辺)では、児島の方が年齢的に近いということになりました。
このように年の離れた世代が出会うという何とも奇妙な飲み会でした。
また、卒論原稿を持参した4年生もおり、卒論完成へ向けてカウントダウン
が始まっています。かつては、OB/OGの忘年会の集合よりも1時間前に集まり
喫茶店で皆で原稿のダメ出しをしていました。本来ならば、そのような危機
的状況にある学生もいるはずですが、自分の置かれているやばい立場が理解
できていないのでしょう。独力でできると思っているのかも知れません。
───────────────────────
■NGU短信 > 2015年学部増設とその準備の段
───────────────────────
☆関連サイト:http://www.ngu.jp/
すでに大学の公式サイトで明らかになっていますが、今年の4月から大学は
8学部11学科という体制になります。名古屋キャンパスでの学部編成は次の
通りです。
経済学部の総合政策学科(定員:150名)がスピンアウトし、現代社会学部
になります。そのため現在、経済学部に所属している数名の教員は新学部へ
移籍することになります。残った経済学科は定員を250名へ減じて、50年間
続いたマスプロ教育からの脱却を図ります。瀬戸時代からの一学部450名と
いった大経済学部時代の終焉です。
同様に、外国語学部にある2つの学科(中国コミュニケーション学科と国際
文化協力学科)を元に国際文化学部を創設します。この学部は、国際文化
学科と国際協力学科の2学科で構成されます。この再編で、外国語学部の
創設時からあった中国語学科は完全に消滅することになりました。
他方、瀬戸キャンパスではスポーツ健康学部に新学科が誕生します。新設
の「こどもスポーツ教育学科」は、本学初となる教員養成系の学科です。
昨年10月には新たに教職センターが組織され、両キャンパスで教員育成の
支援体制が整ってきました。
以上のような再編によって、全体は次のような陣容になります。
【名古屋キャンパス】
E 経済学部:経済学科
G 現代社会学部:現代社会学科
C 商学部:商学科、経営情報学科
L 法学部:法学科
F 外国語学部:英米学科
W 国際文化学部:国際文化学科、国際協力学科
【瀬戸キャンパス】
S スポーツ健康学部:スポーツ健康学科、こどもスポーツ教育学科
R リハビリテーション学部;リハビリテーション学科
先頭の英字は学籍番号などに付与される識別記号です。各学部のサイズは
小さくなりますが、学びの分野が多様性に富み、さらに個性溢れる大学と
なってゆくと期待されます。
とはいえ、これだけ学部が増えると大学運営では従来のやり方では通用し
ません。例えば、全体調整(時間割編成、教室配当など)が大変になって
きます。それには、大学全体の最適化を前提としたルールの明示と厳格な
運用が求められます。(例えば、Aという学部ではOKなのにBはダメとなる
と組織として成立しなくなります。)
また、学部相互が理解をしあうことも大切です。そこで、次年度から履修
要項を合冊化して、全体が見えるようにする予定です。現在、各学部ごと
に作成配付していましたが、十分な編集作業をしていないために、表記の
ミスも散見されていました。合冊によって編集作業が楽になるだけでなく、
印刷や配付のコストを抑えることができます。これを実現するために昨春
から立案し、夏前に全学で合意を取り付け、現在、作成中です。新体制に
なるまでどれだけ状況を改善できるか、残り3ヶ月です。
───────────────────────
■最近のゼミから > 卒論の総仕上げの段
───────────────────────
☆関連サイト:http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/rublic.pdf
昨年に続いて2014年も最後のゼミ終了後、ゼミ生の忘年会が18日(木)に
金山の鉄板坊主で開催されました。卒論作成までの区切りとするとともに
3年生が4年生から直接、学ぶ機会としています。就職活動の話を聞いたり、
卒論のテーマ探しを相談することから、目前の課題に対して、準備をして
もらいたいという期待が込められています。本ゼミの時間ではとても得ら
れない効果なので、大変嬉しく思いました。
また、教わることよりも、他人に教えることで力はつきます。4年生が3年
生へ指導をする姿を見ることが楽しみです。今年もそのような光景を見る
ことができ、ゼミをやっていてよかったと思うひと時でもあります。
さて、現4年生のタスクは、年内に「はじめに・おわりに」のダメ出しを
受け、本文も提出するように指示しました。年内の卒論進捗状況は18名が
ビデオ撮影を終了し、その内、15名が「はじめに・おわりに」のいずれか
のダメ出しを受けました。提示した初期の目標を完全に達成できた学生は
少数でしたが、比較的順調に進められたゼミ生もおり、ゼミとしての学習
はあったように思います。1月中に本ゼミが2回予定されています。事務的
な手続きを含め、期限内で十分に終了できそうな学生も見られます。
本来ならば、もっと早く終われるようなペースでゼミ指導をしていました。
とはいえ、口酸っぱく指導しても大半は周りに流されがちなだけに、ゼミ
ではマネジメントの重要性を説いています、今後の人生でマネジメントの
大切さは身を持って体験することになるはずですが、失敗経験だけでなく
一度は成功する体験が必要です。それは、卒論作成で苦労したが、何とか
できたという成功体験です。
これまで毎年、全員が卒論を書き上げている事実を考えれば、やればでき
ることは自明です。指導方法も確立しているので、早く取り掛かった方が
気持よく進めることもでき、得られる満足感も大きいはずです。皆と一緒
に取り組めるだけに、一人で間違った方向へ進むことなく、互いに信頼感
が生まれます。将来、仲間と仕事をする際には、卒論作成の経験は大いに
役立つことでしょう。
卒論を完了する頃には、全員がルーブリックの項目を全て達成できるよう
期待しています。
───────────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────────
ゼミ20周年に向けて、これまで発行したコジマガをまとめようと編集作業
にとりかかっています。4年前からはブログでもアーカイブしているので、
すでにネット上ではまとまっていますが、他の文書とともに紙の媒体でも
ゼミ活動を記録しておく必要性に駆られました。
これまでコジマガ1号あたり約150行を目安として書いていましたが、通算
で113号の文書をマージするとすごい数になりました。総文字数はなんと35
万字近くになり、総ページ数も250ページを超えています。塵も積もれば
・・・ということでしょう。
また、これだけの文字数ともなれば、ミスはたくさんあります。発行前に
しっかり確認しているつもりですが、明らかな誤字脱字が散見されました。
もちろん、10年もの歳月を経ているので、表記の揺れは少なくありません。
そこで、Wordの校正機能や置換機能を使って、修正作業をしました。まだ
完成版には程遠い状態ですが、イベントにはお披露目できるようにしたい
ものです。(これもマネジメントです。)
■コジマガ・バックナンバー
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□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.113
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
新年あけましておめでとうございます。2015年が始まりました。今年4月には、
児島ゼミが創立20年を迎えますので、記念すべき一年になりそうです。現在、
いろいろな記念イベントが構想されており、10年に一度という催事も企画され
ているようなので、是非、ご参加下さい。
さて、恒例の年末のOB/OGによる忘年会は、20年の歴史を感じさせるメンバー
構成でした。30代後半の卒業生と現役生の年代の2大グループがメジャーで
あり、世代の差が広がりました。例えば、3期生から見れば、児島(50歳)と
現役生(21歳周辺)では、児島の方が年齢的に近いということになりました。
このように年の離れた世代が出会うという何とも奇妙な飲み会でした。
また、卒論原稿を持参した4年生もおり、卒論完成へ向けてカウントダウン
が始まっています。かつては、OB/OGの忘年会の集合よりも1時間前に集まり
喫茶店で皆で原稿のダメ出しをしていました。本来ならば、そのような危機
的状況にある学生もいるはずですが、自分の置かれているやばい立場が理解
できていないのでしょう。独力でできると思っているのかも知れません。
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■NGU短信 > 2015年学部増設とその準備の段
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☆関連サイト:http://www.ngu.jp/
すでに大学の公式サイトで明らかになっていますが、今年の4月から大学は
8学部11学科という体制になります。名古屋キャンパスでの学部編成は次の
通りです。
経済学部の総合政策学科(定員:150名)がスピンアウトし、現代社会学部
になります。そのため現在、経済学部に所属している数名の教員は新学部へ
移籍することになります。残った経済学科は定員を250名へ減じて、50年間
続いたマスプロ教育からの脱却を図ります。瀬戸時代からの一学部450名と
いった大経済学部時代の終焉です。
同様に、外国語学部にある2つの学科(中国コミュニケーション学科と国際
文化協力学科)を元に国際文化学部を創設します。この学部は、国際文化
学科と国際協力学科の2学科で構成されます。この再編で、外国語学部の
創設時からあった中国語学科は完全に消滅することになりました。
他方、瀬戸キャンパスではスポーツ健康学部に新学科が誕生します。新設
の「こどもスポーツ教育学科」は、本学初となる教員養成系の学科です。
昨年10月には新たに教職センターが組織され、両キャンパスで教員育成の
支援体制が整ってきました。
以上のような再編によって、全体は次のような陣容になります。
【名古屋キャンパス】
E 経済学部:経済学科
G 現代社会学部:現代社会学科
C 商学部:商学科、経営情報学科
L 法学部:法学科
F 外国語学部:英米学科
W 国際文化学部:国際文化学科、国際協力学科
【瀬戸キャンパス】
S スポーツ健康学部:スポーツ健康学科、こどもスポーツ教育学科
R リハビリテーション学部;リハビリテーション学科
先頭の英字は学籍番号などに付与される識別記号です。各学部のサイズは
小さくなりますが、学びの分野が多様性に富み、さらに個性溢れる大学と
なってゆくと期待されます。
とはいえ、これだけ学部が増えると大学運営では従来のやり方では通用し
ません。例えば、全体調整(時間割編成、教室配当など)が大変になって
きます。それには、大学全体の最適化を前提としたルールの明示と厳格な
運用が求められます。(例えば、Aという学部ではOKなのにBはダメとなる
と組織として成立しなくなります。)
また、学部相互が理解をしあうことも大切です。そこで、次年度から履修
要項を合冊化して、全体が見えるようにする予定です。現在、各学部ごと
に作成配付していましたが、十分な編集作業をしていないために、表記の
ミスも散見されていました。合冊によって編集作業が楽になるだけでなく、
印刷や配付のコストを抑えることができます。これを実現するために昨春
から立案し、夏前に全学で合意を取り付け、現在、作成中です。新体制に
なるまでどれだけ状況を改善できるか、残り3ヶ月です。
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■最近のゼミから > 卒論の総仕上げの段
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昨年に続いて2014年も最後のゼミ終了後、ゼミ生の忘年会が18日(木)に
金山の鉄板坊主で開催されました。卒論作成までの区切りとするとともに
3年生が4年生から直接、学ぶ機会としています。就職活動の話を聞いたり、
卒論のテーマ探しを相談することから、目前の課題に対して、準備をして
もらいたいという期待が込められています。本ゼミの時間ではとても得ら
れない効果なので、大変嬉しく思いました。
また、教わることよりも、他人に教えることで力はつきます。4年生が3年
生へ指導をする姿を見ることが楽しみです。今年もそのような光景を見る
ことができ、ゼミをやっていてよかったと思うひと時でもあります。
さて、現4年生のタスクは、年内に「はじめに・おわりに」のダメ出しを
受け、本文も提出するように指示しました。年内の卒論進捗状況は18名が
ビデオ撮影を終了し、その内、15名が「はじめに・おわりに」のいずれか
のダメ出しを受けました。提示した初期の目標を完全に達成できた学生は
少数でしたが、比較的順調に進められたゼミ生もおり、ゼミとしての学習
はあったように思います。1月中に本ゼミが2回予定されています。事務的
な手続きを含め、期限内で十分に終了できそうな学生も見られます。
本来ならば、もっと早く終われるようなペースでゼミ指導をしていました。
とはいえ、口酸っぱく指導しても大半は周りに流されがちなだけに、ゼミ
ではマネジメントの重要性を説いています、今後の人生でマネジメントの
大切さは身を持って体験することになるはずですが、失敗経験だけでなく
一度は成功する体験が必要です。それは、卒論作成で苦労したが、何とか
できたという成功体験です。
これまで毎年、全員が卒論を書き上げている事実を考えれば、やればでき
ることは自明です。指導方法も確立しているので、早く取り掛かった方が
気持よく進めることもでき、得られる満足感も大きいはずです。皆と一緒
に取り組めるだけに、一人で間違った方向へ進むことなく、互いに信頼感
が生まれます。将来、仲間と仕事をする際には、卒論作成の経験は大いに
役立つことでしょう。
卒論を完了する頃には、全員がルーブリックの項目を全て達成できるよう
期待しています。
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■編□集□後□記□
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ゼミ20周年に向けて、これまで発行したコジマガをまとめようと編集作業
にとりかかっています。4年前からはブログでもアーカイブしているので、
すでにネット上ではまとまっていますが、他の文書とともに紙の媒体でも
ゼミ活動を記録しておく必要性に駆られました。
これまでコジマガ1号あたり約150行を目安として書いていましたが、通算
で113号の文書をマージするとすごい数になりました。総文字数はなんと35
万字近くになり、総ページ数も250ページを超えています。塵も積もれば
・・・ということでしょう。
また、これだけの文字数ともなれば、ミスはたくさんあります。発行前に
しっかり確認しているつもりですが、明らかな誤字脱字が散見されました。
もちろん、10年もの歳月を経ているので、表記の揺れは少なくありません。
そこで、Wordの校正機能や置換機能を使って、修正作業をしました。まだ
完成版には程遠い状態ですが、イベントにはお披露目できるようにしたい
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2014年12月13日土曜日
第112号(2014.12.13)
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今年も残すところあと僅かになりました。今は卒論指導の真っ最中ですが、
プレイングマネージャーとなるとこの時期は大変です。一教員(プレヤー)
でも忙しいのに、部長(マネジャー)職が加わわるため、ゼミ生らの指導で
さえもストレスを感じてしまいます。中日の谷繁選手兼監督の気持ちが少し
だけわかります。
ストレスフルな毎日ですが、恒例のゼミOB/OG会の忘年会は12月30日に開催
という案内をもらい、卒業生の元気な顔に会うまで、頑張ろうという気持ち
になります。それまでにできることは、やり遂げようと心に誓うこの頃です。
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■NGU短信 > 学修成果のあれこれの段
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☆関連サイト:http://www.ngu.jp/system/article/detail/4335
年末が近づくと大学では学修成果を発表する機会が多くなります。今では
経済学部だけでなく、外国語学部やリハビリテーション学部も卒業研究に
関する学生らの発表会が開かれています。また、商学部は日経BP杯として
3年ゼミでのチーム対抗発表会を行っており、今年度は1月10日(土)に
開催されるようです。
さて、経済学部では第13回目となる卒業研究発表会の学内選考会(11/20~
11/25)が行われ、書類選考を経てゼミから6名が出場しました。今年度は
4日間のすべてがクラインホールで、一人あたり10分で発表を行いました。
連日サブゼミでリハーサルをした成果から、ゼミ生のほとんどは規定時間
内で発表することができました。審査の結果、全出場者の16名の中で4名
が公開審査会へと進みました。(『伝わるデザインの基本』を参考にした
お陰で、スライドデザインは他の発表を圧倒していました。)
12月3日(水)にクラインホールで卒業研究発表会(公開審査会)が開催
されました。ゼミからは2名が出場の機会を得て、決勝までの間で多くの
改善を試みました。公開審査会では発表時間が15分まで延長されるので、
伝える内容も充実します。新たに追加した内容もあって、見事、学部長賞
(2位)に近野くん、審査員特別賞(3位)には清水くんが選出されました。
ゼミとしては、数年ぶりの複数入賞になりました。なお、表彰などの写真
はFacebookのゼミのページにもアップされています。
また、第33回学生論文コンクールにおいてもゼミ生の大きな成果が生まれ
ました。エントリーできる論文は、グループ研究は不可で単著であること、
卒業論文は認められないという応募条件があります。10月末に締切られた
コンクールに4年生の奥田くんが応募し、1席となる優秀賞に選ばれました。
12/10にチャペルにて表彰式が挙行されたので、参列させてもらいました。
総合研究所所長の樋口先生から有益なコメントと表彰状を頂いたゼミ生の
晴れ姿は指導冥利に尽きます。後日、研究所の課長に伺ったところ、10年
以上この賞は出ていなかったそうで、大変名誉なことです。
さらに、進行中の名証株式投資コンテストです。今年はチーム順位の50位
までが発表されるようになりました。毎朝、ネットで順位のチェックする
ことが日課となっています。というのも本学のチームが多数参加しており、
ゼミのチームが好位置をキープしているからです。また、順位表に多くの
大学名が挙がっていることも楽しみです。このリストから全国の大学で、
同じように取り組んでいる姿を想像することができるからです。学生らが
真摯に打ち込む姿は、教える者にとって代えがたい喜びです。
ちなみに上位4チームの成績(12月12日現在)は以下のとおりです。
1位 NNN23 岐阜大学 +98.10%
2位 ブラザー 名古屋学院大学 +93.72%
3位 リベンjジよつば 名古屋大学 +82.95%
4位 タザワふぁ~んどぉ~ 武蔵大学 +69.27%
最終結果は少し先ですが、このコンテストでも好成績を残せそうなだけに、
できるだけ頑張ってもらいたいものです。つい1ヶ月ほど前は岐阜大学や
名古屋大学のチームに大差をつけられていましたが、追い付くことができ、
まさに最終コーナーでの大逆転劇ができるかどうかです。さてこのデット
ヒートの結末はいかに?
今、勉強が熱い。
───────────────────
■最近のゼミから > サブゼミ進行中の段
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☆関連サイト:
前回のコジマガでもお知らせしたように、ゼミ発表はサブゼミが中心です。
ようやく4年生も連日のようにサブゼミを開催できるようになっています。
今年は1週ごとにサブゼミ出席確認シートを作成して、各人の進み具合を
チェックしています。
先日、今春に卒業した18期生の卒論作成の進捗状況リストが出てきました。
そこで現在の状況と比べたところ、ビデオ撮影日がさほど変わらないこと
に愕然としました。去年、先輩たちが1月に疲労困憊しながら取り組んで
いた姿を遠くから眺めていたにもかかわらず、自分たちはできるだけ早く
進めようという行動までに至っていなかったのです。卒論作成で最も重要
な要素は、個々人のマネジメント能力ですが、それ以前に先を見通す力が
不足しています。何もこれは彼らだけの責任ではありません。大学全体が
のんびりしているため、ゼミ生も周りの環境に流されてしまっているよう
に思えます。
卒論作成を通じて飛躍的に成長できる機会を、ぼんやりしていることから
失う価値ははかり知れません。最も有効な時間をムダに過ごしてしまうと、
いい加減な作業だけとなってしまい、何の実力も付きません。多くの人に
とっては、人生で最後の集中して勉強に取り組む機会なので、大切にして
もらいたいものです。
かたや3年生の指導です。従来は、秋学期の最初から卒論のテーマ探しに
取り掛かり、本ゼミでPowerpointの発表を繰り返すという指導方針でした。
しかし、これを2ヶ月ほど遅らせ、秋学期の前半は就活への意識の醸成と
業界・企業研究にしました。CCSにある自学自習でSPIの練習問題を解かせ、
ゼミの開始直後には小テストを実施しています。ちなみに、CCS上のSPIの
問題集は05生のゼミ生がアップしたものを利用しています。就活指導とは、
卒業生からすれば、何と手取り足取りかと驚かれるかもしれません。
併せて、10月からの2ヶ月間は、名証株式投資コンテストで業界や企業の
勉強をさせました。株式市場の動向を知るには、いつも新聞やニュースを
チェックする必要があり、世界経済や企業の動向へ関心を喚起することに
役立ちました。研究業界やデータに基づく企業調査の発表が、卒論テーマ
への接近になります。3年生の研究テーマの発表も、サブゼミで行うこと
にしたので、4年生からの刺激も受けることになるでしょう。双方の刺激
となり、大きな成長につながることを目指しています。
───────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────
大学の50周年である2014年が終わろうとしています。皆さんにとって今年は
どんな一年だったのでしょう。児島にとって、大きな変化を迎えた年でした。
積年の課題であった学位がようやく2月に取得でき、ほっとするのも束の間、
新年度からは教務部長職を拝命し、慣れない仕事に戸惑うことも度々でした。
夏には50歳を迎え、次の世代に移行したように感じつつあります。
さて、日本経済はどうだったでしょう。大胆な金融緩和で急激な円安進行し、
輸出業界を中心に株価の高騰が続きました。4月になって消費税増税が実施
され、アベノミクスの効果も停滞気味でした。景気回復への援護射撃として
日銀総裁によるさらなる金融緩和「黒田バズーカ」には世界中が驚きました。
円安は加速しましたが、主要な経済指標は十分でなく、首相は来秋の消費税
10%の延期を決定しました。これを国民に問うために衆議院議員選挙です。
一方の世界経済では、FRB議長で初の女性としてイエレン氏が就任しました。
リーマンショック以降のアメリカで実施されてきた金融緩和政策を転換し、
大きな節目を迎えました。また、原油価格が大きく下落し、エネルギー市場
の今後の動向は要注意です。
振り返ると経済を勉強するには、本当に面白い一年だったと思います。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
───────────────────
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第112号
□───────────────────2014.12.13─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.112
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
今年も残すところあと僅かになりました。今は卒論指導の真っ最中ですが、
プレイングマネージャーとなるとこの時期は大変です。一教員(プレヤー)
でも忙しいのに、部長(マネジャー)職が加わわるため、ゼミ生らの指導で
さえもストレスを感じてしまいます。中日の谷繁選手兼監督の気持ちが少し
だけわかります。
ストレスフルな毎日ですが、恒例のゼミOB/OG会の忘年会は12月30日に開催
という案内をもらい、卒業生の元気な顔に会うまで、頑張ろうという気持ち
になります。それまでにできることは、やり遂げようと心に誓うこの頃です。
───────────────────
■NGU短信 > 学修成果のあれこれの段
───────────────────
☆関連サイト:http://www.ngu.jp/system/article/detail/4335
年末が近づくと大学では学修成果を発表する機会が多くなります。今では
経済学部だけでなく、外国語学部やリハビリテーション学部も卒業研究に
関する学生らの発表会が開かれています。また、商学部は日経BP杯として
3年ゼミでのチーム対抗発表会を行っており、今年度は1月10日(土)に
開催されるようです。
さて、経済学部では第13回目となる卒業研究発表会の学内選考会(11/20~
11/25)が行われ、書類選考を経てゼミから6名が出場しました。今年度は
4日間のすべてがクラインホールで、一人あたり10分で発表を行いました。
連日サブゼミでリハーサルをした成果から、ゼミ生のほとんどは規定時間
内で発表することができました。審査の結果、全出場者の16名の中で4名
が公開審査会へと進みました。(『伝わるデザインの基本』を参考にした
お陰で、スライドデザインは他の発表を圧倒していました。)
12月3日(水)にクラインホールで卒業研究発表会(公開審査会)が開催
されました。ゼミからは2名が出場の機会を得て、決勝までの間で多くの
改善を試みました。公開審査会では発表時間が15分まで延長されるので、
伝える内容も充実します。新たに追加した内容もあって、見事、学部長賞
(2位)に近野くん、審査員特別賞(3位)には清水くんが選出されました。
ゼミとしては、数年ぶりの複数入賞になりました。なお、表彰などの写真
はFacebookのゼミのページにもアップされています。
また、第33回学生論文コンクールにおいてもゼミ生の大きな成果が生まれ
ました。エントリーできる論文は、グループ研究は不可で単著であること、
卒業論文は認められないという応募条件があります。10月末に締切られた
コンクールに4年生の奥田くんが応募し、1席となる優秀賞に選ばれました。
12/10にチャペルにて表彰式が挙行されたので、参列させてもらいました。
総合研究所所長の樋口先生から有益なコメントと表彰状を頂いたゼミ生の
晴れ姿は指導冥利に尽きます。後日、研究所の課長に伺ったところ、10年
以上この賞は出ていなかったそうで、大変名誉なことです。
さらに、進行中の名証株式投資コンテストです。今年はチーム順位の50位
までが発表されるようになりました。毎朝、ネットで順位のチェックする
ことが日課となっています。というのも本学のチームが多数参加しており、
ゼミのチームが好位置をキープしているからです。また、順位表に多くの
大学名が挙がっていることも楽しみです。このリストから全国の大学で、
同じように取り組んでいる姿を想像することができるからです。学生らが
真摯に打ち込む姿は、教える者にとって代えがたい喜びです。
ちなみに上位4チームの成績(12月12日現在)は以下のとおりです。
1位 NNN23 岐阜大学 +98.10%
2位 ブラザー 名古屋学院大学 +93.72%
3位 リベンjジよつば 名古屋大学 +82.95%
4位 タザワふぁ~んどぉ~ 武蔵大学 +69.27%
最終結果は少し先ですが、このコンテストでも好成績を残せそうなだけに、
できるだけ頑張ってもらいたいものです。つい1ヶ月ほど前は岐阜大学や
名古屋大学のチームに大差をつけられていましたが、追い付くことができ、
まさに最終コーナーでの大逆転劇ができるかどうかです。さてこのデット
ヒートの結末はいかに?
今、勉強が熱い。
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■最近のゼミから > サブゼミ進行中の段
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☆関連サイト:
前回のコジマガでもお知らせしたように、ゼミ発表はサブゼミが中心です。
ようやく4年生も連日のようにサブゼミを開催できるようになっています。
今年は1週ごとにサブゼミ出席確認シートを作成して、各人の進み具合を
チェックしています。
先日、今春に卒業した18期生の卒論作成の進捗状況リストが出てきました。
そこで現在の状況と比べたところ、ビデオ撮影日がさほど変わらないこと
に愕然としました。去年、先輩たちが1月に疲労困憊しながら取り組んで
いた姿を遠くから眺めていたにもかかわらず、自分たちはできるだけ早く
進めようという行動までに至っていなかったのです。卒論作成で最も重要
な要素は、個々人のマネジメント能力ですが、それ以前に先を見通す力が
不足しています。何もこれは彼らだけの責任ではありません。大学全体が
のんびりしているため、ゼミ生も周りの環境に流されてしまっているよう
に思えます。
卒論作成を通じて飛躍的に成長できる機会を、ぼんやりしていることから
失う価値ははかり知れません。最も有効な時間をムダに過ごしてしまうと、
いい加減な作業だけとなってしまい、何の実力も付きません。多くの人に
とっては、人生で最後の集中して勉強に取り組む機会なので、大切にして
もらいたいものです。
かたや3年生の指導です。従来は、秋学期の最初から卒論のテーマ探しに
取り掛かり、本ゼミでPowerpointの発表を繰り返すという指導方針でした。
しかし、これを2ヶ月ほど遅らせ、秋学期の前半は就活への意識の醸成と
業界・企業研究にしました。CCSにある自学自習でSPIの練習問題を解かせ、
ゼミの開始直後には小テストを実施しています。ちなみに、CCS上のSPIの
問題集は05生のゼミ生がアップしたものを利用しています。就活指導とは、
卒業生からすれば、何と手取り足取りかと驚かれるかもしれません。
併せて、10月からの2ヶ月間は、名証株式投資コンテストで業界や企業の
勉強をさせました。株式市場の動向を知るには、いつも新聞やニュースを
チェックする必要があり、世界経済や企業の動向へ関心を喚起することに
役立ちました。研究業界やデータに基づく企業調査の発表が、卒論テーマ
への接近になります。3年生の研究テーマの発表も、サブゼミで行うこと
にしたので、4年生からの刺激も受けることになるでしょう。双方の刺激
となり、大きな成長につながることを目指しています。
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■編□集□後□記□
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大学の50周年である2014年が終わろうとしています。皆さんにとって今年は
どんな一年だったのでしょう。児島にとって、大きな変化を迎えた年でした。
積年の課題であった学位がようやく2月に取得でき、ほっとするのも束の間、
新年度からは教務部長職を拝命し、慣れない仕事に戸惑うことも度々でした。
夏には50歳を迎え、次の世代に移行したように感じつつあります。
さて、日本経済はどうだったでしょう。大胆な金融緩和で急激な円安進行し、
輸出業界を中心に株価の高騰が続きました。4月になって消費税増税が実施
され、アベノミクスの効果も停滞気味でした。景気回復への援護射撃として
日銀総裁によるさらなる金融緩和「黒田バズーカ」には世界中が驚きました。
円安は加速しましたが、主要な経済指標は十分でなく、首相は来秋の消費税
10%の延期を決定しました。これを国民に問うために衆議院議員選挙です。
一方の世界経済では、FRB議長で初の女性としてイエレン氏が就任しました。
リーマンショック以降のアメリカで実施されてきた金融緩和政策を転換し、
大きな節目を迎えました。また、原油価格が大きく下落し、エネルギー市場
の今後の動向は要注意です。
振り返ると経済を勉強するには、本当に面白い一年だったと思います。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2014年11月6日木曜日
第111号(2014.11.06)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第111号
□───────────────────2014.11.06─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.111
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
東京オリンピック開催や東海道新幹線の開業など50周年関連イベントが続く
この頃です。日本の高度成長を牽引した巨大イベントや国家プロジェクトが、
当時の日本経済に大きな影響を与え、現在でも利用されていることを考える
には良い機会です。リニア新幹線や次回の東京五輪の経済効果はどの程度で
あろうかは、興味津々です。
───────────────────
■NGU短信 > 大学創立50周年記念式典・講演会・祝賀会の段
───────────────────
☆関連サイト:http://www.ngu.jp/system/article/detail/4244
前回のコジマガでも報告しましたが、50周年記念事業の最大の催し物である
記念式典がウェスティン名古屋キャッスルで開催されました。概要について
は、関連サイトの記事をご覧ください。(できるだけ話がかぶらないように
報告します。)
午前10時半からのイベントでしたが、多くの列席者がありました。参加者の
面々を見ると、広く案内されたのではなく永年に渡る大学への貢献や多くの
寄付をいただいた方々をご招待したように推察します。また、ご来賓として
文部科学省の高等教育局長、愛知県知事、名古屋市長はじめ前知事と前市長、
代議士、区長など関係の深い公職(経験)者にもご臨席いただきました。
続く講演会は藤原正彦さんでした。30年以上前に聞いていた旺文社のラジオ
大学受験講座に、数学の特別講師として出演していたことを思い出しました。
内容は忘れてしまいましたが、氏の語りで、「教養して大事なのは一に国語、
二に国語、三・四がなくて五に数学」というセリフは覚えています。その後、
彼の著作を数点ほど読みましたが、その名言はいたるところで遭遇しました。
今回、初めて生で聞くことができたのは貴重な経験です。
祝賀会はキャッスルの「天守の間」で、会場の規模や眺望では名古屋一番の
宴会場です。舞台前のテーブル席にはご来賓が着席し、海外の提携大学から
の理事長もいらっしゃいました。その他にも他大学や自治体の長など多方面
から貴賓をお招きしていました。関係者としては「さすが、名古屋学院大学」
と来賓に思われる会でならないと思います。半世紀に一度のイベントなので、
それに相応しくなければなりません。もし、貧弱なものであったら、4万人
もの卒業生に恥をかかすことにもなります。
祝賀会には卒業生の青木さやかさんが参加してくれました。これまで同窓会
や大学のイベントで見かけたことはありませんでしたが、サプライズとして
宴会に登場しました。カレッジソングの初披露という場で、彼女が作詞した
経緯などが紹介された後、在学生と一緒に合唱をしていました。背景として
メイキングビデオが流されました。数秒のカットでしたが、児島の授業光景
が写っていました。
帰りの際に、手土産として『名古屋学院大学50周年史』などが配られました。
全体を振り返ると、これまで児島が経験したパーティでも最高ランクの規模
内容でした。大学のプレゼンスを内外に示すことができたイベントであった
ように思います。次の50年に向けて、さらなる飛躍が求められます。
───────────────────
■最近のゼミから > ゼミの運営方法の改革の段
───────────────────
☆関連サイト:http://nagoya-stock-exchange.com/results/?type=3
毎年、年末に開催される卒業研究発表会へ今年も4年ゼミ生のほぼ全員が
エントリーをしました。今回からは事前の書類選考がありますので、誰が
発表できるかまだ分かりません。いずれにせよ全員がしっかり完成できる
ようゼミを進めるだけです。そこで、今年度の秋学期からゼミの進め方を
大きく変えてみました。
まず、本ゼミの在り方です。4年ゼミはサブゼミで各自の研究を報告する
ことにして、本ゼミでは、日本語のダメ出しを中心としました。これまで
だと年内のサブゼミの開催率が低く、本ゼミだけしか勉強しない、ひどい
時には、本ゼミ中にスライドを作っているケースも見られました。この秋
からは、サブゼミは週1回の出席を義務化して、個人または少人数を指導
する時間としました。本ゼミは全体への連絡と全員でのワークという位置
づけです。こうして、少なくとも週2回の学習時間を確保することから、
全体の進捗を速めることに成功しています。ただ残念なのは、大学全体が
のんびりしているので、ゼミ生らが下に引っ張られてしまうことです。
また、サブゼミの開催はFacebookから連絡してもらい「見える化」を実現
しています。皆の頑張りを学年を超えて知らせることで、相乗効果を期待
しています。さらに、サブゼミでの指導後は次までの目標を決めて、各自
が投稿するよう指示をしています。これは、自らが宣言することで目標を
達成しやすくする効果を狙っています。これまで経験したことがない卒論
作成は、ほぼ全員の要領が悪いままです。悪い例は、できるだけ後回しに
しようとする者、手がつかないまま相談せず報告をしない者、自分だけで
進めて危うい方向へ進む者など、十人十色です。個々の進捗状況を可視化
し、最も近道で最適なルートを歩いてもらうよう指導しています。
サブゼミには、全員のマインドマップと1週間分のサブゼミ表を持参して、
学情センターのセミナールームへ出かけます。現在は、月・金曜の参加者
が少ないのが気になりますが、いずれ締切に迫られた学生によって、毎日、
大繁盛ということになるに違いありません。そうならないよう本人たちが
気づき、いち早く主体的に取り組んでくれることを切に願っています。
一方、3年ゼミは就職活動の開始時期が3月へ変更されたので、これまで
のように焦ることなく、しっかり勉強ができます。文部科学省から業界へ
要請したことで就職時期の適正化が実現しました。お陰で学生指導は腰を
落ち着けてできるようになりました。秋学期は「名証株式投資コンテスト」
を題材に、チームによる業界研究や企業研究を行っています。コンテスト
で儲けて上位を目指すよりも、3ヶ月間のマクロ経済の動向や株価の変動
を実感してもらいたいと思っています。就活はもとより企業の株価は卒論
作成でも利用しますから、周辺の知識がないと困ります。そのため株式の
購入にあたって、以下の様な目安を設けました。
1.チーム銘柄(約100万円): チームメンバ全員が購入
2.個人研究のための銘柄(約100万円)
3.儲け銘柄(約100万円)
1では、チームで研究する業界を決め、その中から企業を選びます。2は、
個人で関心のある企業へのバーチャル投資です。1と2は業界と企業研究
として、スライドで発表するよう指導しています。発表では、大学生的に
優れたスライドから社会人でも十分に通用するレベルまで引き上げること
を目標としています。前号で紹介した本でデザインルールを決めたので、
ひと際目立つスライドへ進化させることを要求しています。
2年生にも株式投資での業界・企業研究を行わせています。学期末には、
レポート課題として日本語のトレーニングも実施予定です。ゼミ内で構成
チームは上位へ食い込めませんが、勉強が第一でよいかと思っています。
毎週のゼミで、チーム順位の発表と個人のポートフォリオを報告させます。
大きく動いた銘柄などを情報共有させ、少しずつ企業名と経済動向の理解
を深めます。何より今秋は世界経済で大きな動きがあったので、学習教材
として最高です。リーマンショック以降、FRBが採ってきた量的緩和策の
終焉が宣言され、世界市場が大幅に揺れました。同時に日銀が真逆の政策
を強めたことで、円安が一段と進むなど、現実の経済を勉強するには良い
機会となりました。資産売却時の意思決定はいかに難しいかが体験できた
と思います。
───────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────
私事で恐縮ですが、10月14日(火)にチャペルにて永年勤続(20年)の表彰
をいただきました。10年前に瀬戸キャンパスで10年目の表彰を受けて、忸怩
たる思いで式に臨んだのを覚えています。というのも自分は10年間で大学に
どれだけの貢献をしたかという点で、ハッキリした成果が自分では納得でき
なかったからです。今回の10年はそれなりに頑張れたと思いますが、決して
満足できるレベルではありません。
長く勤めれば誰でも表彰ということで、気が進まないまま式に出席しました。
しかし、理事長や学長からのお祝いの言葉から気付かされたことがあります。
それは、長きにわたって健康で過ごせたという幸せです。数年前、日頃から
懇意にしていただいた先生が在職中、ガンでお亡くなりになりました。先生
の最期を見届けましたが、本当に無念であっただろうと思います。
与えられた毎日を当たり前とせず、感謝の念とともに一所懸命に生きること
の大切さを思い出しました。これからも一日一日を大切に過ごしたいと思い
ます。
■コジマガ・バックナンバー
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*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
東京オリンピック開催や東海道新幹線の開業など50周年関連イベントが続く
この頃です。日本の高度成長を牽引した巨大イベントや国家プロジェクトが、
当時の日本経済に大きな影響を与え、現在でも利用されていることを考える
には良い機会です。リニア新幹線や次回の東京五輪の経済効果はどの程度で
あろうかは、興味津々です。
───────────────────
■NGU短信 > 大学創立50周年記念式典・講演会・祝賀会の段
───────────────────
☆関連サイト:http://www.ngu.jp/system/article/detail/4244
前回のコジマガでも報告しましたが、50周年記念事業の最大の催し物である
記念式典がウェスティン名古屋キャッスルで開催されました。概要について
は、関連サイトの記事をご覧ください。(できるだけ話がかぶらないように
報告します。)
午前10時半からのイベントでしたが、多くの列席者がありました。参加者の
面々を見ると、広く案内されたのではなく永年に渡る大学への貢献や多くの
寄付をいただいた方々をご招待したように推察します。また、ご来賓として
文部科学省の高等教育局長、愛知県知事、名古屋市長はじめ前知事と前市長、
代議士、区長など関係の深い公職(経験)者にもご臨席いただきました。
続く講演会は藤原正彦さんでした。30年以上前に聞いていた旺文社のラジオ
大学受験講座に、数学の特別講師として出演していたことを思い出しました。
内容は忘れてしまいましたが、氏の語りで、「教養して大事なのは一に国語、
二に国語、三・四がなくて五に数学」というセリフは覚えています。その後、
彼の著作を数点ほど読みましたが、その名言はいたるところで遭遇しました。
今回、初めて生で聞くことができたのは貴重な経験です。
祝賀会はキャッスルの「天守の間」で、会場の規模や眺望では名古屋一番の
宴会場です。舞台前のテーブル席にはご来賓が着席し、海外の提携大学から
の理事長もいらっしゃいました。その他にも他大学や自治体の長など多方面
から貴賓をお招きしていました。関係者としては「さすが、名古屋学院大学」
と来賓に思われる会でならないと思います。半世紀に一度のイベントなので、
それに相応しくなければなりません。もし、貧弱なものであったら、4万人
もの卒業生に恥をかかすことにもなります。
祝賀会には卒業生の青木さやかさんが参加してくれました。これまで同窓会
や大学のイベントで見かけたことはありませんでしたが、サプライズとして
宴会に登場しました。カレッジソングの初披露という場で、彼女が作詞した
経緯などが紹介された後、在学生と一緒に合唱をしていました。背景として
メイキングビデオが流されました。数秒のカットでしたが、児島の授業光景
が写っていました。
帰りの際に、手土産として『名古屋学院大学50周年史』などが配られました。
全体を振り返ると、これまで児島が経験したパーティでも最高ランクの規模
内容でした。大学のプレゼンスを内外に示すことができたイベントであった
ように思います。次の50年に向けて、さらなる飛躍が求められます。
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毎年、年末に開催される卒業研究発表会へ今年も4年ゼミ生のほぼ全員が
エントリーをしました。今回からは事前の書類選考がありますので、誰が
発表できるかまだ分かりません。いずれにせよ全員がしっかり完成できる
ようゼミを進めるだけです。そこで、今年度の秋学期からゼミの進め方を
大きく変えてみました。
まず、本ゼミの在り方です。4年ゼミはサブゼミで各自の研究を報告する
ことにして、本ゼミでは、日本語のダメ出しを中心としました。これまで
だと年内のサブゼミの開催率が低く、本ゼミだけしか勉強しない、ひどい
時には、本ゼミ中にスライドを作っているケースも見られました。この秋
からは、サブゼミは週1回の出席を義務化して、個人または少人数を指導
する時間としました。本ゼミは全体への連絡と全員でのワークという位置
づけです。こうして、少なくとも週2回の学習時間を確保することから、
全体の進捗を速めることに成功しています。ただ残念なのは、大学全体が
のんびりしているので、ゼミ生らが下に引っ張られてしまうことです。
また、サブゼミの開催はFacebookから連絡してもらい「見える化」を実現
しています。皆の頑張りを学年を超えて知らせることで、相乗効果を期待
しています。さらに、サブゼミでの指導後は次までの目標を決めて、各自
が投稿するよう指示をしています。これは、自らが宣言することで目標を
達成しやすくする効果を狙っています。これまで経験したことがない卒論
作成は、ほぼ全員の要領が悪いままです。悪い例は、できるだけ後回しに
しようとする者、手がつかないまま相談せず報告をしない者、自分だけで
進めて危うい方向へ進む者など、十人十色です。個々の進捗状況を可視化
し、最も近道で最適なルートを歩いてもらうよう指導しています。
サブゼミには、全員のマインドマップと1週間分のサブゼミ表を持参して、
学情センターのセミナールームへ出かけます。現在は、月・金曜の参加者
が少ないのが気になりますが、いずれ締切に迫られた学生によって、毎日、
大繁盛ということになるに違いありません。そうならないよう本人たちが
気づき、いち早く主体的に取り組んでくれることを切に願っています。
一方、3年ゼミは就職活動の開始時期が3月へ変更されたので、これまで
のように焦ることなく、しっかり勉強ができます。文部科学省から業界へ
要請したことで就職時期の適正化が実現しました。お陰で学生指導は腰を
落ち着けてできるようになりました。秋学期は「名証株式投資コンテスト」
を題材に、チームによる業界研究や企業研究を行っています。コンテスト
で儲けて上位を目指すよりも、3ヶ月間のマクロ経済の動向や株価の変動
を実感してもらいたいと思っています。就活はもとより企業の株価は卒論
作成でも利用しますから、周辺の知識がないと困ります。そのため株式の
購入にあたって、以下の様な目安を設けました。
1.チーム銘柄(約100万円): チームメンバ全員が購入
2.個人研究のための銘柄(約100万円)
3.儲け銘柄(約100万円)
1では、チームで研究する業界を決め、その中から企業を選びます。2は、
個人で関心のある企業へのバーチャル投資です。1と2は業界と企業研究
として、スライドで発表するよう指導しています。発表では、大学生的に
優れたスライドから社会人でも十分に通用するレベルまで引き上げること
を目標としています。前号で紹介した本でデザインルールを決めたので、
ひと際目立つスライドへ進化させることを要求しています。
2年生にも株式投資での業界・企業研究を行わせています。学期末には、
レポート課題として日本語のトレーニングも実施予定です。ゼミ内で構成
チームは上位へ食い込めませんが、勉強が第一でよいかと思っています。
毎週のゼミで、チーム順位の発表と個人のポートフォリオを報告させます。
大きく動いた銘柄などを情報共有させ、少しずつ企業名と経済動向の理解
を深めます。何より今秋は世界経済で大きな動きがあったので、学習教材
として最高です。リーマンショック以降、FRBが採ってきた量的緩和策の
終焉が宣言され、世界市場が大幅に揺れました。同時に日銀が真逆の政策
を強めたことで、円安が一段と進むなど、現実の経済を勉強するには良い
機会となりました。資産売却時の意思決定はいかに難しいかが体験できた
と思います。
───────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────
私事で恐縮ですが、10月14日(火)にチャペルにて永年勤続(20年)の表彰
をいただきました。10年前に瀬戸キャンパスで10年目の表彰を受けて、忸怩
たる思いで式に臨んだのを覚えています。というのも自分は10年間で大学に
どれだけの貢献をしたかという点で、ハッキリした成果が自分では納得でき
なかったからです。今回の10年はそれなりに頑張れたと思いますが、決して
満足できるレベルではありません。
長く勤めれば誰でも表彰ということで、気が進まないまま式に出席しました。
しかし、理事長や学長からのお祝いの言葉から気付かされたことがあります。
それは、長きにわたって健康で過ごせたという幸せです。数年前、日頃から
懇意にしていただいた先生が在職中、ガンでお亡くなりになりました。先生
の最期を見届けましたが、本当に無念であっただろうと思います。
与えられた毎日を当たり前とせず、感謝の念とともに一所懸命に生きること
の大切さを思い出しました。これからも一日一日を大切に過ごしたいと思い
ます。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
───────────────────
2014年10月6日月曜日
第110号(2014.10.06)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□─────────────────────────
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□───────────────────2014.10.06─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.110
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
卒業生が大学へ訪ねてくれる際に参照してもらうべく、秋学期の授業予定を
記しておきます。ただし、会議や出張・イベントなどもあるのですべて予定
ではありません。(事前の来学の連絡は、とてもありがたいです。)
火曜 1限: 経済データ分析 曙203教室
木曜 1限: 公共政策特別演習 曙617教室
木曜4/5限: ゼミ(3・4年) 曙406教室
金曜 2限: ゼミ(2年) 曙617教室
その他、サブゼミがゼミ生主体で開催されます。日時や場所はFacebookでの
児島ゼミグループにアップされるので、その都度、ご確認下さい。卒業生は
よく知っていると思いますが、児島は時間が許す時に、サブゼミへ足を運び
参加者の質問・疑問に答えたり、発表を聞いてアドバイスを与えたりします。
また、最新トピック、特に読書中の本や経済動向などを児島が分かりやすく
解説することもあります。業務以外の仕事ですが、ゼミ生達が一番成長する
場だけに、とてもやりがいのある仕事です。(他の先生からはよくやるねぇ
と揶揄されることもありますが・・・)
───────────────────
■NGU短信 > 大学創立50周年記念事業の段
───────────────────
☆関連サイト:http://www.ngu.jp/anniv50th/index.html
10月15日(水)は大学の創立記念日で、お昼からチャペルで記念礼拝が開催
されます。いよいよ50周年のイベントが本番を迎えます。関連行事の準備も
進んでおり、50周年関連サイトは充実していますので、是非、ご覧ください。
サイトをチェックいただけると多彩な記念事業が分かると思います。かなり
多くの講演会・コンサート・フォーラムなどが掲載されています。
例えば、夏の飲み会で児島から数名にプレゼントしたNGUグッズは、50周年の
ため作成された記念品です。学内向けに案内があったので、その時に購入し
ました。(タオル以外にポロシャツも持っています。)
10月11日(日)同窓会主催の恒例のホームカミングがあります。久しぶりに
瀬戸キャンパスでの開催となるので、多くのOB・OGにとっては懐かしい場所
でしょう。この数年で、どのように変わったかを確認するには良い機会かと
思います。あいにく児島は東京での発表と重なってしまい、大変残念ですが
欠席です。偶然にも当日、アメフトの公式戦が瀬戸キャンパス第一グランド
で行われます。グラウンドは人工芝となっていますから、ご参加される方は、
確認がてら観戦するのもよいかも知れません。(応援もよろしく。)
10月25日(土)には、ウェスティン名古屋キャッスルで記念式典があります。
記念講演会は「国家の品格」の著者である藤原正彦さんで、その後、関係者
を招いたパーティで盛大にお祝いするそうです。
記念施設として、瀬戸キャンパスの体育館のリニューアルが実施されました。
また、来年の1月には、名古屋キャンパスに、記念棟の希館が完成予定です。
記念イベントなどについては、コジマガでも逐次、報告することにします。
───────────────────
■最近のゼミから > 秋学期からの新たな試みの段
───────────────────
☆関連サイト:http://gihyo.jp/book/2014/978-4-7741-6613-1
秋学期前に、夏休みの宿題がどれだけできているかは重要なチェック項目
です。内容もさることながら、締切りまでにどのように取組んだかという
姿勢が重要です。すなわち、自分でどのように学習計画を立て、実行でき
たかというタイムマネジメント能力が一番確認したい点です。高校までは
8月末に焦りながら宿題をした経験があると思いますが、これは笑い話で
結構です。しかし、二十歳を過ぎていよいよ社会人となるためには、常に
準備万端で臨む姿勢が重要です。自分の将来に向けて、マネジメント能力
の訓練は欠かさないようにしてもらいたいものです。
さて、今年のゼミの進め方は多少バリエーションをつけました。4年ゼミ
は卒業研究発表会に向けて10月末にゼミ内予選を実施します。昨年の卒業
研究発表会は、発表を希望する件数が多く、10年ほど前には考えられない
状況になりました。これは学生の気質が変わったというより、ゼミの指導
教員が若返って、熱心なゼミが増えてきたことに依ります。きちんと勉強
するゼミが増えてきたのは、大学として好ましい変化です。今年は、学内
審査会(いわゆる、学内予選)では、16件しか発表できません。そのため、
申込時に書類審査も実施するそうで、不十分な内容ならばリジェクトされ
るようです。
児島ゼミでは、全員に出場チャンスを与えるためにゼミ内予選を行います。
めでたく発表会へ出場するゼミ生は、サブゼミを免除することにしました。
すなわち、不出場(遅れている)の学生は毎週、必ずサブゼミを自分達で
開催して、発表しなくてはなりません。遅滞者が出ることなく、皆で一丸
となり、ゼミを推進する体制を構築します。
また、今回からマインドマップを導入しました。多くのゼミ生に共通する
問題は、卒論テーマの絞り方が芳しくありません。自分の関心・経済・IT
という視点でまとめるよう指導していますが、やはり視野狭窄になります。
数回の発表を続けても行き詰まりを感じて、卒業研究から逃避するような
学生も少なくありません。そこで、マインドマップのように思いつくまま
関連キーワードをどんどん挙げて、アイディアをできるだけ広げる作業を
例示しました。その後、3人のチームを組み、互いに質問やアイディアを
出すようにさせました。
3年生のゼミについては大学祭実行委員会の学生も多いために、まず名証
株式投資コンテストを使った業界研究と企業研究をさせることにしました。
新たにチームを再編して、チームで業界研究・個人で関心のある企業調査
をします。もちろん、従来通りに卒論のテーマ決定や一人ひとりで調べて
発表してもらいますが、今年から就活が3ヶ月遅れることもあり、全体的
にスケジュールを見直しています。
2年ゼミでは、3年生と同じくチームを再編成し、東海4県の上場企業に
ついて調査を開始しました。名証からいただいたデータを加工し、業界の
リストを作成・配付し、自分たちの興味ある業界でチームを決定しました。
チームでの話し合いで、調査する業界とともに具体的な企業への投資額を
決めます。また、Googleを使った共同作業をさせ、産業立地を研究します。
地域産業の学習として、企業の本社と関連事業所や海外展開などもマップ
で分かりやすく整理し、身近に感じられる課題としています。
10月3日(金)には名証で「大学生のための株式投資セミナー」が開催され
ました。このイベントに2年から4年のゼミ生15名で、名古屋証券取引所を
訪問しました。最近は、ゼミでの企業見学もごぶさたなので、良い機会に
なりました。周辺には地場証券がたくさんあるので、訪問自体が社会見学
の一環です。3期生が3年生の時にゼミで名証へ訪問しましたが、かつての
場所から100mほど南へ移設しています。
珍しいことで、ゼミでテキストを指定しました。『伝わるデザインの基本
よい資料を作るためのレイアウトのルール』高橋・片山著,技術評論社。
これは今夏に出版された本ですが、ゼミでのPowerpointやWordのダメ出し
で指摘する内容が取り上げられています。就職後も役に立つ内容なので、
あえてテキストとしました。あるゼミ生によると「この本は良い例だけで
なく、ダメな例があげてあるのがよい」そうです。彼の意見には納得です。
感覚で評価するのでなく、良し悪しを目に見えるルールとした点が、この
本の目新しいところでしょう。
以上、すべて上手くいくかどうかは分かりませんが、皆で頑張るのみです。
───────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────
今日(10/6)は台風18号の影響により全日休校となりました。愛知県下に
暴風警報が発令中でしたので、規定通りの対応でした。もし、午前10時に
警報解除となったとしても、JRが運行休止でしたから学生が登校できるか
は、極めて難しい状況でした。名古屋市内ならば、ほぼ問題ありませんが、
最近は、遠方より通学する学生も多い(例えば、三重の津、岐阜の大垣、
静岡の浜松というケースは珍しくありません)だけに、昔ながらの基準で
良いのかと思う時があります。さて、次は補講をどうするかを検討です。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
───────────────────
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第110号
□───────────────────2014.10.06─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.110
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
卒業生が大学へ訪ねてくれる際に参照してもらうべく、秋学期の授業予定を
記しておきます。ただし、会議や出張・イベントなどもあるのですべて予定
ではありません。(事前の来学の連絡は、とてもありがたいです。)
火曜 1限: 経済データ分析 曙203教室
木曜 1限: 公共政策特別演習 曙617教室
木曜4/5限: ゼミ(3・4年) 曙406教室
金曜 2限: ゼミ(2年) 曙617教室
その他、サブゼミがゼミ生主体で開催されます。日時や場所はFacebookでの
児島ゼミグループにアップされるので、その都度、ご確認下さい。卒業生は
よく知っていると思いますが、児島は時間が許す時に、サブゼミへ足を運び
参加者の質問・疑問に答えたり、発表を聞いてアドバイスを与えたりします。
また、最新トピック、特に読書中の本や経済動向などを児島が分かりやすく
解説することもあります。業務以外の仕事ですが、ゼミ生達が一番成長する
場だけに、とてもやりがいのある仕事です。(他の先生からはよくやるねぇ
と揶揄されることもありますが・・・)
───────────────────
■NGU短信 > 大学創立50周年記念事業の段
───────────────────
☆関連サイト:http://www.ngu.jp/anniv50th/index.html
10月15日(水)は大学の創立記念日で、お昼からチャペルで記念礼拝が開催
されます。いよいよ50周年のイベントが本番を迎えます。関連行事の準備も
進んでおり、50周年関連サイトは充実していますので、是非、ご覧ください。
サイトをチェックいただけると多彩な記念事業が分かると思います。かなり
多くの講演会・コンサート・フォーラムなどが掲載されています。
例えば、夏の飲み会で児島から数名にプレゼントしたNGUグッズは、50周年の
ため作成された記念品です。学内向けに案内があったので、その時に購入し
ました。(タオル以外にポロシャツも持っています。)
10月11日(日)同窓会主催の恒例のホームカミングがあります。久しぶりに
瀬戸キャンパスでの開催となるので、多くのOB・OGにとっては懐かしい場所
でしょう。この数年で、どのように変わったかを確認するには良い機会かと
思います。あいにく児島は東京での発表と重なってしまい、大変残念ですが
欠席です。偶然にも当日、アメフトの公式戦が瀬戸キャンパス第一グランド
で行われます。グラウンドは人工芝となっていますから、ご参加される方は、
確認がてら観戦するのもよいかも知れません。(応援もよろしく。)
10月25日(土)には、ウェスティン名古屋キャッスルで記念式典があります。
記念講演会は「国家の品格」の著者である藤原正彦さんで、その後、関係者
を招いたパーティで盛大にお祝いするそうです。
記念施設として、瀬戸キャンパスの体育館のリニューアルが実施されました。
また、来年の1月には、名古屋キャンパスに、記念棟の希館が完成予定です。
記念イベントなどについては、コジマガでも逐次、報告することにします。
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■最近のゼミから > 秋学期からの新たな試みの段
───────────────────
☆関連サイト:http://gihyo.jp/book/2014/978-4-7741-6613-1
秋学期前に、夏休みの宿題がどれだけできているかは重要なチェック項目
です。内容もさることながら、締切りまでにどのように取組んだかという
姿勢が重要です。すなわち、自分でどのように学習計画を立て、実行でき
たかというタイムマネジメント能力が一番確認したい点です。高校までは
8月末に焦りながら宿題をした経験があると思いますが、これは笑い話で
結構です。しかし、二十歳を過ぎていよいよ社会人となるためには、常に
準備万端で臨む姿勢が重要です。自分の将来に向けて、マネジメント能力
の訓練は欠かさないようにしてもらいたいものです。
さて、今年のゼミの進め方は多少バリエーションをつけました。4年ゼミ
は卒業研究発表会に向けて10月末にゼミ内予選を実施します。昨年の卒業
研究発表会は、発表を希望する件数が多く、10年ほど前には考えられない
状況になりました。これは学生の気質が変わったというより、ゼミの指導
教員が若返って、熱心なゼミが増えてきたことに依ります。きちんと勉強
するゼミが増えてきたのは、大学として好ましい変化です。今年は、学内
審査会(いわゆる、学内予選)では、16件しか発表できません。そのため、
申込時に書類審査も実施するそうで、不十分な内容ならばリジェクトされ
るようです。
児島ゼミでは、全員に出場チャンスを与えるためにゼミ内予選を行います。
めでたく発表会へ出場するゼミ生は、サブゼミを免除することにしました。
すなわち、不出場(遅れている)の学生は毎週、必ずサブゼミを自分達で
開催して、発表しなくてはなりません。遅滞者が出ることなく、皆で一丸
となり、ゼミを推進する体制を構築します。
また、今回からマインドマップを導入しました。多くのゼミ生に共通する
問題は、卒論テーマの絞り方が芳しくありません。自分の関心・経済・IT
という視点でまとめるよう指導していますが、やはり視野狭窄になります。
数回の発表を続けても行き詰まりを感じて、卒業研究から逃避するような
学生も少なくありません。そこで、マインドマップのように思いつくまま
関連キーワードをどんどん挙げて、アイディアをできるだけ広げる作業を
例示しました。その後、3人のチームを組み、互いに質問やアイディアを
出すようにさせました。
3年生のゼミについては大学祭実行委員会の学生も多いために、まず名証
株式投資コンテストを使った業界研究と企業研究をさせることにしました。
新たにチームを再編して、チームで業界研究・個人で関心のある企業調査
をします。もちろん、従来通りに卒論のテーマ決定や一人ひとりで調べて
発表してもらいますが、今年から就活が3ヶ月遅れることもあり、全体的
にスケジュールを見直しています。
2年ゼミでは、3年生と同じくチームを再編成し、東海4県の上場企業に
ついて調査を開始しました。名証からいただいたデータを加工し、業界の
リストを作成・配付し、自分たちの興味ある業界でチームを決定しました。
チームでの話し合いで、調査する業界とともに具体的な企業への投資額を
決めます。また、Googleを使った共同作業をさせ、産業立地を研究します。
地域産業の学習として、企業の本社と関連事業所や海外展開などもマップ
で分かりやすく整理し、身近に感じられる課題としています。
10月3日(金)には名証で「大学生のための株式投資セミナー」が開催され
ました。このイベントに2年から4年のゼミ生15名で、名古屋証券取引所を
訪問しました。最近は、ゼミでの企業見学もごぶさたなので、良い機会に
なりました。周辺には地場証券がたくさんあるので、訪問自体が社会見学
の一環です。3期生が3年生の時にゼミで名証へ訪問しましたが、かつての
場所から100mほど南へ移設しています。
珍しいことで、ゼミでテキストを指定しました。『伝わるデザインの基本
よい資料を作るためのレイアウトのルール』高橋・片山著,技術評論社。
これは今夏に出版された本ですが、ゼミでのPowerpointやWordのダメ出し
で指摘する内容が取り上げられています。就職後も役に立つ内容なので、
あえてテキストとしました。あるゼミ生によると「この本は良い例だけで
なく、ダメな例があげてあるのがよい」そうです。彼の意見には納得です。
感覚で評価するのでなく、良し悪しを目に見えるルールとした点が、この
本の目新しいところでしょう。
以上、すべて上手くいくかどうかは分かりませんが、皆で頑張るのみです。
───────────────────
■編□集□後□記□
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今日(10/6)は台風18号の影響により全日休校となりました。愛知県下に
暴風警報が発令中でしたので、規定通りの対応でした。もし、午前10時に
警報解除となったとしても、JRが運行休止でしたから学生が登校できるか
は、極めて難しい状況でした。名古屋市内ならば、ほぼ問題ありませんが、
最近は、遠方より通学する学生も多い(例えば、三重の津、岐阜の大垣、
静岡の浜松というケースは珍しくありません)だけに、昔ながらの基準で
良いのかと思う時があります。さて、次は補講をどうするかを検討です。
■コジマガ・バックナンバー
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2014年9月15日月曜日
第109号(2014.09.15)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
□─────────────────────────
■□□> コジマガ kojimag@ 第109号
□───────────────────2014.09.15─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.109
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
大学の夏休みも今週で終了です。とはいえ、学外ではインターンシップや
ボランティア・短期留学などの活動がありました。学内では、追再試験や
集中講義のほかクラブ・サークル活動などが行われており、休み期間とは
いえ、昔のような閑散としたキャンパスではありませんでした。19日(金)
から秋学期の授業が始まります。過ぎ去る夏日を惜しみつつも、全学生が
元気に大学へ戻ってくることを楽しみにしています。
───────────────────
■NGU短信 > ルーブリック導入の段
───────────────────
☆関連サイト:http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/rubric/2014datapre.pdf
今秋開講する「データ表現技法」でルーブリックを導入することにしました。
この科目は、経済学部1年生全員が受講する指定科目で、小生が科目責任者を
務めています。そして、全15回にわたってExcelでグラフ作成を扱い、技能を
確実に修得するためのパソコン実習科目です。最近はExcelができない学生が
増えており、また、経済学を学ぶ上で重要なグラフを理解できてない学生も
見られます。そこで2006年度に上記科目を新設し、学生の能力開発に努めて
います。インストラクタによる少人数教育の教育効果もあって、最近はゼミ
でもグラフが全く書けない学生がほとんどいなくなりました。何よりも卒論
作成時には、その技術が大変役立っています。
とはいえ、学生の修得レベルはまちまちです。達成段階を明示して、能力を
さらに伸ばしてやる必要があります。学生個人の到達度を可視化することや
学生が納得できる成績評価の実施のためにルーブリックを導入します。これ
は上記の関連サイトからアクセスできるので、チェックください。達成項目
とレベルが一覧表にまとめられたものです。卒業生の皆さんも自分のレベル
を確認するとよいでしょう。
聞きなれない用語のルーブリックは「評価票」とも訳されることもあります。
最近、文部科学省はルーブリックの活用を推奨していますが、授業での導入
は十分進んでいません。ご存知のようにゼミではすでに2年前より利用して
いますが、「先ず隗より始めよ」ということで、今回の挑戦となりました。
具体的な活用方法は、ゼミでのやり方を取り入れています。すなわち、紙に
自分が達成できた項目をチェックしてゆく方法です。授業中、学生に達成度
を確認させる作業を、何回かに分けて実施する予定です。
第1回目ではルーブリックを履修生に配付し、授業内容の説明と併せて成績
評価はルーブリックの通り、実施すると伝えます。そしてラインマーカーや
色ペンで、SABCの中から自分が既に達成している項目をチェックさせます。
記入したルーブリックを回収して、クラスごとに保管します。
そして、第6回目と第10回目の授業で同じ作業をさせ、どれだけ達成項目が
増えたかを確認させます。また、どの項目をどれだけ頑張れば成績がアップ
するかが一目できるので、有効な指導方法になると期待されます。最終回で
自分の到達度を確認することで、おおよその成績がわかります。成績に対し
疑問や不満を持つ学生も少なくなるかと思われます。
上手く行けば、教育効果をまとめて紹介し、他の科目へも展開できるように
したいと考えます。さて、どうなるか?乞うご期待です。
───────────────────
■最近のゼミから > 名証株式投資コンテスト 大学対抗チーム戦の段
───────────────────
☆関連サイト:https://www.nagoya-stock-exchange.com/
今年も10月1日(水)より名証株式投資コンテストが始まります。前年の結果
はコジマガ第102号と103号で紹介しましたので、ご参照ください。第5回目の
今回は12月17日(水)まで約11週間でバーチャル株式取引の成果を競います。
昨年と同様に、個人戦の他にも大学対抗チーム戦が行われます。ゼミでは2年
と3年生で複数のチームを編成して参加予定です。卒業生の皆さんは、個人戦
にエントリーできますので、是非、参加ください。
さて、第5回目の目玉イベントは、学生向けのIRセミナーです。10月3日(金)
午後5時半より名古屋証券取引所のホールにて開催されます。名証は毎年7月
に個人投資家向けの大規模なIRセミナーを行っています。今回は、株式投資
コンテストに参加する学生に向けて実施します。
多くの学生は実際の株式投資を詳しく知らないので、初歩からの説明が必要
です。そこで、日本証券業協会による講義とともに、上場企業からのIR情報
を提供してもらう機会を設けます。将来の個人投資家の育成というユニーク
な取組です。ゼミの現役生も参加させて、ここから金融の仕組みや他大学の
学生の前向きな姿勢を勉強してもらいたいと考えています。
上記のような実践的に経済システムを学ぶ機会は、それほど多くありません。
大学の授業では扱いませんので、学生が自主的に活動する株式投資サークル
ぐらいでしょう。残念ながら、中部地区ではそのような学生サークルが活発
に動いているとは聞いたことがありません。
また、日本では高校までの経済教育が、ほぼ皆無であることも挙げられます。
受験内容に偏っているだけでなく、「金儲けは悪、道徳心と反する」という
イメージがあるのでしょうか、経済教育を回避しているかのようにも思える
節があります。
自分が持っている能力(資産)をどのように活用するかが重要で、そのため
の勉強は必要です。もちろん銀行に預けておくこともよいのですが、有望な
企業や将来性のある業界、大志を抱く個人事業主に賭けてみることは決して
悪くありません。経済的な支援からそれらを育成することになります。世の
中に役立つような活動(雇用の創出など)をしている企業を資金面から応援
することは重要です。
また、この取組が地域経済の活性化に少しでも役立てばと期待しています。
最近は円安の進行やデフレからの脱却によって、企業が新卒生の採用意欲を
増やしてきています。地元の企業にとって、大学生に自社を認知してもらう
には、このコンテストは絶好のチャンスです。どんなに素晴らしい企業でも、
やはり名前を知らないと学生は採用試験を受けに行きません。
名古屋証券取引所はイベントを全国の大学へ積極的にPRしています。今年の
チラシのデザインを見ても、相当な気合が入っていることが窺えます。多く
の大学関係者にアプローチして、教育イベントとしての意義や効果を訴えて
います。大学のキャリアセンターなどから、学生や先生方に紹介されている
ので、昨年以上の大学・チームの参加が見込まれています。
昨年は何とか本学が優勝できましたが、今年はかなり激戦が予想されます。
児島ゼミでは、毎週、学生に上場企業の調査をさせて、卒業生が何名就職し
ているかといった情報から身近な企業であることを知らせてきました。また、
昨年第3位であった中京大学チームは、ゼミで学生らが実際の企業を訪問し、
アクティブラーニングとして利用していました。このように、実際の企業
研究にも役立つので、学生の主体的な学びの材料になります。
ゼミ生たちには、イベントを通じて多くを学んで欲しいと期待しています。
───────────────────
■編□集□後□記□
───────────────────
現在、コジマガはメーリングリストで送信しています。加えて、同じ記事を
ブログにアップし、Facebookのグループで連絡しています。かつては、ゼミ
卒業生による運営サイトのXOOPSにもアップしていましたが、このサイトが
リニューアルされてからは、XOOPSはお休みです。
アメリカ留学中は時間的な余裕があったので、コジマガのバックナンバーを
ブログへ転載する作業をしました。Bloggerではアクセスに関する統計情報
がチェックできます。今回の号で、おそらく累計3000アクセスを超えます。
特に、マーケティングに利用しているわけでもないので、目先の数値に拘る
つもりはありませんが、やはり数値の区切りがあるとそれまでの足跡を振り
返るよい機会になります。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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■□□> コジマガ kojimag@ 第109号
□───────────────────2014.09.15─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.109
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
大学の夏休みも今週で終了です。とはいえ、学外ではインターンシップや
ボランティア・短期留学などの活動がありました。学内では、追再試験や
集中講義のほかクラブ・サークル活動などが行われており、休み期間とは
いえ、昔のような閑散としたキャンパスではありませんでした。19日(金)
から秋学期の授業が始まります。過ぎ去る夏日を惜しみつつも、全学生が
元気に大学へ戻ってくることを楽しみにしています。
───────────────────
■NGU短信 > ルーブリック導入の段
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☆関連サイト:http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/rubric/2014datapre.pdf
今秋開講する「データ表現技法」でルーブリックを導入することにしました。
この科目は、経済学部1年生全員が受講する指定科目で、小生が科目責任者を
務めています。そして、全15回にわたってExcelでグラフ作成を扱い、技能を
確実に修得するためのパソコン実習科目です。最近はExcelができない学生が
増えており、また、経済学を学ぶ上で重要なグラフを理解できてない学生も
見られます。そこで2006年度に上記科目を新設し、学生の能力開発に努めて
います。インストラクタによる少人数教育の教育効果もあって、最近はゼミ
でもグラフが全く書けない学生がほとんどいなくなりました。何よりも卒論
作成時には、その技術が大変役立っています。
とはいえ、学生の修得レベルはまちまちです。達成段階を明示して、能力を
さらに伸ばしてやる必要があります。学生個人の到達度を可視化することや
学生が納得できる成績評価の実施のためにルーブリックを導入します。これ
は上記の関連サイトからアクセスできるので、チェックください。達成項目
とレベルが一覧表にまとめられたものです。卒業生の皆さんも自分のレベル
を確認するとよいでしょう。
聞きなれない用語のルーブリックは「評価票」とも訳されることもあります。
最近、文部科学省はルーブリックの活用を推奨していますが、授業での導入
は十分進んでいません。ご存知のようにゼミではすでに2年前より利用して
いますが、「先ず隗より始めよ」ということで、今回の挑戦となりました。
具体的な活用方法は、ゼミでのやり方を取り入れています。すなわち、紙に
自分が達成できた項目をチェックしてゆく方法です。授業中、学生に達成度
を確認させる作業を、何回かに分けて実施する予定です。
第1回目ではルーブリックを履修生に配付し、授業内容の説明と併せて成績
評価はルーブリックの通り、実施すると伝えます。そしてラインマーカーや
色ペンで、SABCの中から自分が既に達成している項目をチェックさせます。
記入したルーブリックを回収して、クラスごとに保管します。
そして、第6回目と第10回目の授業で同じ作業をさせ、どれだけ達成項目が
増えたかを確認させます。また、どの項目をどれだけ頑張れば成績がアップ
するかが一目できるので、有効な指導方法になると期待されます。最終回で
自分の到達度を確認することで、おおよその成績がわかります。成績に対し
疑問や不満を持つ学生も少なくなるかと思われます。
上手く行けば、教育効果をまとめて紹介し、他の科目へも展開できるように
したいと考えます。さて、どうなるか?乞うご期待です。
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■最近のゼミから > 名証株式投資コンテスト 大学対抗チーム戦の段
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☆関連サイト:https://www.nagoya-stock-exchange.com/
今年も10月1日(水)より名証株式投資コンテストが始まります。前年の結果
はコジマガ第102号と103号で紹介しましたので、ご参照ください。第5回目の
今回は12月17日(水)まで約11週間でバーチャル株式取引の成果を競います。
昨年と同様に、個人戦の他にも大学対抗チーム戦が行われます。ゼミでは2年
と3年生で複数のチームを編成して参加予定です。卒業生の皆さんは、個人戦
にエントリーできますので、是非、参加ください。
さて、第5回目の目玉イベントは、学生向けのIRセミナーです。10月3日(金)
午後5時半より名古屋証券取引所のホールにて開催されます。名証は毎年7月
に個人投資家向けの大規模なIRセミナーを行っています。今回は、株式投資
コンテストに参加する学生に向けて実施します。
多くの学生は実際の株式投資を詳しく知らないので、初歩からの説明が必要
です。そこで、日本証券業協会による講義とともに、上場企業からのIR情報
を提供してもらう機会を設けます。将来の個人投資家の育成というユニーク
な取組です。ゼミの現役生も参加させて、ここから金融の仕組みや他大学の
学生の前向きな姿勢を勉強してもらいたいと考えています。
上記のような実践的に経済システムを学ぶ機会は、それほど多くありません。
大学の授業では扱いませんので、学生が自主的に活動する株式投資サークル
ぐらいでしょう。残念ながら、中部地区ではそのような学生サークルが活発
に動いているとは聞いたことがありません。
また、日本では高校までの経済教育が、ほぼ皆無であることも挙げられます。
受験内容に偏っているだけでなく、「金儲けは悪、道徳心と反する」という
イメージがあるのでしょうか、経済教育を回避しているかのようにも思える
節があります。
自分が持っている能力(資産)をどのように活用するかが重要で、そのため
の勉強は必要です。もちろん銀行に預けておくこともよいのですが、有望な
企業や将来性のある業界、大志を抱く個人事業主に賭けてみることは決して
悪くありません。経済的な支援からそれらを育成することになります。世の
中に役立つような活動(雇用の創出など)をしている企業を資金面から応援
することは重要です。
また、この取組が地域経済の活性化に少しでも役立てばと期待しています。
最近は円安の進行やデフレからの脱却によって、企業が新卒生の採用意欲を
増やしてきています。地元の企業にとって、大学生に自社を認知してもらう
には、このコンテストは絶好のチャンスです。どんなに素晴らしい企業でも、
やはり名前を知らないと学生は採用試験を受けに行きません。
名古屋証券取引所はイベントを全国の大学へ積極的にPRしています。今年の
チラシのデザインを見ても、相当な気合が入っていることが窺えます。多く
の大学関係者にアプローチして、教育イベントとしての意義や効果を訴えて
います。大学のキャリアセンターなどから、学生や先生方に紹介されている
ので、昨年以上の大学・チームの参加が見込まれています。
昨年は何とか本学が優勝できましたが、今年はかなり激戦が予想されます。
児島ゼミでは、毎週、学生に上場企業の調査をさせて、卒業生が何名就職し
ているかといった情報から身近な企業であることを知らせてきました。また、
昨年第3位であった中京大学チームは、ゼミで学生らが実際の企業を訪問し、
アクティブラーニングとして利用していました。このように、実際の企業
研究にも役立つので、学生の主体的な学びの材料になります。
ゼミ生たちには、イベントを通じて多くを学んで欲しいと期待しています。
───────────────────
■編□集□後□記□
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現在、コジマガはメーリングリストで送信しています。加えて、同じ記事を
ブログにアップし、Facebookのグループで連絡しています。かつては、ゼミ
卒業生による運営サイトのXOOPSにもアップしていましたが、このサイトが
リニューアルされてからは、XOOPSはお休みです。
アメリカ留学中は時間的な余裕があったので、コジマガのバックナンバーを
ブログへ転載する作業をしました。Bloggerではアクセスに関する統計情報
がチェックできます。今回の号で、おそらく累計3000アクセスを超えます。
特に、マーケティングに利用しているわけでもないので、目先の数値に拘る
つもりはありませんが、やはり数値の区切りがあるとそれまでの足跡を振り
返るよい機会になります。
■コジマガ・バックナンバー
☆ブログ: http://kojimag.blogspot.com/
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2014年8月14日木曜日
第108号(2014.08.14)
□ Nagoya Gakuin University, Faculty of Economics
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■□□> コジマガ kojimag@ 第108号
□───────────────────2014.08.14─
□ Kojima seminar Mail Magazine, Vol.108
*等幅フォント(MSゴチックなど)でご覧ください。
大学が開学したのは昭和39年(1964)で今年で50周年です。今年は平成26年で
すから、大学が昭和を駆け抜けた時代よりも、平成の方が長くなっていること
になります。児島ゼミの卒業生は皆、平成での卒業です。学部や定員数が増加
しているので、名古屋学院大学の4万人の卒業生のうち、もはや平成の卒業生
の方が多いという事実に気が付きました。
戦後69年目ですが、終戦から昭和39年で20年弱です。日本のバブル経済が崩壊
して、20年近くが経過しています。現在の学生にとって、昭和は明治や大正と
同じような扱いなのでしょう。「昭和」が遠く感じる2014年の夏です。
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■NGU短信 > 15週間の通常授業と定期試験の段
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☆関連サイト:
他大学に遅れて、今年度からようやく名古屋学院大学は授業期間が15週になり
ました。従来の運用では、15週目は授業もしくは試験という曖昧な扱いでした
が、これからは定期試験は16週目以降で行われます。もちろん、授業期間内に
平常試験として実施するケースはありますが、制度の上では定期試験ではあり
ません。
監督官庁の方針通りに実施(改革)すると、思わぬところでいろいろな苦労が
生まれます。まず、名古屋キャンパスでは大きな教室がありませんので、左右
両空きの座席指定での試験を実施すれば、立ちどころに教室不足となります。
そこで、特設時間帯を用意したり、授業時間と試験時間を大胆に変更したりと
いう対応が必要です。それでも16週目の平日5日だけでは不足するので、3日を
定期試験期間に加えました。ですから春学期の終了は8月7日になりました。
慣れた方式でなく、平常の授業通りでもないので、多くの混乱が予想されます。
そこで、学生にはCCSでの連絡に加えて、学内掲示やゼミを中心として案内文の
配付、昼休みにはアナウンスをするなど、周知徹底しました。初の試みでした
が、想定以上の混乱や台風による影響もなかったので、予定通り無事にに完遂
できました。(ミッションのひとつがコンプリートです。)
15年以上前を思い返すと13週目には授業が終わっていました。その直後、補講
期間があり、2週間の試験期間が設定されていました。また、瀬戸キャンパス
では大教室が試験会場なので、座席を指定しても余裕がありました。なので、
7月中にはすべて終了し、8月は静かなキャンパスでした。夏は一日中、研究を
していた日々が懐かしく思い出されます。
自分が大学生だった30年前は、さらに緩やかであったように思います。当時、
文科系の多くの大学生は遊んでばかり(レジャーランドと言われていました)
でしたが、大学進学率は2割ほどでしたから、それでもどこかに大学生は自分
で勉強するものだという雰囲気は多少残っていたように思います。
今や大学進学率は50%となり、大学は学生をしっかり教育し、有用な社会人を
輩出するように指導されています。税金を投入しているだけに、社会の要請に
応えるだけの成果が求められています。まずは形からとばかりに、単位制度の
実質化という学修時間の確保から始まっているのでしょう。次に、教育成果は
どれだけあるのかというエビデンスが求められるようになるはずです。こうし
た大学教育への厳しい要求が、今後も続くものと予想されます。
おそらく卒業生の皆さんが再び大学を考える(子供の世代が大学へ入学する)
頃には、自分たちが通っていた大学とは大きく違っているはずです。そして、
昭和生まれの世代だからわからないと揶揄されてしまうかも知れません。
────────────────≪ poet ≫─
■ 詩の紹介
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☆関連サイト:http://kojimag.blogspot.jp/2007/01/2620070106.html
これまでコジマガでは本について30回、絵画と詩はそれぞれ1回紹介しました。
第26号では高村光太郎の詩でしたが、今回はよく知られた孔子の『論語』の
為政第二にある一節を取り上げます。
子曰、吾十有五而志乎学、
三十而立、
四十而不惑、
五十而知天命、
六十而耳順、
七十而従心所欲不踰矩。
中学時代に漢文の授業で習った頃は、そんな先のことなどわかるまいと思って
いました。しかし、今夏に50歳を迎え、改めてこの詩篇を見なおしてみました。
口語訳の後に、自分の人生はどうであったかを比べてみます。
十五歳で学問を志した→ 勉強に興味のない、いい加減な高校生だった…
三十歳で独り立ちした→ 良き師の指導を得て、大学講師として採用された
四十歳で迷うことがなくなった→ 学問的には迷路を彷徨っていた…
五十歳で天命を理解した→ ようやく学位を頂き、学問的に一区切り…
六十歳で人の意見を素直に聞けるようになった
七十歳で自分の思うままに行動をしても人の道を踏み外すことがなくなった
こうして振り返ると、やはり人生の節目や転機はあるように思います。それが
いつであるかは予想できませんので、今を精一杯に努力し、与えられた機会に
感謝することが重要でしょう。この詩篇から今後20年の課題をもらったという
感じです。2034年は70歳となり、大学の定年を迎えます。その時の振り返りは
どのようであるかは神のみぞ知るところです。
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■最近のゼミから > 卒業生サイトが更新の段
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☆関連サイト:http://www.kojima-seminar.net/
7月24日にゼミのサイトがリニューアルされました。尽力してくれた卒業生には
本当に頭が下がります。忙しい仕事の合間、僅かなプライベートの時間を割き
ながらの作業はどれだけ大変かと推察します。また、掲載コンテンツ作成にも
甚大な労力が必要となります。情報発信ならびに話題提供に協力して下さった
卒業生の皆さんには、あらためてお礼申し上げます。
さて、今回はWordpressを利用したサイトです。一見では、とても素人が作成し
運営しているサイトとは思えません。(それだけに時間のある現役生には興味
を持って、トライしてもらいたいと願うばかりですが・・・)現在の情報技術
が上手く取り入れられており、SNSとの連携ができています。多様なツールから
の発信がサイトに上手くまとめられており、素晴らしい出来栄えです。今後は
いかに有益なコンテンツを持続的に発信するかが重要です。その意味で、皆が
発信価値のあるsomethingを創るような活動に与するよう期待します。
さて、今週末は楽しみな「夏の飲み会」です。久しぶりに会える卒業生はどの
ような話を聞かせてくれるのでしょう。失敗談でも成功話で構いません。是非、
教えてください。また、参加予定の人は、Facebookで出席を表明してもらえる
と助かります。普段、卒業生はすべて覚えています(ゼミ行事や卒論指導など
で一人ひとりの記憶は十分です)が、最近、酔っ払うと名前が出てこなくなる
ことがあります。失礼のないように、しっかり予習して臨みます。
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■編□集□後□記□
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☆関連サイト:http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20140810/1139543/?bpnet
50代初となる仕事は札幌での学会発表でした。定期試験の仕事のために最終便
での出発になり、千歳空港のホテルで宿泊です。翌日の発表は朝一(A-1)で、
かつ座長は仲良くさせて頂いている札幌の先生でしたので、誕生日プレゼント
かと思うようなセッテングでした。そして、発表後には日経BPの副編集長から
声をかけてもらい、発表内容がオンライン記事として掲載されました。
昼は懇意にして頂いている北海道の先生とラーメンの名店へ、夜も地元住民が
愛好するジンギスカンへ連れて行ってもらいました。観光用のジンギスカンと
は違って本当に美味しかったので、年甲斐もなくつい食べ過ぎてしまいました。
台風11号に見舞われましたが、スケジュールはとても順調で多くの成果が得ら
れました。このように50代の始まりは最高のスタートとなりました。これも、
素晴らしい人たちの邂逅に感謝です。迷路を彷徨っていた10年前には、とても
想像できなかったことばかりです。
■コジマガ・バックナンバー
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