2025年7月7日月曜日

ゼミ創立30周年記念号 #06 Classes

コジマガ(kojimag@)は児島ゼミナールOB/OG向けメールマガジンです。

令和7年7月7日、ラッキー7の七夕です。この日に合わせて、投稿します。
ゼミ創立を記念したパーティは10年ぶりです。久しぶりにお会いしましょう。
長年お会いしていないといろいろな質問が来ますので、コジマガに記載して
おきます。ご笑覧ください。

今回は、2025年現在、児島が担当している授業を以下に示します。

「経済データ分析」(2年生以上) 春・秋
Excelを使って、記述統計から回帰分析までを説明しています。
30年前の授業では「経済分析のための情報処理」がこれに相当します。
(この内容は、タイトルや内容を代えつつもずっと続いている科目になります。)
できるだけ落ちこぼれを作らないよう、中間テストで理解度を確認しています。
15回分の教材をきちんと整え、CCSには毎回、自学自習を用意しています。
コロナ後は、かつての教材を改編し、動画教材とPDFテキストを用意しました。
事前に予習課題を提示し、課題を提出後、授業に臨む反転授業へと進化させました。
最近は、ナレーションソフトで解説ビデオも作成し、口頭での説明部分もかなり
効率化しています。(履修生は120名ほどです。)

「アカデミック・スキルズ」(3年生以上)
現在、レポート・論文作成に関わる授業は、1年次の教養・専門科目で5科目ほど
(内、3科目はPC実習)があるにも関わらず、3年次の秋学期には忘れています。
そこで、研究報告書(3年)や卒業論文(4年)の作成に必要なスキルを補うため、
2017年度からこの科目をスタートさせました。PCインストラクターのもとで、
論文に必要なOfficeソフトでの基本機能を実習で学習します。具体的には、Word
での目次(見出し設定)、図表番号や高度な検索はじめ多岐に渡ります。
また、周辺知識の補完のために、『伝わるデザイン』をテキスト指定しています。
後半は、児島が担当し、PCによる日本語のダメ出しを実践します。対象は、
自分の「研究報告書」(3年)や「卒業論文」(4年)を元に、他人からダメ出しを
してもらいます。(履修生は30名以内です。)

「企業連携講座2」(2年生以上)
10年ほど前から名証株式投資コンテストを学部生へ案内しています。
このコンテストを利用し、地元の上場企業名を覚えてもらいたいからです。
また、2・3年ゼミでは秋学期に積極的に扱っていますが、金融リテラシーを
実践的に扱う授業がありませんでした。そこで、名古屋証券取引所さまに
寄附講座をお願いし、この講座がスタートしました。15回のうち約10回分の
講義をご担当いただいています名証にとって、大学との初となる寄附講座が
本学部のこの講義です。新NISAも始まり、実践的な投資教育を担っています。
地元の企業に親しみながら、就活の企業研究に繋げます。
(履修生は100名ほどです。)

「経済キャリア講座」(3年生、指定科目)
今年度からスタートした新科目です。文部科学省からの要請である学習成果の
可視化を実現するために用意した科目です。ここで、2年次までの学習を学部の
DPスコアやPROGテストで明らかにします。卒業までに身に付けておくべき
能力要素をどのように養成するかを確認します。
また、就活の早期化で、必要なガイダンスやSPIなどの支援をします。
キャリアセンターなどの多方面からの支援を受けながら実施しています。
(履修生は3年生全員260名で、2クラス開講していいます。)

その他(2科目)
その他、小教室での指導をインストラクターの先生方に依頼している
「デジタルプレゼンテーション」「データ表現技法」のPC実習科目があります。
かつての授業では「コンピュータ・コミュニケーション」に近い科目です。
コロナ後、完全な反転授業として運営しているので、講義の内容もかつてより
多く扱えるようになりました。例えば、Powerpointでは、スライドマスターの
基礎から動画作成までを学習しています。「データ表現技法」はグラフ作成に
中心をおき、実践的なPIVOTテーブルなどにも触れるように進化しています。

ゼミ(3学年)
授業以外に、ゼミは以下の3学年を担当しています。
いずれも学部での定員数と同じだけのゼミ生数です。
2年「専門基礎演習」:14名
3年「専門演習」:16名
4年「卒業研究」:18名

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