2025年7月27日日曜日

ゼミ創立30周年記念号 #11 Dean

コジマガ(kojimag@)は児島ゼミナールOB/OG向けメールマガジンです。


学部長に就任して4年目となりました。
経済学部長の任期は2年・2期までなので、一教員で最長4年間となります。
2022年度からの2年間(1期)、2024年度からの2年間(2期)が継続中です。
なんとか最後まで走り抜け、完走したいと思っています。

最初の2年間は、まだコロナが残る時期でしたので、学部の歓送迎会もでき
ないままでした。ようやくコロナ前のような行事でできるようになりました
が、かつてと同じではありません。

学部長の仕事は、入学式から卒業式という式典の他、各種会議が盛り沢山です。
大学から要請されるこれらをつつがなくこなせば、任期中に新しいことは何も
しなくても構いません。しかし、急激な少子化が進む厳しい競争時代にあって
無為無策は、後進の教職員にとって顔向けができません。そこで、
以下のような取り組みを進めてきました。

・新カリキュラム設置でのスクラップ&ビルト
 企業連携を強化:寄附講座(名古屋証券取引所、マネックス証券)の設置
 教育課程方針を精査し、教職課程の返上(現代社会学部で同一免許あり)
 学位授与方針に沿った転学部のルール設定
・学部運営でのDX推進
 データに基づく意思決定や学生の成長度を把握:教学IR
 教授会のパーパレス化
 SharePointによる学部サイト構築(NGUCROSS)
・中期アクションプランの作成と推進:ステークホルダーから評価されるため
 学部の特色ある教育プログラムの推進
 KPIの達成に向けたPDCA

いろいろと進めたおかげで、少しばかり成果も見え始めました。
大学は1年で一回りです(自分はこれを一毛作と呼んでいます。)
企業と違い、最終的な成果が出るには時間がかかるので、継続が重要です。
組織に落とし込んで、自律的に回るような仕組み作りが求められます。

0 件のコメント:

コメントを投稿