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■無形の資産② ゴルフ
アメリカへ留学する前から、ゴルフを真面目に練習するようになりました。
というのも、知り合いがまったくいない米国で友人を作るには、ひとつでも
趣味があればコミュニケーションのきっかけになると思ったからです。実際、
ゴルフのお陰で知り合いが増え、週末を一人寂しく過ごすということもなく、
いろいろな場所へ外出する機会ができました。
日本に比べ格安のラウンドフィーや練習環境も充実しており、初めて100切り
を達成できました。帰国後、せっかくレベルアップしたので、週1のレッスン
と月1ラウンドで研鑽を重ねました。しかし、仕事も忙しかったので、さほど
ゴルフは上達しません。
とはいえ、学生時代の友人から誘われてコンペに参加するようになり、旧交を
温める機会が増えています。(研究は除く)大学の仕事につながるケースもあり、
ビジネスパーソンが仕事の一環としてゴルフをするという意味を実感しました。
これまで10名ほどのゼミ卒業生とゴルフをしました。ラウンドは一日中一緒に
いるので、いろいろな話もできとても貴重な機会です。卒業生は皆、ゴルファー
としてきちんとしており、うれしく思います。(他人に迷惑をかけない、プレー
ファーストができています。)最近の恒例行事では、卒業生と夏のゴルフ合宿を
御岳で実施しています。また、卒業生がメンバーの山岡カントリークラブでも
幾度かラウンドさせてもらいました。
健康で、友人や教え子たちと一緒にゴルフができるのは、幸せだと思います。
ラウンドは一見当たり前のようですが、人生100年時代では「無形の資産」を
持っているという証左です。そこで、ランニングに続き「無形の資産」として
ゴルフを簡単に紹介します。
ゴルフの良さについては、いろいろな本などでも語られています。特に、作家の
城山三郎さんの本を読むとよいかもしれません。これまで城山三郎さんの本は、
コジマガでも紹介してきました。小説の中でもゴルフ話が登場するのは、彼が
無類のゴルファーだからです。
まず、ゴルフはマネジメント力が試されるスポーツです。最近のゼミでは、常に
マネジメントをしっかりできるようゼミ生に求めています。何事も先を見通す、
戦略性が必要です。ゴルフはまぐれでナイスショットがでても、ラッキーは長く
続きません。全18ホールでスコアをまとめるには、今の状況を的確に判断して、
実行し修正していくかは、かなり頭を使います。
また、自分が試されるという点で鍛えられます。上手くいかない時でも、冷静に
プレーしなくてはなりません。審判はいないので、きちんとプレーをするという
精神も求められます。柳生宗矩の言葉「平常心をもって一切の事をなす人これを
名人というなり」は、今の自分が目指すべき境地です。
「無形の資産」としてのゴルフとマラソンには、共通点があります。プレーは、
ハーフ2時間15分で、4時間半で終わるというのは、市民ランナーのマラソンの
レース区分やタイムに似ています。また、どちらも成果を出すには時間がかかり、
最終結果にまぐれはありません。そして、周りへの感謝と自分との闘いです。
しっかり健康管理をしていれば、80歳を過ぎてもプレーできるだけに、あと20年
は続けられます。アンチエイジングも兼ねて、日々研鑽しています。マラソンや
ゴルフ、機会があればご一緒しましょう。
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